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ライブの熱のさめぬまに

〜2006年〜

送っていただいたレポのすべてをそのまま載せているわけではありません。
申し訳ありませんが書かないほうがいいと判断した部分について削除させていただくこともあります。
載せている内容については最終的に管理人に責任があります。
どこまで書いていいのか、どこまで載せていいのか、いつも迷います。

いろいろ考えすぎてわけがわからなくなっています。

 

    「CONCERT TOUR 2006」にこれから行かれる予定の方は見ないように。
    楽しみが減りますよー!!。
 

ライブの熱のさめぬまに 1997年以前のものはこちら
ライブの熱のさめぬまに 1998年のものはこちら
ライブの熱のさめぬまに 1999年のものはこちら
ライブの熱のさめぬまに 2000年のものはこちら
ライブの熱のさめぬまに 2001年のものはこちら
ライブの熱のさめぬまに 2002年のものはこちら
ライブの熱のさめぬまに 2003年のものはこちら
ライブの熱のさめぬまに 2004年のものはこちら
ライブの熱のさめぬまに 2005年のものはこちら

 

INDEX

NO. DATE FROM TITLE
2006-01 2006.1.25 酔いどれ。 スペシャルツアーが終わって
2006-02 2006.3.12 酔いどれ。 楊興新さんのコンサート
2006-03 2006.3.23 おぬしT・S 掛川市文化会館「シオーネ」コンサートに行って
2006-04 2006.5.7 酔いどれ。 グリーンパラダイス
2006-05 2006.5.20 キララ 5月19日 枚方市民会館
2006-06 2006.7.19 hitoshige06 イルカ with Friends 河口湖ステラシアター
2006-07 2006.8.8 にこにこ 世界平和記念聖堂
2006-08 2006.9.3 酔いどれ。 かぐや姫ふるさとライブ
2006-09 2006.9.2 末っ子 調布グリーンホール 2006年9月1日(金)
2006-10 2006.9.24 浩之 つま恋
2006-11 2006.9.24 まに@ 「つま恋2006」ありがとう!!
2006-12 2006.9.24 ジュンさん つま恋
2006-13 2006.9.26 みなあい ボクのつま恋
2006-14 2006.10.1 末っ子(mikko) つま恋 吉田拓郎 & かぐや姫 2006年9月23日(土)
2006-15 2006.10.1 NATSU つま恋
2006-16 2006.10.7 末っ子(mikko) 「つま恋」ライブレポート追記 2006.10.7
2006-17 2006.10.9 酔いどれ。 京の旅人〜円山音楽堂〜
2006-18 2006.10.10 コロ直 「つま恋2006」私だけの思い出!

 
2006-01 2006.1.25 酔いどれ。 スペシャルツアーが終わって
全部で5回いくことができました。どの会場でも、まったく同じ選曲という会場はなく、必ず、数曲入れ替わっていました。こうせつさんからも、ものすごいパワーというか、気合いがビンビン響いてきたツアーでした。どこが一番っていうのはなく、それぞれがとても楽しく素敵なものでした。
各会場の私にとっての魂の1曲は、三重「美映子」海津は「川よ、よみがえれ」名古屋は「歌って笑って」静岡は「あわれジャクソン」福岡は「街」でした。
名古屋でこうせつさんが「人生はね、苦しむためにうまれてきたんじゃないよ、人生は楽しむために産まれてきたんだ、わかる?」っておっしゃっておられました。その言葉がいまだに忘れられず、頭の中をグルグルと駆け巡ってます。
スペシャルツアーは終了してしまいましたが、また新しいツアーが始まります。どこに参加できるか、まだ分からないですけど、1回1回を大切に聞きにいきたいです。

 
2006-02 2006.3.12 酔いどれ。 楊興新さんのコンサート
楊興新さんのコンサートにゲスト出演されたこうせつさん。
始めいただいたプログラムには「加茂の流れに」「四月」「うちのお父さん」と並んでいたけど、いざふたをあけてみたら、1曲だけプログラム通りで後は全部違ってました。
そして楊さんの奥様が病気で倒れ、落ち込んでいた楊さんのために曲を作ってプレゼントされた「ウォーアイニー」の演奏は本当に素敵でした。
アンコールでは、おそらく全員が「神田川」の態勢に入っていたのに、楊さんが突然「僕の曲を1曲減らすから、 こうせつさんに歌ってほしい」と言い出され、舞台袖に引っ込んでしまわれました。
残されたバックのミュージシャンやスタッフは大慌て、こうせつさんは唖然…。
それでも気を取り直して、「加茂の流れに」を演奏してくれました。
そして胡弓とこうせつさんの歌声のコラボで「神田川」を聞かせてくれました。
欲を言えば、もっと、胡弓とのコラボを聞きたかったです。

