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ライブの熱のさめぬまに

〜バックナンバー〜

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2000-01 00.2.1 Tome CONCERT TOUR 2000
八王子、久喜、保谷と今年も関東からツアーが始まりました。
ここでは久喜総合文化会館での模様を報告します。
宮殿のようなひろーいエントランスをもつ会館。
一昨日の冷え込んだ八王子とはうってかわった小春日和。
とってもワクワクした気分でコンサートは始まりました。

 1 長い夜を越え
 2 俺らはハイ・ハイ・ハイ (歌唱指導はありません)
 3 妹
             4 夕暮れまで
 5 夢一夜
  (ここから椅子に腰掛けて、ひとりで)
 6 手紙
 7 粉雪
  (徳武さん、河合さん、ピアノさん登場)
 8 おかえりなさい
  (三浦さん、キンタさん登場。三浦さんは洗濯板のような楽器を胸につけて)
 9 うちのお父さん
10 星降る夜
11 神田川
12 たぬき囃子
13 夢の彼方へ
14 窓をあけてごらん
15 春風
   (アンコール)
16 愛する人へ
17 満天の星

 「春風」はイントロでこうせつさんが口笛や手をつかって「ホーホケキョ」「ホゥー、ホゥー」と鳥の声。
  そして最後 ♪君を愛してぇ〜 ずっと愛してぇ〜 君を愛してぇ〜♪ このリフレインが
  春風そのままに、暖かく胸に残っています。 

 
2000-02 00.2.5 mikko my city 保谷へようこそ
こうせつ my city 保谷へようこそ。
  保谷は23区に隣接しているとはいえ、何にもない静かな市。ここって東京?って感じ。
そんなmy city 保谷にこうせつが来るなんて。すっごくうれしい。
保谷市民は、田舎の人々とあんまり変わらない、愛すべきシャイな人ばっかりなのよ。
vv 多分会場のほとんどは、こうせつのコンサートははじめての人だと思う。

保谷のこもれびホールのいっぱいのお客さんを見て感じました。
最近、確実に、何か、新しい手ごたえがある!
フォークソング世代は、最近仕事も子育てもなくなってヒマになった(失礼、余裕がでてきた)こともあるのかな。
そして、かぐや姫ナンバーでなくっても、ソロナンバーでも、充分に「コンサートはじめて組」を感動させられるってこと。
客席とこうせつに一体感みたいなものがあって、この一体感は、熱烈ファンとアーティストの間の一体感じゃない。
サマピや渋谷の盛り上がりとはちょっと違う。
こうせつのコンサートにはじめてきたお客さん、熱烈ファンじゃないけど、その世代間で通じ合っているというか。
そんな一体感。
ニューミュジック世代の私はちょっと寂しい。でも、ソロナンバーをたくさん聞けるのはうれしい。

保谷では、「粉雪」は聞けなかったけど、「ゆらめく景色」が聞けました。やっぱり「春風」は、涙・涙でした。

是非、この路線のまま、日比谷グリーンパラダイスへ。お願い。
そして、my city 保谷へまた来てね。こうせつ。

 
2000-03 00.2.5 SHIGE 八王子市民会館と京都会館
昨年12月の大阪厚生年金会館、2000年になって初めてのコンサート(八王子市民会館)に行ってきましたが、 日本クラウン時代の曲が多くなったように感じたのは私だけでしょうか?
私は個人的には、アルバム『My Heart』(唯一CD化されていません)からアルバム『シーサイドストーリー』の頃の曲が好きです。
この頃の曲はあまりコンサートでは歌われていないのが残念です。
最後に2月3日に収録が行われたフォーク大集合(京都会館)でも八王子市民会館でも最後に歌った『春風』は、歌詞が一部アレンジされていたのがとても印象的でした。
収録は2時間30分と大変長丁場となり、少々疲れ気味だったんですが帰り際、通りで「南こうせつって面白い人やなぁー」と会話をしている人が3組ほどいて少し嬉しく思いました。
心の中で『Best Dreamin』をよろしくといいながら・・・

 
2000-04 00.3.23 みなあい 大分市・グランシアタ
3月22日、大分市・グランシアタでのコンサートに行ってきました。

「好いちょるよ」では湯布院の牛喰い絶叫大会にちなんでKENさんがひとり指名されて「ばかたん!」と叫んだり、 地元だけあってこうせつさんも大分弁を多くつかってそれなりに盛り上がったコンサートでした。
ただ、いまひとつ、いつもの調子が出ないかな、という感じもありました。
客席にお母さんが来てたから緊張してたのかな?
選曲については一番期待していた「春風」が「お前が大きくなった時」に替わっていて残念!!
アコースティックコーナーも御当地ソング(?)の「由布院」じゃなかったし・・・。

