B0 :積層セラミックコンデンサーによるハイカットフィルター |
B0 |
東光 10μH |
積層セラミック
50v 0.22μF |
積層セラミック
0.22μF+10Ω |
積層セラミック50V 0.1μF |
トライパス推奨回路、コンデンサー違い+大容量電源コンデンサー |
|
![](image14.gif) |
B0: 横軸は対数表示です 3が1KHz 4が10kHz 5が100KHzです |
コメント:50KHzに+2dBのピークが有りますが、80KHzまでほぼフラットな特性です。カマデンオリジナルに比べ、1KHzの立ち上がりのピークも低くリンキングがなく、10KHzの変形も少なく良好です。デジタル信号の漏れもほとんどなく、デジタル高周波信号の削除能力は積層セラミックコンデンサーが、もっとも高いと思われます。なお、BTLの両端に入れた0.1μFの積層セラミックコンデンサーを取り除くと、デジタル搬送信号のもれが発生しますので、必ず入れる必要が有ります。
音は、はじめはやや硬めでヴァイオリンのソロもややギスギスした感じが残り、金管楽器でやや歪みが目立ちました。マイラーコンデンサーほど硬くは有りませんが、やや硬めでクリア音です。
しばらくエイジングした結果、硬さがとれて、ヴァイオリンの音が滑らかになり、トライアングルの音も透き通り金管楽器の音も歪みがなくなりました。高域まで延びている影響か定位が良くなり楽器の分離が明確に出来ます。 |