D5:トロイダルコイルの巻き数を減らしたハイカットフィルター
トロイダルコイル20μH1A使用コア緑ラジオデパート3F斉藤電気商会にて購入巻き数21回を14回に巻き戻して使用 電源回路に200μHのトロイダルコイルを追加して電源の放射ノイズを低減

D5 トロイダル10μH?1A緑 積層セラミック
50V 0.22μF
積層セラミック
0.22μF+10Ω
積層セラミック
50V 0.1μF
トロイダルコイル巻き数14回
横軸は対数表示です 3が1KHz 4が10kHz 5が100KHzです
トロイダルコイルの巻き数を1回減らして14回にしたところ高域が伸びて50KHzまでフラットになり100KHzで6dB落ちの特性になりました。デジタル搬送波の漏れがわずかに増えました。
音は、弦楽器特にバイオリンの高音の歪み感がじられません、シエラザードのヴァイオリン・ソロもやや明るめですが、滑らかに艶やかに鳴ります。金管楽器もやや明るめの輝きをだし、トライアングル、鈴の音がくっきりと透き通った音色で奏でます。D3と比べるとわずかですが、トライアングルのレベルがあがります。デジタル搬送波の漏れが影響していると推定されます。定位感は、D3の水準よりやや良好になり、東光のコイルのC0の水準と同等レベルになりました。
電源回路に今まで使用していたケミカルコンデンサーとセラミックコンデンサーの間に200μHのトロイダルコイルを追加してを改良しました。周波数特性や矩形波の再現は変わりませんでしたが、FM放送に回り込むノイズが減少しました。トータルでは、ノイズレベルが下がりダイナミックレンジがあがりました。
緑のトロイダルコイルを使ったデジタルアンプ全体 緑のトロイダルコイル巻き数14回 ハイカットフィルター
D5:1KHzの矩形波の再現 D5:10KHzの矩形波の再現