1 長い夜を越え
2 俺らはハイハイハイ
3 妹
4 夕暮れまで
5 夢一夜
6 好いちょるよ
7 息子
8 加茂の流れに

(スペシャルゲスト・伊藤京子さんのピアノ演奏)

9 心の虹(伊藤京子さんのピアノ伴奏で)
10 うちのお父さん
11 夢の彼方へ
12 窓をあけてごらん
13 おまえが大きくなったとき

(アンコール)
14 神田川
15 満天の星

 
2000-05 00.4.17 TOKIE 井原市教育委員会主催!
2000.2.5(土)岡山県井原市民会館でのコンサート報告

ユイ音楽工房のホーム・ページから、こちらを知りましたので、少し日にちが前後す るかも知れませんが当日のホットメモがありますので報告します。(後発ファンです ので多少思い違いがあるかもしれませんのでご容赦のほど。)

待ちわびていた岡山でのコンサート。99年には、岡山市内には来なかったのです。 アルバム「夢の彼方へ」のCDは半年間こき使われ、長男いわく「生身の人間なら過 労死してるで…」(^^ゞ。その中の「たまには、かあちゃんと〜〜!」のメッセー ジに刺激され夫婦で参加する事が第一目標です。子ども4人育てた母ちゃんはたくま しすぎた事の反省です。

井原市教育委員会・文化スポーツ課?(さすが、こうせつさん!?)一般4500円、 小・中学生2000円?…市民還元事業のため特別料金(おやまぁ〜!)鉄道・井原 線開業一周年記念?はてなだらけで、とにかく電話で問い合わせる。「もう、後ろの 席でしょうねぇ?…えっ、全席自由席!」…と言う事で子供二人も誘って参加決定。

倉敷の北、清音(きよね)と広島の神辺(かんなべ)を結ぶ井原鉄道。 平成11年 1月11日11時11分11秒に開通!「1」にこだわってアピールしたのに何故2 月5日に一周年記念コンサート?ま、いいっか…(笑)。第3セクターによる全線高架 の単線。車両は1両。トビラはお客が開閉?16時に会場到着。 さすが晴れの国・ 岡山。冬なのに戸外で立ち尽くす長い列にびっくり。会館の隣の平櫛田中の美術館を 見学するつもりだったけど、つられて2時間並んでしまった。(この二日後、珍しく 積雪!ニ月だもんね〜)

会場内では、幸い前方が空いていたので2列目に陣取る。収容人数1000人程かな。 即、娘と売店へ。素敵なポスターを500円で入手。「夢の彼方へ」のジャケットに ある、こうせつさんDR.Kプロジェクトの笑顔の大集合!嬉しくてにこにこ。「んで、 これ!どこに貼るの?」と娘につっこまれる。ほんに男性ばかりの温泉入浴シーン。 何処に貼ろう…(^_^;

こうせつコールで盛り上げてくれる人がいてにぎやかにコンサートスタート。手探り で曲名をメモする。
「長い夜をこえて」
「おいらはハイ・ハイ・ハイ」
「妹」
「夕暮れまで」
「夢一夜」
「手紙」
「抱きしめれば君は」
「君がいたから」
「うちのお父さん」
「星降る夜」
「神田川」
「たぬき囃子」
「夢の彼方へ」
「窓をあけてごらん」

以下、この日ならこそのMC&エピソード

★「紅白出場かぐや姫結成裏話」福岡港100年記念コンサートで吉田拓郎、 井上 陽水、伊勢正三が飲んでて、山田パンダがなぜいない。 正やんが携帯で連絡を取り、 陽水さんが「おいでよ〜」翌日到着したパンダさん、びっくりのこうせつ氏。 急きょ かぐや姫時代の曲に変更。それを見に来ていたNHKのスタッフ4人(自腹だったそう で)…「ぜひ紅白へ出演を!」となったとか。

★2日前放送の笑っていいとも出演裏話」…「あの日は、大阪から往復で眠たかった 〜〜。」 番組の中で「髪の毛が本物の証拠」にタモリさんに頭のてっぺんを引っ張 らせて、自らグングン反対方向に逃げてみせるパフォーマンスは説得力があり、コミ カルで楽しかった。

★井原鉄道…「開通1周年って、今の時代に!?ここの議員さんたちゃ何してたんだ ろ?どことどこ走ってんの?」(最前列の男性がこうせつさんにパンフレットを渡し てる)「えっ、そうじゃトかんなべ?(総社と神辺)福山へ1日3本、そうじゃ?そ うじゃ〜!」会場の人と遊ぶのが上手。(^o^)Dr.Kプロジェクトのメンバーの方々 が登場するとお客さんとのやり取りを説明。すると三浦さんが洗濯板風楽器で、即興 で蒸気機関車の登場を演出。こうせつ車掌が「次は〜かんなべ〜」大爆笑!

