1999.4
アジアの医療・社会福祉

萩原康生「アジアの医療・社会福祉と日本」
 アジア諸国においても、タイなどのように産業化に伴う農村から都市への人口移動によって高齢者が農村に取り残され、そのケアが課題となっている国もなくはないが、人口の高齢化率のそれほど高くないアジア諸国においては、医療・社会福祉の領域で関心の高いのは子供と女性の問題である。
 5歳未満の死亡率は、1960年から1970年までの間に大きく減少している。しかし、改善されたとはいえ、カンボジア、インド、ラオス、ミャンマー、ネパールでは5歳未満の死亡率が1000人に対して100人を越えており、これらの国では低体重児出生率が高く、インド、ミャンマー、ラオスが特に顕著である。
 これらは、医療や保健の未整備が顕著である。この10年で多くの国で改善が見られるが、保健衛生部分では改善の余地が残されている。なかでも大きな問題は、都市と農村の格差である。
 農村開発については、


あとは、
フィリピン、インド、シンガポール、タイ、中国・香港、韓国の医療・社会福祉の紹介
全国社会福祉境界のアジア社会福祉従事者研修の紹介〜海外の研修生のレポートとなっている。

あまり国際福祉には興味がないのでこの辺で終えます。

2007.3.30

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