Small movie

粕川洋一の世界



彼のドリーモロジーを見せてもらった。
ストレートに、これが、彼の夢かというと、そういう訳ではなく、
”ドリーム”なものに関する、いくつかのイメージと出演者個々の将来の夢
というものだった。
彼は、こう語っている
「この作品は全くの偶然・・・というか、直感のみで、作り切れたものだ。
その直感で撮ったものを、今度は、もっとマクロな直感で編集した。
オレは幻想を持たない人間を知らないし、夢が大好きだ。」
彼の”直感”という言葉は、意識の使い方として、直感=夢と,置き換えが可能だ。
つまりは、彼の夢が、いくつかの夢からなる夢の映画を撮ったということだ。
マクロにシクロにスケーリングを、くりかえす夢。
きっと、これが、彼の”ドリーモロジー”なのだろう。

雨下 克 (出演)