★「初めにコンサートの主催者に挨拶に行った時、市の教育長が『いはら市ではあり ません。いばら市です。』と念を押されたそうで、“イバラの道”だな〜!」と突っ 込む。ここでも大受け!「たぬき囃子」は、富士山の2合目に住んでいた時に作った 歌。」ひとしきり盛り上がったところで♪たんたんたぬきの〜〜と歌い出すこうせつ さん。(教育委員会主催だけどいいんかいね?それともフォークソンガーの反骨精神 なんだろうか?)…と心配になる。

☆アンコール「春風」「満天の星」スルスルと星がおりてきて、徳武さんを初め金色 の☆がついた棒を手にすると、会場から小さな笑い。でもやっぱり、こうせつワール ドに引き込まれてみんなの手がキラキラ。どんどん盛り上がり、立ち上がって前につ めかける人が続出。振り返ってみると、会場の前半分に人が寄せて来た感じ。こうせ つさんに手紙を渡す人もいて、ステージ前はにぎわっていた。

☆電車の時間を気にしつつ席を立つ。あわてた声で娘が「おかあさん、こうせつさん があいさつしてるよ〜」しまった〜投げキッスを見逃した…(+_+)会場を後にし て興奮が抜けないままに駅へと向かう。なぜか「たぬき囃子」の歌詞がグルグル!す ごく興味深い歌詞。あれは一体なんだろう!不思議な余韻を味わいながら夜風に吹か れてつつ、つぶやいてみる「こうせつさん、ありがとう!また来てね。いばらの道に 花を咲かせに・・・」(^-^)/~~

 
2000-06 00.5.3 NATSU グリーンパラダイス
1才の娘にグリパラのビデオを見せ続け、とうとう娘はこうせつさんの歌をおぼえました。
「大きな空の木の下で」はふりつけ付きで、うれしそうに踊ります。
「うちのお父さん」もにっこり笑うにっこり笑うというところをおぼえました。
時々私が口ずさむ「やまももの木の下で」も大好きです。
今年のグリパラ、娘の知っている曲を全部やってくれたのに当の娘は当日の朝に熱をだして残念ながらお留守番となりました。
一緒に見たかった!。ホールのコンサートには連れていかれないから、グリパラのように気楽に子連れで行けるコンサートって貴重。
結局ひとりで見に行って、その方が長いこと見ていられたので、よかった気もするけど。
それでも最後までは見られなかった。最後が特によかったそうなので残念です。
BSでノーカットで最後まで放送してくれたらいいのに。

ところで会場にはいつものように乳児連れの人がたくさんいてTシャツなどもらっていましたが、 小さい赤ちゃん連れで最後までちゃんと見ていられたのでしょうか。
私は去年、乳児連れだったので夕方寒くなって雨が降ってきたところでしかたなく帰りました。
明るくて暖かいうちにもっとたくさんこうせつさんに歌ってほしいなあ。
グリパラは時間が長いからゲストも多くて、それはそれでグリパラの楽しみではあるけれど、
野外で小さい子を連れて行けて昼間の暖かい明るいうちだけの短いコンサートでそのかわりゲストなしこうせつさんONLYめいっぱいきける、そういうのも他にやってくれないかしら。

といいつつ、マイク眞木さんも西岡たかしさんも、その他のすべてのゲストの方々もたっぷり楽しませていただきました。 まったく何のライブレポートにもなってなくてすみません。

 
2000-07 00.5.16 みなあい 5月10日、長崎県生月島
5月10日、長崎県生月島でのコンサート。
問い合わせの電話をした人はよくわかると思いますが、応対があまりに×××で、どうしようもなく、 発売1週間後に片道250kmの道のりを車を走らせ直接行ってみると発売翌日には完売したとのこと。
せめて立ち見でも、と聞くとキャパ500人(全席自由)の会場で、あまりの売れ行きに600枚発売したので完全にアウトでした。
2日後の大島村にも行く予定なので、「どうせ近くまで行くし、外の搬入口あたりにいれば聞こえるだろう」ということで会場へ。
ちょうどリハーサルの時間でしたが、搬入口じゃなくてもかなり(CDラジカセで聞くより良いくらい)聞こえる。
「ここ(外)でも結構いいやんか」と思ってましたが、相方が係員に「せめてロビーに入れてもらえませんか?」と聞くとOK。
二人でロビーで盛り上がっていたら「妹」のところで「もう中に入っていいよ」との優しいお言葉。
感謝感激で残りの時間を楽しませていただきました。
地元の方の盛り上がりも良く、こうせつさんのコンサートに何度も行く人は最後の「満天の星」はお約束的なものだとわかってますが、 「もう1曲いく?」と聞くとウオーッと大歓声。
最後には「こうせつありがとう!」と叫ぶ人などもいて都会とはひと味違う良い雰囲気でした。
終演後、移動用の車を見ると釣り竿が3本ありました。
前夜、河合さんは夜釣りをしていて当日は昼まで寝ていたそうです。

