令和6年度・市スポーツ少年団本部総会 5/11(土) ふれあれあいセンター  

  11日(土)「ふれあいセンター久喜」にて、久喜市スポーツ少年団令和6年度定期総会が
 開催されました。思えば丁度1年前の本部総会において、私は平成232年4月、合併に
 伴い設立された「新久喜市スポーツ少年団本部」本部長の役を、13年間勤め辞任した
 訳で丸々1年ぶりのスポ少会議への出席でした。
  
  ◎ 令和6年度・久喜市レクリエーション協会総会 4/1(日) 総合文化会館 

  久喜市レクリエーション協会の令和6年度の評議員会(総会)が、21日(日) 「久喜総合
 文化会館」にて開催されました。会場へ入ってまず気がついた事、出席者が少ないな、と
 言うことでした。総会は各加盟団体1の理事、ほかに評議員2で構成されます。さすがに
 理事は出席していましたが評議員の委任状というのが目立ちました。最も我が「綱引連盟」
 などその最たるものですから、何おかいわんやです。今加盟団体は10しか無くなりました。
  「グラウンドゴルフ」と「太極拳」という大手2団体が、「スポ協」へ移ったのが始まり
 でした。これは県の組織がそうしたため、その要因は「国体2部」との関係にあります。
 これはまぁやむを得ないものがあります。次にコロナの関係で一時期あれほどの数と
 活動量を誇った「社交ダンス連合会」が解散しました。「フォークダンス連盟」に次いで
 今年は「フラダンス連盟」も解散しています。「よさこい連盟」も同様の道を辿るところで
 したが、鷲宮地区の別団体が加盟、レク協としては減少を免れています。原因はいずれ
 も今までの活動家の高齢化、加えて会員数の減少です。どこの組織にも言えることですが
 如何ともしがたいことです。とにかく私は久喜レク協設立準備委員長です。レク協発足
 以来の組織・活動をズッーと見ていま:す。前記の組織状況は例外なく他の団体にも言える
 わけで危機的状況を呈しています。私の「綱引連盟」も2~3年たったら何とも言えない
 状態です。
  提出された6議案、全て満場一致で可決されました。その1つは事務局を従来の「スポーツ
 振興課」から、「久喜スポーツコミッション」に置く、としたものです、「スポーツコミッション」は
 出来たばかりで、何をするというものでもありません。市から補助金を貰っているから何か
 やらなければという位の意味しかありません。ちなみにレク協への補助金は40万5、000
 円です。もう30年も変わりません。これは歴代のトップが何もしてこなかったため、最も
 今の状況では補助金値上げ要求等出来るはずもありませんね。
  とにかく暗い、重い状況が「レク協」にあります。これという対策もありません。個々が
 それぞれに頑張っていくしかないでしょう。

  ◎ 第9回よろこびのまち久喜マラソン大会 3/25(日) 久喜総合運動公園 




















  令和5年度第9回「久喜マラソン大会」昨年は冷雨に泣かされましたが、まずまずの天候
 の下、総合運動公園をスタート・コールとするコースで行われました。ご承知のように私は
 前回大会までスポ少本部長と言うことで副実行委員長を勤めていました。今年はレク協・
 綱引連盟から一ボランティアとしての参加です。会場も様変わりしていました。従来は
 全て市民グラウンドがメインでしたが、大きく東=さいたま栗橋線方向へ移動、開会式も
 体育館前駐車場、ゴールも体育館前の公園内道路でした。種目は今まで同様ハーフ
 3200人、3K800人、1・5K600人、ファミリー200組です。数字は参加者数ですが、
 実際はこれより1割から2割少なかったと思います。全国共通にこの種の市民参加型
 大会は、コロナ以降2から3割減っているようです。
  開会式です。派手なコスチュームに身を包んだランナーが結構いました。
―上・左―
 この日もハーフを走った梅田大会会長が挨拶―上・中― そして全員ストレッチで
 身体をほぐしました。―上・右― メインのハーフのスタートに合わせ移動しました。丁度
 1番最初にスタートした3Kの部がゴールインです。ラストを写真のようなコスチュームの
、ランナーが皆に愛嬌を振りまきながら走っていました。
―中・左― いよいよハーフの
 スタートです。先導車・白バイのアト2800人の大集団が走り抜けていきました。
 
―中・中― 国体道路を走り抜けたランナーは最盛期よりだいぶ少ないのですが、
 それでも圧倒的ボリュームでした。 
―中・右―
  トップで1時間10分程度、ラストはこれはもう3時間を超します。時間が空きますので
 合間をぬって表彰です。ジュニアは1・5Kですが、入賞者は全員5分を切っていました。
 やはり早いですね。
―下・左― ハーフの人が続々とゴールです。公園内道路多目的
 グラウンドと市民プールの間を走り 
―下・中― 体育館前がフィニッシュです。
 ―下・右― ご苦労様でした。みんな良い顔をしていました。
 
  てなことでまずまずの天候の下、今年の大会は終わりました。来年は記念べき10回
 大会となります。フルマラソンをやる、なんて状況になったとき、この大会はどうなるんだ
 ろうと心配しました。中止が決定され、この大会一本でいくこととなり安心しています。
  どこの大会でものきなみ参加者が減少しています。そんな状況を見つつ、この大会の
 持続的充実を図っていかねばなりません。私は来年も1ボランティアとして参加します。
  もっとも健康であることが条件となりますが。


   S・C設立総会後の記念講演  3/17(日) 総合文化会館広域展示室

 
 下段で報告した久喜スポーツコミッション設立総会後、同所において「記念講演会」が開催
 されました。講師はお2人、1人は来賓でご招待したスポーツ庁参事官田中氏、もうお一方は
 発足したばかりの「久喜スポーツコミッション」の会長を勤められる中村氏です。これには設立
 総会に出席したメンバーの他に、総合体育館職員や各スポーツ団体からも参加していました。

  まず田中氏です。氏はスポーツ庁地域振興担当の参事官ですから、文字通りポーツによる
 地域振興専門の職員と言えます。①スポーツ基本計画における「スポーツの理念」や、
 「スポーツと地域振興の関連性」について ② 地域スポーツコミッションについて、③ 地域
 スポーツコミッションへの支援、について話をされました。話はいかにも行政マンらしきもので
 面白いものではありませんでした。ただ③の部分で多くのスポーツ庁による支援策を紹介
 されました。人材(担い手)育成サポート事業等ですが、人材育成には経済基盤(資金面)の
 安定が必要とされました。資金面でのサポートをお願いする次第です。表彰制度があり、
 2023久喜市が表彰されているのにびっくりしました。3×3ですが、これは今後取り組む
 べき内容で、事務局のお先走りではなんて思いました。先進地の事例を紹介されていました
 が、その中で市の「健幸都市宣言」との関係、「福祉・健康部門」との強固な連携の必要性
 を感じました。

 
 続いて中村氏です。氏が準備会の会長に就かれたとき、見知らぬ人ですし、どんな方
 だろうと思いました。2020年に埼玉県内で始めて発足した、3×3のプロバスケット球団」
 「埼玉ワイルドベアーズ」の社長をお勤めだそうです。この「埼玉ワイルドペアーズ」ですが、
 2つのリーグへの参加の他、県内各地でU15、U12のチームを運営、かつ昨年度からは
 久喜市をホームタウンとしています。氏は地域社会におけるスポーツの有効性について
 語り、地域社会活性化に貢献したい、そのために「ワイルドベアーズ」がお役に立ちたいと
 情熱込めて話されました。ただです。私はかって議員時代に岡山市で研修を受けた際
 現Jリーグ2部、「岡山ファジアーノ」社長の話を聞いたことがあります。J新規参入チームが
 戦力を整えると同時に、地域密着型組織として発展していきたいとの真摯な努力、そこ
 までやるのかとある種の感動を覚えたことがありました。それに比してまだまだだなという
 思いを感じました。第一久喜市がホームタウンだなんて、これだけスポーツ情報に強い私
 ですら知りませんでした。これで「地域密着」と言えるのですかね。
  ウチの会長ですから批判はこれまでとします。1991年にJリーグが発足し、先鞭を
 取りました。遅れて2015年からBリーグが発足しています。いずれも地域密着型組織
 運営、その活動を通して地域活性化にお役に立ちたいとの理念に立っています。
 3×3がそうした中、持続発展的に運営していけるのか危惧するところがあります。

    久喜スポーツコミッション設立総会  3/17(日) 総合文化会館









 ―左― 来賓あいさつ 議長・スポーツ庁参事官・日本スポーツツーリズム推進機構事務局長
 ―中― 16構成団体参加による総会 市・商工会・観光協会・各スポーツ団体・平成国際大他
 ―右― 終了後のスポーツ庁参事官、久喜S・C会長による講演
  この間のスポーツコミッション設立への動きはこのページで逐一報告してきました。「日本
 スポーツツーリズム推進機構」事務局長による各市内スポーツ団体への説明会、設立準備会
 の立ち上げ、笠間市・太田市・さいたま市等先進地の視察、体験会の開催、何よりも数次に
 わたる準備会等々、そしてようやくほぼ1年を経て、設立総会が17日(日) 久喜総合文化会館
 広域展示室において開催されました。
  設立総会は今まで準備会を構成してきたスポ協・スポ少・レク協等スポーツ団体、商工会
 観光協会・JC等団体の他、平成国際大、JCOM<、ケーブルテレビ久喜の他久喜市そのものと
 16団体が参加しました。設立準備会々長を仮議長に会は進行しました。まず「官民連携の
 スポーツによるまちづくり、地域活性化を推進するため、久喜スポーツコミッションを設立
 します。」なる「設立趣旨」を承認、続いて事務局提案の「規約」を承認しました。極めて
 一般的、問題はないのですが、ただ「久喜SCの資金は次のとおりとする。事業収入 負担金
 収入、補助金収入 その他の収入」とありましたので、負担金収入について質問しました。
 しないスポーツ団体、参加各団体から会費徴収は無理と考えたからです。そのあと役員の
 選出に移り、会長に準備会会長3×3の球団社長のN氏、副会長にJC代表を選出しました。
 その後N氏を正式議長とし、事業計画・収支予算の審議に移りました。
  収入は市からの補助金の90万円のみとなっています。速く事業収入があげられるよう頑張
 りたいと考えます。この収入に基づく令和6年度事業計画として 今日の「設立総会」に始まり
 「専門部会の設置および会議」、「ポームページの構築」、「健幸スポーツフェスタ」といった
 設立年度独特のものの他に、「久喜マラソン大会」が記載されていました。ただ通年事業と
 して「スポーツイベントの誘致活動」、「体験教室の開催」といった当然考えられる事業の他に、
 「地域スポーツ団体事務局の受託」、「中学校部活動の地域移行の調査および情報収集」と
 ありましたので質問しました。
  まず「中学校部活動の地域移行」の問題です。大変重要、かつ難しい問題です。「調査・
 情報収集」とありますので良いのですが、発足時にこの問題に「久喜スポーツコミッション」が
 関われるほどの組織力はないと考えます。
  次に「体育団体事務局の受託」です。「スポ協・スポ少・レク協」等の事務局を今日発足した
 「スポーツコミッション」がやるというのです。いったい誰がやるのですか。「スポーツ
 コミッション」にそれだけの人がいるのですか。今「働き方改革」の関係で行政は団体事務
 から大きく手を引きつつあります。こんな時にスポーツ団体が飛びつくような甘いことは言う
 べきでありません。
  ついでに少し述べておきます。将来の「久喜スポーツコミッション」の組織についてです。
 今は任意団体です。当然法人化を目指していくべきでしょう。しかしそれには「カネ」と「モノ」
 と「ヒト」がいります。どう用意するのですか。「ヒト」です。埼玉市のそれ行政・商工会と観光
 協会そして独自の職員とほぼ3分され大勢の人がいました。しかしそれはさいたま市だから
 です。久喜市にそれができる保証は全くありません。何より「観光協会」も「商工会」も極めて
 厳しい「ヒト」的状況にあるのです。
  「モノ」です。事務局はどこに置くのですか。「公共施設個別施設計画」により、スポーツ
 コミッションに事務局が提供される可能性は極めて低いものがあります。
  「カネ」です。早く事業収入が挙げられるよう何よりも努力する必要があります。
 簡単に「協賛金」をいうべきではありません。大変厳しい状況ですよ。
  久喜市は「スポーツコミッション」なり「スポーツツーリズム」を進めるに、極めて厳しい
 状況にあります。観光資源はありません、施設整備もこれからです。第一宿泊施設を持ち
 ません。にもかかわらず、私がこれに情熱を燃やすのは単に理念だけです。スポーツは
 人と地域域に元気をもたらす、町興し・町づくりに繋がらねばならないと思うからです。
  その気概だけでもう少しこの組織に関わっていきたいと考えています。


    スポーツコミッション体験会 3/3(日) 栗橋B&G海洋センター













  久喜に「スポーツコミッション」を設立しようとの動きが起き、スポーツ団体等への説明会
 その後プラスして商工会・観光協会等の代表者を加えての「設立準備委員会」の立ち上げ
 笠間市・太田市・さいたま市等先進地の視察、設立総会へ向けての数度の会議、と進んで
 きた一連の流れはこのページで逐次報告してきました。今回設立総会を前にして「久喜
 スポーツコミッションプレイイベント・スポーツ体験教室」を開催することができました。
  主催は久喜市と「スポーツコミッション設立準備委員会」、会場は「栗橋総合文化会館・
 イリス」のお隣「栗橋B&G海洋センター」でした。
  体験する種目は令和6・7年両年で整備される、現市民プール跡地への「3×3コート」、
 「スケードボード場」を反映、スポーツコミッション設立後当面の活動種目となる「3×3」
 「スケートボート」に、誰もが気軽に楽しめる「デジタルスポーツ」3種目の体験でした。
  会場の「B&G海洋センター」は丁度市内小学校の体育館程度の大きさです。ここに
 ベニヤ板を張ってのスケボーの特設リンク、バスケリンクを使っての3×3のコート、そして
 片隅にデジタルスポーツ場と3分しての会場です。参加は地元栗橋のミニバス少年団
 「R・F」が団あげて参加してくれました。その他スケボーに小中生の結構な参加があり
 予想を上回る参加者数でした。
  まずデジタルスポーツです。(―上・左2枚―) 「デジタルスポーツマシンDIDIM」を使用
 風船道さがし・もぐらたたき・スピードじゃんけん等8つのゲームを参加者が選ぶことが
 できます。誰でもすぐ出来るため、参加者が列をなしていました。間違いなくこれからの
 スポーツのある部分を代表することになるでしょう。
  「スケボー」です。今度久喜に整備されるそれは大変大きく、滑走面積は東京五輪の
 と同じだけあります。市内の愛好者の集まり、「久喜市アクションスポーツ推進委員会」
 のメンバーが面倒見てくれました。―上右2―はローラースケート、―上右―はヘル
 メット、肘当てに身を固め、スケボーに挑戦する初心者です。中学生から高校生位の
 年代、やはり時代を反映してか参加者はきりがありませんでした。―下・左―は経験者
 によるデモンストレーション、2人でしたが市内にもこんな人がいるのですネ。
  3×3です。これは準備会会長を勤め、球団社長でもある「埼玉ワイルドベアーズ」
 選手諸君が全面的に協力してくれました。前記しましたが地元栗橋地区のミニバス
 少年団「栗橋R・F」が参加してくれました。男女のチームで1つのクラブを構成しています
 のでそれだけでも40名からの数でした。―下・右から3枚― なお―右―は参加した
 ヨチヨチ歩きの幼児、ゴムのボールを見事にドリブルし会場の喝さいを浴びていました。
  なお地元の久喜高校(女子)です。かって東京の中村高校・大阪の四天王寺高校と並
 んで、女子高校界のバレーボール3大名門といわれました。今やバレーボールからバスケ
 それも3×3の全国最強チームといわれ、2020と2022には全国優勝をはたしています。
  それが市民プール跡にスケートボード場と並び、3×3コート整備の大きな理由です。
 今後スケボーと並び、推進種目の中心となることでしょう。
  てなことで予想以上の参加を得て、最初のスポーツコミッションの行事は終わりました。
 これからはこうした活動をぢ道に展開していかねばならないと、設立総会を前にして
 考えています。

