コハコベ(小繁縷)
Stellaria media
(2004年2月25日 東京都大田区・平和島)
ナデシコ科ハコベ属 花期:3〜9月 分布:東アジア原産

ミドリハコベとともに単にハコベ(繁縷)と呼ばれることが多いが、本種は明治になって帰化が確認された外来種。ミドリハコベより全体に小型で、茎が暗紫色を帯びることが多い。

雄しべが3個のコハコベの花。コハコベは雄しべの数が1〜7個だがミドリハコベは4〜10個なので、これが同定の参考になる。つまり雄しべが1〜3個の花が混じっていればコハコベで、雄しべが8個以上の花が混じっていればミドリハコベということになる。ただし交雑種でなければの話しだが・・・

コハコベの茎葉。

コハコベの冬期の葉。