1 海と君と愛の唄
2 俺らはハイハイハイ
3 僕の胸でおやすみ
4 夕暮れまで
5 夢一夜
6 加茂の流れに
7 息子
8 君がいたから
9 うちのお父さん
10 星降る夜
11 妹
 (徳ちゃんのベンチャーズコーナー2曲)
12 僕のグラフィティー
13 夢の彼方へ
14 窓をあけてごらん
15 神田川
(アンコール)
16 おもかげ色の空
17 満天の星

事前の進行予定表では1曲目は「僕胸」3曲目が「海と〜」になってました。
また、アンコールの1曲目は「夏の少女」になっていて、リハーサルでもやってたのですが、 「おもかげ〜」に替わっていて興味深いものがありました。

 
2000-08 00.5.16 みなあい 5月14日、長崎県的山大島
5月14日、長崎県的山大島、大島中学校でのコンサート。
平戸からフェリーで大島へ。船着き場の前の饅頭屋さんは「昨日、こうせつさんが2回も買いに来た」と言ってました。
大島に着くと会場まで無料バスで移動。4〜5台のマイクロバス(役場のものや幼稚園の送迎用)の他、ワゴン車なども使っていて 地元の車総動員、といった感がありました。
中学校に着くと既に地元の人が並んでいて、10時に配られた整理券は71番でした。
この時点で、一番前の席はあきらめたのですが、いざ開場すると前にならんでいる人たちは中央にばかり集中して、結局一番前のやや左手に陣取ることができました。
村長挨拶、実行委員長挨拶のあといよいよ開演。
前日、フェリーに乗って島にむかっていると大漁旗で飾った漁船に囲まれて大歓迎を受けたそうです。
帰りはチャーター船でしたが、見送りも盛大で数十人の地元スタッフによる5色の紙テープと、やはり漁船に随伴されてのお見送りになりました。
見送りスタッフはそのまま残り一般客のフェリーもこうせつさんと同様に見送ってくれ、随伴の漁船も勇ましくとても感激しました

1 夏の少女
2 俺らはハイハイハイ
3 僕の胸でおやすみ
4 夕暮れまで
5 夢一夜
6 加茂の流れに
7 息子
8 君がいたから
9 うちのお父さん
10 星降る夜
11 妹
12 僕のグラフィティー
13 夢の彼方へ
14 窓をあけてごらん
15 神田川
(アンコール)
16 ひとりきり
17 満天の星
18 あの日の空よ

終了後に地元スタッフ用の進行表を入手しました。
較べてみるとほぼ進行通りでしたが、アンコール1曲目だけは予定では「おもかげ色の空」になってました。
また、最後の「あの日の空よ」は括弧付きで書いていたので、もし時間がなかったらやってなかったのかな、と思いました。

 
2000-09 00.5.22 mikko 主役はパンダさん 大阪フェスティバルホール
コンサートの主役はパンダさん!皆の心配(余計なお世話か)をよそに、すばらしい歌とベース。
私は”かぐや姫TODAY”をみたことがあるだけです。
今回、大阪で、「はじめて、かぐや姫を聞いた」と思いました。
大阪からの帰りに、新幹線の中でかぐや姫のアルバムを聞きました。
何度も聞いたアルバムなのに、とても新鮮に聞こえました。
今まで何度も聞いたアルバムなのに、何でそれぞれのコーラスの声やギターの音、ベースの音が聞こえていなかったんだろう?
そう、私は「聞いて」いたのであって「聴いて」はいなかったのかも。

これが、皆が恋焦がれていたかぐや姫なのね。
かぐや姫が私のものになったって気がします。うれしいです。

では、また来週。

 
2000-10 00.6.4 みなあい かぐや姫大阪初日
かなり迷ったあげく、「どちらかと言うと自分はピクニック世代で、ソロになってからのこうせつファンだから遠方まで無理して行くことはない」という強引な結論で不参加予定でした。
ところがひょんなことから1週間前に急遽参加することになり、あわててJRやホテルを予約し、息つく暇もなく大阪初日を迎えました。
正直言って各地のコンサートでこうせつ&正やんコンビは結構見ているので、「好きだった人」まではウッドベースの音で何となく「かぐや姫なんだなぁ」と思ってましたが、「黄色い船」で「やっぱりかぐや姫なんだ」と感激しました。
「おはよう〜」「けれど〜」などは「昔よくギター弾いて歌ってたなぁ」と感慨深くかぐや姫の世界に浸ってましたが、残念なのは「妹」のアレンジ。
最近のこうせつツアーのままで、突然現在に引き戻されてしまいました。
「湘南〜」「眼を〜」で持ち直した、と思っていたらふたたび「ひとりきり」で現在に・・・。
全体的には「とても良かった」のですが・・・。
構成も一部と二部が逆の方が終わった後の印象がもっと良かったんじゃないかなぁ、と思いました。
それとアンコールの「おもかげ〜」はお約束。
この後に「おはようおやすみ日曜日」を持って来て意表をついて欲しかったです・・・。

