テバコモミジガサ(手箱紅葉傘) Cacalia tebakoensis |
(2008年9月3日 東京都奥多摩町) |
キク科コウモリソウ属 花期:8〜9月 分布:本州(関東地方〜 |
近畿地方の太平洋岸)、四国、九州 |
山地の林内に生える多年草。高さは50〜90cm。群生することが多い。葉は互生で長い柄があり、葉身はモミジ状に裂ける。花は茎の先に円錐状につき色は白。モミジガサに似ているが、やや小型で葉裏の葉脈の隆起が目立つので同定の参考になる。名前は高知県の手箱山で最初に発見されたことによる。 |
テバコモミジガサの花。 |
テバコモミジガサの葉の裏面。葉脈の隆起が目立つ。 |
モミジガサの葉の裏面。テバコモミジガサよりも葉脈の隆起は目立たない。 |