F0 :参考出品 空芯コイルを使用したKGさんの力作

F0 空芯コイル 10μH 積層セラミック
50V 0.22μF
積層セラミック
0.22μF+10Ω
積層セラミック
50V 0.10μF
KGさんの力作
横軸は対数表示です 3が1KHz 4が10kHz 5が100KHzです
友人のKGさんが作成したトライパスTA2020を使ったデジタルアンプです。同じ測定方法で比較するために借りてきて測定しました。バラックで作成して空中配線の極意の様な配線ですが、コイルも自作した力作です。
周波数特性は、カマデンオリジナルの東光コイルとほぼ同等です。高音の伸びがありますが、デジタル搬送信号の漏れがやや残っています。
1kHz矩形波の立ち上がりのピークや10kHzの波形の変形は、水準Bや水準E1に良くにています。
音は、中音域は、しっとりと穏やかですが、ヴァオリンの高音やトライアングルの音にやや歪み感が有りわずかにギスギスした感じが残ります。金管楽器でトランペットなどの高音の歪み感が目立ちます。これはたぶん、デジタル搬送信号の漏れが残っているためと推定されます。定位感は良好です。
KGさんの力作 空芯コイルを使ったデジタルアンプ 空芯コイルアップ
F0: 1KHzの矩形波の再現   F0: 10KHzの矩形波の再現