☆ 一部 (かぐや姫3人のみ)☆
1 僕の胸でおやすみ
2 アビーロードの街
3 好きだった人
4 黄色い船
5 赤ちょうちん
6 夏この頃
7 加茂の流れに
8 置手紙
9 おはようおやすみ日曜日
10 雪が降る日に
11 あの人の手紙

☆ 二部 (バック3人付) ☆
12 22才の別れ
13 人生は流行ステップ
14 こもれ陽
15 けれど生きている
16 妹
17 湘南 夏
18 眼をとじて
19 ひとりきり
<MCの中のさわりのみコーナー>
 ・僕は何をやってもだめな男です
 ・田中くんじゃないか
 ・離婚歴三回
 ・青春
 ・山椒哀歌
 ・あわれジャクソン
 ・じんじろ橋
20 ペテン師
21 マキシーのために
22 神田川

☆ アンコール1 ☆
E1 なごり雪
E2 うちのお父さん

☆ アンコール2 ☆
E3 おもかげ色の空

曲目は大阪二日間(おそらく名古屋・東京も)同じでしたが、<MCの中のさわりのみコーナー>は二日目の国際会議場の方が少なかったです。
ただ、フェティバルホールで「おっやるかな?」と一瞬気をもたせて結局やらなかった「大阪のお嬢さん」のさわりを聞くことができました。

 
2000-11 00.6.4 NATSU かぐや姫31日NHKホール
全体の印象は「かぐや姫ってこういう感じなのかー」としみじみ。
なんせ私もみなあいさんと同じく解散後世代なので生で見たことはなかったから。
昔からこういう感じなのかなあ、それとも今回はこういう感じなのかな。
こうせつさんのコンサートにゲストで伊勢氏がみえたときの二人でのかぐや姫ソングは私も何回も聴いたことがあった。
たぶんそれとは違うだろうと思っていたけど、やっぱりそれとは違っていた。
かぐや姫として聴く方が数倍よかった。パンダさんの存在がそうさせるのか?それとも3人のバランスがそうさせるのか?
マキシーのためになど最近のアレンジも大好きだけど今回は違う感じだった。かぐや姫の頃はこうだったのかなあ。
どの曲も、こうせつさんが歌っていてもこうせつさんのコンサートとはやっぱり違っていて、あーかぐや姫なんだなあと、新鮮な感じだった。
なんか照明とかもかっこよかった。2階のうしろの方だったから遠くから全体が見える感じでかえってよかった。
うちのお父さんの時に最近のこうせつさんのコンサートを思わせる感じだったので、かぐや姫バージョンでやってほしかったけど、 実はかぐや姫時代からこうだったのだろうか?
昔のかぐや姫を知らないのでよくわからないです。
なんかひとことで言って夢の中にいるような不思議な気分でした。かぐや姫のステージをこの目この耳で体験できてとても幸せです。

 
2000-12 00.6.9 Tome KBDそして草加
かぐや姫ベストドリーミンをNHKホールで2夜連続。
ノスタルジーに徹しようというアレンジで、昔のかぐや姫を聞くヒマなかった私にも、「これがかぐや姫なんだ」と不思議な魅力が分かったように思います。
加えて、聴衆の熱気です。 特に31日はかぐや姫ご本人たちも、最終日のせいか、会場全体にあふれる想いに共鳴してか、‘力の限り’歌い、演奏していたと感じます。
流した涙を拭いもしないで、パンダさんの歌を応援し、伊勢さんの声に耳を傾け、正直いって多少ハラハラしながらも自分の青春と重ね合わせて感動しているファンの姿。きっとステージの上からも見えていたにちがいありません。
ハードなスケジュールのなかで、この夢のようなコンサートをプレゼントしてくださった再結成かぐや姫に 心から感謝しています。
その4日後に、こうせつさんの草加市民会館でのコンサートに行きました。
歌もMCも、いつもとかわらず楽しい嬉しい内容でした。
でも楽しみながら心のどこかで、こうせつさん‘ひとり’と意識しているのは、私が生かぐや姫を体験してしまったからなのですね。
私は、ソロ・ミュージシャンとしてずっと前向きに活動を続けてきたこうせつさんの大ファンですから、なんだかこの症状はこうせつさんを裏切るような気がして、ちょっと切ないです。
いつまでこのふしぎな気持ちが続くのでしょうね。