  市スポ少ソフトテニス・「第1回岸杯大会」 3/2(土) 大利根運動公園

 
 先日の雪で延期となった上記大会が、強風吹きすさぶ「大利根運動公園」で開催されま
 した。本ページ昨年の3月20日付で報告してあります。私は昨年5月の本部総会に
 おいて本部長を辞任しました。旧久喜市本部で16年、新久喜市本部で13年、計29年も
 この職にあったこととなります。多くの思い出があります。多くの仲間の交遊がありました。
 そんな思い出のいったんを、同じく本ページ昨年の5月6日付で記してあります。ご一読
 頂ければ幸いです。
  とにかく多くの指導者仲間、保護者の方々、いつも笑顔が絶えなかった団員=子供たち
 そんな人たちへの感謝の気持ちとして、辞任に当たり「優勝カップ」を寄贈しました。
 市本部を構成する野球・サッカー・ミニバス・バドミントン・バレーボール・ソフトテニスの
 6つの部会にです。「贈 初代本部長 岸 輝美 令和5年3月吉日」とだけ記しました。 
  令和5年度の大会から使用していただいています。何らかの形で子供たちに授与して
 いるのだと思います。去年バドミントンのお母さんから「ジユニア部門(4年生以下?)で
 優勝したら、本部長からいただいた立派なカップを貰ったと子どもが喜んでいました。」と
 挨拶されたこともありました。
  今回「第一回岸カップ交流大会ということでご案内を頂きました。大仰な大会名で少し
 面映ゆかったのですが喜んで出席しました。開会式では久しぶりに挨拶しました。
  少年団をとり囲む状況は相変わらず厳しいものがあります。どうか団員諸君はそんな
 状況に負けず頑張ってほしいと思います。
  「トラは死んでも皮残す」といいますが、私はカップだけ残すでなく活動でも少年団の
 お役に立ちたいと、もう少し頑張っていきます。

    ◎ 久喜フルマラソン大会開催断念 1/30日(火) 

  1月30日の朝刊は、梅田市長がかねてより懸案となっていたフルマラソン大会の開催を
 断念、市議会の「全員協議会」でその旨を伝えたと報じています。新聞報道では25年度
 開催を目指していたとなっていますが、確か当初24年度開催を目指していたのであり、
 開催は無理との諸条件があり、延期されていたと理解しています。
  久喜市にはすでにハーフを中心とし、平成16年から実施されている「よろみびのまち
 久喜マラソン大会」があります。この大会が計画されたとき、スポーツ振興に生涯を捧げて
 きた者として大賛成し、コース設定などに多いに協力したものでした。しかしこの「フルマラ
 ソン大会」開催には大きな疑問を感じていました。その1つは前記した「久喜マラソン大会」
 との関係です。2つの大会を開催することは物理的にも不可能ですし、「フルマラソン大会」
 だけにすることは、「久喜マラソン大会」成功のため努力してきた多くの市民を、冒涜する
 ことになると思ったからです。もう1つは久喜の地で(埼玉県内で)フルマラソン大会を開催
 することは土台無理と、過去の歴史からして思ったからです。

  埼玉県ではさいたま市で「さいたま国際マラソン大会」が行われていました。これは長く
 行われてきた「東京国際女子マラソン」が開催不可能となり、それを受けて「横浜国際女子
 マラソン」となり、これも開催不可能となって「さいたま国際マラソン」になったという過程が
 あります。しかし観光都市「横浜」ですら費用と経済効果から開催不可能に陥ったのです。
 ですから「さいたま国際マラソン」は2015~2019の5回で終了したのです。その時
 埼玉の地でフルマラソンを行うのは無理との見解が一般的でした。とこがそのさいたま
 市がこの2月12日に市民大会としての「さいたまマラソン」を行うというのですから驚き
 でした。4年ふりということになります。そんなにフルマラソン大会を行うことに意義がある
 のでしょうか。コースは「さいたま国際マラソン」とほぼ同じ、新都心の「スーパーアリーナ
 を発着点とし、「埼スタ」や「東浦和駅」等を折り返し点とします。「起伏が激しい」と不評
 だったのです。参加者1万4千人を想定し、参加費は1万5千円です。そしてさいたま市の
 支出は、かっての国際マラソン約2億5千万が議会等から強い批判を浴びたことから、
 約2億に抑えたいとしています。それでも2億です。一方久喜市のフルマラソン大会は
 参加選手5000人、市の費用は1・1億円を予定しています。さいたま市の人口は久喜
 の約10倍です。そのさいたま市が2億に抑えたいとしているのに、平気で1・1億と
 いえるのでしようか。なお私は今度の「さいたまマラソン大会」は短命、もって3年で
 終わると思っています。

  費用の点だけではありません。「フルマラソン」を行うと聞いたとき、それは無理と思い
 ました。「コースが作れない」からです。そのコースは業者に依頼しました。2つあると聞い
 ていました。そのコースは長く秘密とされてきましたが、やっとI議員の最新のブログで
 知ることができました。しつこく開示請求を求めたとのことでした。1つは総合運動公園
 を中心とする久喜・鷲宮・菖蒲を走るコース、1つは菖蒲総合支所を中心に菖蒲を走る
 ものでした。いずれもさいたま栗橋線・国道122の問題があります。狭い道を走ったり
 誰もいない田んぼの道を走ったり、同じコースを2回りしたりとまぁ最悪のコースといえ
 ます。う回路の件で警察が首を縦に振らなかったのも当然といえます。
  市長は大会断念に「フルマラソン大会開催で市民の声を2分したくなかった」と言って
 いますが、それは少し違うと思います、私はこの問題で「フルマラソン大会賛成」という
 人にお目にかかっていません。圧倒的大多数の市民がフルマラソン大会に否定的
 でした。今年も3月に開催される「喜びのまち・久喜マラソン」は、予定参加者の6割
 3300人のエントリーしかありません。この大会の充実にこそ力を注ぐべきです。
 市長の応援者である「川内ゆうき」さんもそう言っているではないですか。
  スポーツは「す(や)るスポーツ」、「見るスポーツ」、「支援するスポーツ」、そして
 コミュニティを形成する・市民を元気にする・「まちづくりのスポーツ」へと進んでいかねば
 なりません。私はそんなスポーツの道を、イベントの形を歩んでいきたいと考えます。

 
  ◎ 第13回市スポ少ロードレース大会 1/14(日) 市総合運動公園 

  ロートレース大会へ出るつもりで我が家の駐車場へ出たら、何と真っ白でした。昨夜は
 相当気温が低かったらしく、車のガラスにべったり雪が張り付いていました。フロントガラスの
 雪を落とし、発車するまでに20分以上かかりました。所がこのハプニングも朝だけ、風も
 なく暖かい絶好のイベント日和の中、3年ぶり全レースが行われ、かつ30年ぶりに責任者
 でないロードレース大会を楽しむことができました。
  団対抗駅伝と学年別個人走を内容とするロードレース大会は、旧久喜市本部で最初
 から行われてきました。当然「新本部」も引継ぎ、「菖蒲総合支所」隣の大崎グラウンドで、
 ここが使えなくなってからは「総合運動公園」でこの行事を持ってきました。そこへコロナ
 です。2年中止し、昨年は団対抗駅伝のみ実施しました。コロナ騒ぎが一段落した今年、 
 元に戻して駅伝と個人走を完全実施、また私としては昨年の(令和5年度)総会において
 本部長を辞任していますので、チヨット気楽な立場での参加でした。
  9:00丁度に開会式から開始です。1・2月は年間を通し1番団員数が少ない頃です。
 インフルも流行っています。バレーボール・ミニバスは大会中で、勝ち残ったいくつかの
 団がそちらに行っています。そんな条件を加味してもやはり開会式の選手の輪が小さく
 なっていました。久しぶりの本部事業参加ですので、新年のそれを含めお会いした方に
 挨拶しました。皆「本部長、団員が減って困っています。今年はもう**と一緒です。」的な
 事を多く言われました。寂しいことですが、これは仕方ないことなのでしょうか。
  さてレースです。1年・2年男女、3年女子は1、000m、3年男子・4年男女が1500m
 5年と6年の男女が1800mです。そして1団5名の「団対抗駅伝」は5・6年のコースを
 使います。競技場は総合運動公園の「市民グラウンド」と「多目的広場」です。各々400m
 のトラック、距離が上手に取られています。5・6年のコースのみ「国体道路」の歩道を150
 mほど走ります。1年男女(同時スタート)から開始です。皆練習の成果を充分発揮しようと
 頑張っての力走です。それと男子では「野球」に対し「サッカー」が、女子では「バド」に対し
 「ミニバス」が平均して早いというのも変らないようです。各団に割り当てられた役割ですが
 経験者が少ないいのにきちんとこなしてくれました。この組織力が高いのも昔と変わっ
 ていません。だだ何度も言いますが4年・5年男女というとレース参加者が多く、スタート時
 怖いくらいでしたが、今はサーと出ていきます。やんぬるかな!
  個人レースが終わり団対抗駅伝となりました。女子では種目でも県内トップクラスの
 鷲宮地区バドミントン少年団の「ビッキーズ」が、去年も優勝した久喜小地区ミニバスの
 「スカイフラワーズ」に競り勝ち優勝、男子では専門職「久喜ジュニア陸上」が、「久喜東
 FC」に大差を付け優勝しています。
  あの深夜の雪はどこえやら、暖かい天候の中3年ぶりの全種目によるロードレース大会
 は無事終わりました。子供たちは全員元気に頑張ってくれました。その笑顔を育む活動に
 今後とも可能な限り参加していきたいと考えます。
 
  ◎ 年末年始のスポーツ番組みを堪能しました。―Ⅱ1/9 

  ※ 第100回東京箱根間往復駅伝競走大会
  記念すべき100回大会、とにかく200Kを超す沿道を多くの応援者が埋めつくす、
 異常な人気を誇ります。さて「箱根には魔物が住んでいる」とよく言われます。今年の
 レースは正にそのものでした。まさか2年連続3冠を狙った今年の「駒沢」が、あの大差で
 「青学」に敗れると誰が予想したでしょう。とにかく1区駒沢がトップでタスキをつないだ時
 「ああもう決まったな」と思いました。2区・3区の2人のエースでその差を広げ、ゆうゆう
 逃げ切りとのレース展望が十分描けました。それだけにこの2人のエース区間で逆に
 トップに立った青学2人の強さは圧巻でした。とにかくこの2区間が今大会の全てでした。
  川越に本拠を置く「3位・城西」は見事でした。母校早稲田はトラックの記録こそ伸び
 ているものの「駅伝」に結びつきません。今の大会もその徹を踏みました。来年は
 せめて今年の往路の成績、総合5位以内を目指してもらいたいです


  ※ 第32回全日本高校女子サッカー選手権大会
  「二強」次に「四強」といわれた高校女子サッカーですが、このところ特に冬の
 選手権は「藤枝順心」が圧倒的な成績を残しています。まして今年の「順心」は
 夏の「総体」-も制しており、絶対の優勝候補でした。準決勝の関西1位代表「大阪学芸」
 に苦戦したほか危なげなく決勝に進出しました。相手は昨年と同じく「十文字」でした。
 「十文字」は細かいパスを回す良いチームだと思いますが、結果は3-0で「順心」が
 圧勝、V2・7度目の優勝をはたしています。点差ほど実力差はなかったと思いますが、
 浅いバックラインを敷く「十文字」に対し、、裏を取る「順心」のサッカーがはまったと
 いえます。このまま「順心」が一強時代を形成することのないよう、他チームの奮起を
 促すものです。それと7校出られる関東地区のワクに、埼玉の高校女子チームが
 入り、本大会に出場することを期待するものです。

  ※ 第103回全国高校ラグビー選手権大会
 
 何度も書いていますが、ラグヒー・特にこの世代は番狂わせというのが本当に少ない
 ものです。ベスト4も、決勝戦進出チームも、そして優勝も「大体この辺かな」と思える
 チームばかりでした。決勝戦の「桐蔭学園」対「東福岡」は正にこの20年、全国高校
 ラグビーをリードしてきた名門・強豪同士の対戦でした。そして試合はそうしたチーム
 同士の対戦らしく、正に高校生のレベルをはるかに超える熱戦でした。8-5という
 ロースコアの熱戦で「桐蔭学園」が勝利、春の選抜大会に次ぎ、2冠を達成しました。

  
実力はまさに互角でしたが、「桐蔭学園」のひたむきさ、特に試合終了間近の猛攻を
 コールライン間近で守り切ったデイフェンス力は見事でした。なお高校ラグビーは
 「TBS」、サッカーは「日本テレビ」が応援しています。サッカーは1回戦から中継する
 のに、ラグビーは決勝戦のみです。これはラグビーに取って大きなマイナスです。
 今高校のチーム、「ラグビー」は「サッカー」の5分の1以下です。1・2回戦にも良い
 試合があります。ぜひ中継してください。

  ※ 第102回全国高校サッカー選手権大会
 
ここ10年高校サッカー界をリードしてきた「青森山田」か、決勝戦順調に「近江」に
 競り勝ち優勝しています。今年の「山田」は夏の総体はだめでしたが、プレミアリーグ
 ファイナルで「広島ユース」に勝ち、この世代の日本一であることを立証しています。
  ロングスロー、FKからのヘディングといった従来からの強さに加え、上手さも兼ね備
 えており、優勝は順当なところでした。惜しくも準優勝の「近江」は良いチームでした。
  ドリブルと細かくパスをつないでの攻めは圧巻でした。地方のレベルが上がり接戦の
 試合が多かったです。「青森山田」も準決勝の「市船」をはじめ2、「近江」も「総体」
 優勝の「明秀日立」戦を含め2、一応ベスト8まで進んだ「昌平」は2試合ともにPK戦
 でした。サッカーが普及し、良い指導方針が貫抜かれている感じでした。ただ攻撃力
 に対し、守備の力はどこも余り向上していないように思えました。特に埼玉代表の
 「昌平」です。細かいパスをつなぐ攻撃は見るものがありますが、県予選でも逆襲速攻
 とか、ドカーンといった攻めに簡単に点を取られていました。守備力を挙げない限り
 これ以上の上位進出は無理だと思います。

  ※ 第60回全国大学ラグビー選手権大会(1/13日追記)
 
 
大学ラグビーの決勝戦は遅く、13日(土)となります。観戦後ここに追記します。ただ
 「早稲田」が「京産大」に敗れたため、楽しみにしていた「早明戦」を見られなかった事が
 
残念でした。帝京―明治、双方の健闘に期待します。
  予想通り「帝京」が順当に勝ち、V3を達成しました。霙から雪が降り、雷ももあって
 30分近く中断するという珍しい試合でした。中盤やや明治に追われましたが、先制点
 終了間際のダメ押しと、危なげない勝ち方でした。全ての点で「帝京」が一歩勝ってい
 ました。このままだと前のように、V10まで行きそうな雰囲気です。今年は珍しく関西の
 チームがベスト4に2つ入りましたが、特に「早稲田・明治」の奮起を促すものです。

  てなことで楽しみだった年末年始の各種スポーツイベントも終わってしまいました。
 また来年を楽しみとします。

  ◎ 年末年始のスポーツ番組を堪能しました。―Ⅰ―1/3(水)

  今年の年末年始も、数多いスポーツイベントのテレビ観戦を堪能しました。ここに
 取り上げた駅伝・ラグビー・サッカーの他にバドミントン・バレーボール・バスケットボール
 もちろんウインタースポーツ関係のいくつかのビッグ大会がありました。当然可能な限り
 観戦しましたが、それらを加えると長くなりすぎますので、上記種目のみとします。

 ● 第35回全国高校女子駅伝大会
  男女ともに暮れの都大路で行われます。女子はハーフマラソンの距離を5区で繋ぎ
 ます。ここは粒がそろった「仙台育英」と、絶対のエース留学生を持つ「神村学園」の
 一騎打ち、その「神村」留学生はアンカー5区・5Kのコースに登場しました。先行する
 「育英」が1分40秒以上離せばそのまま、1分なら逆転という予想でした。実際は
 その差1分20秒という微妙な所でした。「神村」留学生が大激走、ゴール50m前で逆転
 しました。見事といえばそのものですが、私はこういうレースもチームつくりも嫌いです。
  来年から留学生は最短3Kの区間に限定されるそうです。当然です。早くからそう
 すべきだったのです。

 ● 第74回全国高校男子駅伝大会
 
 男子はマラソンの距離を7区間で繋ぎます。ここは各チームに1人いるかという
 エースの記録、5000m13分台が何と6人いるという粒そろいの「」佐久長聖」に
 絶対のエース留学生を持つ「倉敷」の対決というところでした。「倉敷」の留学生は
 3区を走り、ここで「佐久長聖」に1分以上離すというのが優勝の条件でしたが、逆に
 「佐久長聖」がトップ、この時点で勝負は決まりでした。なお埼玉県代表「埼玉栄」は
 常時3位~5位をキープ、5位入賞という力走を見せました。来年は優勝争いを
 演じることを期待します。

 
● 第47回全日本アンダー12サッカー大会
 
 U12の世代は埼玉県は大変強く、過去「FCレジスタ」が2連覇中でした。ために
 「エクセレントフィート」と「浦和レッズ」の2チームが出場しています。「浦和レッズ」は
 ブロック2位で決勝トーナメントに進出できませんでした。県予選1位の「エクセレント
 フィート」は決勝トーナメントに進出、2回戦で愛媛県代表「FCリバース」に1-1で
 引き分け、PK戦7-8で惜敗、ペスト8に留まりました。決勝戦は熊本県代表
 「ソアッソ熊本」と愛知県代表「FCアロンサ」で争われ、1-0で「ソアッソ」が優勝
 しています。個人技に勝る「アロンサ」に押される場面もありましたが、コール前で
 の粘り強い守備が光っていました。

