【 ムラサキケマン 】
Corydalis incisa
 
ケシ科キケマン属 花期:4〜6月 分布:日本全土

湿り気のあるところに生える二年草。高さは20〜50cm。人里に近いところでしか見られないそうである。ケマン(華鬘)とは仏像を飾る仏具のことで、花の形が華鬘に似ているところから付けられた名である。
【 誤って食べたときの中毒症状 】
全草に痙攣作用のあるプロトピン(アルカロイド)などの有毒成分を含み、誤って食べると吐き気、脈拍低下、呼吸麻痺、心臓麻痺などの症状が現れる。

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