 
2000-13 00.7.29 Tome 緑色の夏・べるが
海彦・山彦の評判をきいて、今年こそとがんばって白州へ出かけました。
せせらぎを聞きながら、森林浴。いやしの森の中に、そのこぢんまりとしたステージはありました。
ライブ報告は、かぐや姫ファンにおまかせするとして、とにかくこうせつさんも伊勢さんも楽しそうでしたね。
私としては、伊勢さんのライブは初めてでしたが、とてもリラックスしているように見えました。
こうせつさんご自身も「歌ってて癒されるコンサートだね」なんて、べるがをお気に入りのご様子です。
特に後半の海彦・山彦のステージは、客席そっちのけで、お二人で盛り上がること。
即興の歌をうたって、止まらないこうせつさんに合わせている伊勢さんの嬉しそうなお顔を見て、私は、こうせつさんの一番のファンは伊勢さんなんだと実感しました。

翌日帰り道の小淵沢で、岩合光昭さんの写真展−動物 家族 写真−を覗いてきました。こちらも良かったですよ。
9/24までフィリア美術館で開かれていますので、八ヶ岳方面へお出かけの方は寄ってみてはいかが。
こうせつさんのシングル「岩を砕く花のように」のジャケットも岩合さんの写真でしたね。

 
2000-14 00.8.1 みなあい 信州べるが3泊4日
7月21日
相方の夜勤が終わるのを待って出発。準備などの都合もあって予定時間を過ぎて午前11時45分出発となった。都市高速を経由して門司インターから九州自動車道へ。すぐ関門橋を抜け本州に入る。高速だけで片道900km余り、運転はずっとひとりでするつもりなので不安はある。 「まぁ疲れたらどこでも寝たらいいから・・・」と自分を励ます。 山口ジャンクションで中国自動車道から山陽自動車道へ。何度も見たことのある風景なので、時間の割には走行距離が伸びない気がする。相方は夜勤明けなので助手席で熟睡。起こさないようにタバコも我慢しての走行になる。広島を過ぎると多少風景が変わり気が紛れる。19時前にようやく神戸の手前のSAに到着。ここで何度目かの休憩。コインシャワーがあるので体を洗うとさっぱりして生き返ったようである。元気を取り戻し出発。再び中国自動車道に戻り名神自動車道へ。渋滞気味の大阪・京都を抜け既に暗闇に沈む琵琶湖畔で一息いれる。携帯で現地情報を仕入れて再び出発。岐阜に入るとでっかいお月様(ふだん見る月の3〜4倍は大きく見えた)が登る。知らず知らずのうちに「オハイオの月」を口ずさんでいた。しばし正面に月を見ながら車を走らせ、名古屋をかすめると名神に別れを告げて中央自動車道へ。車の数が急に減って走りやすくなる。途中のSAで最後の給油をし、ようやく小淵沢のインターに着いたのは午前1時を回っていた。現地にはトイレが無い、という話しだったので道の駅で用をすませてべるがを目指す。暗くて道がよく分からず何度か迷いながら午前1時45分、ようやく到着。既に車が2台停まっていて外で一杯やっているようなので状況を聞きに行く。先頭はピクニックでは知る人ぞ知る「長野賢人会」のグループであった。座るとさっそくビールを一杯ごちそうになり、朝の並び方、トイレの場所など丁寧に教えてくれた。現地スタッフとの連携も良く先頭はかくあるべし、まさに「先頭の鑑」のような存在のグループであった。しっかりした先頭がいるので後続は安心していられる。寝る前に疲れを取るため車の中で一杯やる。昼間の熱風が嘘のように涼しく静かな風景が心地よい。一杯が二杯になり三杯に・・・、ふと気が付くと東の空が明るい。時計を見ると4時過ぎているのであわてて寝ることにする。