 
2006-03 2006.3.23 おぬしT・S 掛川市文化会館「シオーネ」コンサートに行って
はじめまして、30年来、こうせつ・かぐや姫の大・大ファンです。いつもピクニック広場HPをみて楽しませてもらっています。書き込み等ははじめてです。
3月21日(祭日)の掛川市文化会館(シオーネ)のこうせつコンサートに行ってきました。こうせつのコンサートはもちろん正やんのコンサートも行ける限り行っています。今は、静岡のいなか(掛川のとなり街)に住んでいるのですが、浜松や静岡など近くに来た時は、行くようにしています。
昨年、年末の静岡市のコンサートは、仕事でとても無理で残念に思っていたところ、掛川市文化会館「シオーネ」であると知り、大喜びでチケットをとりました。「ギターを鳴らせ」のタイトルどうり、アコースティックな心温まるコンサートだろうと想像でき、期待どうりでした。それから、こうせつのHPで、掛川市文化会館「メセナ」とあるのは「シオーネ」の誤りかと思います。
やはり、何回行ってもこうせつのコンサートは最高・期待どうりです。行くたびに元気をもらいます。いなかでのコンサートだったので、年齢層も高く、地元の40・50歳台の方が多かったように見えます。はじまりは、こうせつコールもなく、熱狂的なファンがいるという感じがなく、声もかからず、会場は、こちらも緊張するようなはりつめた感じがありましたが、進むにしたがって、さすがこうせつ、手拍子と爆笑で盛り上がりました。途中で、やはりそのような客層を意識したのか、こうせつが「神田川」が唯一の名曲のような話があり、思わず私は「そんなこと無いよ!!こうせつ最高!!」と叫んでしまい、「ありがとう」と返してくれたこうせつに、またまた感激しました。
「青春の傷み」では、かぐや姫再結成静岡のコンサートでもそうでしたが、なぜか泣けてきました(歌詞がいい、かぐや姫の新曲として、ふさわしい曲です)。こうせつのコンサートでもずっと歌って欲しいです。「コンサートツアー」も最近うたっているようで、今日聞けるかと楽しみにしていましたが、聞けてよかったです。
ただひとつ、最後アンコールが「コンサートツアー」と拓郎の「夏休み」2曲で終わってしまって、高校生の娘に馬鹿にされながら妻と用意した、キラキラ★星が使えませんでした(はじめてコンサートに持っていったのに・・)。アンコールをしようにも、帰ってしまう方があり終了となってしまったのか、時間がなく終了になったのか(8時40分くらいだったか)、はたまた、つま恋の地元を意識して拓郎の曲で終わったのか・・残念・・なぎらさんとの焼津に続き「満天の星」が歌えませんでした。でもやはりこうせつのコンサートはいくたびに元気をもらい最高です!!!充分満足!つま恋が楽しみです。
!! 掛川は、つま恋での拓郎とのコンサートの地元であり、それもあって今回この時期にこんないなかまで来てくれたのかとも感じましたが、拓郎から誘われたなりゆきも聞け、そのなかで「人生は、後で後悔しないよう、やるべき時がある」という言葉にはさすが、こうせつだと励まされました。会場で、「チケットゲットしたよ」と中年女性の声がかり、ついでに「値段高いよ」の声に大爆笑でした。もちろん私も幸運にもとれました。高校生で行けなかった前回のことを思えば、今回のコンサート開催は夢のようです。拓郎とこうせつに心からありがとうと言いたいです。(2000年かぐや姫コンサートも夢の夢でした。静岡でコンサートを開催してくれてありがとう)私にとってはつま恋に行くことに意味があると思います。人生の1ページに刻みたいです。♪♪♪ 

 
2006-04 2006.5.7 酔いどれ。 グリーンパラダイス
開場前、降り出した雨も開演の頃にはあがり、何とかお天気には恵まれた1日になりました。
今年もたくさんの仲間たちと過ごす、このコンサートは私の元気の源です。全国から集まってくるファンたちが多いせいか、選曲が普段のコンサートでは聴けない曲とかがあったりして、とても楽しみにしているんです。
「歌って笑って」
この曲が大好きで、♪いつもそばにいるよ♪で客席を指差し、自分の胸に手をあてられる仕草が「いつも僕がそばにいてあげるからね」っていってくれているようで、、、ましてやその指差しが自分の方にきたら…爆死ですね♪今年は爆死しました(笑)
お馬鹿なファンのお馬鹿な妄想と笑ってやってください!

最後にNATSUさん、ゆっくりお話しできなかったけど、あの場を共有できたこと、嬉しかったです☆
次回こそ、ゆっくりお話ししたいなぁ〜。

 
2006-05 2006.5.20 キララ 5月19日 枚方市民会館
枚方、行ってきました。
熱のさめぬまに、今日は書いてみます。最高に良かったのと、日付が変わっていると、とても嬉しいので。
始めの方は、しっとり聴かせるムードで、LPの懐かしい曲もあり、しみじみ感動しながら、聴いていました。
会場との一体感は、かなりありましたが、今日は、最後まで、拍手拍手のコンサートになるのかな・と思っていたら・・・。
アンコールできっかけがあり、立つことができました。
こうせつさんの打ち上げ花火もあったけれど、負けない位の大盛り上がり。
☆にプラス♪ありました。
明日は、どこの街に行かれるのでしょう?
ジーンと感動〜。 元気もらいました。

 
2006-06 2006.7.19 hitoshige06 イルカ with Friends 河口湖ステラシアター
昨年から始まったイベントのようです。IUCN(国際自然保護連合)の親善大使としてのイルカさん。第2回目のコンサートでは南こうせつおいちゃん、加藤登紀子さん、SEASONSのみなさん・神部冬馬くん(イルカの長男)、保坂俊雄さん(イルカのお父さん)とエマニアーズのみなさん。それからスペシャルゲストのオーラの泉でおなじみの江原啓之さん(なんと歌手としての出演でした。)それぞれのアーティストが自分らしさを発揮し、とても自然体で楽しいコンサートでした。グリーンパラダイスに続いて今年2度目の野外コンサートでした。富士山がすぐ近くに見えたり、虫の声が聞こえたり、少し雨もぱらつきましたが(江原さんによると浄化の雨だそうです)野外を十分楽しみました。イルカさんとこうせつおいちゃんのコンビも絶妙でした。来年からも続きそうなので、また行きたいです。

 
2006-07 2006.8.8 にこにこ 世界平和記念聖堂
今年で7回目のコンサートでした。
19曲プラスアンコール2曲。
サポートは順平さんと地元のビオラ奏者の沖田さんでした。
教会の中に響き渡るこうせつさんの歌声は最高です。
毎年歌い続けて下さるこうせつさんに感謝いたします。

曲目送っていただきましたので載せることにいたしました。現ツアーとは別ということで。(NATSU)
01 たどり着く言葉
02 月夜
03 オロロンの伝説
04 海
05 三日月のセレナーデ
06 いつまでも夏になれば
07 花はどこに行った
08 死んだ男の残したものは
09 愛する人へ

順平さん登場

10 神田川
11 星降る夜
12 うちのおとうさん
13 夏の思い出

沖田さんがこの辺で登場

14 まごころに生きる
15 妹
16 国境の風
17 LOVE&PEACE
18 あの人の手紙
19 PEACE IN HARMONY

E1 新しい夏
E2 ギターを鳴らせ

 
2006-08 2006.9.3 酔いどれ。 かぐや姫ふるさとライブ
嘉穂、大分といってきました。
嘉穂では開場前に雷雨に見舞われましたが、開場時には雨もあがりました。
嘉穂は芝居小屋ということもあり、靴を脱いで上がり、座席は枡席、花道もあるという一風変わったコンサート会場でした。
開演を知らせるのは黒子の方が鳴らす拍子木。かぐや姫の3人は花道から登場です。満面の笑みを浮かべながら、花道横の方と握手を交わしながら舞台へと向かわれました。
この日はパンダさんの還暦祝いということもあり、全体的にパンダさん中心の選曲でした。
本編最後にはパンダさんに赤いちゃんちゃんこを着せて、餅まきもありました。
翌日の大分は近代的なホール。登場したこうせつさんは昨日よりさらに満面の笑顔。地元ネタが飛び交う中、和やかに進行していきました。この日は喜多条さんも舞台にあがり、マキシーの裏話とかも聞かせてくださいました。

