2004年5月30日 更新

 野菜がたっぷり中華丼



野菜をたっぷり使った中華料理 八宝菜を暖かいご飯にかけて作る中華丼です。味のベースは塩味で、ここにあげた野菜以外に季節の野菜を取り入れて、変化を与えられます。お子さまに人気が高い、ウズラの卵を使いました。


 材料  5人前 
豚コマ切れ 300g 人参中1本、椎茸(生5枚、乾燥10g)、白菜 1/4 、竹の子中1本、ニンニクの芽、ウズラの卵 5個、なるとの渦巻き1/2本 ごま油 大さじ1、ニンニク1片、しょうが少 1片 水1カップ
ご飯 5人分(3合)
水溶き片栗粉: 片栗粉大さじ2杯、水大さじ2杯 良くかき混ぜて置きます。


 調味料
鶏ガラスープの素大さじ1杯、塩適量、オイスターソース小さじ1、みりん 大さじ1杯

 下準備
乾燥椎茸は1時間ほど前にぬるま湯に砂糖を少し入れて戻して置いてください。大きな椎茸は、3mmほどにスライスしてください(やや大きめの椎茸を使うと歯ごたえがあって食感が増します。)人参、竹の子は、輪切り、3mmほどの厚さに切ってください。白菜はやや大きめに切って水切りをしてください。ニンニクの芽は、3から5センチの長さに切りそろえて置く。ニンニクとショウガはみじん切りです。
ウズラの卵は、茹でた物が缶詰や袋詰めでうられています。これを使いましょう。ウズラの卵の殻をきれいに剥くのは至難です。

火入れ
中華鍋にごま油を入れて、ニンニクとしょうがのみじん切りを入れ、強火で豚肉を入れて塩をふり炒めます。肉に火が通ったら、人参、白菜、竹の子の順に時間をおいて入れていき、椎茸を入れて、水1カップを加えます。
一煮立ちしたら、鶏ガラスープの素、牡蠣のエキスを加え、みりんを加えて味見をします。塩が足りない分は修正して、しばらく煮込みます。ニンニクの芽を入れて、水溶き片栗粉を入れて、かき混ぜとろみをつけて置きます。

仕上げ
やや深めのお皿にご飯をもり、とろみをつけた具を乗せて、中央にウズラの卵を乗せて、なるとの渦巻きを散らせて完成です。


野菜たっぷりな中華丼

 乾物の使い方
中華調理では、良く乾燥させた食材を使います。生で使うよりも、天日で干した物の方がおいしい場合があります。
乾燥椎茸は、生より安く入手可能で日持ちも良いので、まとめて買って使うと便利です。乾燥椎茸の戻し方は、温ま湯(35度程度)に入れて戻します。戻し汁にも出汁として有効な成分が残っていますので、戻し汁も一緒に使いましょう。速く戻したいときには、砂糖を少量入れると速く戻ります。

彩り用のニンニクの芽の替わりにサヤエンドウやグリーンピースを使ってもかまいません。