 
● 第11回全国大学女子富士駅伝
  このところ大学女子の駅伝は「名城大学」が圧倒的に見強く、今年の大会を含め
 大学選手権ではV7、この富士駅伝ではV5を達成しています。今年も「名城」が
 安定して強く、「大東文化」・「日体大」かって1強時代を形成していた「立命館」が
 どこまで食らいつくかが争点の大会でした。今年も「名城」が圧倒的に強く、1区から  
 トップを譲ることなくV6を達成しました。このままではV10くらいまで、軽くいきそうな
 感じです。他の大学の奮起を求めます。

 
● 第68回全国実業団(ニユーイヤー)駅伝競走大会
  優勝争いは3連覇を狙う「Honda」、東日本大会を制した「富士通」、超大物ルーキー
 新加入の「トヨタ自動車」の3つ巴、これに久々名門復活の「旭化成」と、今年も大迫が
 走り、青学を中心とした箱根駅伝の若手OBで固めた「GMO」がどこまで迫るかが
 予想でした。その「富士通」は1万m日本記録保持者「塩尻」を始め、序盤の選手が 
 皆不調、早々に首位争いから脱落しました。一方「トヨタ自動車」は2区太田、3区
 田澤が力走、このリードを後続ランナーが守り、危なげなく優勝を飾りました。2位
 「Honda」は今年の出来だとこの辺だと思います。「旭化成」が3位に入り名門復活
 を思わせました。来年は優勝争いに加わって貰いたいと考えます。

   年末年始のスポーツ観戦の楽しみ -Ⅱ- 12/21(木)

 ※ 第35回全国高校女子駅伝大会
  午前が女子。男子が午後。暮れの都大路を駆け抜けます。女子は21・1キロを
 5区間でつなぎます。昨年は「長野東」が初優勝を飾りました。今年の優勝争いは
 「仙台育英」と「神村学園」の一騎打ちになると思われます。共にカロライン(神村)、
 ジエロップ(育英)と強力留学生を擁し、他の選手も粒ぞろいです。続くは「立命館宇治」
 昨年優勝の「長野東」あたりと思われます。
  
 ※ 第74回全国高校男子駅伝大会
  マラソンの42・195Kを7区間でつなぎます。今年も「佐久長聖」と「倉敷」の一騎打ち
 となりそうです。共に昨年優勝・準優勝を経験し、かつ高校長距離界のトップランナーが
 複数残っています。追うのが「仙台育英」・「学法石川」・久しぶりに名門「世羅」といった
 所でしょう。なお埼玉県代表は男女ともに「埼玉栄」ですが、特に男子は去年同様つよく
 充分5位あたりは狙えそうです。

 ※ 第11回全国女子大学富士駅伝
  暮れの30日文字通り富士山ろく(静岡県側)で行われます。第11回と歴史は浅いの
 ですが、大学女子の場合これと仙台で行われる全国大会の2つしかありません。とに角
 この所「名城」か圧倒的に強く全国大会では7連覇、この大会も5連覇を達成しています。
  今年もその「名城」が全国大会に次いでV6を達成しそうです。とにかく全員が安定
 しているのが強みです。しかし今年は例年ほど他校との差がないといわれており、「大東
 文化大」・「立命館」・「日体大」等も虎視眈々優勝を狙っています。あと久しぶりに「拓殖
 大学」の不破選手が走るといわれています。その走りに注目します。

 ※ 第68回全国実業団(ニユーイヤー)駅伝競走大会 
  文字通り元日に上州路を走り抜ける実業団の大会です。このところ「富士通・ホンダ」
 が本大会・東日本大会と優勝を競ってきました。今回はこの2強に「トヨタ」・「GMO」・
 「旭化成」が優勝争いを演じると思われます。「富士通」は鈴木・中村の両マラソン
 ランナーの出場が未定ですが、残りのメンバ―も大半が何らかの日本代表選手という
 豪華な布陣です。対する「ホンダ」もパリ五輪マラソン代表の「小山」、東京五輪1万
 3千障害代表の「伊藤・青木」と粒そろい。3連覇を狙います。。3番手は「トヨタ」だと
 思います。「太田・服部」に昨年度学生№1「田澤」の加入が大きいです。その他に
 昨年と同様「大迫」が走り、若手箱根駅伝のエース級をそろえた「GMO」、かっての
 絶対王者ながら昨年16位と沈んだ名門「旭化成」も、久々に「相澤」も出場、強力
 ルーキーの参加もあり一気に優勝を狙う布陣です。
  
 ※ 東京・箱根間往復駅伝競走大会
  記念すべき100回大会となります。とにかく往復200Kを超す沿道に応援の人波が
 絶えないという異常な人気を誇っています。優勝の絶対本命は駒沢、昨年3冠を達成
 今年も出雲・大学選手権(伊勢)と制し、2年連続の3冠達成を目の前にしています。
  強力なエーストリオの他全員が安定した走りを持っている事が強みです。9割以上
 2年連続3冠は確実と思われます。2番手は「青学」駒沢以外から優勝チームが出る
 とすればここしかありません。選手層があつく距離に強いのが特色です。3番手・4番手
 は「国学院」と「中央」、ただ優勝には届かないと思います。我が「早稲田」です。今年
 期待されていましたが、出雲・伊勢共に今1つ、いつも1枚か2枚メンバーが足りない
 感じを持たせます。3位を目指しての力走に期待します。

  ◎ 年末年始のスポーツ観戦の楽しみ ―Ⅰ― 12/18(月)

  間もなく正月を迎えます。令和6年の新しい年を迎えるのです、しかしこの歳に
 なりますと正月はまた一つ歳をとる、ということで全くうれしくありません。紅白を
 はじめテレビの特番も昔と違って全く面白くないのです。その私の年末年始の
 唯一の楽しみは、この時期に集中するスポーツ番組を観戦することです。サッカー
 ラグビー。駅伝といった冬の競技、特に高校・大学は年間最後の大会ということで
 異常な盛り上がりを見せます。テレビ放映がある限り、釘付けになって試合を見る
 が私の昨今の年末年始のスケジュールになっています。楽しみをより増加するた
 めにも私なりの予想を立ててみたいと思います。なお同じこの時期にバレーボール
 バスケ、ハンドボール等の大会がありますが、長くなりますので割愛します。

 ※ 第103回全国高校ラグビー選手権大会
  12/27(水)~1/7(日)間で、花園ラグビー場他で行われます。先のラグビーW・C
 の時も述べましたが、この種目は番狂わせの少ない競技、特に高校生の年代ではなお
 さらです。そういう意味で関東の「桐蔭学園」、関西の「東海大仰星」、九州の「東福岡」
 「佐賀工業」あたりが優勝を争うと思われます。特に毎年の事ながら、東西の横綱「東
 福岡と桐蔭」が強いかなと思います。

 ※ 第60回全国大学ラグビー選手権大会
  昨日の17日・第3日曜日から強豪チームが出場しています。やはりV3を狙う「帝京大」
 強そうです。順当に行けば逆サイどの「明治:早稲田」の勝者と「帝京大」との決勝戦と
 なりそうです。その他では帝京大と同じサイドの「天理大」が面白そうです。

 ※ 第49回全日本少年サッカー大会
  丁度私のサッカークラブが誕生した時スタートしました。「いつか我がクラブも」何て
 思った当時が懐かしいです。埼玉県は少年サッカーのレベルが大変高く、過去浦和FC
 (旧浦和市の選抜チーム)、新座片山、江南南、レジスタFC等が相次いで優勝、県別
 では最多を誇っています。その「レジスタFC」が2連覇中で、ために埼玉からは「エクセ
 レントフィート」と「浦和レッズ」の2チームが出場します。当然この2チームの他に、
 「横浜マリノス」・「サンフレッチェ」エ広島」といったJリーグのクラブが強そうです。
 ぜひ県勢V3を果たしてください。
 
 ※ 第32回全国女子高校サッカー選手権大会
  12/30~1/7間に神戸を中心に行われます。かって北の常盤木(仙台)、南の神村
 (鹿児島)が2強を形成、その後東海の藤枝順心、神戸の日ノ本が成長、4強時代を形成
 してきました。ここへきて優勝という意味では藤枝順心が圧倒的強さを見せています。
  今年もその「藤枝順心」を中心に。九州地区1位の「東海大福岡」、関西1位の
 「大阪学芸」。関東1位の「修徳」といったチームが絡みそうです。なお埼玉県勢ですが
 この大会初期の頃は優勝を独占していました。しかしここへきて弱体、今年も関東地区
 代表に1校もなれませんでした。奮起を求めます。

 ※ 第102回全国高校サッカー選手権大会
  12/28~1/8東京を中心に行われます。優勝候補は今年も青森山田、プレミア
 リーグファイナルでJリーグの「サンフレッチェ広島ユース」に勝ち、この年代のチャン
 ピオンに輝いています。相変わらず勝負に強そうです。対抗1番手は「静岡学園」
 この両者は3回戦で激突します。他に福島の「尚志」、「前橋育英」、「神村学園」と
 言ったチームの前評判が高そうです。なお埼玉代表は「昌平」、このところ県内
 無敵を誇っていますが、そろそろ「武南高校」以来の優勝を望むものです。

   令和5年度・久喜市綱引大会 12/3(日) 総合体育館

  綱引大会についてはこのページで何度も述べてきました。コロナにより中断、4年
 ぶりの開催です。久喜市が綱引に取り組んでだいぶ長い歴史があります。昭和
 58年、当時の体育指導委員・スポレク関係者で「審判員養成講習会」を開催、全国
 でも珍しい30名を超す資格取得者を生みだしました。58・59年と当時「日清カップ」
 といわれた大会を久喜市主管で行い、60年「第1回・久喜市綱引大会」をオープン
 した現第2体育館、当時の勤労者体育館で開催するに至ったのです。実に40年と
 なります。「市綱引大会」は年々充実発展し、選手参加者1400名余、応援する
 児童・保護者・先生方を含めると実に2000名、文字通り我が国最大の「綱引大会」
 として開催されてきました。私は「久喜市綱引連盟」会員として、ずっとこの間「綱引
 
大会」に関わってきました。初代故中村氏、2代内藤氏を引継ぎ、現在3代目の
 会長を勤めています






 
★ 左・左2 前日・レーンを作り、プラカードをおいて準備しました。
 ★ 右2・当日朝の最終確認  右・600名が参加しての開会式

  順風満帆に充実してきた「綱引大会」も、コロナにより大きな痛手を受けました。

 令和2・3・4と3年続けて開催できなかったのです。「綱引連盟」も会員の高齢化を
 含め弱体化が進行していました。今春4年ぶりの大会開催を決めた時、参加する
 側も、組織する側も供に大きな不安を抱えてのものでした。小学生部門から「男・女」
 をなくし、「混合」一本に絞ったのもその表れでした。結果62チーム・592名の参加
 を頂きました。運営も「スポーツ推進委員」の皆様の全面的協力を頂きました。
  結果成功裏の内に大会を終わらす事ができました。心よりの御礼を申し上げます。

  前日17時に集合、準備を終えました。3日子どもたちが入ってきて1F・2Fの観客席
 が久しぶりに埋まりました。4年前を思い出しうれしかったです。過去3つのレーンを
 作って来たのですが今回は2レーン、それも基本午前中に終わらそうというものです。
 選手招集・レーンと本部記録係が充分機能し、順調に進行することができました。
 以下は記録です。







 ★ 開会式・左から教育長挨拶。選手宣誓、準備体操
 ★ 右・競技開始  皆そこそこに良いフォームです。

  ※ 低学年混合延  1位・久喜東小  2位・太田小
   久喜東小は他の部門はもう1つでしたが、このクラスは強かったです。
  ※ 中学年混合   1・2位  共に砂原小
   ベスト4のうち、3つまでが砂原小でした
  ※ 高学年混合  1位・小林小   2位・太田小
   地域挙げて綱引に取り組んでいる小林、見事な勝利でした。太田小は相変わらず
   体格のよい子をそろえあるレベルを保っていました。
  ※ 一般混合  1位・小林    2位・市役所A

   小林が逆転で勝利、綱引のだいご味・面白さを満喫させてくれました。
   なお今回もいくつかの学校の先生方がチームを組んで出場してくれました。感謝!
  初出場の「東鷲宮」が多くのチームを組んで出場してくれました。
   「清久小」は全部門で3位を占めました。頑張りに敬意を表します。






 ★ 高学年決勝 左・左2 太田小(良いフォームです)  右2・優勝の小林小
 ★ 一般混合 逆転負け準優勝の市役所A 
  閉会式で大会会長・梅田市長より3位までチームに賞状・カップ・参加賞等が送られ
 ました。最後に「講評」で私が、究極のコミュニティスポーツである綱引の特色に触れ
 大会の一層の充実を図る決意とともに、関係皆さまへの感謝とお礼を述べ閉会となり
 ました。予想時間通りの運営でした。

   埼玉県サッカー界に思うこと  12/1(金)  

  「埼玉サッカー界に思うこと」なんて仰々しいタイトルですが、実際は「大宮アルディージャ」
 のJ3部落ちという現実に繰り言を述べるだけです。でもそれだけでは余りなので、
 4種・少年、3種・中学・2種・高校についてチヨットだけ述べてみたいと思います。
  令和5年度のJリーグも最終版を迎えました。J1では「ヴィセル神戸」、J2では「町田
 ゼビリア」の共に初優勝が決定しています。その中で衝撃的事件が起きました。我が
 「大宮アルディージャ」がJ2において22チーム中21位、J3への自動降格が決定したのです。
   Jリーグは今年で発足して30年目に当たります。県内のもう1つのJチーム「浦和レッズ
 ダイアモンド」は発足以来のチームですが、「大宮アルディージヤ」は違います、母体は
 「NTT関東」、1999年J2からスタート、2005にJ1に昇格しました。降格・昇格を繰り返し
 2018からはJ2が定位置となっていました。かって少年サッカーで3大タイトルという時代
 がありました。6年春の全国大会予選、11月の少年団大会、そして新人戦としての5年生
 冬の「NТТカップ」でした。そんな関係で少年サッカー出身者は、「レッズ」より「アルディ
 ージャ」により親近感を持っていたものでした。どうしてここまで落ちたのでしょうか。バック
 (NТТ)はしっかりしています。施設もJ1ビッグクラブ並みです。下部組織の育成もしっかり
 しています。不思議でなりません。成績が悪かったからとはいえ、多くトップ指導者が交代
 し、トップの運営に一貫性を欠いていたのかなと思います。「Weリーグ」誕生後の女子
 チーム(ヴィーナス)の組織化は「Jリーグ・Weリーグ」の理念に反しているとさえ思います。
、 早くJ2に復帰し、さらにはJ1を目指してもらいたいです。かってはJ1・2・3にそれぞれ
 力の差があり、降格して1年で戻れるケースが多かったのですが今は違います。
  とにかく早い段階でのJ2復帰を望むものです。
  最近「少年」と「高校」の全国大会予選、「中学」の新人戦がありました。
  「少年」は暮れに鹿児島で全国大会があります。埼玉のレベルはすごく高く「レぢスタ」が
 全国優勝2連覇をはたしていました。その「レヂスタ」と「アルディジャ」が準決勝で敗退
 決勝戦は「エクセレントフィート」が、「浦和レッズ」に延長で勝っています。この「エクセレント
 フィート」にチーム全くその名を知りませんでした。ネットで調べてみたらJリーグ、および
 その下部に選手を送り込むことを目標としており、県内東西南北に「分校」を置く創立
 14年の大きな組織のようです。いずれにせよ私はこういうチームは嫌いですが、レッズ
 ともども県内チームの3連覇を目指し頑張ってください。
  中学の新人戦は飯能市にある「聖望学園」が6-1で「南浦和中」に圧勝しました。
 「聖望学園」は野球が強く、確か甲子園にも出ています。最近サッカーも強くなりベスト8
 位の常連校となりました。「青森山田」のように中高一貫で育成しているのですね。
 テレビ放映されており、見ていたのですが個人技に大きな差がありました。こういう時代に
 なったのですね。
  高校サッカーはやはり「昌平」が2-0で「浦和南」に勝ち、全国大会出場を決めています。
 昌平は不祥事があり。監督が交代したと聞いていますが、現在の県内では抜けた力を
 もっているようです。いずれにせよ県代表チームが最後に優勝したのはいつだったでしょう。
 そろそろ全国制覇を望みたいのですが。

 
   綱引大会へ! 何とか指導に頑張っています 11/29(水)
 