つま恋の前に3人でホールに立ちたい、という正やんの発案から企画されたというこのコンサート。かぐや姫の現役を知らない私が言うのはおこがましいですが、嘉穂は初期の頃のかぐや姫、大分は最盛期の頃のかぐや姫、2回でセットになっていたような…そんな気がしました。

 
2006-09 2006.9.2 末っ子 調布グリーンホール 2006年9月1日(金)
 今年の私は、仕事の都合で冬眠状態、地下生活状態でした。今年のライブは、グリパラのみという、最近の私としてはありえない少なさです。
 調布は職場のすぐ近くです。通勤途中に電車の窓から「調布グリーンホール」の看板を眺め、「あそこでコンサートがあると近くていいなあ・・」と毎日思っていました。その想いが通じたのです。(←妄想です。)
 グリパラ以来、4ヶ月ぶりの生こうせつに会うことができました。

 この日から9月です。晩夏、初秋の佳作が聴けるかもしれないと、朝からハイテンションでした。朝から降りだした雨も夕方にはやみました。一時間ばかり残業しても、調布グリーンホールは職場から十分間に合う距離でした。

 コンサートは「星ふる夜」ではじまりました。コンサート全体としては、のんびり、まったり、ゆっくり、という感じです。「妹」「けれど生きている」とかぐや姫ナンバーが続き、やっと「コモンタイム」でした。

 今日の一曲は「夏の終わりに」です。去年もこの時期に東京のホールでこの曲を聴きました。「Oh I still love you 叫んでも波に消えてゆく、 Oh I still want you できるならもう一度会いたい」・・・いいです。しびれます。

 その後、こうせつが舞台上ひとりになって3曲「好きだった人」「4月」「うちのお父さん」だったかな?
 そして、バンドメンバーが舞台に戻ってきての「ひとりきり」はよかったです。「太鼓が響き、神輿がくりだし、親戚が集まり、酒を飲んで・・」ちょうど2週間前、夏祭りで能登の実家に帰省しました。このときの情景が、本当に歌詞のとおりです。東京暮らしの私には「もう今はない、ひとりきり」という歌詞も本当にそのとおりだと、聞き入ってしまいました。
 拓郎さんの「夏休み」も久しぶりに聞きました。私の職場は学校で、おりしも9月1日が新学期のはじまりでした。新学期がはじまっての学生たちのけだるい表情を思い出し、笑ってしまいました。

 この日のこうせつは、少しMCが長かったように思います。とくに、昔の歌メドレーは、昭和30年代生まれの私には、わからない曲がたくさんありました。私は親が昭和一桁なので、昔の歌はよく知っている方です。ベンチャーズや中尾ミエさんぐらいなら何とかついていけるのですが、こうせつと会場のみなさんで合唱になった歌、あれは何という曲なのでしょう?

 終盤、「ギターをならせ」「マキシーのために」、そして最後は「僕胸」でした。アンコールは、過ぎ行く夏を惜しむように「夏の少女」、最後は、星のミラーボールが会場を埋め尽くす「満天の星」でした。久しぶりにおもいっきりキラキラをやりました。
 夏の終わりらしいコンサートでした。

おまけ
さて、コンサート自体はとても楽しんで聞いたのですが、コンサートの後のこの気持ちを、果たして語っていいものか・・・ちょっと悩みました。でも、NATSUさんに語ってみようと思います。

 今回の調布のコンサートは、以前、渋谷でレゲエの「どうせ人生に迷うなら」を聞いたとき以来の、複雑な思いを残しました。
 でも、複雑な気持ちも、一晩眠って、翌朝起きれば受け入れられているので大丈夫です。

 グリパラのあと、私の頭の中を支配していたのは、グリパラの最後に歌った「心の虹」でした。グリパラの最後、「おもかげ」でもなく「満天」でもない、「心の虹」。これがすばらしかった。聴きながら泣いている仲間もいました。私はその場で立ちつくし、まばたきもせず聴いたように思います。仲間とともに「心の虹」を聴き感動を共有できたことが、その後の数ヶ月の私の支えでした。あの「心の虹」が忘れられません。

 今、こうせつはつま恋モード全開なのでしょうか。歌った19曲中11曲がかぐや姫ナンバーでした。こんなにかぐや姫ナンバーだらけの南こうせつのコンサートって、今までにあったでしょうか??(私がつま恋を意識しすぎているだけで、今ままでもあったのかもしれません。)
 調布で歌ったかぐや姫ナンバーは、これまでのこうせつのコンサートでもよく聴くナンバーばかりでした。アレンジのことはよくわかりませんが、かぐや姫とこうせつでは同じタイトルの歌でも違うんだと思います。同じ「うちのお父さん」でも、かぐや姫の「うちのお父さん」とこうせつの「うちのお父さん」が、全く違うのはわかります。
 しかし、一番新しいアルバムから3曲に「夏のおわりに」「夢一夜」「夏の少女」「満天の星」、拓郎さんの「夏休み」です。ソロになってからの歌が、今までになく少ない気がします。そして、多分、複雑なのは私だけで、会場の観客の皆さんは、十二分に楽しまれているのだと思います。

 私の中では「こうせつ」と「かぐや姫」は全くの別物です。「アリス」と「堀内孝雄」は別物、「サザン」と「桑田」は別物、「チューリップ」と「財津和夫」は別物、「オフコース」と「小田和正」は別物です。別物だから、『再結成』が成り立つのです。
 今までにも郊外の小ホールではかぐや姫ナンバーが多い傾向はあったかもしれません。今回の調布は、かぐや姫ナンバーが多くて、少し戸惑ってしまいました。「南こうせつ」が「かぐや姫」に飲み込まれたような錯覚に陥りました。

 こうせつも、拓郎さんも、パンダさんも、正やんも、2006年のつま恋で、昔のつま恋後の自分の人生を語り、昔のつま恋後の自分の歌を歌うのでしょうか。今度のつま恋はやっぱり、団塊の世代のノスタルジーイベントなのでしょうか。でも、ノスタルジーイベントが悪いってことじゃない。必要としている人もいるし、それで支えられる人もいます。昔を振り返ることは、将来を見渡すことでもあります。
 なにより、つま恋は「吉田拓郎」と「かぐや姫」が主人公なのですから。会場に来る多くの観客は、きっと4人のその後の人生や歌を聞きたいわけじゃないんだと思います。

