平和を願う多くの区民のみなさんへ ...........木下あきら演説から・11/10

 いま政治の大きな問題は、自衛隊を海外に派遣することに道をひらく法律が国会をとおったことです。昨日、自衛隊艦船がインド洋にむけて出ていきました。世界に展開するアメリカの軍事力と一体化する道に大きく踏み出しました。
 私たちの国は、先の戦争で近隣諸国を軍靴でふみにじり、多くの迷惑と被害を与えてしまいました。その結末は、広島・長崎の原爆、東京大空襲のような、主要都市の空襲、そして敗戦です。この戦争の反省と教訓、悲惨な戦争体験をもとに、私たちの親の世代、先輩達は、主権在民、基本的人権の尊重、そして国際紛争を解決する手段としての軍事力を永遠に放棄する、これを宣言して新しい国づくりを始めました。憲法を土台として国づくりをすすめてきました。地方自治法にしても、労働法にしても、税制にしても、全ての土台に憲法がありました。
 いま、その土台が大きくきしみはじめています。自衛隊を紛争地域に派遣する法律が国会をとおり、これを審議する与野党は事前承認か事後承認か、武器の使用はどうか・・・・、結局、駆け引きの材料にしてしまっている現状です。政治が国民の生命や財産のことなどほうりだして党利党略に走り、機能停止の状態です。
 改革が叫ばれています。バブルがはじけての10年、これまでこの国のリーダー達の不正や腐敗が次々と明るみに出ています。国と地方あわせて600兆円を越える借金財政、政治家や高級官僚の利権に群がる構造、中枢から腐りきっている。その毒と膿はひろがる一方です。改革が求められています。しかし、それは誰かに頼ってできるものでないこともはっきりしてきました。身近なところで、おかしいものはおかしい、困るものは困ると、声をあげ、行動をおこし、横につながっていくところから、道は開かれる、そう確信しています。改革を地域からやっていこう。自衛隊海外派遣反対の声をあげていこう。