F1 :参考出品 KGさん測定依頼品
14μH 7Aのコイルを使ったハイカット回路です。メ−カー不明です。時定数からするとコンデンサー容量を0.15μF程度に減らす必要が有りますが、今回手持ちが無いため0.22μFの積層セラミックを使いました。

F1 14μH 7A コイル 積層セラミック
50V 0.22μF
積層セラミック
0.22μF+10Ω
積層セラミック
50V 0.10μF
KGさんからの測定依頼品
横軸は対数表示です 3が1KHz 4が10kHz 5が100KHzです
20KHz〜少しあがり30KHzで2dBほどのピークが現れます。40KHzで戻り以降だらだらと下がって行き、80KHzで6dB落ちの特性です。矩形波の再現では、1kHzの立ち上がりにやや強いピークがでますが波形的に変形が少ない方です。デジタル搬送波の漏れは少ないです。
歪み感は有りませんが、ストリングスはやや太めの音になり、音色にやや渋めの艶や輝きを感じます。トライアングルやシンバルなどの金属打楽器はやや控えめなりますが、定位感は良好です。
F1:14μH ハイカットフィルター付き全体像 F1:14μHのハイカットフィルターユニット
F1: 1KHzの矩形波の再現 F1: 10KHzの矩形波の再現