 つま恋は私にとっても憧れの地です。このイベントがあるって聞いたとき、絶対につま恋に行きたいと思いました。テレビ中継が入り、ビッグスポンサーもついて、ブロック指定で、色々な制約がつきました。最初にこのイベントのことを聞いたときよりは、テンションは下がっています。でも、3万人が集まる野外イベントは久しぶりです。絶対にその場にいたいと思います。私はとてもつま恋のコンサートを楽しみにしています。

 そして反面、つま恋が早く終わって欲しいです。そして、こうせつには新しいアルバムを早く出して欲しいです。新しいアルバムで、新しいライブ構成で、南こうせつのコンサートが聴きたいです。

 以上は私の全くの個人的な感想です。お聞き流しください。つま恋を意識しすぎた私の錯覚で、19曲中11曲がかぐや姫ナンバーというコンサートは、特に珍しいことじゃないのかもしれないと、今、思い始めています。久しぶりのコンサートで、しかも夏の暑さとダイエットが重なりちょっとオツムがおかしくなったんです。NATSUさん、ごめんなさい。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
末っ子さん、いつもレポありがとうございます。今日はめずらしくここで私も語ります。

末っ子さんからいただいたこのレポは9月2日に届きましたのに、私はすぐに載せる度胸がありませんでした。
おまけの部分じゃないですよ。五反田以降、曲目は自粛しておりましたので、このレポから曲目を排除するとどのような載せ方になるのだろうかということをいろいろ考えておりました。
そしてもうわけがわからなくなっております。末っ子さんとメールでお話したように、たぶんつま恋が終わればツアーもがらっと変わるから載せてもよいのではないか・・・・。そうですよね。そう思うことにしました。長い間レポを宙ぶらりんにしてしまってすみませんでした。

昨年の五反田発言以降、何度も心ゆれてはおりますが、
私の気持ちとしてはライブレポを発信するというそのこと自体に罪の気持ちがとりつき、 せめてとの思いから曲目などは書かない方針でごまかしてきたわけです。
けれども曲目をかかないレポにどれほどの意味があろうか
というのも真なりで
そこのところがもうわけわからなくなってしまっているのです。
曲目のリストだけが投稿された場合、載せないことは簡単ですが、末っ子さんのレポから曲目だけを消すことに意味があろうか
というよりも消したら意味ないじゃんと思い始めるとどこでどう線引きすればいいものやら、
はっきりいって最近はごまかしにも限界を感じている次第です。

ブログ全盛の昨今、ピクニック広場だけがかたくなに人様の投稿に検閲のようなことをする時代ではもうないのだ。
そう思う次第です。

つま恋が目前にせまっています。私は行けません。だからなのか一人だけとてもずれていますね。すみません。
つま恋はテレビで生中継があるのですから何をどう書いてもよいのでしょう。たぶんDVDも出るでしょうし。このさい思いっきりたくさんのレポが来るとうれしいです。つま恋レポ集ができるくらいに!。
つま恋のレポを最後にピクニック広場のレポは閉じたいと思いますので、どうぞ盛大に送ってくださいませ。
この件につきまして、また末っ子さんの「おまけ」につきまして、何か語りたい方は、自由広場の方へお願いしますね。

それでは異例ながら、こんなところから、「みなさん、つま恋で伝説を作ってきてください。道中お気をつけて!。よいお天気になりますように!!。」
私はNHK生放送を家で見ています・・・といいたいところですが、NHKBSハイビジョンは入らない我が家でした(録画してもらうめどはたっていますが)。

NATSU

 
2006-10 2006.9.24 浩之 つま恋
つま恋行ってきました。心配だった天気もウソのような晴天。寒さや雨対策に気を取られ、日焼け止めを忘れたと妻が嘆いておりました。
拓郎とかぐや姫 交互のステージ。盛り上がったり、座って聞き入ったりととても贅沢な時間がすごせました。
いやー、しかし並ぶし、歩くし、坂道だし、暑いし・・サマーピクニックの山登りを思い出すコンサートでしたよ。でもコンサートが始まると疲れも忘れノロノリ。我等中年もまだまだやる時はやりますねー。我ながら関心。
私が一番感動したのは、かぐや姫1回目のステージの最後ですね。
「おまえが大きくなった時」の熱唱。
こうせつさんが言ってましたけど、年とると涙もろくなるようで、涙がでてきて最高でした。
拓郎さんのステージでは「落陽」にあわせて花火の打ち上げ。
ほんとにすばらしいコンサートをありがとう!

 
2006-11 2006.9.24 まに@ 「つま恋2006」ありがとう!!
ここ2ヶ月間、全ビデオによる「予習」で慣れていたはずなのに、前日の、日経の全面広告「明日はつま恋で会いましょう」、コンサートパンフの喜多条忠さんのエッセイ、当日朝のNHK「おはよう日本」の拓郎の言葉で、本番前に涙が枯れました。

こうせつさん。31年たって同じ場所にみんな元気に集まって、「ともだち」や「イメージの詩」が流れるとこみあげてくるとのこと。でも「妹」、「お前が大きくなったとき」、「遥かなる想い」、「センセーショナルバンド」、「なごり雪」、「ひとりきり」、「神田川」…。拓郎に全く引けを取らない、堂々としたステージでした。周囲の拓郎ファンでさえ、途中から悲鳴を上げていましたから、こみあげてくるものは十分にあったはずです。実際に今口ずさむと、やっぱり、こみあげてきます。

31年前は中2。こうせつと拓郎は、僕の原点でカリスマ。つま恋、武道館、横浜球場、篠島。時代や流行に新風を吹き込み、新たなことに常に挑戦する、そんな男になりたいと少年時代に思ったものです。

やがて「暗い」「古い」「ださい」という理由で、フォーク人気が衰退し、自分自身も、進学、就職、引越し(計10回)があって、多くの人々と出会って別れて、結婚、育児、住宅ローン、仕事、親兄弟、地域社会に忙殺されるうちに、カリスマに昔の栄光を期待する夢は忘れました。

ただ心の支えとして、静かに出されるアルバムとコンサートで、等身大のカリスマの音楽と話を聴いて、今の自分が「お変わりない」ことを確認する。31年といえば長いけど、そのうち21年間はそんな繰り返しだったと思います。インターネットと、「ピクニック広場」との出合いは、ここ5-6年の大きな環境変化ですけど。