  「久喜市アラカルトのページ」で報告してあるように、私は自宅風呂場で大転倒
 肋骨3本骨折+腎損傷のケガを負いました。15日未明救急車で運び込まれ、
 その日から入院しました。その時2~3週間といわれました。2週間だと今月29日
 3週間だと来月6日、「ヤバい綱引に間に合わない」と瞬間思いました。下段でも
 報告しているように、来月3日(日)に久喜市綱引大会があります。実にコロナの影響で
 4年ぶりの開催です。開催に当たり何人くらい参加するか、こちら側の態勢は大丈夫
 なのか、多くの問題点がありました。結果下段のように62チーム・590名の皆様の
 参加を頂きました。アトはこちらの問題で。会員の減少・高齢化が進行、大会運営に
 ギリギリの状態での開催となります。大会統括責任者である私としては、何としてでも
 頑張るぞというところなのに、何と骨折入院したのです。
  入院中も早く退院して綱引きの指導・準備に当たりたいとそればかり念じていました。
 それが実ったのでしょう、何と奇跡的に8泊9日で退院できました。最も昔から肋骨骨折
 に治療はなく、晒をまいて静かにしているだけというのも1因だったようです。
  23日に退院、さっそく次の日に久喜小へ指導に行ったらさすがに呆れられました。
 例年10校は綱引指導の依頼があり、大忙しなのですが、今年は皆このやり方に慣れて
 ないのでしよう、3校に留まっています。
  さて綱引です。①・団体スポーツ・チーム競技には必ず「エース」と呼ばれる人がいます。
 綱引はそれがありません。8人全員が1本の綱に思いを込め、一体となってこそ成り立つ 
 競技です。②・陸上競技リレーの最終走者を「アンカー」と呼びますが、これは「綱引」から
 来ています。それほど歴史のある競技です ③身体全体の力で引きます。そのためには
 「綱」をわきの下にしっかり挟み込み、しっかり握りおへその前へ持ってきます。そしてもう
 1つの手を添えるのです。④ 「綱」をしっかり握り、身体を後傾させ、足はしっかり地面
 を踏みしめます。身体全体の力を使うのですが、「もも」の後ろの筋肉を主に使うイメージ
 です。
  実際疲れてきたり、相手が強かったりするとこのフォームが崩れます。そんな時どう
 するか、は実際練習の中でしか指導できません。ただしどこの学校も極めて練習量が
 少ないのが現実です。
  とにかく3日総合体育館でお待ちしています。元気な姿を見せてください。

   ◎ 4年ぶりに久喜市綱引大会を開催します。 11/7(火)

 
 久喜市が日本一ともいえる2000人規模の「綱引大会」を開催してきたこと、私も昭和
 58年から「綱引」に関わり、3代目の会長にあること、コロナにより3年間中止してきた事
 今年4年ぶりに綱引き大会の復帰を目指し、大会参加選手の募集を始めること、等々は
 7/20日付本ページで報告しました。10月末日を〆切とし募集を開始しました。当初
 最少200、最大500の参加を予想しました。参加のほとんどを占める小学校で4年の
 ブランクは大きく、盛り上がりが大きくかけていたからです。必死の勧誘活動を展開し
 ました。3日連続学校訪問をしました。記念事業・音楽会・研修会、あらゆる機会を捉え
 参加要請をしました。「岸さんからそのお話を聞くの3度目ですよ。」ある校長からこんな
 返事をいただいた事もありました。そして申込期間の過ぎた7日、「綱引連盟」と「スポーツ
 推進委員」との合同会議を開催、大会開催への準備を進めました。

  
62チーム・592名の参加を頂きました。
  小学生低・中・高学年は変りませんが男女別とせず、全て男女混合としました。従って
 小学生3部門に一般混合の4部門で行われます。
  小学生低学年混合  15チーム・141名(男女どちらかが1名いればよい)
  小学校中学年混合  17チーム・164名
  小学生高学年混合  23チーム・216名
  一般混合        7チーム71名(男女4名ずつ)


  この参加数に感激しています。努力が実ったかなと思っています。申し込みは8名+
 2名の10名ですが、8名きっかりというチームもあります。せっかく来ていただいている
 のに8名に欠けるということも考えられます。(インフル流行) ためにいくつかの特別ルール
 を設けました。みんなに楽しんでもらいたいと考えています。  
  受け付は8:30~です・受付時は大変混雑します。お早めにお願いします。駐車場も
 大変混雑します。他の競技団体も利用します。役員の指示に従ってください。
  参加選手は確保できました。問題は運営側です。こちらも4年ぶりなのです。加えて
 連盟会員の高齢化、それに今回参加選手が読めなかったため、県連盟に審判派遣を
 要請していません。私まで審判をやることになりました。ただ2レーンなので大丈夫と
 思います。当日私は統括責任者・審判・閉会式での講評と忙しいです。でも4年ぶりの
 大会を成功させるため、精一杯頑張ります。
  それでは風邪などひかぬよう、元気で当日お会いしましょう。

  綱引指導に伺います。市役所22-1111スポーツ推進課。私の所でも結構です。
   090-2744-9415

    ラクビーW・C2023・南ア優勝で閉幕  11/1(水)
 
  フランスで開催されていた「ラグビーW・C2023」は、28日「南アフリカ:ニュージー
 ランド」との間で決勝戦が行われ、12-11で「南アフリカ」が勝利、2大会連続、史上
 最多4回目の優勝で幕を閉じました。2位は史上最強の準優勝チームと賞される
 「ニュージーランド」、3位・4位は共に日本と同じブロックの、「イングランド」・「アルゼ
 ンチン」でした。
  さてラグビーです。コンタクトの激しい競技です。当然身体の小さい日本には無理で、
 結果そのような成績を続けてきました。それが2019日本開催を前に強化を図った
 のが成功、2015大会で予選リーグにおいて、何と強豪「南アフリカ」に勝利するという
 世界が驚く結果を出したのでした。一躍盛りあがった空気の中で、2019日本大会に
 おいて強豪を破り、決勝トーナメント(ベスト8)に初めて進出するという快挙を成し遂げた
 のでした。
  そうしたことを受けて活躍が期待された今大会の日本でしたが、私は余り期待していま
 せんでした。明らかに若手化に失敗していましたし、結果選手層は薄いものでした。
 はっきり言えば、いつまで「リーチマイケル」であり、「堀江」なのという思いでした。だから
 大会前のテストマッチの成績は極めて悪いものでした。何度も言いますが「ラグビー」と
 いう競技は番狂わせが少なく、実力がそのまま結果となります。私は予選リーグの予想を
 「チリ」には大差で勝利、「イングランド」大差で敗退、後は共に10点差で「アルゼンチン」
 に負け、「サモア」には勝つというもの、その通りとなりました。しかしチヨットショック
 だったのは「アルゼンチン」とかなりの差がある事、現状では何回やっても勝てない
 でしょう。
  次回2027オーストラリア大会では、日本大会のエディヘッドコーチを再度お呼びし
 再建を図るとの事です。多くの困難が伴うと思います。底辺からの組織拡大とトップの
 選手強化を同時に図っていかねばならないからです。とにかくサッカーと違って各年代の
 組織が極めて弱い、大会も充実してないのです。サッカーとは普及に大部差がありま
 すが、しっかりした方針・構想(哲学)を打ち立て、一丸となって取り組まねばと思います。

  結局ベスト8は、「ウエールズ・アルゼンチン・アイルランド・ニュージーランド・イング
 ランド・フィジ―・フランス・南アフリカ」でした。順当なところです。とにかくイギリス
 4協会中の2つ、フランス、南半球の今回はだめでしたがオーストラリアを含む6ケ国
 は段違いに強く、残る2枠に食い込むのですから大変なことです。凖々決勝の「ニュー
 ジーランド:アイルランド」の28-24、「南アフリカ:フランス」29-28はすさまじい
 試合でした。それにもましてすごかった準決勝の「南アフリカ:イングランド」戦の
 16-15、「イングランド」はラスト2分まで絶えずリードしておきながら、悲願の2度目
 の優勝を逃しました。決勝戦です。準々決勝・準決勝と死闘を演じた「南ア」が、これ
 また1点差で勝ちました。強い身体を武器に愚直にタックルを繰り返した、見事な
 勝利でした。それに増してすごかったのは「ニユージーランド」、前半の早い段階で
 レッドカードで1人少ないという状況下、後半はむしろ押していたくらいでした。
  とにかくこれぞラグビーという試合をいくつか見せてもらいました。充分楽しめた
 大会でした。
  最後に一言、あのラグビーの代表選手選考基準はどうにかならないでしょうか。
 国際ルールですから、どこが有利・不利というのはありません。しかし今のままだと
 日本代表チームで日本人はフロントロー1人と、あとはS・H位になりかねません。
 これで日本代表チームといえるのでしょうか。
 
  ◎ 県レク大会IN熊谷・表彰されました 10/22(日) 熊谷ドーム













   いかにもこの季節のものと思われる青空と気温の中、「埼玉県営スポーツ文化公園
 熊谷ドーム」の人となりました。「埼玉県レクリエーション大会in熊谷」か開催され、その
 中で私が「県レクリエーション協会功労者」として表彰されるためです。
  「埼玉県レクリエーション協会」・本木茂会長(狭山市)は、35の市町レクリエーション協会
 25の種目別レク団体を統括する組織です。毎年1回県内どこかを会場として、「県レク
 大会」を開催しています。1部が功労者と優秀団体表彰、2部が加盟団体のデモンスト
 レーションを内容としています。久喜レク協の(倉持良幸会長)発足は平成2年ですが、
 数年後に県レク協加盟、平成7年より個人と団体表彰を授章しています。といえば聞こえ
 が良いのですが、本当の所は久喜市から推薦すれば頂けるのです。本年度総会後の
 理事会で「今年の個人表彰は岸さん」と通告されました。私は「久喜市綱引連盟」会長、
 市レク協の役員をしています。しかしこの「綱引連盟」なるもの、弱体化の一途にあり
 もし今年「市綱引大会」が開催されなければ、解散を考えねばならぬ現状にあります。
 「謹んでご辞退します。」と返答したのですが、市レク協加盟団体長で貰ってないのは
 岸さんだけ、ということで、お引き受けし今日を迎えたということなのです。

  会場の「文化スポーツ公園」、スポ少バレーボールの全国大会、テニスの県大
―上・左―
 スポ少駅伝大会で隣の陸上競技場と何回も来ています。ドームの体育館を使っての1部
 表彰式、オープニングアトラクションとしてフラダンス 
―上・―左2―、和太鼓―上・右2―
 リズム体操
―上・右― 見事なバフォ―マンスを演じてくれました。他の1団体も加えいず
 れも熊谷市の組織、こうしたパフォーマンスがレク大会の中心をなしています。
  会に入りました。主催者を代表して茂木会長と名誉会長の大野県知事(代理)が挨拶
 
―下・左―  とにかく前からこうなんだ、と言れればそれまでですが、主催者2人、歓迎の
 言葉として熊谷市関係者4人、表彰後の祝辞が5人と、何と11人もが挨拶するという
 会でした。個人(31)・団体(14)のそれぞれ代表に、本木会長から表彰状が渡されました。
 県レク協名誉会長・大野県知事と会長連名のものでした。
―下・右― 表彰の写真も撮り
 たかったのですが、ずっーと起立していましたので失礼します。最後に今年の会場市・
 熊谷から、来年の「さいたま市」への県協会旗の引継ぎがありました。熊谷市のマス
 コット人形が登場する中、熊谷小林市長より清水さいたま市長へ連盟旗が渡され、
 ―下・左2・右2― 後、清水市長が挨拶をされ、全て終了しました。一昔前はもっと盛大で
 もっと華やかだったと聞いています。やはり久喜市と同様(他の市民団体も)県レク協の
 組織も衰退はマヌがれてないようです。


  長くスポレクの振興に尽力されながら、表彰などには縁のない人もいます。私はどう
 言うわけか「表彰」には恵まれてきました。県体協のそれは35年前にいただいています。
 県内で地域活動に当たる人の表彰としては、1番名誉といわれる「シラコバト賞」もその
 頃いただきました。本体のスポ少の表彰は限りがありません。そして文部大臣表彰、
 これは地域活動ではありませんが、「叙勲」まで頂戴しました。幸せな男だと思っています。
  今回の県レク協の表彰は間違いな私の最後となるでしょう。久喜レク協関係皆さまに
 感謝申し上げます。
  私は昭和48年体育指導委員(当時)に就任、平成7年議員に立候補するまで23年間
 勤め、後半の半分は委員長でした。その時将来の高齢社会を見据え、取り組んだ各種
 「軽・新スポーツ教室」から、多くの組織を誕生させました。そうした組織の受け皿と
 して「レクリエーション協会」の組織化に着手し、平成2年レク協を設立しました。設立
 準備委員長として私は、すでに「体協」(当時)に加盟していた民踊・フォークダンスといった
 組織の、持参金付きでのレク協への移行という荒業までしました。ために融和という観点
 から斎藤体協会長に、レク協の会長を兼務していただき、私は10年まで副会長として
 レク協の基礎作りをしたとの自負があります。斎藤・佐藤・中村・鈴木といった歴代会長
 とのやり取りを思いだします。みな黄泉の旅にたたれています。私も早くそちらへ行って
 積る話をしたいとも思いますし、もう少し呼びに来ないで、との思いもあります。とにかく
 今回の授章を期に、時間も量も多くはないですが、レク活動の振興に頑張って参ります。
  ありがとうございました。

   ◎ 連日スポーツ観戦を楽しみました。②  10/11(水) 

  8日のラグビーです。「ラグビーW・C2023」が、フランスで開催されており、その
 予選リーグの最終戦、日本とアルゼンチンの決勝トーナメント進出をかけての
 大一番が行われました。私はラグビーの古くからのフアンです。母校早稲田が
 明治と人気を2分する人気校であったことから、良く秩父宮に試合を見に行き
 ました。何せ日本ラグビー史上最強のウイングといわれる、八幡製鉄の宮井選手
 の現役時代のプレーも見ているくらいです。そんなラグビ―の2つの特色、1つは
 番狂わせが少なく、実力がそのまま結果として出ることです。正月に行われる高校
 ラグビーは、必ずシード校同士の優勝争いとなります。2つ目はフィズカルの占める
 要素が最も強い競技であることです。だから体の小さい日本人には、そもそも
 不向きな競技といえます。事実過去のW・Cでの日本の成績は正に散々なもの
 でした。前々回W・Cの対南アフリカ戦での勝利は正に奇跡であり、世界の衝撃を
 与えるものでした。日本ラグビーはここから急成長、前回のW・C、日本で行われた
 この大会で初のベスト8進出という快挙を成し遂げました。そしてラグビーファンの
 多くは今回もその再現を、あわよくばそれ以上を期待しました。
  しかし私は今回の日本ラグビーに、あまり多くを期待しませんでした。4年前から
 伸びていないと思えたからです。事実本番前のいくつかのテストマッチでの日本の
 成績は良いとは言えませんでした。「4年前から成長が止まっている。(フランス)」
 「全く心配していない。20点差以上で勝つ(イングランド)」、「フィズイカルが弱い
 特に後半足が止まる(アルゼンチン)」といった辛辣な批評も聞かされました。
  私の戦前の予想はイングランド・大敗、チリ・大勝、サモアとアルゼンチン、互角の
 内容だが10点差程度でサモアには勝ち、アルゼンチンには負けるというもの
 そして正にその通りになりました。アルゼンチンとのこの試合も日本は大善戦だと
 思います。しすし1度もリードすることができず、結局実力差の試合なりました。
  前回W・C大会まで日本を指揮した「エディHC」に、日本の再建を託すとのことです。
 しかし「F・B」として、キッカーとして活躍した「五郎丸氏」の言葉ではありませんが、
 「少数の関係者の努力に依拠するのはダメ、大きな仕組み自体を変えねばならない」
 と思います。登録人数(選手・コーチ)の少ないこと、だからトップチームの層が薄い事
 (いつまでも堀江やリーチマイケルでは無いですよ。) 年代別育成の未確立等、変える
 べき仕組みはいくつもあります。しかしサッカーをお手本にぜひこれに挑んでいただき
 たいと願っています。、

