D1 :トロイダルコイルと積層セラミックコンデンサーによるハイカットフィルター
     トロイダルコイルの40μH3Aのコイルを1/2(16回巻き)にほどいて10μHにした物を利用。
    コアの材質による差の確認 ラジオデパート 3F 斉藤電気商会にて購入

D1 トロイダル10μH 3A 緑 積層セラミック
50V 0.22μF
積層セラミック
0.22μF+10Ω
ポリエステル
50V 0.1μF
横軸は対数表示です 3が1KHz 4が10kHz 5が100KHzです
コメント:コメント:40KHzまでほぼフラットですが、以降緩やかに下がり、70KHzで6dB落ちです。
矩形波の再現では、東光のコイルの比べると1KHzの立ち上がりのピークのレベルがやや下がっていますがわずかにピークが残り、10KHzでもピークが残り変形しています。デジタル搬送波の漏れがわずかに残り、東光のコイルよりやや大きいです。
音は、歪みがなくさわやかです。シエラザードのソロヴァイオリンの音も滑らかで、やや艶を感じます。トライアングルの音もさわやかですがややレベルが下がって聞こえます。金管楽器の輝きがわずかに感じられますが、バウマンのホルンの音がドイツホルンの落ち着いた音でなっています。もう少し高音特性が伸びると艶も輝くも感じられそうな音色です。やや定位感が悪く、楽器がやや大きく広がり位置の確認や分離がやや劣ります。
D1:全景
D1: 1KHzの矩形波の再現 D1: 10KHzの矩形波の再現