24日朝、読売と産経は1面で、日経も朝日も、故郷の地方紙も、社会面で取り上げました。我がチームの逆転ホームランは、野球で言えばペナントレースを勝ち取った位の扱いでした。

あの頃の仲間に届いたかな?今頃、幸せかな?どうしているかな?つま恋はサヨナラホームランじゃないから、まだ間に合います。もう一度、コンサート会場で会えないかな?などと夢をみたりします。

 
2006-12 2006.9.24 ジュンさん つま恋
 お久しぶりです。
以前に書き込みをさせて頂いた拓郎ファンのジュンさんです。
つま恋、行ってきました。
拓郎さんの事は置いておいて(笑)かぐや姫の感想を・・・。

 このサイトに書き込みをしたのが切っ掛けで、こうせつさんのコンサートには行かせて頂きましたが、かぐや姫を聴くのはモチロン初めてです。(とは言え、LPは持っていますので、曲は殆ど知っていました)

 何よりも一番印象に残ったのは、こうせつさんの野外での存在感です。
沢山の野外コンサートを経験されたからこその観客の心に届く歌声。
 拓郎ファンの私ごときが語るのもおこがましいですが、私が一番感じたのは、これが南こうせつだ!って、どうだっ!って、観客に迫って来る迫力の歌声、強い強い魂の唄でした。
南こうせつ此処に在り!って感じで、35000人を圧倒しました!

 かぐや姫のステージは、懐かしい空気に溢れてはいましたが、決して新聞等で書かれているような、団塊の世代の同窓会なんかでは有りませんでした。
古い唄でも、良い歌は色褪せない。
そして、新しいかぐや姫も、観られた様な気がしています。
パンダさん、伊勢さんも、本当にカッコ良かった!

長々と駄文、すみませんでした。
以上、ご報告でした。

 
2006-13 2006.9.26 みなあい ボクのつま恋
2003年4月29日にこうせつさんが日比谷で「拓郎!早く元気になって、またつま恋やろうぜー!」と叫んでから1244日、本当にこの日がくるなんて。

私は「あの時現場にいた連中」ではないし、団塊の世代でもないからコンサートには呼ばれてないんだろうなと思ってた上に、拓郎のファンは何年か前に現役を引退したし、かぐや姫もほとんどオンタイムでは聴いてなかったからどうしても行く理由がみつからず、先行で買ったチケットも一度は処分してしまったのですが、相方が「つま恋のこうせつさんを観てみたくなった」と言いだしたので一ヶ月前を切ってましたが慌ててチケットの手配・交通手段の確保などドタバタと準備しました。

いざ迎えた当日、会場に着くとヤバイです。もう10年以上感じたことがなくて忘れかけてたタフな野外のにおいがたちこめてます。「つま恋対象者」の邪魔にならないようにと思って会場の一番隅の方に席を確保しました。そしていざ開演。

すると一曲目のイントロと共にこみあげてくるものが!この時を特別待ちわびてたわけでもなく日帰りのカジュアルで参加したってのに空気って言うか音って言うか雰囲気っていうか、わかる人にはわかるアレが!

その後、この日いったい何度泣いただろ。『FOREVER…』『ペニーレーン…』『遥かなる…』『センセーショナル…』『唇をかみしめて』『ファイト』『ああ青春』『虹の魚』『ビートルズ…』…、ああきりが無い!なかでも自分で一番驚いたのは『おもかげ色の空』。何でこの曲で泣くんだよ!と混乱しながら隣を見ると相方もこみあげるものがあったらしい。と、言う事は雰囲気?歌い方?会場にいる他のみんなはどうだったんだろ?テレビで観てた人は?

宴は唐突に終わった。ステージを後にした四人を呼び戻すほどのパワーは会場には残ってなかったからかもしれません。退場は当然?ながらブロックごとの規制退場です。ごく一部、どうしても急いで出ないといけない理由があるって人以外は他人を押し退けて我先に出るような恥ずかしいマネをする事もなく、自分のブロックの順番が来るのを待つのが当然といった顔で泰然と、しかもMCを愉しみつつ待ってる姿が、そしていざ順番が来て立ち去った後にはゴミが全然残ってなかったのが気持ちよくてとても嬉しかったです。

あくまで個人的感想ですが、このステージを通じて「人生なんていくら気取ったってロクなもんじゃないんだから頑張りすぎなくていいよ。とにかく生きてさえいてくれればいいよ。そうすればこうしていいこともたまにはあるんだから」というメッセージを発していたんだな、と思いました。

そして呼ばれてない・行く理由がないと半分ゴネてるみたいなところもあった私ですが、いざ行ってみるとつま恋には私の居場所がありました。行って良かった。永遠に忘れられない一日でした。

追加情報
既にご存知かもしれませんが曲目等
http://letsblog.panasonic.jp/report/2006/09/23/ 
に詳しいレポがあります。

 
2006-14 2006.10.1 末っ子(mikko) つま恋 吉田拓郎 & かぐや姫 2006年9月23日(土)
NATSUさん、こんにちは。「つま恋」レポートの大作を書いてみました。読んでね。

★ 当日朝
 コンサート当日朝、私は始発電車に乗って羽田空港へ向かいました。九州方面の始発便で到着する友人たちと羽田空港で落ち合い、レンタカーで静岡県「つま恋」を目指しました。運転は九州在住の友人です。

車中では、携帯メールが飛び交います。「今、うちを出た」「ホテルを出た」「ツアーバスのなか」「掛川駅に到着」「渋滞がひどい」「人が多い」「送迎バス待ちが長蛇の列」「○○ちゃん発見!!」「今どこー」「私はここよー」・・・などなど。みんな興奮状態です。レンタカーに東名高速という無味乾燥な景色のなかで、何だか気分が盛り上がります。

 現地到着は11時半過ぎぐらいだったかな。

★ すっかりマイナスモード
 「つま恋」で野外コンサートがあるとはじめて聞いたとき、とても興奮しました。「つま恋」の前は、月一で下見に行こうかと思っていました。しかし、コンサートの詳細が明らかになるに連れ、気持ちはトーンダウン。「団塊の世代の同窓会に入り込んで、いったい何になるのだ??」「団塊のノスタルジーイベントに参加して、いったい何の意味がある??」と、すっかりマイナスモードになってしまいました。
「南こうせつのファンクラブの人はファンクラブの先行予約でチケットを購入して下さい」という告知で買ったチケット。友人たちとはブロックがバラけていました。友人たちと同じブロックで見ることができないというのも主催者の意思を感じ、マイナスモードにさらに拍車をかけました。