  大学生男子の駅伝は3大大会といいます。出雲駅伝、大学選手権(熱田神宮~伊勢
 神宮)、正月の箱根駅伝を言います。9日の「出雲駅伝」は最初の大会、6区間であり
 各々の距離も短いことから、スピードを競う大会といわれています。去年は史上最強と
 言われた駒沢大学が優勝、3大タイトルを独占しました。今年の予想ですがその駒沢の
 一強の観をていし、続いて中央・青山・国学院に久々早稲田というところでした。
  結果は「駒沢」の圧勝に終わりました。とにかく1区からトップを譲ることなく、大会新
 記録で優勝しました。2年連続3大タイトル独占も9割方可能と思われます。
  2位の「創価大学」、3位の「城西大学」は見事でした。エース区間3区の留学生
 ランナーの激走を活かしていましたが、何よりも全員見事でした。残る2つの大会でも
 その走りに注目したいと思います。4位はここ数年しっかり上位校に定着した観のある
 「国学院」、5位は「青学」、青学はここ10年大学駅伝会をリードしてきましたが、ここ
 数年はあまりぱっとしないようです。期待した早稲田は6位に終わりました。序盤は
 良かったのですが、エース区間3区で失速、どうもあまりよくありません。
  この大会を皮切りに、今月末の大学女子駅伝等駅伝シーズンに入ります。
 楽しみです。
  てなことでたまたま今年開催されたアジア大会、ラグビーW・Cと合わせ、テレビ観戦で
 楽しい数日を送る事が出来ました。感謝します。

   ◎ 連日スポーツ観戦を楽しみました。① 10/10(火) 

  
昨日9日は「スポーツの日」でした。前は「体育の日」といって今日10日でした。
 これが「国民の祝日法」によって10月の第2月曜、連休となった訳です。これは
 昭和39年=1964年の東京オリンピックの開会式の日、これを記念して祝日と
 なりました。いろんな町で例えば「体力テスト会」等を実施し、スポーツに親しみ、
 健康体力の維持増進を図る等の事業を持っています。所でこのスポーツですが
 「やる・する」だけでなく、「見るスポーツ、支えるスポーツ」とあります。私はこの歳に
 なり「やるスポーツ」はとんといけません。今年になってやったのは「グラウンドゴルフ
 ・ボッチャ」のみです。支えるスポーツです。これも大分活動量が減りましたが、現在
 「市スポ少顧問」 「市スポーツ推進審議会々長代行」 「市スポーツコミッション設立
 準備委員」等で頑張っています。見るスポーツです。グラウンド・アリーナに行って
 直接観戦するも減りましたが、その代わりテレビ放映するスポーツ番組はほぼ全部
 観戦しています。そしてこのスポーツの日を中心に、6(金)はアジア大会女子サッカー
 7(土)同じく男子サッカーの決勝戦があり、8(日)はラグビーW・C予選リーグ最終戦
 しかも日本の決勝トーナメント進出をかけた試合、そしてスポーツの日・昨日9日は
 大学駅伝の初戦となる「出雲駅伝」とあり、正にテレビの前に座り続け、「見る
 スポーツ」を堪能した数日間でした。   
  
  第19回アジア競技大会は中国杭州市で開かれ、連日熱戦を繰り広げました。その
 中のサッカーです。来年2024年にパリで第39回のオリンピック大会が開催されます。
 例のコロナ下の東京オリンピックから3年目の大会となります。そのオリンピックで
 サッカーは男子のみ年齢制限があります。23歳以下、3人枠外選手(オーバーエイジ)
 の出場が認められています。日本男子は来年のパリ大会を見据え、22歳以下加えて
 オーバーエイジ枠は使わず、さらに大学生が多く、どう見ても3軍といえる布陣でした。
  この傾向はオリンピックに年齢制限のない女子も同じ、何せ21人中16人が初代表
 7人が10代という、これまた3軍というべきものでした。しかし女子・男子共に見事な
 戦いぶりでした。女子は8-0、7-0といった点差で勝ち進み、準決勝対中国には
 4-3と苦労しましたが。決勝へコマを進めました。決勝の相手は北朝鮮、苦戦すると
 思いましたし、事実推される展開が多かったですが、何と4―1で快勝しました。
  このアジア大会のサッカー全体を観ながら思いました、私の若いころのサッカーは
 「強くけり、速く走り、激しくあたる」というものでした。この「強く・早く・激しく」の
 部分で、韓国や北朝鮮にリードを許してきたのです。しかし前記した1964の東京オリン
 ピックで、日本強化のためにお呼びしたドイツのクラマー氏の教えを受け、目指した
 サッカー近代化はその後着実に実を結んでいます。特にJリーグ発足時に提唱した
 「100年構想」です。近代的戦略戦術、それを可能にするシステム・技術といった面と
 サッカーを文化として定着させる活動が、一体的に前進しているのです。それは
 年代別組織と技術の強化、それを可能とする組織の強化として定着しています。
 それが男子・女子ナショナルチームのここ最近での国際試合での強さ、国際的評価の
 上昇として表れています。今回の女子10代の選手の活躍もそうしたものです。
 BK17歳の古賀、МF18歳の谷川等、おそらく何人か「なでしこ」に呼ばれ、パリ
 大会で活躍するのでは、そんな期待を抱かせました。 
  男子です。「宿命のライバル」と呼ばれる韓国との決勝戦でした。結果は1-2で
 韓国に敗れ、銀メダルに終わりました。1-2の点差以上に実力的な開きがあったと
 正直思いました。これはこの所全ての年代の代表チームの試合において、日本に
 負け続けている韓国が威信をかけ24歳以下、オーバーエイジ3人の最強チームを
 編成してきたからです。事実戦前に3-0(大差、一方的試合内容を意味する)で勝つ
 と豪語していました。だから若い日本チームは良く戦ったといえます。準々決勝の
 北朝鮮のように驚くべき蛮行に走るのでなく、日韓戦が今後とも素晴らしい内容の
 試合として続くことを願うものです。

 ◎ 久喜市スポーツコミッション視察研修 9/27(水) 太田市・さいたま市 

  史上最高という今年の暑さも、秋彼岸をすぎてやっとどうにかなったかなという27日
 「久喜市スポーツコミュション設立準備会」として2度目の研修を、群馬県太田市・
 埼玉県さいたま市で行いました。太田市は町中にある2つの3×3のバスケ場、
 そして「オープンハウス・アリーナ太田」=市民体育館、そして我が埼玉県で初めて
 S・Cを設立したさいたま市では(現在では熊谷市が加わり2つ)、大宮区役所会議室で
 「さいたまスポーツコミッション」の運営状況その他を研修しました。














  市役所をバスで出発しました。「北関東道路」を使うのだとばかり思っていましたが、何と
 館林で降り、後は一般道でした。まず町中にある2つの「3×3」のバスケコートを見ました。
  
左・宝泉バスケコート、中・九合(くあい)バスケコートです。太田市はB(バスケ)リーグ
 1部所属、「群馬クレインサンダーズ」のホームタウンです。バスケ育成に力を注いでおり
 こうしたバスケコートがいくつもあります。左のマークはサッカーボール、「モルテンタンゴ」
 で名高いモルテン工業、コンクリート舗装の上に写真のように人工芝を敷き詰めてコートを
 作ります。回りの冊にカギはなく、ボール数個入ったケースが置かれていて誰でも自由に
 このコートを利用することができます。もちろん予約者優先ですが。
  次に視察したのが「オープンハウス・アリーナ太田」、これはネーミングブライツで付け
 られた名前、俗に言う「太田市民体育館」です。しかも前記した「群馬サンダース」の
 ホームアリーナとして何と87億円を注いで整備されたばかりの施設です。Bリーグの
 場合、ホームアリーナはB1で5000人、B2で3000人の観客席が条件です。ですから
 
―上・右― のように4方に観客席が張り巡らされていました。また中央上部と周囲に
 電光掲示板が張り巡らされていました。
―下・左―  最上席3Fには貴賓室があり
 バーまで用意されているのには驚きました。BリーグはホームEndウエイで60試合
 ホームの8割はここを使うことが義務付けられているそうです。とすると年間24日、
 果たしてここが5000人で埋まるのではしようか。
  太田市は今のところ「スポーツコミッション」設立の考えはないようです。しかしアイデア
 マンで広く知られる市長を先頭に、「スポーツ文化振興事業団」を設立し、市民主導型の
 スポーツ文化のまちづくりを実践しています。共に頑張っていきましょう。

  午後は180度方向転換、久喜を通り岩槻で降り、さいたま市は大宮区役所会議室
 で埼玉県第1号の「さいたま市スポーツコミッション」について研修しました。
-下・右2枚-
 
 さいたま市はご承知のように我が玉県の県庁所在都市、浦和・与野・大宮の合併で
 誕生、後に岩槻が加わって人口134万人、全国9番目の人口を誇り、優れた交通アク
 セスを持つ町です。氷川神社・盆栽村・見沼たんぼ・鉄道博物館・人形博物館など多くの
 観光オプションを持っています。そして埼玉スタジアム2002、駒場公園陸上競技場、
 県営・市営大宮公園野球場、さいたまスーパーアリーナ等大規模施設を持ち、加えて
 秋ヶ瀬公園・荒川公園・健保グラウンド等身近に大きな施設をも有しています。何よりも
 サッカーでいえば「浦和レッズ」・「大宮アルディージャ」、バスケで「埼玉ブロンコス」、
 Тリーグでは「彩Тクラブ」、さらに「ツールド・フランスさいたまクリテリウム」で誕生した
 日本には珍しい自転車クラブ」と、スポーツ資源が大変豊富な町です。
  こうした事を背景にさいたま市に県内初めての「スポーツコミッション」か誕生したのは
 2011年、当初は任意団体でした。その後国際スポーツイベントなどを開催するに及び、
 主体の力量の強化を痛感し、2018年法人として再出発しています。現在職員は22名
 市と観光協会(2人)からと、法人職員ほぼ半分ずつとのことです。出発に当たっては
 市からの出資、その後運営は独自収益+正式会員(50万円)、賛助会員(30万円)の
 会費です。今年度の収益は約14億600万円、経常費用13億9800万円とのことです。
  目的はスポーツイベントの誘致と開催を通じ、観光や交流人口の拡大を図り、スポーツ
 の振興と地域経済の活性化を目指すことであり、さいたま市とともに笑顔あふれる日本
 一のスポーツ先進都市の実現図るとしています。そしてスポーツの持つ力を活かし、持続
 可能な社会の実現を目指すとし、SDG、s運動にも積極的に関係しています。前記した通り
 かなりの観光資源を有すと思われるさいたま市において、「スポーツイベント」を中心に
 おいて「ツーリズム」に触れなかったのは、現実的であり、正解だと思います。
  そこから「さいたまマラソン」、「ツールド・フランスさいたまクリテリウム」といった大きな
 大会、見沼田んぼを2日間歩く「さいたマ-チ」、さいたま市民のサッカー・バスケの普及
 中学生部活動支援などなどを目的とする「さいたまスポーツシューレ」の開催などを
 行っています。また特色として市民が自ら主催する各種スポーっ大会に対して「補助金」
 を出しています。また私もかって使わせていただいた荒川河川敷にある大規模施設、
 「健保グラウンド」の指定管理も行っています。
  とにかくさいたま市とは違い過ぎる、町の規模が違う、施設が違う、スポーツ環境が違う、
 と言うのは簡単です、しかしこのスポーツ・コミッション設立の活動はそういう考えは厳禁
 だと思います。とにかく知恵を出し合い、有するスポーツ施設を活かし、「スポーツ健幸
 都市・久喜」を目指していくべきと考えます、そんな思いを改めて確認させてくれた今日の
 さいたま市での研修でした。

 
      ◎ 次はラグビーW・C2023です。 9/5(火)

  先月はこのページで何回か報告しましたが、ニユージーランド・オーストラリアで女子
 サッカーW・Cが開催されました。そして時おかずブタペストでの世界陸上、あのバカ
 騒ぎが演じられた日本での男子バスケのW・Cと続き、私のようにスポーツ大好き人間に
 とってはウハウハの日々でした。そして次はいよいよ「ラグビーW・C2023」がフランスに
 おいて開催されます。
  私は物心ついてから、放映されるスポーツの国際試合は全部見てきました。そうした中
 今・多くの競技で日本人・日本チームがあるレベルに到達し、ある成績を挙げている事を
 うれしく思います。あらゆる種目を越え日本の弱点として、長く身体・フィズカルの問題が
 ありました。1つのコートで互いに身体をぶつけ合うサッカー・バスケ・ラグビーといった
 競技は無論、バレーボール・テニスといったネットで分かれている競技においてすら、体
 が大きい方が有利に決まっています。「サッカー女子W・C」日本代表チームは世界に衝撃
 を与えました。しかしベスト8でした。「ノルウエー・スエーデン」とは平均身長で6Cの差が
 あります。失点はセットプレーから・体格差によるものです。この問題はこれからもついて
 回りますね。戦後日本代表チームの強化策は、大きな選手を集めてチームとして大型化
 を図る、身体のハンデはあきらめてスピードとコンビフレーで対抗するの繰り返しでした。
  しかしここへきて少し状況が違ってきています。日本選手の平均しての大型化と、どの
 競技でも徹底してフィズカルの強化に取り組んでいることです。近代サッカーのきっかけを
 なした昭和39年・1964年の先の東京オリンピックです。G・Kの横山は174C、C・Bの
 鈴木・上両選手は175Cでした。今は190Cの時代、174センチのGKでは高校生チームの
 レギュラーにもなれません。ほぼ60年で身長が15C伸びたことになります。

  かって世界レベルでは問題とされなかった男子バスケチームの「バスケW・C」での日本
 代表チームの活躍、結果としてアジア地区1位となり、バリオリンピック出場を決めたことは
 お見事でした。ここでも渡辺選手や今回は出場しなかった八村選手等、身長2mを超す
 選手の中心選手としての活躍があると思います。
  今回世界陸上で日本唯一の金メダルを獲得した女子やり投げの「北口」選手の活躍も
 驚嘆に値します。この人や先の2004 アテネオリンピック男子ハンマー投げ金メダリスト
 「室伏選手」等はあるフィズイカルの強さ+技術の高さです。これからの日本選手の方向性
 を示していると考えます。

  さてラグビーW・C2023です。サッカーのそれ、オリンピックと並んで世界3大スポーツ
 イベントといわれています。8日からフランスで開催され、日本の第1戦は10日、対チリ戦
 となります。スポーツとフィズカルの問題に触れてきました。ラグビーはその最たるものです
  だから日本の成績はかって最悪でした。普及度の低いアジアでは最強ですから、一応
 大会そのものには出場し続けてきましたが、いつも文句なく予選リーグ敗退でした。
 それがW・C2015イングランドで行われた大会です。予選リーグで何と世界最強豪の一つ
 「南アフリカ」に逆転勝ちしたのです。一気にラグビー人気が沸騰しました。そして日本で
 開かれた「W・C2019」では歓喜の決勝トーナメント進出を果たしたのです。
  そして今大会です。正直言って前評判はあまり高くありません。準備段階での国際試合
 日本は不調だったからです。サモア戦・アルゼンチン戦当たりが決勝トーナメント進出の
 カギとなるでしょう。健闘をそれこそ祈る思いで期待します。
  フィズカルの問題で言えば、ラグビー独特の代表メンバー選出基準があります。世界
 共通ですが、国籍を主とする他の種目と比べ、やや奇異の感じがします。とにかく外人
 が多すぎるのです。安易にフィズカルの弱さをこの選出基準で補っているのでは、とさえ
 思うほどです。そのうちフロントローの1~2人と、S・Hを除いて全部外人でチームを組む
 何てなりかねません。昔母校に国学院久我山―早稲田―リコーと名門を歩き、不動の
 日本代表選手だった石塚という右フランカーがいました。身長170センチ、体重80K
 でした。頭から相手の足元に飛び込むそのプレーは、「タックル魔」と称されほめたたえ
 られました。しかし今石塚選手がどんなに「タックル魔」と呼ばれるプレーをしても、日本
 代表はおろか、早稲田のレギュラーにもなれないでしょう。何故ならそれは世界へ挑戦
 する道から外れているからです。
  チヨット寂しい気がしますが、とにかく日本チームのがん張りに期待しています。
  ずーと応援しています。

   ◎ 越谷市でスタートコーチの講師を務めました。 8/26(土)

  
スポーツ少年団の「登録制度」と「指導者養成制度」
 が変って5年たちました。従来の少年団独自の「指導
 者養成制度」から、「日本スポーツ協会公認指導者養成
 制度」に移行、少年団指導者は、まず「スタートコーチ」
 の資格を必要とすることとなり、また登録に当たり従来の
 「指導者」から、「スタッフ」との2本立てとなり、指導者登録
 に当たっては何らかの資格を有することとなりました。

