【 ド ク ゼ リ 】
Cicuta virosa
 
セリ科セリ属の多年草 分布:日本全土 花期:6〜8月

セリに似ているが、セリよりもはるかに大型で背丈が1mにもなる。オオゼリの別名がある。
【 誤って食べたときの中毒症状 】
全草にシクトキシンと呼ばれる毒があり、特に根に大量に含まれる。誤って食べれば半数の人が死亡すると言われるほどの猛毒。食べると口の中の灼熱感があり、吐き気、腹痛、下痢、けいれん、全身の麻痺、呼吸困難などの症状が現れる。皮膚からも吸収され、かゆみ止めの薬として使っていて死亡した例もあるというから要注意である。

毒 草 の 一 覧 へ 戻 る