C0 :MFLコンデンサーによるハイカットフィルター
C0 東光 10μH MFL
50V 0.22μF
積層セラミック
0.22μF+10Ω
ポリエステル
50V 0.1μF
トライパス推奨回路
コンデンサー違い
C0: 横軸は対数表示です 3が1KHz 4が10kHz 5が100kHzです。
コメント:BTLの両端に50V 0.1μFのポリステルコンデンサーを挿入しないとデジタルの搬送信号が漏れます。コンデンサーの容量を2倍の0.22μFに変更した所、デジタル搬送信号の漏れが無くなりましたが、立ち上がりのピークがさらに上がり音が堅くなりましたので0.1μFに戻しました。
50KHz付近に2.5dB程度の山が有りますが、ほぼ70KHzまでフラットな特性が得られました。MFLのコンデンサーは、高周波をカットする能力がやや劣る様です。再生波形は、1KHzで立ち上がりにやや鋭いピークがり、10kHzでやや変形していますが、カマデンオリジナルに比べると変形の程度は少ないです。音は、弦楽器の艶や金管楽器の輝きが美しく再現され、トライアングルの音が澄んでとてもクリヤーな音になります。
C0:全体図 フェライトコアは効果がなくはずしました。 C0: やや青いコンデンサーがMFLです。
C0: 1KHzの矩形波の再現 C0: 10KHzの矩形波の再現