 団塊の世代の方ごめんなさい。私は団塊の世代の方たちにあまり良い印象を持っていません。特に団塊男性と話をすると「どん引き」もしくは「不愉快」な感情を持つことが多々ありました。飲み会では絶対に隣り合わせにならないようにしていました。
10年前に「あの人たちは、あと15年もすると定年で職場から絶滅する。10年後、自分たちがああなっていないようにがんばっていこう」と後輩と自分を励ましていたこともあります。その気持ちは今も変わらず・・・。こうせつも団塊の世代なのにね。ごめんなさい。私の周りの団塊の人たち限定の話ですよね。

それでも、3万5千人が集まるコンサートは魅力的です。しかも野外です。そして「つま恋」です。中学生のころ社会化の地図で探した憧れの地「つま恋」です。

★ 「やばいなあ」―つま恋到着−
 現地に到着して、入場ゲートまで歩きます。たくさんの人が同じ方向を目指しています。「やばいなあ」

ゲートに到着しました。チケットをもぎり、自分のチケットのブロックの引 き換えテントに向かいます。D3ブロックの番号が書いてあるタグをもらいました。私は左の手首にタグを巻きました。人並みのなかに旧友を発見しました。昔と変わらない人懐っこい笑顔で、今はそう呼ぶ人が少なくなった結婚前の旧姓で私を呼びます。「やばいなあ」

ゲートを歩いていると、遠くに舞台のやぐらが見えてきました。ヘリコプターも見えます。「遠いねえ、あそこまで歩くんだ。」興奮を抑えながら歩いていると、どんどん舞台が近づいてきます。「やばいなあ」

会場に到着、大きな舞台、広い会場、たくさんの観客・・・自分のブロックに向かう途中で何人かの友人に遭遇しました。この雰囲気「やばいなあ」

「やばいなあ」ということで、間違い探しをしてみました。「空の色と高さが違うよ。雲はうろこ雲で、入道雲じゃない。」「風が違うよ。こんなにさわやかな風じゃない。暑くない。」「舞台が違うよ。こんな立派じゃない。オーロラビジョンなんかなかった。」「照明が違うよ。一本の照明が色んな色に変わるじゃない。」「開演一時間前なのに、こうせつコールが聞こえてこないじゃないか。」・・・あまのじゃくですねー。

根底のマイナスモードから間違い探しをいくらしてみても、現実にその場に立つと、気持ちを高揚させるものばかりです。吉田拓郎ファンに間違われないように(?)と、ブロックについたらすぐにこうせつハッピを着ました。20代の頃に着ていた青いこうせつハッピです。
 本当に「やばいなあ」です。ブレーキがきかなくなった車になってしまう予感がしました。

★ オープニング
 開演のインフォメーションが会場に流れ、拓郎さんとかぐや姫の4人の映像がオーロラビジョンに映ります。「つま恋」の下見やリハーサルの映像です。
舞台上は瀬尾バンドのたくさんのメンバーがセットしていきます。オーロラビジョンの映像が終わり、瀬尾バンドの華やかな演奏とともに4人が登場しました。4人で「旧友再開フォーエバーヤング」ではじまりました。会場は総立ちでした。

★ 第1部 吉田拓郎 & 瀬尾バンド
 かぐや姫が退場し、吉田拓郎さんのステージが始まりました。10曲ぐらい歌ったでしょうか。吉田拓郎&瀬尾バンド、東京国際フォーラムよりも野外が似合います。華やかな音が秋の空に抜け、3万5千人の観客が負けていません。「イメージの歌」の後、休憩。いよいよかぐや姫の登場です。

★ 第2部 かぐや姫 & 瀬尾バンド 
 開演のインフォメーションのあと、瀬尾バンドがセットしました。隣にいた友人「ん?瀬尾バンド??また拓郎が出てくるのかな??」。私「まさか、次はかぐや姫だよ。マイクが3本だし、ウッドベースがセットされてる。」

やっぱり華やかなファンファーレのような瀬尾バンドの演奏とともに、パンダさん、こうせつ、正やんが登場!!3人とも白い衣装での登場です。白い衣装の3人。はるか昔に置いてきた感情、恋のような胸の高鳴りを感じました。「かっこいい〜。素敵ぃ〜。」このときの私の瞳孔は大きく開き、そして、ハート型になっていたと思います。

 一曲目は「妹」でした。これまでに聴いたことのないドラマチックな「妹」でした。瀬尾バンドマジックです。私はすっかり、その音のマジックにかけられてしまいました。くらくらしました。
これまで、「Today」「サマピドリーム」「再結成ツアー」「広島」と、かぐや姫のライブは7〜8回見たでしょうか。これまで見たかぐや姫とは違う、本当にドラマチック、厚い音で彩られたようなかぐや姫でした。どちらかというと「Today」に近い編曲なのだろうと思います。イントロで何の曲かわかりました。でも「Today」より明るい曲調だったと思います。

そして2曲目に本当に「やばい」ことがおきたのです。「遥かなる想い」でした。私は「遥かなる想い」のサックスの音にやられてしまいました。この一曲で、完全にイッてしまいました。頭の中で花火が爆発、血液が一気に沸騰、心臓がタキり、アドレナリン分泌最高潮、スイッチが入り、モードが変わり、エンジン全開、ブレーキは破壊・・・つまり、正気じゃなくなりました。
「センセーショナルバンド」の頃には、私は「つま恋」の会場の空を飛んで翔けていました。最後の「お前が大きくなったとき」には、もう涙が止まらず、顔を上げることができず、下を向いたままオーロラビジョンも舞台の3人も見ることができなくなっていました。

★ 第3部 吉田拓郎 & 瀬尾バンド & かまやつひろし
 この時間は、私は休憩タイムです。昼食を食べていなかったので空腹でした。フードエリアでビールとビーフカレーを買いました。ここで、友人と友人の子どもたちと話し、ふざけ、笑い、遠くから聞こえてくる拓郎さんの歌を口ずさみました。

★ 第4部 かぐや姫 スペシャルゲスト 石川鷹彦
 再びかぐや姫の登場です。今度は、3人だけの舞台です。途中に石川鷹彦さんがギターで加わりました。野外の広い会場の3万5千人を前に3人だけのライブでしたが、胸を打つライブでした。こうせつの声・歌・表現力、正やんのギター、パンダさんのキャラクターがそれぞれに映えていました。
3人で3万5千人を総立ちにさせる。3人の今が、力強く表現されていました。

