毒草　ヒガンバナ

【ヒガンバナ】

Lycoris radiata

ヒガンバナ科ヒガンバナ属　花期：９月　分布：日本全土

秋の彼岸の頃に花が咲くのでこの名が付けられた。九月頃に田舎を旅行をすると、田んぼの畦や土手などを埋め尽くすように咲いているのを見ることがあるが、花期が短いので間もなく姿を消す。

【誤って食べたときの中毒症状】

全草、特に根（鱗茎）にリコリン（アルカロイド）と呼ばれる毒が含まれる。誤って食べるとよだれが出て、吐き気、下痢、血圧低下、中枢神経の麻痺などの症状が現れる。このヒガンバナの鱗茎と食用になるノビルを間違えて事故になることが少なくないそうだから気を付けよう。