新婚さんいらっしゃい:予選

「新婚さんいらっしゃい」ですが、経緯を簡単に書くと・・・。

 るな先生が、5月頃朝日放送に応募はがきを出した。
 数週間後だと思うけど応募用紙が送られてきたので、それに書き応募。勿論、私は関知せず。
 その後、夏に北欧に行った時フジテレビのアナウンサーの小島奈津○さんに、「あなたたちなら出られますよ」と言われる(travelの北欧旅行参照)。が、東京の義母は「あんたたちそんな番組に出たら勘当だからね」と釘をさされる。

 12月初め頃、書類選考が通ったので、1次面接を12月5日(土)か12日(土)に来てくださいという書面が来る。5日は社内旅行でシンガポールなので12日になった。

12月12日(土)
 はっきりいって、私はテレビには出たくない。るな先生曰く、「今日の愛渇は嫌々病にかかっている」となじられる。本当にでたくないんだよ>俺は。
 と、仕方なく大阪環状線福島駅から徒歩約10分朝日放送へ。到着時間が少し早かったので時間を潰すために、朝日放送前にある、プラザホテルの地下に行ったりして時間調整する。時間になったので、裏口に廻ると、ディレクター(後に辻さんと判った)が迎えにきてくれている。我々以外にも数組いると思っていたら、なんと、12組という集団での面接であった。
 確か、3階にある会議室のようなところでの面接であった。会議室は禁煙。
 面接官は、スタッフは放送作家の尾上さんとディレクターの辻さんの二人。最初に簡単に説明がある。
 「二人が知合ったきっかけというのは、その二人にとっては非常にドラマチックで壮大な映画のように本人達は、思っているけど他人が聴いても面白い話でもないし、視聴者がひいてしまう話に過ぎないので、聞きません」とのこと。
 12組を見渡すと一部の人を除いて結構私よりも若い。なんで41歳にもなって新婚さんじゃあと私は心の中で毒づく(^^;;)。まあそれでも最初のカップルの旦那は45歳以上で嫁さんは25歳位というカップルだった。この二人は知合った切っ掛けの話をしてくれと言われた。
 1組15分程度とのことだったけど、最初の組は約20分とやや長い。個人的な感想だけど、話自体は特に面白いものではなかった。
 後印象に残っているカップルといえば、旦那がインド人というカップル。九州から出てきた奥さんカップル。親にマンションを買ってもらっているNTT関連会社の結構若いカップル。最初から出た出でたいという感じむんむんの旦那のカップル。子供一人いるけど旦那は家で夕食を食べていないというカップル。テレクラで知合ったカップル(で妻がバスガイド)。後離婚寸前だけど1次面接だということでやってきた靴下の臭いの好きな旦那のいるカップル等。

 兎に角、下品ネタはだめ。病気ネタもだめ。説明してはだめ。ということで、日曜昼間のお笑い番組であるという事が重要なのであり、面白いネタや独身者に結婚もいいなあと思わせるネタが良いとのことであるんだけど、これが難しい。
 例えば「うちの人はやさしいんです」といっても、それが具体的にまつ家でしゃべっている調子でしゃべれないと駄目って具合でかなり難しい。そんなの私には無理だよ(^^;)。と私たちの順番はラス前のブービー位置だったので、押していた。

 聞かれた事は

  1. どうして養子になったのですか?
  2. 私の実家(三重県上野市)に行ったことはあるか?その印象はどうでしたか?
  3. 私の弟37歳が独身なのは何故ですか?
  4. 奥さんは東京から大阪に来てどうですか?
  5. あまりにもるな先生(緊張しすぎていた?)が真面目なので、「この真面目な奥さんを笑わせるのは大変でしょう」と言われ、「どういうように笑わせますか?」と聞かれた。
  6. 私に「この番組に出たいということで応募したの?」と聞かれた。
  7. 子供はいないの?
回答編へ

 と、まあこのようなことを聞かれたのですが、さて私たちはなんと答えたでしょう? 解答は次のアーティクルに載せますが、頭の体操で考えてね!(^^;;)
 因みに、るな先生はもう本当にがちがち。反面私は出るつもりがないので、超リラックス状態での受け答え(^^;;)。
 兎に角、るな先生は私の態度が不真面目に写ったようで、実は私自体は「ああーー合格しちゃったよ」という感触があったのですけど、るな先生は「ああ・・もう私たちも終わりね」という状況だった。因みに甘えてきて手を握って欲しかった事を拒絶したのを一番怒っていたのだが(^^;;)。
 東京の義母には「駄目だった・・・愛渇が非協力だった」との報告(^^;;)。で、母は大喜び。と二次合格=テレビ出演決定は報告していません(^^;;)。
 そうそう、一次の後にスタッフの人と記念撮影をしました。最初の年の差カップルの人も写真を撮っていたり、我々を撮ってもらったりしました。ありがとう!

12月26日(土)
 二次の合格はがきは、Nozzyさんと進化さんの4人で内の家でSpinal Tapビデオ鑑賞オフの時にやってきて大騒ぎになってしまった(^^;;)。26日であった。そのはがきの後直ぐにテレビ局から電話があり、29日の17時から2次面接だとのこと。二次面接に望んでは面白い話を一杯考えてきてとのことであった。
 二次は個人面談というか我々だけ。しかし、なんで合格したのか?と聞くと 旦那さんの顔がユニークだったから。こういった顔の人は面白い事をいうらしい(^^;)。後内緒だけど旦那の顔が三枝さんの息子さんにそっくりだということ。因みにうちの父は三枝顔ではないです(^^;)。それと、「出た出でたい」というそぶりが私になかったのが良かったとのこと(^^;;;;)。後12日の一次での合格は2−3組だとのことであった。
 そうそう、二次面接では流石に待遇がちょっとだけ良くなっていてコーヒーが出ましたし、灰皿も出ました(^^)。会場は50人くらいはいれそうなでかい会議室に面接者は一次と同じ二人。 最初に「これからは「はい。いいえ。うんそうそう」という言葉は禁止です」と言われて、るな先生たらいきなり「はい」、と返事するし・・・低俗な漫才か(^^;)。
 養子の話から上野の印象の話、東京から一人娘が来る事で親には反対されなかったのかとか、弁当の話等・・・・。
 面接も最後になり、そろそろネタも尽きたなあと思った時、いきなり「おめでとうございます。合格です」と言われてしまいちょっとびっくりしました。と、いうのは、一次面接の後に渡されたはがきには、 「一次合格、二次合格、最終選考合格、残念でした」
 というようになっており、二次の後最終選考をしてから決められると思っており、まさかその場で合格が言い渡されるとは?思っても見なかったのでした。
 因みに最大の合格の要因はるな先生の標準語でもない大阪弁でもない鹿児島か福島か?判らないような変なしゃべりかたであったということであった(^^;;)。


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