 一部で拓郎さんがシニカルに、こうせつに「歌詞の先読みをするな」と言っていました。こうせつもそれを意識してか、いつもより歌詞の先読みをしなかったように感じました。しかし、拓郎さんが言うまでもなく、歌詞の先読みをする必要は全くありませんでした。ブロックにいる人、通路を歩いている人、みんな完璧に歌詞を憶えていました。3万5千人の歌声が、会場に響いていました。

 そして、野外コンサート会場での夕暮れ・・・素晴らしい。

★ 第5部 吉田拓郎 & 瀬尾バンド & 中島みゆき
 「ああ青春」から最後「今日までそして明日から」までのラッシュはすごかったです。すごいの一言です。中島みゆきのサプライズにも興奮しました。二人のコラボはすばらしかった。
 それに花火も上がりました、夜になり会場は暗くなり照明が映え、夜風が吹き、野外コンサートの醍醐味も味わえました。

★ アンコール
 拓郎さんのすごいライブが終わって、アンコールです。かぐや姫は「神田川」、拓郎さんは「聖なる場所に祝福を」でした。テレビで「巻き」が入っているのか?4人とも走るように舞台を去りました。余韻は一切残しませんでした。

★ コンサートが終わって
 終演を告げる放送の後、長い長い待ちの、観客の制限退場です。車にもどり高速にのったのは12時近くでした。足柄インターでお風呂に入り1時間半の休憩の後、夜通し東名高速を走りました。運転は九州の友人で、私はずっと車中で寝ていました。
 朝、空が白んだ頃に羽田空港に到着し、始発便で九州の友人たちは帰っていきました。白んだ空を見上げ、気持ちがすっきりしているのがわかりました。オールナイトコンサートへの強い気持ちがよみがえりました。

 そして、私は、羽田空港でスーツに着替え、ヒールを履いて、その足で研修に参加しました。その日は筆記試験と口頭試問、面接でした。ははは・・・。結果が散々だったのは言うまでもありません。その日のうちに再試の課題が課せられましたが、資格は取れそうです。

★ 記憶  今回のコンサートで思い出しました。体の奥にあった懐かしい記憶がよみがえりました。
 「遠くに見える舞台のやぐら」「やぐらに近づくに連れて高鳴る鼓動」「野外の舞台」「何万人もの観客、歓声、歌声、手拍子、拍手」「風、空、雲、日差し、星、月」「暗闇」「夜空の花火」「観客の顔に映る花火の光」「夜遅くなると、体はリズムを刻み踊っているのに、頭は白くぼんやりしてくる」「夜の照明のまぶしさ」「野外使用のスピーカー、音」「お腹に響くドラムの音」「夜に出てくる昼間の疲れ」「時々襲うたまらない眠気」「夜風のきつさ」・・・などなど。
 アスペクタ音楽祭も野外だけれど、日が沈む前に終演します。野外コンサートの記憶、すべて身体が憶えている記憶です。

★ 「つま恋」その後
 今も私はハイテンションが続いています。自然に足が早足になり、気づくとスキップしています。踊りだしたい気持ちを抑え、平常心を装うのが大変です。身体の奥から力がわいてくる感じがします。今の私に怖いものはありません。
 でも、躁状態とはちょっと違います。多分、私はエネルギー切れ・燃料切れだったのだと思います。ゴールデンウィーク後、確かにきつかった。気持ちが消耗していくことばかりでした。「つま恋」の野外に参加し、エネルギーが充填され、元気が満ち溢れて、勇気が出てきました。

 大きなイベントの後、小さなホールのコンサートに行くのが楽しみな反面、同じくらい不安になることがあります。でも、いままでこうせつは私の期待を裏切ることはありませんでした。「つま恋」後のこうせつに会える「年末スペシャル」を楽しみにしています。

★ 吉田拓郎
 長々書きましたが、もうちょっとお付き合い下さい。最後にこれをどうしても書いておきたいのです。

 31年前の「つま恋」の6万人は史上初めてなら、中高年の3万5千人が集まるのは、今回が史上初めて??
 今回の「つま恋」は、吉田拓郎については「ノスタルジーイベント」でも何でもありませんでした。吉田拓郎の31年前、これまで、今、そして今後を実感させるものでした。魂を揺さぶりました。では、かぐや姫はどうだったのでしょうか。

 こうせつの声・歌・表現力、正やんのギター、パンダさんのキャラクター。ギター2本とベース1本と3人の声で3万5千人を総立ちにさせ、一体化させることができる3人の今が、力強く表現されていたと思います。
 でも、歌う曲がかぐや姫であればあるほど、かぐや姫はノスタルジー以外の何ものでもなかったように思います。かぐや姫がノスタルジーであればあるほど、吉田拓郎のこれまで、今、今後が際立ち、吉田拓郎のこれまで、今、今後が際立つほどかぐや姫がノスタルジーになっていくようでした。

 かぐや姫だけではありません。瀬尾バンドも、かまやつひろしも、そして、中島みゆきでさえも、吉田拓郎を8時間半の間、舞台に立たせ続けさせるためだけのツール(道具)、吉田拓郎の偉大さを示す演出のツール(道具)に過ぎなかったと感じています。
 そして、吉田拓郎はそれだけの価値のある男であり、ヒーローなのだと納得せざるをえない8時間半だったように思います。今さらながら、遅まきながら、そう実感しました。

 吉田拓郎は長く私の故郷にコンサートに来ませんでした。地元放送局も長く吉田拓郎を流すことはありませんでした。私が東京に出てきてからは、吉田拓郎は引退と復活を繰り返していて、私はこの頃はテレビもラジオもない貧乏生活を送っていました。私にとって吉田拓郎は、好き嫌い以前の「欄外」のアーティストでした。
 ツアーに行くようになったのはここ4〜5年ですが、特に想いがあるわけでもありません。用事があれば行かないし、実際「疲れている」という理由でチケットを知人に譲ってしまったこともあります。

 しかし、「つま恋」2006を見てしまった以上、これからツアーに足を運んでしまうでしょう。行かざるをえなくなるでしょう。

 吉田拓郎には、肺癌の5年生存率向上に貢献してもらい、これからもツアーを続けて欲しいと思います。今は、吉田拓郎のこれからを見届けたいと思っています。

 
2006-15 2006.10.1 NATSU つま恋
みなあいさんに教わったサイトから曲名最後まで拾ってきました。

一部 拓郎BAND
旧友再会フォーエバーヤング
ペニーレインでバーボン
海を泳ぐ男
ひらひら
淋しき街
消えていくもの
ともだち
知識
生きていなけりゃ
イメージの詩