 暫定処置として「認定員」の資格保有者は、令和5年度登録まで登録可能でしたが、
 それも今年まで、来年以降を考えると、今年中にこの資格を取らねばならないことと
 なります。そんな訳で今年は早い時期からこの講習会が多く行われています。
  先日の三郷市につぎ、今回は越谷市で行われ、県本部からの依頼を頂き講師を
 勤めました。なお久喜市では令和3年度から連続して開催しており、今年度も来春2月
 「ふれあいセンター久喜」で開催予定です。
  今回依頼された講習内容はスタートコーチ養成講習会専門科目テキストの第4章
 「安全・安心なスポーツ環境の整備」と、共通科目テキスト第2章の6・「スポーツに
 関する医学的知識」です。「安全・安心」の項目には、今関心の強い「ガバナンス」と
 「反倫理的行為の根絶」が含まれています。
  「ガバナンス」は最近いろんなところでいわれています。正確な和訳の言葉はないとも
 言えます。少年団の理念=青少年の健全育成に、最もふさわしい組織運営に必要な
 方針・ルールを定め、それを実行していくことといえます。
  「反倫理的行為の断絶」です。数年前大阪S高校のキャップテンが、部長の体罰に
 より自殺するという事件が起き、あらゆるスポーツ関係団体の中で、一斉に真摯な取り
 組みがなされてきました。相手が未来を託、まだ心身ともにか細い子供ではなおさら
 です。「しない させない 許さない」取組みを継続して行かねばなりません。
  この講習会はカリキュラムに不完全な部分があり、1日研修としているため、各項目の
 内容が多すぎます。おそらく近い将来カリキュラムの変更があると思われます。
  スポ少のそれからスポ協のそれへと変わったとは言え、基本的には同じ内容です。
 私は40年にわたりこの講師を勤めていますので、ある意味で慣れ切っています。
  楽しい講議でした。それにもう一つ楽しかったこと、私の受け持った前後の講師が
 県スポ少の役員を共に務めた旧知の友人だったこと、それに越谷市の元本部長が
 訪ねてきてくれたことです。この人はサッカーの世界でも火花をちらしあった仲間でした。
  お茶までご一緒して昔話に花を咲かせました。本当に楽しい半日でした。

 
 市スポ少本部本年度登録事務終了8/20(日)・ふれあいセンター久喜 

  スポーツ少年団は登録制・メンバーシップの組織です。どんな小さな村の、どんな
 小さな少年団でも村を通し、県を通し、国まで1人ひとりの団員・指導者が登録され
 るのです。そしてこの登録に当たり1人一人が登録費を収める=有料登録制なのです。
  日本スポーツ少年団は最初の東京オリンピックを記念し、昭和37=1962年誕生
 しました。昭和51=1976年から有料登録制に移行しました。オイルショックの財政
 ピンチから来ましたが、同時にお金を払っても、有料でもやる価値のあるもの、という
 認識からのスタートでした。この有料登録制と末端の意見が国まで反映されるという
 「代議員制度」の2つが、スポ少の組織的強さを保証しているのです。
  この登録費ですが町・県・国それぞれに納めます。それぞれのクラスの登録費は
 それぞれが自主的に決定します。3つの合計額を町に納め、町は自分の分を差引
 いて県に納め、県は自分の分を取り、残額を国に納めるというシステムです。
  ぞぞれの登録費は自分たちの収入となります。かって私が関わった旧久喜市は
 高い登録費を徴収していたので、行政の補助金の倍の自主材源を持っていました。
 だから行政にも物が申せるのです。補助金交付団体はすべからずこうあらねばなら
 ないと私は思っています。ですからスポ少の登録は、数で活動状況の把握と、財源
 確保を同時にできる最も重要な事務となりますす。
  その登録を20日(日)午後から「ふれあいセンター久喜」で行いました。私は本部長
 辞任後当然会議には出ていませんが、この日は久しぶりに参加、みんなの手伝いを
 しました。と言うかいろいろおしゃべりをして邪魔をしたというのが本当のようです。
  さて今年の登録状況です。下段は 昨年度の登録状況です
    団48 団員1120 指導者302 スタッフ56 計 1478
     49    1092     318      68    1479   
  今少年団は少子化を最大の因として長期低落化の中にあります。懸命な努力にも
 かかわらず、団員の不足から解散した団がいくつもあります。本当に胸が痛みます。
  そうした中団員数が28名増加したのは大きな喜びでした。逆に指導者・スタッフは
 減っています。おそらく高齢化の表れと思います。これは昨年の数字です。県内で
 1番団員の多いのは「さいたま市」約7800名です。次が川口市、3番目が川越市
 みな人口の多い所です。肝心なことは加入率=全小学生中少年団団員の占める
 割合です。さいたま市は10・5%、川口市は8・1%、川越市は8・4%です。この
 加入率は人口の少ないところは高い傾向にあり、皆野町の63%をダントツに
 越生町・長瀞町・横瀬町は30%代です。我が久喜市は15・14%、人口10万人を
 越える町では断然トップです。なんで良いのでしょうか。本部長が良いからです。何て
 冗談はもう言えなくなりました。少年団に関わる全ての人の努力の結果なのだろう
 と思い、心からの敬意を表する次第です。
  ちなみに団員数は県内8位、指導者数は6位、団数は5位です。別にランクなど
 どうでもよいのです。子どもたちが楽しくスポーツができる、そんな環境を確実に
 守り続けていきたいと考えます。
  私は顧問のお役を頂戴していますが、そんなことに関係なく、これからもこんな
 活動を続けていきたいと願っています。

   サッカー女子W・C2023「なでしこ」ベスト8で敗退  8/16(水)
 
  本ページの7/25日づけ、8/2日づけで報告してあるように、今、オーストラリアと
 ニユージーランドで「サッカー女子ワールドカップ2023」が開催されています。
  出場した日本代表チーム(なでしこ)は、下段で紹介してあるように大進撃をつづけ
 予選リーグを1位で通過、決勝トーナメント(16チーム)に進出しました。
   
決勝トーナメント1回戦(ベスト16)    対ノルウエー  3-1
          2回戦(  8チーム)    スエーデン  1-2 
  
  大会中見事な戦いぶりで優勝候補にまで上げられた「なでしこ」は、結果前回大会
 より1つ上、ベスト8で敗退したことになります。

  ご承知のように「なでしこ」は2011ドイツ大会で大活躍、決勝戦で絶対王者「アメ
 リカ」に延長―PK戦で勝ち抜き、世界の頂点に就きました。しかしその後低迷、翌
 2015大会こそ決勝戦まで進出、アメリカに2-5で敗北、準優勝となっていますが、
 2019大会では決勝トーナメント1回戦(ベスト16)でイングランドに敗退、各オリン
 ピックにおいても芳しい成績を残せないでいました。「Weリーグ」発足もそうした状況
 突破の試みだったといえます。女性高倉監督から武南高校・浦和レッズОBの池田
 監督に交代、3BKへのシステム変更等を行い本番に望みました。
  予選リーグでの世界に衝撃を歌えた対スペイン戦4-0での完勝等、見事な戦い
 ぶりでした。出場チーム中最強・優勝候補筆頭とマスコミは騒ぎ立てましたが、私は
 ベスト4~8止まりと見ていました。今の「なでしこ」で優勝できるほど甘くないのです。

  良かった点です。3BKへの変更です。一時はメロメロでしたが、本番にギリギリ
 間に合いました。良い守備の上に良い攻撃があります。両ウイングバックが下がり、
 5BKでしっかり守り、面白いようにカウンターアタックが決まりました。そしてもう1つは
 チームとしての一体感、まとまりは最高でした。
  しかしチーム全体としてはまだまだといえます。スペイン戦は守備も攻撃もはまり
 過ぎでした。ノルウエー戦です。先取点はオウンゴール、勝ち越し点は絶対やっては
 いけない相手ゴール前でのバスミスからもらったもの、3点目もそれがなければ
 相手はああも上がらずなかったカウンターでした。
  スエーデン戦です。余りにも厳しすぎるPKによる失点、2本のバー直撃のシュート
 惜敗とも言えますが完敗とも言えます。とにかく早くから身体を寄せてくるスエーデン
 のフォーチエックの前に「なでしこ」の攻撃陣はなす術がありませんでした。
 それに「ノルウエー戦」も「スエーデン戦」も、セットプレー、体格差から点を奪われて
 います。これはこれからもずっとついて回る問題です。
  結局良いチーム、攻守ともに優れたチームでしたが、優勝するにはまだまだ、
 これが結論のようです。しかしすぐ近くにある「パリ五輪」等では、ぜひ優勝を
 目指してもらいたいものです。幸いにも比較的若いチームです。各々の努力・成長に
 期待します。 

      
 ―追記―
  ベスト4は「スペイン・スエーデン・オーストラリア・イングランド」の4チーム、昨日
 行われた「スペイン―スエーデン」戦は2-1で「スペイン」が勝利、決勝戦に進んで
 います。もう1つ「オーストラリア―イングランド」戦は今日夕刻に行われます。
  順当なら「イングランド」と思いますが、「イングランド」は主力に故障者がいたり、FW
 の例の蛮行等あり、調子は今一つです。地元の利を生かし、「フランス」にPK戦で
 勝った勢いに乗る「オーストラリア」という可能性もあります。
  
イングランド3-1オーストラリア   決勝戦 スペイン―イングランド

   ◎ サッカー女子W・C2023・「日本代表」決勝トーナメント進出 8/2(水)

  下段で報告していますが、今オーストラリアとニユージィランドで「FIFA女子W・C
 2023」が行われています。ほぼ予選リーグが終了、16チームによる決勝トーナメント
 が間もなく始まります。2011年ドイツ大会以来の優勝を狙う日本代表「なでしこ」は、
 予選リーグを順調に戦い抜き、「Cブロック」1位で決勝トーナメントへ進出しています。
    第1試合  対ザンビア   5-0    3戦3勝  勝ち点9
      2       コスタリカ  2-0    総得点11  総失点0
      3       スペイン   4-0    得失点差11  ブロック1位
   見事な内容での1位突破だと思います。「FIFA」はランキングを発表します。男子に
 比べ女子はより正確に「強さ」を反映しているといわれています。その意味で「ザン
 ビア戦」、「コスタリア戦」はこんなももんかと思います。問題は「スペイン戦」でした。
 スペインは11位の日本を上回り、ランキング6位にあります。「ドイツ」や「イングランド」
 といった伝統国でなく、新興勢力、クラブ選手権優勝の「FC・バルセロナ」の選手が多く、
 今大会優勝候補の一角に挙げられていました。それに何と4-0で完勝したのです。
 その原因は「なでしこ」の全てだと思います。ベンチワーク、鉄壁のデイフェンス陣、FWの
 決定力、МFの適切なパス、あらゆるものが優れていました。
  さて問題はこれから、一発KОの決勝トーナメント戦です。日本が怖いのは今までの
 調子が良すぎること位です。2連覇しているアメリカは予選リーグはいつもメロメロ、
 しかし決勝トーナメントにはきっちり合わせ、結果を出しています。日本はスペイン戦が
 最高だった何て事の無いようにしましょう。
  まず決勝トーナメント1回戦(ベスト16)の対「ノルウェー戦」です。とにかくここは身体が
 大きい、平均身長で日本とは6センチ近い差があるそうです。中には178センチ67K
 何ていうF・Wもいるそうです。単純に両サイドからクロスを上げてくるフィズィカル勝負を
 挑んでくると思われます。日本が苦手とするタイプ、失点0の日本BK陣のカ頑張りに
 期待します。1回戦勝利すると2回戦(準々決勝)は「スエ―デン」対「アメリカ」との勝者
 となります。「スエ―デン」はテクニックのある「ノルウエー」という感じ、予選リーグの
 戦いぶりを見る限り「スエーデン」有利という気もしますが、どっこい「アメリカ」は甘く
 ありません。決勝トーナメントでは見違えるチームになる可能性があります。
  そしてこれに勝つと準決勝は多分「スペイン」と「オランダ」の勝者、「オランダ」は
 男子と共に女も世界をリードする強豪国です。
  そして決勝戦、「イングランド」?、それとも予選リーグは余り良くなかった「ドイツ」?
 はたまた地元開催で勢いに乗る「オーストラリア」?  とにかくドキドキ・ワクワク
 です。「なでしこ」の健闘に期待します。ずっーと応援しています。頑張ってください。

    ◎ 第5回・サッカー女子ワールドカップ2023開幕
                 日本開幕戦に快勝   7/25(火)

  数えて5回目に当たる「サッカー女子ワールドカップ2023」は7/20日開幕、8/20
 を決勝戦とする日程で、ニユージーランド・オーストラリアで開会されました。この大会は
 かっては「FIFA女子選手権大会」なる名称で1991年に始まりました。その後2003年
 から男子同様「W・C=ワールドカップ」と改称され、今年5回目を迎え、初めて南半球で
 行われる事となりました。我が日本は1991の世界選手権大会から参加しています。
  この時リーグ戦で、1点も上げることなく3連敗、世界との力の差を思い知らされました。
 しかしその後着実に力をつけ、2011の「ドイツ大会」では、華麗なパスワークで決勝に
 進出、絶対本命「アメリカ」を相手に120分を2-2で引き分け、PK戦で見事に勝利優勝の
 歓喜にわいたことは記憶に新しいものがあります。
  しかしその後の日本は2015のカナダ大会では、決勝戦まで進出、アメリカに2-5で
 敗れていますが、前回2019・フランス大会ではかろうじて決勝トーナメントに進出した
 ものの、イングランドに0-2で完敗、他「オリンピック」でも好成績を残せないでいます。
 2年前従来の「なでしこリーグ」から、プロの「WEリーグ」へと進化させたのも、そうした
 状況を突破したいためと思われます。なお「WEリーグ」とは「Japan  Women`s Empo
 werment  Professinal  Footbal  League」です。わざわざ付けた「エンパワ―メント」
 とは「力をつけること、特に女性が力をつけ、連帯し行動することによって、自分たちの置
 かれた不利な状況を変えていこうとする考え方」を指します。よく意味が解りません。これは
 私見ですが。スポーツには「フエアープレイ」とか、「スポーツマンシップ」というものがあり
 ます。相手・仲間を尊重し、共にあって成り立つそれ自体が自由な王国です。余りこう
 いうことを前面に掲げるのは無意味と思います。
  さて今大会です。参加チームは初めて32チームです。1グループ4チーム、8ブロック
 まず予選リーグを戦い、上位2チーム計16チームが決勝トーナメントに進出します。
  日本はCブロック、対戦相手は順に「ザンビア―コスタリカ―スペイン」です。日本の
 「FIFAランキング」は今11位まで下がっています。7位と日本より上位のスペイン戦の前に
 決勝トーナメント進出を決めておきたいものです。開幕戦の「ザンビア」戦、見事に戦い
 5-0で快勝しました。「ザンビア」にシュートを1本も打たせなかった守備の連係も見事
 でした。若い選手が伸び伸びと戦い、これからのプレーに期待を持たせました。
  「武南高校」出で、旧「浦和レッズ」所属の池田監督以下23人の代表選手に期待します。
 23人のうち13人が初のW・C出場という若いチームです。またキャップテンの熊谷選手を
 筆頭に、中盤の要、長谷川・長野選手等多くのアメリカ・ヨーロッパプロクラブ在籍の
 メンバーもいます。まずトーナメント戦に進出、それからは1つでも上を目指してもらいたい
 と思います。優勝は本命アメリカ・対抗ドイツ、続いてイングランド・オランダといったところ
 もちろん日本にもチャンスあります。応援しています。頑張って下さい。

  令和5年度久喜市綱引大会開催へ 7/20(木) 鷲宮総合支所4F会議室

  「綱引」なる競技をご存知ですか、運動会でやる「オーエス・オーエス」という例のやつ
 とは若干異なります。古代オリンピックでも行われていた歴史ある正式競技です。昭和
 58年当時の体育指導委員のメンバーを中心に、埼玉県でも最初の「綱引審判員養成
 講習会」が行われ、その後「ニッシンカップ」、「トヨタカップ」といった大会を久喜を会場と
 して開催、第1回「久喜市綱引大会」を昭和60年に開催するに及んで、久喜は「綱引の
 町」として定着するに至りました。
  この「久喜市綱引大会」です。小学生の部を中心に年々参加選手が増大、1時期
 小学生の部1200、一般の部100強、監督・マネージャー200強、応援する保護者・
 友人等500、計2000人余が、あの広い「総合体育館」を埋めつくすという、正に参加数
 日本一の大会へと成長していきました。
  私は議員に立候補するまで、長く「久喜市体育指導委員」の会長を勤めていました。
 そんな関係で最初の「審判員養成講習会」には参加、その後「AA」の資格までいただき
 ました。「久喜市綱引連盟」はそうした審判資格取得者で組織され、初代会長が大先輩
 の故N氏、二代目が県の副会長まで務めた「N」氏でした。私は何せスポ少が忙しかった
 頃で、市の綱引大会参加だけの活動でした。N氏から「体調不良」を理由に引退、アトを
 私にと話があったのは10数年前でした。大部迷うところもありましたが、「中継ぎで」と
 お引き受けして10年余が経っています。
  久喜の大会は盛会のままに経過していました。強いてあげるとやはり少子化の影響
 です。参加数が数十人の単位で減ってきました。同じクラスで男女ともに出場することが
 難しくなり「混合」での参加が多くなりました。そしてコロナです。平成1年度を最後に
 2・3・4年と中止のやむなきに至りました。
  そして今年です、第1回の準備会を20日に持ちました。綱引連盟会員、スポーツ推進
 委員協議会、担当課職員10数名の出席を頂きました。どのように持つかではなく、開催
 の是非からの話し合いでした。とにかく3年ぶりの大会です。主催者側の運営能力も大分
 落ちています。また参加する小学校側も状況を知る人が減っています。参加者は何人位
 だろう。運営体制はとれるか、 審判団は大丈夫か、行きつ戻りの話し合いは続きました。
  結果開催するを前提に進むこととなりました。前提として小学生の部の低・中・高学年
 の3部門男女別をなくし、「混合」とします。従って小学生低・中・高学年の部と「一般の部」
 の4部門での大会とし、全て混合で行います。ただし一般の部は従来通り4対4ですが
 小学生の部はどちらかの性が1人入れば良しとします。また競技規則は日本綱引連盟
 公認ルールと久喜市綱引大会ルールを併用してきましたが、久喜市綱引大会ルール
 を大幅に採用するものとしました。
  いずれにせよ参加選手数を考慮しつつ、頻繁に会議を持って対応していくものとしま
 した。また「巡回講習会」等で忙しくなります。ただもし今年綱引大会否開催とでも
 なったら、連盟解散も考えねばならぬ状況でしたから、何としても開催→成功へと
 頑張っていきたいと考えます。
   ◎ スポーツコミッション笠間とスケートパーク視察研修  7/13(木)








