C2 :BTL出力の両端にマイラーコンデンサーを追加
     デジタル搬送信号のもれ削除対策 第1案

C2 東光 10μH ポリエステル
50V 0.22μF
積層セラミック
0.22μF+10Ω
マイラー
50V 0.22μF
C’のデジタル搬送信号もれ対策品
T-2B
横軸は対数表示です 3が1KHz 4が10kHz 5が100KHzです
コメント:デジタル搬送信号のもれは少なくなりましたが、1kHzの矩形波で立ち上がりのピークが上がりました。オーバーシュートも見られます。f特性も50KHzに+3dBのピークが残りますが高音域の減衰はC1よりややきつめです。
音は、高音のレベルが少しあがり、やや歪みぽっく鋭い音になりました。ヴァイオリンソロの音が少しきついです。再生領域が広がって、トライアングルの音が少し目立つ感じです。しばらくエイジングして様子を見ましたが、マイラーコンデンサーの影響が大きく、硬さと鋭い音が消えませんでした。音的にはカマデンオリジナルに近い音です。
リレーによる電源投入時のドスンを対策した回路が追加されています。中央の16V 1000μFコンデンサーと10kΩの半固定抵抗とトランジスターと5V 2回路リレーでCRタイマーを作成しました。右端は出力回路を切る12V 4回路リレーです。ONの衝撃は回避出来ましたが、OFF時は12V電源の方が早く切れるため改善されていません。
C2: DAM-01 T-2B 全体像 C2: T-2Bユニットと出力切断用の12V 4回路リレー
C2: 1KHzの矩形波の再現 C2: 10KHzの矩形波の再現