カラスノエンドウ(烏野豌豆)
Vicia angustifolia var. segetalis
(2004年3月21日 東京都大田区・平和の森公園)
マメ科ソラマメ属 花期:3〜6月 分布:本州、四国、九州、沖縄

道端、草地、畑などの日当たりの良いところに生える2年草。果実が熟すと真っ黒になるので「烏野豌豆」の名が付いた。赤紫の小さい花は春の野では結構目立つ存在である。 子供の頃、このカラスノエンドウとレンゲソウを取り違えて恥ずかしい思いをした記憶がある。

カラスノエンドウの若い果実。中に8〜10個程度の種子が入っている。

熟して裂開したカラスノエンドウの果実。褐色に見える丸い粒が種子。

カラスノエンドウの葉は小葉が8〜16個の偶数羽状複葉。

カラスノエンドウの冬期の葉。