STAXのDAC−TALENTのDACチップの出力をスケルトン抵抗1本でI/Vし、その後に付けるアンプという設計になっています。『MJ無線と実験』誌1995年1月号サイドワインダー参照(私の投稿)。電源電圧は±15V〜±18Vを想定しています。
当然、出力段のK2201は、ペアを取っています。これはまとめて買えば100円しない素子ですので、50本くらいどーんと買ってもいいのではないでしょうか。測定方法は、Idssなんて無いので、このHPのうんちくのページに書いた、K1297測定のページに記述してある方法がベストです。
ステップ型位相補正を行っています。この定数は、fc≒2.4MHz。2段目の差動は2SJ74−V、−BLなのでもOKでしょう。むしろその方がオープンゲインが下がって、帰還量を多くしてゲインを下げた場合に安定動作します。
出力段にあるATTは、ゲインが大きすぎるためです。しかし、これ以上小さくするには、入力レベルを下げなければなりません。(99/3/14追加) 出力段の電流は、R08でコントロールします。出力段の電流が、約10mA程度になるようにコントロールします。