 
 下段で報告してあるように発足したばかりの「久喜スポーツ
 コミッション設立準備委員会」の最初の先進地視察が
 13日、茨城県営笠間市「芸術の森公園内・スケートパーク」が、
 午前、市役所での「笠間スポーツコミッション」そのものへの
 研修が午後という内容で行われました。


 
 「笠間芸術の森公園」は茨城県の新しい文化発信基地として、1992年に開園した県営
 都市公園です。54・6haの面積中、38・4haで共用が開始されています。市内の多くの
 イベントの会場になっている他、県の陶芸美術館、大型遊具を持つ子供用「遊びの杜」等が
 整備されています。この公園の未共用区域の活用が課題となり、検討の結果若年層が利用、
 する、広域からも集客が期待できる、、他の施設にはないもの等の条件を全てかなえ、
 かつ東京オリンピック正式種目決定等が後押しとなり、スケートパークと決定、2年をかけ
 令和3年4月に完成しています。
  笠間市ではすべての事業に「公民連携」を進めています。このスケートパークの運営に
 当たっても「指定管理者制度を導入、かつ指定管理料を払わない独立採算制のものと
 するため、「スポーツコミッション笠間」を設立、スケートパークの指定管理者の運営を地域
 全体でバックアップし、地域活力向上の大きな効果につなげることをネライとしています。
  はっきり言えば「スポーツパーク」運営のためだけに、設立したという変ったものです。
 
―上左・中―はスケートバーク全体像です。後方の芝生も含めた全体面積25200㎡
 芝生部分はイベントの際観客席にも利用されます。滑走面(コンクリートの部分)4600㎡
 これは国内最大級ですが、予定されている久喜市のものもほぼこの大きさです。
 
―上・右― は屋内施設、アウトと一体感をもたせるためアコーディオンとなっています。
 
―下―事務室ですがスケートボートと、同じくここでできるBMX(フリースタイル自転車)の
 あらゆる競技用品が販売されていました。使用料金です。平日と土・日・祝日と2通り
 平日は高校生以下500円、一般700円、休日は高校生以下850円、一般1100円
 となっています。他にボードやヘルメット等のレンタル料があります。利用者は高校生以下が
 圧倒的、平日は30人前後、休日は120~130人ということです。
  年間利用者20、000人(現15、000)人、宿泊利用者年間200人(少ないのでは)
 全国規模のイベント年に1回を目標としているそうです。

  以上が現場で午前中、昼食をはさみ、午後は笠間市役所での研修でした。前記した通り
 「笠間芸術の森公園」は茨城県の施設です。笠間市が県から許可をえて指定管理しており
 両者で管理費を負担しています。「スケートパーク」も県が設計と整備を行い、市が施工後
 の管理を担っているわけであり、その管理の最も有効なツールとしてスポーツコミッション
 を設立したという極めて特異な形となっています。「スポーツコミッション」とは自治体・民間
 企業・スポーツ団体等が一体となり、スポーツを通した街づくり、地域活性化に取り組む
 公民連携組織です。 しかしここはそれで指定管理者となった「ムラサキスポーツ」を応援
 する、「地域が一丸となって応援するとか、スケートパークを単なるスポーツ拠点のみならず
 地域活力向上の大きな波及効果に繋がるものとして捉える」などと言ってはいますが
 チヨット本末転倒気味で厳しいのではと考えます。
  総論賛成。各論反対といいますが、スポーツコミッションは本当に難しい、スポーツを通した
 コミュニテイづくり、街づくりの道は答えがありません。久喜市でも今後、試行錯誤が続きそう
 です。

 久喜市スポーツコミッション設立へ!第1回準備会7/2(日) 市役所会議室

  本ページ3/17日付でも報告しているように、久喜市は今回「久喜スポーツコミッション」
 の設立を決め、春から初夏にかけ、市内スポーツ団体への説明会を連続的に開催してきま
 した。ここにきて市内スポーツ団体、商工会・観光協会等の関係団体、並びに企業・学識
 経験者等からの設立準備委員の選出も終わり、2日午前本庁舎4Fの会議室において
 第1回の設立準備委員会を開催しました。なお私は本部長を辞任していますが、スポ少
 本部を代表しこの設立準備委員についています。
  準備委員のメンバーです。スポーツ団体からスポ協・スポ少・レク協・スポ推進委の代表
 他に市内2総合型地域スポーツクラブ代表、地域団体から商工会・観光協会・JCの3名、
 行政1名、企業1名、もう一人は久喜市が提携しているプロバスケクラブの代表、計12名
 です。来年2月に設立を目指し。それまで準備に当たる、同じく来年3月には解散すると
 いうスケジュールです。
  「スポーツコミッション」とは行政・スポーツ団体・観光業などの民間企業が一体となり、
 スポーツと地域資源を組み合わせ活用することで、街づくりや地域活性化の活動を行う
 組織です。全国で195団体が活動、埼玉県ではさいたま市・熊谷市に設立されています。
  国においても設立を推進しており、今回久喜市も、と相成ったわけですが、行政の強い
 意向によるものであり、先のスポーツ関係団体への説明会でも良い反響はなかったと
 思います。そんなに中での「第1回の設立準備委員会」でした。
  準備会はまず準備委員の自己紹介から恥じ乗りました。次いで先の市内スポーツ関係
 団体の勉強会でも講師を勤めた、一社・日本スポーツツーリズム推進機構(JSТA)事務
 局長の「中山」氏から、スポーツコミッションに関する1時間ほどの講話をお聞きしました。
 内容は前と同じですので割愛します。
  ついて役員の選出に移り、会長にプロバスケ「埼玉ワイルドペアーズ」社長のN氏 副会長
 久喜レク協会長のK氏を選出しました。よろしくお願いします。
  次いで事務局からの久喜市のスポーツコミッションについての提案です。
 ① 久喜市版の地域スポーツコミッションを設立し、「スポーツの力で市のスポーツや地域を
   活性化」するを目標にかかげる
 
② 各スポーツ団体や商工会等と連携、多角的な視点でノウハウを活かしたイベントを実施
 ③ 「稼ぐ」事を目的とする魅力的なイベントを開催し、高い経済効果を狙う
 ④ 「健幸・スポーツ都市」の早期実現を図る
 ⑤ 複合的・総合的効果を得る
 ⑥ 部活動地域移行への体制整備  等々が述べられました。
  最後にスケジュールです。来年2月に「久喜スポーツコミッション」を設立し、「記念イベント」
 を実施します。そして3月に第5回の準備委員会を開催し、解散します。
  この間5回の会議、2回の視察を予定しています。
  最後に意見を求められ発言しました。私はもう社会体育というか、地域スポーツの振興に
 関わって60年となります。始めの頃は単に身体を動かすのが楽しい、その競技が面白い
 だけでした。しかし昭和50年にスポ少を設立し、時の日本スポ少指導協委員長、毎日新聞
 運動部長だった伊東氏の講演に目からうろこが落ちる思いでした。いわゆる「コミュニティ
 スポーツ論」です。以来ここを我が領域とし活動してきました。だからスポーツで地域の
 活性化を図る、街づくりを進めるという「スポーツコミッション」の方向性は大賛成です。
  しかし総論何とか、各論何とかと言います。現実は久喜市の観光資源・様々な施設、
 何よりも各スポーツ団体の現状は、急速な組織化を不可能なものとしています。
  行政指導で急速に進めるのではなく、事務局提案にもあったように、各スポーツ団体
 地域団体との連携を進め、ゆっくりと進んでいただきたい、こんな内容でした。
  もちろん私はスポ少本部長退任後の最後の活動として頑張る決意です。

  三郷市でスポ少スタートコーチ講習会講師を勤めました 6/25(日) 

  ご承知のようにスポーツ少年団の指導者資格に関わることと、登録制度が大きく変わり
 ました。決定されたのは平成29年度であり、実際適用されたのは令和元年からです。
  日本スポーツ少年団独自のものから、「日本スポーツ協会公認スポーツ指導者制度」に
 組み込まれ、新設される「スタートコーチ」を養成する事になったのです。また登録も「有
 資格者」のみとなりました。その「有資格者とは、日本スポーツ協会公認スポーツ指導
 者制度の下で養成された指導者」ということです。暫定措置として従来の日本スポーツ
 少年団指導者養成制度での「認定員」有資格者は、令和5年度までは登録可能と
 なってきました。すなわち来年度はだめ、来年登録しようとする指導者は何としても
 年内に新制度下での有資格者にならねばならないのです。このスタートコーチを養成
 する講習会は、コロナの関係で令和3年度より行われています。久喜市ではすでに過去
 2年講習会を実施しており、私はその講師を勤めてきました。「認定員講習会」では過去
 県内ほとんどの町へお伺いしてきました。新制度ではもう歳も歳だし、久喜だけでいいや
 と思ってきたのですが、今回初めて県本部より他市本部への依頼を受けました。今年は
 どこの本部も先記した事情により、この講習会に取り組んでいます。まあ東部地区でも
 あるし、本部長S氏とは旧き親しき仲間です。お引き受けしました。
  私が担当した講座は「指導のプロセスとジュニア期のスポーツ指導」90分と、「指導者
 の責任と役割」60分でした。私の前は「少年団の理念・組織・運営」と「安全・安心」を
 Y氏が、後の「グループ討議」はО女子が担当でした。お二人とも良く存知あげており
 余り講師陣は変らないのだなと感じました。
  私が講師の内容はコーチング論、ジュニア期の体と心の特徴等々、コーチングに関する
 部分が多いのが「スタ-トコーチ養成講習会」の中身となっています。逆に「トレーニング論
 医学的知識」に関するものが抜けています。おそらくあと数年このカリキュラムで行った後
 変更・改定があるのだろうと推察します。
  試験問題は「認定」に比べてもかなり優しくなっています。全員が有資格者に、という思
 いからなのでしょう。
  私はいまだに少年団の指導者からかなりの高額の登録費・会費まで取って、資格所有
 を義務付けることが良いことなのかと疑問に思っています。しかしすでに決定され、来年
 度の登録から徹底されるという現実がある以上、問答無用ということなのです。
  久喜市では来年2月に今年度の講習会を実施します。また私は他の市町本部から講師
 依頼もあることでしょう。前記のように歳が歳なので久喜だけで、と思っていましたが、
 そうとばかりしていられないかもしれません。
  まぁ老体にムチ打って頑張ることとします。

   ◎ 旧きスポーツ仲間とランチ会を楽しみました5/24(水) 

  市内にいわゆる「体育関係4団体」なるものがあります。スポーツ協会(スポ協)、
 スポーツ少年団(スポ少)、レクリエーション協会(レク協)、そしてスポーツ推進委員会の
 4団体を指します。このうちスポ協・スポ少・レク協は大衆団体ですが、「スポーツ推進
 委員会」は違います。教育委員会の委嘱による個人組織、久喜市のスポーツ推進施策
 の推進に当たる非常勤職員・特別職です。私は下段でも報告しているようにスポーツ
 少年団に1番多く時間と労力を傾けてきましたが、上記4団体すべてに関わっています。
 特にスポーツ推進委員会、私の頃は「体育指導委員会」との名称でしたが、強い思い出を
 持っています。私が議員に立候補した平成7年3月まで、23年間この職にあり、その
 後半の半分は委員長を務めたのです。
  昭和の終わりから平成の初めにかけ、将来間違いなくやってくる高齢社会に対応する
 ため、各種軽スポーツ・新スポーツの普及・組織化に当たりました。一時大流行した
 ゲートボールを手始めに、太極拳、グラウンドゴルフ、ペタンク(ボールカロッテイ)、
 ユニフオック、インディアカ等々、最後が見にテニスでした。そうした種目の教育委員会
 主催による「教室」を行い、それを連続し、各地区ごとに開催、クラブ→連盟(協会)を
 組織したのです。ついにはそうした連盟(協会)の受け皿としての、「レクリエーション協会」
 まで発足させたのです。
  そんな活動に当たった仲間も皆一様に歳をとりました。私の後に「体育指導委員会」
 の委員長を勤めたМ氏にお会いするたびに、懐かしく当時の思い出話をします。
 「**さんは大部身体が不自由になったそうだ」、「**さんは運転免許を返納したそうだ」
 そんな話ばかりです。そこから「一度みんなでゆっくり話そうよ」となり、今回のランチ会と
 なったのです
  会場をМ氏にご提供頂きました。参加したのは7名でした。最高齢はN氏の85歳
 60歳代はМ氏の後委員長を勤めたТ氏のみ、平均年齢限りなく80に近い70歳代
 というところでした。楽しく思い出話に花を咲かせました。「あれ・静かだな」と思ったら
 うつらうつらしている人もいました。お愛嬌ですね。そして今度はもう少し人数を
 ふやしてやろう、いや定期的にやろうよ、なんてことを確認し解散しました。私は
 今、「スポーツ推進審議会」のトップを勤めています。あの頃から35年、体は大部
 動かなくなりましたが、スポーツ振興に対する思いだけは変わらず持ち続けている
 事をほこりとし、なおしばらく頑張っていきます。

     ◎ 久喜市スポーツ少年団本部長を辞して  6/8(火)

  下段でも報告しましたが、6日(土)、「久喜市総合文化会館広域展示室」において
 久喜市スポーツ少年団「第13回・定期総会」が開催されました。そこで「渡辺龍二氏」を
 新本部長とする令和5・6年度の新役員を選出し、平成22年合併に伴い誕生した
 「新久喜市スポーツ少年団本部長」の職にあった私の辞任が承認されました。
   久喜市は平成22年、久喜市・栗橋町・鷲宮町・菖蒲町の1市3町の合併により
 新たに誕生しました。この合併が確実なものとなった平成20年の秋、「新久喜市
 スポーツ少年団結成準備会」を組織、1年余に及ぶ周到な準備活動を行い、新市誕生
 と同時に新本部へとスムーズに移行することができました。この準備会の議長を私が
 勤めたという理由だけを持って、本部長を拝命するという光栄に浴したわけです。
  以来13年になります。少子化に伴う少年団の長期低落化の中にあり、後半はコロナ
 がそれに追い打ちをかけました。運営は決して楽なものではありませんでした。特に
 野球・サッカーを中心に解散する団が続出したことは、関係者の真摯な活動を知っている
 だけに心が痛みました。そんな中令和元年度には「10周年記念事業」を実施、私と
 しては2度目となる「日独同時交流受け入れ」、「大運動会」等実現しえたことは深い喜び
 でした。今新久喜市スポーツ少年団は48単位団、6種目別部会、1200団員、450
 指導者で活動に当たっています。弱体化したとはいえ人口10万を超す市本部の中で
 ダントツ1位の加入率を誇っていることを喜び、指導者・母集団各位のご努力に深く
 敬意を表するものです。
  旧久喜市本部が誕生したのは昭和51年1月です。私は体育指導委員(当時)、体育
 協会(当時)として、いわば外部からこれに関わりました。今年で48年となります。実質
 野球だけでしたので直ちにサッカー少年団の組織化に着手、51年秋、52年春の
 少年サッカー教室を経て、52年夏「久喜少年サッカークラブ」を発足させ団長に就き
 ました。私は市体育協会の役員についていたため(理事長・副会長)スポ少本部役員
 入りは遅れましたが、昭和57年指導協委員長兼副本部長に就任しました。昭和60年
 10周年記念事業としての「第12回日独同時交流受け入れ」と、前年のドイツへの派遣は
 忘れられない感動でした。平成7年20周年記念事業実施中に2代目本部長故桐ケ谷氏
 の入院・逝去に伴い、私が3代目本部長に就任、以降合併まで務めたことになります。
 単位団活動も本部活動も共に充実した楽しい期間でした。
  県本部での活動です。昭和57年・県指導協総会に久喜市からの評議員として出席 
 いきなり東部地区からの選出ということで副委員長に就任しました。委員長宮田守男氏
 副委員長が南部上尾の鳥塚氏、西部狭山の金子氏、いずれも長きに渡りご指導を
 頂戴しました。その後県本部員となり、宮田2代目本部長の最後の1年、東部選出
 副本部となり、以降3代目藤沼氏、4代目佐藤氏と17年にわたり副本部長を勤めた
 ました。佐藤本部長2期目は入院・逝去と続き、私が本部長代行として全ての活動に
 当たった事は非常に懐かしい思い出としてあります。種目の全国大会2回、数回の
 関東競技別大会、30・40・50周年記念事業、思い出が鮮やかによみがえってきます。
 鳥塚氏・金子氏・宮田・佐藤両本部長いずれも黄泉の度に立たれていますが、長きに
 わたるご厚誼とご指導に感謝の念で一杯です。
  ということで少年団に関わって48年、本部長として29年楽しく充実した年月でした。
 この間出会い、共に活動した全ての人に心からの御礼を申し上げます。ありがとう
 ございました。総会で顧問のお役を頂きました。もちろん後何年こうした出来るか
 解かりませんが、これからも体の続く限りご一緒に少年団活動の王道を歩み続けて
 まいります。よろしくお願いします。