二部 かぐや姫 with SEO

遙かなる想い
黄色い船
アビーロードの街
人生は流行ステップ
夏この頃
好きだった人
加茂の流れに
置手紙
けれど生きている
湘南 夏
こもれ陽
ペテン師
センセーショナルバンド
マキシーのために
なごり雪
お前が大きくなった時

三部 拓郎BAND with SEO/弾き語り
とんとご無沙汰
全部だきしめて
野の仏
唇をかみしめて
友あり
いくつになってもhappy birthday
シンシア
我が良き友よ
ファイト

四部 かぐや姫
僕の胸でおやすみ
赤ちょうちん
おはようおやすみ日曜日
そんな人ちがい
今はちがう季節
きっぷ
じんじろ橋
遠い街
眼をとじて
うちのお父さん
ひとりきり
22才の別れ
雪が降る日に
あの人の手紙
おもかげ色の空

五部 拓郎BAND with SEO
あゝ青春
虹の魚
この指とまれ
ビートルズが教えてくれた
言葉
サマータイムブルースが聴こえる
人生を語らず
永遠の嘘をついてくれ(with 中島みゆき)
外は白い雪の夜
僕達はそうやって生きてきた
冷たい雨が降っている
春だったね
落陽
a day
今日までそして明日から

アンコール
神田川
聖なる場所に祝福を

 
2006-16 2006.10.7 末っ子(mikko) 「つま恋」ライブレポート追記 2006.10.7
−私たちの「つま恋」は始まったばかり−

「センセーショナルバンド」で「つま恋」の空を飛んで翔けて、早いもので2週間が経った。その後も、コンサート直後の充実感は色あせることなく続いる。

天に与えられた自分のミッションは、片田舎の専門学校の専任教員という小さなものだ。世界を動かし人々を救うという壮大なミッションを遂行する天分が与えられなかったことが残念だが、実際の自分ときたら、その小さなミッションさえもままならないのが現実。そんな自分を静かに受け入れ、そのミッションに再び立ち向かう力と勇気を、「つま恋」は与えてくれた。

吉田拓郎が病に倒れた3年前、こうせつはグリーンパラダイスコンサートで、吉田拓郎の名前を叫び『春だったね』を絶唱した。そして、「拓郎!早く元気になって、またつま恋やろうぜ!朝までやろうぜ!」と絶叫した。

そう、こうせつと私たちの「つま恋」はあの時から始まっていたんだ。

そして、「つま恋」2006は終わったけれど、私たちの「つま恋」は、まだ終わらない。そう、始まったばかり。

「つま恋」2006で、私の吉田拓郎の評価が変わったわけじゃない。まして、団塊世代に対しての思いも変わったわけじゃない。やっぱり飲み会では、団塊男性の隣には座らない。
こうせつが好きだから、「つま恋」が好きだから、この後の吉田拓郎を、団塊の世代を見届けたいんだ。

「つま恋」が終わったあと、色々なメディアで色々な論調があった。中には問題外の内容のもの、重松氏のような温かい文章まで、色々あった。
でも、こうせつはきっと、そんなことは全く気にならず、「つま恋」2006後の充実感を味わっているはず。

なぜなら、私がそうだから・・・・。


キャー!!こんな妄想を堂々と語っても非難されず、こうせつをどんなに愛しているかということをこんなに語り合っても、変人扱いされない!!

この場所、「ピクニック広場」が大大大好きです。

 
2006-17 2006.10.9 酔いどれ。 京の旅人〜円山音楽堂〜
バンバンと杉田二郎さんが主催のこのコンサートにゲスト出演されたこうせつさんにお会いしにいってきました。

前の演奏者が尺八の方だったので、登場一番、尺八の真似をされていらっしゃいました。

曲目は・・・書いていいかな??ゲスト出演だし、いいよね??NATSUさんの判断で、ダメだと思ったら削除してくださいね!

「加茂の流れに」「ひとりきり」「うちのお父さん」「神田川」です。
サポートは順平さんとマキさんです。4曲ともかぐや姫だったのは、つま恋の名残でしょうか?つま恋のお話もなぜ、つま恋を開催することになったのかのいきさつくらいしか話してくださいませんでしたが、、、

ご自分のコンサートで少しづつ話していかれるのかもしれませんね!

ばんばんとのMCで、朝6時に起きて大分からきたのに、普通ならホテルで休んでいてもいいのに、こうせつさんはずっと舞台袖でリハーサルを見てたって・・・。確か、去年のグラフィティでも似たようなことを司会の小堀さんがおっしゃってました。こうせつさん、本当に楽しそうで楽しみにしていらっしゃったんでしょうね、きっと♪

 
2006-18 2006.10.10 コロ直 「つま恋2006」私だけの思い出!
つま恋が終わって、もうすでに2週間がたちました。
私の中では未だ整理が着かない想いもあるけれど、
このコンサートに参加できたことはとても良い思い出になっています。
その中で私だけが凄く印象に残っているのは、
第2部でのこと。
前からずうっと聴きたかった曲で、
かぐや姫の曲の中でも1.2を争うくらい好きな歌があって、
歌ってもらえたらいいなと思っていた曲。

正やん作詞、こうせつさん作曲、「遠い街」
こうせつさんが、「初恋のきた道」と言う映画の一場面に出てくる景色に似ていて、とおっしゃって、
ホントにプラトニックな愛の詩。

正やんが歌い終わったとき、
思わず「正やん最高!」と叫んだとき、
こうせつさんがこちらを向いて、
「一部の人から良かったって言ってもらえて、おいちゃんは元気が出たよ」
って、言っていただけたこと。
正直私は舞い上がってしまって、
細かい言葉まではっきり覚えてないんだけど、
隣で一緒に見ていたお友達が後日メールで教えてくれました。
あの35000人の中で、
こうせつさんの一言が、
自分に向けておっしゃっていただけた。

今も思い出すと涙がこみ上げてきます。

つま恋全般の話はいろいろな方がいろいろなところで語っていらっしゃるので、
「私だけの思い出」と言うことでご報告したいと思います。

NHKの映像はまだ見られていないけど。
DVDに残ると嬉しいな。
と思う今日この頃です。

NATSUさん、いつもありがとうございます。
こんな思い出も良いですか?
つま恋の本文の記事は私の中でまだかけないでいることが多いです。



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