2004年3月14日 更新

第5回 オーディオ合研 ミーティング 



箱根 「オルゴールの小さな博物館」にスタンウエイのリプロデューシングピアノで「ルービンシュタイン」の演奏が聴けるとの情報が入り、3月7日にオーディオ合研のミーティングを行いました。当日は、快晴で暖かく風もない天候でした。
今回も前回同様演奏曲のリクエストが出来たりして11時と2時の2回自動演奏を聞きました。
11時は「アルトゥ−ル・ル−ビンシュタイン」の演奏で「ファリア作曲 恋は魔術師より 火祭りの踊り」
14時は「ヨーゼフ・ホフマン」の演奏で「ショパン ポロネーズ イ短調 OP.40-1 軍隊」
ともに力強い演奏で生のルービンシュタインのピアノ演奏を目の前で聞けるなんて感動です。

 リプロデューシングピアノ
お目当てのリプロデューシングピアノは、「スタンウエイ ディオ・アートリプロデューシングピアノ」でスタンウエイのセミグランドピアノにディオ・アート社製の自動演奏装置を組み込んだタイプでした。音楽信号は、紙のロールにあけられた穴によって、音程の高低、4つ強弱のレベル、ペダリングの操作を穴を通る空気の量によって演奏される方式です。この方式により演奏者の微妙なキータッチやテンポをそのままに再現することができる物で、当時のピアニストの生演奏を再現できる自動ピアノです。1904年に発明されおよそ20年ほどで電機録音方式によるレコードの出現で消えていった自動ピアノです。演奏は、修復して調律したばかりの様で、すばらしいの一言です。演奏曲目はチャイコフスキーのクルミ割り人形から3曲およそ5分程度でしたが、穴をあけたロールが思いの他速くスムーズに動き、穴に沿って演奏を始めるとびっくりするくらい豊かな音色の演奏が始まり、ペダリングでキーが上下したり、穴の移動にあわせてピアノの鍵盤のキーが動き等良くふいごから送られる空気だけでこれだけの演奏が出来のかとびっくりしました。(前回のままで)

ロールの楽譜?は箱根と目白の本家合わせて800管有るそうです。目白の「オールゴールの小さな博物館」本家に良い演奏はもって行かれてしまったと学芸員さんが嘆いていました。次回は目白の本家を訪ねてみたいと思っています。

博物館入り口にて記念写真 博物館入り口にて記念写真
スタンウエイのリプロデューシングピアノ全景 自動演奏装置の紙ロール

オルゴールの紹介
今回紹介するのは、2種類 シリンダーオルゴールの「ラングドルフ・ブッフェ・スタイル 1880年製」中央部分有る金属のつまみを奥へ入れるとチェンバロの様な音になるシリンダーオルゴールです。こんな小さな箱から、こんな豊かな低音が出るなんて信じられないほど豊かな音色を奏でました。

もう一台は ディスクオルゴールの「エロイカ」 3枚のディスクを連動させて豊かなハーモニーを作り出す優れ物です。現在有る格子状のドアには、以前美しい女性の絵がはめ込まれていましたが、これも目白に持って行かれたそうです。

ラングドルフ・ブッフェ・スタイル 1880年製 中央がエロイカです。

ハーブたっぷりの昼食
バジリコたっぷりのスパゲティとスパイシーなカレーに加えてピラフがありました。また、トマトスープが飲み放題と新メニューも増えましたが、ビールと合わせて950円コースは無くなりました。夏場になればもっと豊かなメニューになりますので、イタリアンが好きな人は一度行って見てください。
このスープとても美味しくて、4回もお代わりしたメンバーもおりました。
トマトスープです バジリコたっぷりスパイシースパゲッティ


 埴原さんちのオーディオルーム トップへ戻る