ゲンノショウコ(現の証拠)
Geranuim thunbergii
(2004年9月15日 東京都大田区・東京港野鳥公園)
フウロソウ科フウロソウ属 花期:7〜10月 分布:北海道、本州、四国、九州

山野で見られる多年草。高さは30〜60cm。薬草として知られ、陰干しにした葉や茎を煎じて飲むと下痢止めの効果があり、 飲むとすぐに効くところから、「現の証拠」の名が付けられた。 薬効成分は葉に最も多く含まれる。白花と赤花があり、白花は東日本、赤花は西日本で多く見られるということである。

ゲンノショウコの赤花。

ゲンノショウコの若い果実。

熟して裂開したゲンノショウコの果実(朔果)。裂片が御輿の屋根に似た形になるので御輿草の別名がある。