7月22日
7時半に目が覚める。べるがの開門は10時なので朝食を摂ったり夏休み満喫中の優大くんと話しをしたりゆっくり過ごす。開門時間になると整然と車を駐車場に移動し所定の位置にならぶ。他の野外コンサートに比べて列はかなり短い。これは会場の広さに関係があり、一番後ろの席でも(かえって後ろの方が見やすいかも)ステージが近く、よく見えるために早くからならぶ必要がない、というのは中に入ってからわかった。次に動くのは開場時間の17時。とりあえず売店でよく冷えたビールを仕入れてゴロゴロして過ごす。森の中なのでそんなに暑くないし、泳げる川などもあって「やっぱり野外は山だ」とつくづく思う。昼過ぎには昨年のピクニック以来の千葉のSさんや数日前に佐賀のアコフレ収録でご一緒した山口のOさん夫婦がやってきて、いづれもすぐ後のグループに合流した。「知り合いの知り合い・・・」とやっていくと、ここに並んでいるすべての人がひとつのグループになるんだろうな、と思う。公園内を探索したり木陰で昼寝をしたりしてようやく17時、開場時間となる。開場前にお決まりの「持ち込み禁止物」の注意があったが、「飲食物(水も)」もダメ、6歳未満の入場もダメというのは知らなかった。並んだ順番はグループで言うと2番目だが、二人だけだと中途半端に場所をとるから、と「長野賢人会」のシートで見ることになる。しかも、後から来たのに「一番中央寄りにどうぞ」ということで最前列中央に座ることになった。(「長野賢人会」の皆様にはたいへんお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。) 18時開演、「さぁいよいよ」と思ったらまず町長挨拶であった。これが「長野賢人会」の人たち言うところの「目つぶし」かぁ、と思いつつ話しを聞く。そして挨拶(こういうものは実際の時間の長短に関わらずやたら長く感じるもの)が終わりいよいよ正やん登場。「ポスターでガットギターを持ってるから」と最初はガットギターで数曲、後半はギターを変えての約40分のソロステージで始まりました。実は自分は正やんのソロ曲はほとんど知らなかったけど、「すげーいい!!。今度ソロコンサートがあったら絶対行こう!」と思いました。正やんのソロステージが終わると波の音をSEにセッティングの変更(といっても椅子とマイクとモニターの位置を変えるだけ)、そして「何で山なのに波の音なの」と言いながらこうせつがひとりで登場。「来年も来るよ」(間奏に「わくわくじゃんじゃん釣れるかな」付き)、「夏休み」、とってもしびれた「夕顔」、客席のリクエストで「幼い日に」、「思い出の般若心経」なんてやったら牧師さんが嫌な顔するだろうなぁ、と広島平和記念聖堂コンサートに触れて「いつまでも夏になれば」。それから正やんが参加して「海彦山彦」のステージ。ふたりともとてもリラックスした感じで次々と繰り出される「海彦山彦」ワールドに引きずり込まれて行く。聞き惚れているうちにあっという間に時間が経ち最後は「星降る夜」で終了。客席のアンコールに答え、まず正やんソロで「海風」。歌が始まった時から「このノリと勢い、これは絶対ピックを投げる、そしてそれは私の所に来る!」と、今考えても不思議な確信があった。そしてそれは見事に的中。正やんが投げたピックは一瞬放物線を描いた後、風に負けたのか急に力を無くしヒラヒラと目の前に落下、すかさず身を乗り出して我が物となる。勢いから考えて、あのまま放物線を描いていてもちょうど自分の守備範囲だったと思う。正やんのピックはごく普通に市販されている白いFenderのMidiumで、以前自分が愛用していたものと同じものだった。正やんフアンには悪いけど「これがこうせつのイラストの入ったオリジナルピックだったら・・・」と、つい思ってしまった。しかし、これはイントロで正やんが口にくわえたピック。「これを舐めたら少しはギターがうまくなるかも・・・」という訳のわからない衝動をかろうじて抑えた(ちょっと危険な領域に入りつつある?)。そんな心の動きとは関係なくステージは進行し、海風が終わるとこうせつが再度登場、ふたりで「なごり雪」、そして「おもかげ色の空」でアンコール終了。SEが流れ出したがアンコールは止まらない。再びふたりで登場して「神田川」。再度SEが流れて退場するふたり。「基本的に正やんのコンサートなのにこの終わり方でいいのかなぁ」と考えていると相変わらず止まらないアンコールに正やんひとりで登場、最後に1曲締めてくれてこれで納得、大満足のコンサートでした。 終演後、近くのラーメン屋に入るとべるが帰りのお客さんが十数人、これに対して店を切り盛りするのはお婆ちゃんひとり。あまりに忙しそうなので、注文のビールや料理はお客さんが手伝って配膳していた。この日は近くで泊まったが、さすがにバタンキュー。

7月23日
日曜日で渋滞を予想して午前5時起床!、の予定が起きられずに結局出発は10時半になってしまった。高速で松本まで行き、今回のもうひとつの楽しみ、初めての標高3000m、乗鞍岳登山(といっても標高差300mで片道90分のハイキングみたいなもの)へ。途中は全然混んでなくて意外と楽勝かな、と思っていたがスキーをやっている雪渓の辺りから渋滞して動かなくなった。「やっぱり早起きすればよかった」などと思いつつ登山口まであと1kmくらいなので道ばたに車を置いて歩いて行くことにする。登山口駐車場に着くと観光バスや車と人で埋まっていた。1回100円の有料トイレで用を足し、さぁこれから本番。ちょうど高山植物が満開の季節で花が咲き乱れている。九州では見ない名前を知らない花ばかりで植物図鑑を忘れたことをとても後悔する。唯一名前を知っているイワカガミは、くじゅうでは5月末から6月上旬であり、あらためて環境の違いを実感する。環境の違いといえば花だけでなく、歩きだして標高からくる空気の薄さも体感する。あきらかに薄い。普通に呼吸しても肺の中が物足りない。おまけに何となく頭がぼーっとしている。相方はもっとつらそうで頭が痛いとのこと。ふだんなら何ともない登りでも息があらくなりきつい。途中で「これは無理かな、引き返そうかな」と考えたり悪戦苦闘しつつも何とか最後の登りを乗り切り頂上に着いた。評判通りの360度のパノラマ。残雪を抱いた憧れの穂高連峰もすぐ近くに見える。風景にみとれつつも日暮れが近いので約20分ほどで頂上を後にし、途中の山小屋で夕食代わりにうどんを食べて車に戻る。明日はご来光を見るためこのすぐ下の駐車場で車中泊。顔を洗おうと雪渓から流れる水に手をいれるとあまりの冷たさに痛くて一瞬しかつけられない。タオルをしぼって顔を拭こうとしても冷たくて悪戦苦闘する有様だった。陽が落ちると温度もどんどん下がり真冬の格好でかろうじて外に出られる状態となる。しかし標高約2600mで迎える夜は心地よい。一杯飲みながらギターを弾くと気分はサイコー。1時間以上やったところで「これ以上やると絶対勢いがつきすぎて朝までやってしまう(いつもの沢水キャンプパターン)」と考えてかろうじてギターを置いて寝ることにする。

7月24日
目覚ましは予定通り4時過ぎに起こしてくれた。「さぁご来光だ!」と、カーテンを開けると・・・「完全に雲の中やんけ・・・」。強風と時折降る横殴りの雨にあきらめて再び寝る。再度目が覚めたのが7時前。今日の行程を考えるともう出なくてはいけない。寝袋と毛布に未練を残しつつ車の中を片づけて帰路に着く。松本インターから岐阜、京都、大阪と来た道を戻る。岡山の手前で前方に稲妻が走るのが見えた。トンネルを抜けると土砂降りで視界数メートル、あわててブレーキを踏んでスピードを落とす。後続がいなくて幸い、後ろに1台いたら完璧に追突されていた所、胸をなでおろす。別のトンネルでは入ってすぐの所で事故っていて1車線ふさいでいる。バンパーの破片を踏みながらゆっくりと通りすぎる。もう少し早かったら事故に巻き込まれていたかもしれないし、もう少し遅かったら事故処理で何時間も待たされていただろうし絶妙のタイミングだと思った。ようやく小降りになったので速度をあげて追い越し車線にはいると、走行車線の車があげた水しぶきに視界ゼロ、再び急ブレーキを踏む羽目に。方向感覚が全然わからない。ほんの1秒前後くらいがやけに長く感じる。ようやく視界がもどった時には車線からやや斜めを向いていて、走行車線の車が真横10〜20cmくらいの位置。かろうじて接触は避けられた。よく見かける「雨天時事故多発!走行注意」の看板を実感する。以降慎重に走り午後10時前に無事帰り着いた。 総走行距離2190km。ピクニックの頃「関東から来た」「信州から来た」と話すのを「遠くから来たんだな」程度に聞いていた距離を体感した旅でした。

 
2000-15 00.8.8 みなあい 南こうせつin世界平和記念聖堂
今回は諸般の都合で新幹線日帰り往復で広島へ。のぞみで広島まで約45分。 教会へ行くのに車中ふたりでワインを1本空けた我々は罰当たりもの?。 教会に着くと見慣れた顔の面々が。「全席自由」という部分だけ見て朝8時に会場に来て、 初めて「整理番号付き」と知った人も。私の整理番号は72番。開場時間になり整然と並んで教会に入ると最前列左端がちょうど二人分空いていたのですかさずゲット。端といってもここは教会、見やすくとても良い席でした。 開演時間になると後方から拍手がわき上がる。振り向くとこうせつが中央通路を通ってステージへ。 バックのいないギター1本でコンサートは始まりました。 「夏休み」からは金ちゃんが加わりましたが、弾き語りで、しかも珍しい曲が多く「べるが」にひけをとらないとても良いコンサートでした。 ちなみにこうせつさんのギターはマーチン1本のみで、最後まで変えませんでした。

1.風の竪琴
2.愛する人へ
3.三日月のセレナーデ
4.あんたんこと好きっち
5.妹
6.戦争は知らない
7.ブラザー軒
8.浜辺の歌
9.夏休み
10.星降る夜
11.イムジン河
12.神田川
13.心の虹
14.いつまでも夏になれば
15.あの人の手紙
16.新しい夏
(アンコール)
E1.ピースインハーモニー
E2.上を向いて歩こう

チケットの前売り状況から空席が心配されましたが当日券が売れたのか補助椅子が出され、 二階まで一杯になりひと安心。でも、この内容なら来年は前売りで売り切れだろうな、と思います。



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