   ◎ 市スポ少本部第13回定期総会 5/6(土) 総文広域展示室
         本部長辞任の議決を頂きました

  久喜市スポーツ少年団
 本部の令和5年度第13回
 定期総会が、6日(土)
 総合文化会館広域展示室
 において開会されました。
  提案した6議案が全て承認
 され、私は新久喜市本部発足以来勤めていた本部長辞任の同意を頂きました。
  総会に先駆け表彰を行いました。県本部60周年記念特別表彰のТ氏とK氏、優秀な成績に
 対する表彰としての優秀賞、個人としてバドミントン5名、ソフトテニス5名、団体でバレー
 ボールの1団でした。続いて本部、部会・単位団ごとに年数が決まっていますが辞めた個人
 を表彰する功労賞、ここで私も表彰を頂きました。最後が30年、20年、10年以上貢献さ
 れた指導者を表彰するゴールド・シルバー・ブロンズ賞の表彰でした。
  続いて梅田市長。梅沢・石川両県議より祝辞を頂きました。今後ともスポーツの振興と

 青少年健全育成活動へのご支援をお願いします。―左―
  議事に入りました。令和4年度の事業報告・決算報告、令和5年度の事業計画と予算
 令和5・6年度の役員、規約の改正の6議案です。規約改正は事務局「スポーツ振興課」
 市役所機構改革に伴うものと、県本部登録規定変更に伴うものです。
  予算です。総額392万円、うち行政からの補助金が186万円(含む少年野球国際交流)、
 指導者・団員からの登録費が126万円です。昨年市からの補助金は大幅にカットされまし
 たが、1年で戻りました。ご理解に感謝いたします。 
  さて肝心の役員です。本部長の私、副本部長の戸草内氏、事業部長の亀田氏、バスケ
 部会長の栗田氏が辞任、新本部長に渡辺氏、副本部長に粟野氏、伊藤氏の3人が新
 留任副本部長入江氏と大幅な交代がありました。私は合併に伴い新久喜市スポ少本部
 結成準備会の議長を勤めました。1年余の周到な準備を経て、合併時にはスムーズに
 新本部へ移行することができました。このことを持って新市の本部長に就任することと
 なったのです。少子化による少年団の退潮期に当たり楽な運営ではありませんでした。
 でも10周年記念事業で「日独同時交流受け入れ」や「大運動会」等実現できたことが
 楽しい思い出です。この間定年制による県本部役員の辞任、長く旧久喜市最強最大の
 単位団であった自分の団の解散、そしてわたくし自身の高齢化等が加わり、ここ数年
 辞任をお願いし続けてきましたが、やっと今回お許しを頂きました。長きに渡りました
 皆様のご協力・ご厚情に厚く御礼申し上げます。なお新本部長に就かれた渡辺氏は
 私が深く信頼する能力あふれた方です。私以上のご協力を賜りますようよろしくお願い
 申し上げます。
  ということでこの議案議決後私は本部席をはずれ、代議員席に座りました。
―右―
 40年以上なかったことで改めて本部長辞任を実感しました。久喜市のスポ少に関わ
 って48年、本部長を新旧久喜市で29年勤めました。本当に楽しく充実した年月でした。
 心よりの感謝を申し上げます。「顧問」というお役を頂戴しました。これからも体の続く
 限り皆様と一緒に歩き続けてまいりたいと考えます。ありがとうございました。


  令和5年度・久喜市レクリエーション協会総会 4/22(土) 総合文化会館

  久喜市レクリエーション協会
 会長「倉持良幸氏」の、令和
 5年度評議員会(総会)が22日
 総合文化会館広域展示室で
 開催されました。
  私は「久喜市綱引連盟」会長・
 レク協理事として出席しました。
  総会は倉持会長を議長として進行、令和4年度の行事・決算報告、令和5年度の行事予定
 予算、役員改正、規約改正の6議案がスムーズに全て可決され、短時間で終了しました。

  それにしてもです。こん総会に出席した団体は11、長くレク協最大の組織としてあった
 「社交ダンス連盟」が解散、欠席しています。これはコロナの影響が強いのですが、それに
 しても残念の一言に尽きます。県の上部団体が国体2部との関係で、県レク協から脱退、
 県体協に移行したのに呼応して、同じく市レク協から市体協へ移った「グラウンドゴルフ」
 「太極拳」以降極めて強いジリ貧状況にあります。多くの加盟団体が会員・役員の高齢化に
 喘いでいます。
  私の「綱引連盟」も例外ではありません。3年連続して持てなかった「久喜市綱引大会」、
 もし今年開催できなかったら、解散を考えずにおられない状況にあります。
  私は平成一桁の頃、体育指導委員会(現スポーツ推進委)会長として、将来間違いなく
 到来する高齢化社会に備えて、各種軽・新スポーツの普及・組織化に懸命に取り組み
 ました。そこから「ゲートボール・グラウンドゴルフ・太極拳・ミニテニス」等多くの組織が
 誕生しました。そうした組織の受け皿として「レク協」を組織したのです。多くのレク的団体
 が、レク協がないが故に体協に加盟しており、大変苦しい組織化でした。そんな過去を
 持っているゆえに今のレク協の現状は繰り返しますが悲しいことです。「何としても人間の
 生きる喜び」、としてのレクリエーションとレク協を守っていきたいと考えています。

 ◎ 雨にたたられた第8回市民マラソン大会 3/26(日) 運動公園 




















  コロナの関係で通常大会としては4年ぶりの大会となる「第8回よろこびのまち 久喜
 マラソン大会」が、26日(日)久喜総合運動公園をスタート・ゴールとするコースで行われ
 ました。今年は大変暖かく、桜の開花は観測史上2番目とか、会場の桜も満開でした。
  しかしです。まさに「好事魔多し」、昨日から冷たい雨が降り続く最悪のコンディションの
 大会となりました。開会式でゲストランナーの川内さんが上手い事を言っていました。
 「けがの無いように注意して走りましょう。ただしお昼ごろから雨は強くなるとのこと、濡れ
 たくない人は早く走りましょう。」 その開会式は
 (―上・左と中―) の状態で開始、雨の
 中出てくれた皆様に感謝します。
  今大会のレースはハーフ、クオーター・3㎞、1・5㎞小学生、1・5㎞親子の5部門、
 当初全体で6、000人の参加を予定していましたが、半数強の約3、200人に留まり
 ました。これは全国的傾向、やはり3年間の無開催は大きかったということですね。
  「3㎞」の部に続いてメインの「ハーフ」の部スタートです。参加者のうち7割はやはり
 この部門、赤色回転灯を光らせつつ先導する白バイの後を、約2000名の大部隊が
 走り抜けていきました。
(―上・右、中・左―) 続いて「親子の部」手をつないで走り、
 ゴールするがルールですが、お子さんが早かったり、逆にお父さんが子を引っ張る
 なんてシーンも見られました。
  雨はやや強くなり降り続いています。走路の「国体道路」
(―中・右―)も、トラックも
 
(―下・左―) も水が浮いて御覧の有様です。国体道路はアスファルトですから、まだ
 良いのですが、グラウンド内のトラックはダスト舗装です。薄くしか敷いてないのでしょう
 大変滑りやすくなってランナーにはお気の毒でした。ほどなく「ハーフの部」のトップが
 帰ってきました。平成国際大陸上部の方だそうです。
(―下・中―)2位がゲストランナー
 の川内さん、川内さんはこの大会いつもコスプレで走られます。今回はパンダのぬい
 ぐるみでした。
(―下・右―) 続々とランナーが入ってきます。私は大会始まって以来
 ずっと大会副実行委員長です。いつも大会終了宣言が出るまで会場に残っています。
 しかしこの日は大会スタッフ全員に支給されたジャンバー・帽子共に雨に濡れびっしょり
 暖かい気候に慣れていた身には寒いこと、寒いこと、ついに「ハーフの部」全員の
 ゴールを見て帰路につきました。高齢とてお許しください。
  帰路いつもより早かったせいか、それに雨も手伝って道路が大変混雑していました。
 運転手の怒鳴り声を何度か耳にしました。市街地を走る久喜の大会は大変なんだと
 改めて思いました。スタッフの皆様のご努力に感謝します。フルマラソンはこんなもん
 ではないでしょう。それでもやるのでしようか。

    ◎ 第5回WBC・サムライJ優勝で閉幕  3/22(水)
 

  前にも書きました。私はそれなりに野球のファンです。私が野球を知った頃は広島とか
 名古屋に住む人以外、そうなるようになっていた時代でしたから巨人フアンです。しかし
 年々野球への熱中度とか、巨人へのフアン度とかが減ってきています。それは野球の
 だいご味というあの「間合い」が、どうしても間延びしたものに感じてしまうからです。だから
 プレイボールからゲームセットまで、放映されている試合を見続ける事が少なくなりました。
 「日本シリーズ」は別として、「ペナントレース」では2~3試合くらいです。先行している
 チームを2位のチームが4~5ゲーム差で追う、9月の頃の3連戦の初戦・2戦位です。
 優勝争いに直結するからです。今回のWBCの予選リーグと準々決勝戦はまさにいつもの
 見方でした。しかしです。会場をアメリカ・マイアミに移した、準決勝と決勝戦の2試合は
 全く違っていました。プレイポールからゲームセットまで手に汗握るものでした。テレビの
 前から一歩も動かず試合に熱中しました。胸が締め付けられるようでした。久しぶりに
 本当に久しぶりに野球の面白さ、だいご味を満喫させていただきました。

  準決勝戦の対メキシコ戦、完全に負け試合でした。大谷の同僚である「サンドバル」に
 序盤完全に抑え込まれました。先取点を奪われ、同点に追いつくも追加点を取られ、
 点差を詰めるのが精いっぱい、岡本のホームランをレフトフライとした「アルサレナ」の
 超ファインプレーも飛び出しました。4-5で迎えた最終回、塁に出て皆を鼓舞した大谷
 の表情、吉田の代走にとっておきの周東の起用、4-0しかも3三振の村上を最後まで
 信頼、打たせた栗山監督の采配、まさに多くのドラマを盛り込んで韋駄天・周東がベース
 に滑り込みました。
  ドラマといえば決勝戦の対アメリカ戦はなお上でした。昨日の決勝打でよみがえった
 村上、一本損した岡村、2人のホームランでリード、終盤を迎えました。サムライJの次
 から次と繰り出す投手陣は皆完全でした。これが日本の強さなのでしょう。結局最後の
 2人はダルビッシュと大谷となりました。実質日本のキャップテン「ダル」とあらゆる意味で
 日本をリードした大谷が最後を閉めたのです。ドラマですね、1点差で9回裏のマウンド
 にたった大谷、2アウトランナーなしで迎えたバッターが、同僚の「トラウト」というのも
 驚きでした。「トラウト」はМVP3回に輝く現役最高打者です。回りから援助されない
 大谷が彼のバッティングで救われた試合も結構ありました。今回アメリカチームの
 キャップテンとなり、多くの仲間に参加を呼びかけ、結果そこそこのチームを構成する
 ことができたと言われています。(決して最高チームではありません) その「トラウト」
 が最後のバッターだったのです。これだけでもドラマなのに、最後渾身のスライダーで
 三振に打ち取りました。2009年第2回大会で日本は決勝戦で韓国を破り優勝して
 います。この時決勝打を打ったのが例のイチロー、その裏「ダル」が抑えて勝ったの
 ですが、韓国の最後の打者に投げた最後の決め球もスライダーでした。この流れは
 自然のものですが本当にドラマに次ぐドラマでした。本当に息詰まる試合を見せて
 抱いて感激でした。野球の楽しさというか素晴らしさを100%見せてもらいました。
 こんな試合が1年に何試合かあれば野球は安泰ですね。
  しかしそれはそれとしていろいろ問題点も多い大会でした。最初の組み合わせが
 大会中に違ってしまう世界大会なんてあり得ません。野球には国内を統一する組織も
 そうした組織が加盟する国際組織もないのです。これがサッカーやラグビーのW・C
 と違うところです。しかしそれを追求しないと(絶望的に思えますが)、国際スポーツの
 中で野球は現在の地位にとどまり続けるでしょう。。

 
   ◎ 本部長辞任に当たり優勝カップを寄贈しました。 3/20日(月)

  18日(土)は午前に「中公」
 での「バドミントン部会」総会、
 夜・鷲宮西コミセンでの「サッ
 カー部会」の総会に出席しま
 した。そして昨19日(日)は
 「ミニバス部会」の第二体育館
 での「お別れ大会」の開会式
―右―に出席と忙しい時を過ごしました。
  部会の総会や、大会の開会式に出席、挨拶するのは本部長としての任務の一つですが、
 今回は特に私が本部長を辞任するにあたって、長きに及んだご協力に感謝するため、各部会
 に優勝カップを
―左― 寄贈したいと考えお渡ししたかったためです。
  ご承知のように新久喜市は平成22年に誕生しました。この合併が決定された20年秋に
 旧1市3町のスポ少本部で、「新久喜市スポーツ少年団結成準備会」を立ち上げました。
  久喜市の私を議長とし、3町の本部長をそれぞれ副議長とするものでした。この故をもって
 何の能力もない私が新久喜市本部長に就任したこととなります。令和元年度に「10周年
 記念事業」を終え、それ以降私自身の高齢化も加わり、辞任をお願いしてまいりましたが、よう
 やく本年G・W明けに開催される総会において、お認め頂くこととなりました。(総会議決事項)
 長きに渡る皆様方のご指導・ご鞭撻に心からの御礼を申し上げます。ありがとうございました。 


 
 旧久喜市にスポーツ少年団が誕生したのはS51年1月です。私はこれに体育協会(当時)
 体育指導委員(当時)として外部から参加しました。翌年8月に「久喜少年サッカークラブ」を
 設立、その後猛烈に少年団活動にのめりこんでいきました。平成7年旧久喜市スポー少
 本部は20周年記念事業に取り組んだのですが、その先頭に立っておられた2代目本部長
 桐ケ谷氏が急逝され、年度途中に私が3代目本部長に推挙されました。ですのでほぼ30年
 にわたり新旧久喜市スポ少の本部長を勤めさせていただいたことになります。この間2回に
 渡り日独同時交流受け入れを実現させていただき、また私自身ドイツへの派遣を頂き
 素晴らしいスポーツを通した国際交流を体験できました。県本部におきましてもほぼ40年
 に渡り役員を勤め、副本部長17年、最後には本部長代行まで勤めさせていただきました。
 これも久喜市本部の組織力・活動量を背景とするものであり、心からの感謝を申し上げます。
  そんなことで少しはお礼の気持ちを、ということで本部を構成する6部会に優勝カップを
 寄贈させていただきました。何らかの形でお使いいただければ幸いです。
  引っ込んでいろ、といわれてもそう出来ない男です。「スポ少=命」の男ですから今後とも
 体の続く限り何らかの形で関わっていきたいと思っています。
  重ねて頂戴した様々なご協力に御礼申し上げます。今後の少年団活動の限りない充実
 発展を祈り続けています。 

   スポーツコミッション勉強会 3/17日(金) 鷲宮総合支所4F会議室

  「スポーツコミッション」てご存知ですか。聞きなれない言葉ですね。私はコミュニティ
 スクールに関する久喜小の「学校運営協議会」の委員です。久喜市内の学校では今
  「GIGAスクール構想」にのっとって「ICT」化を推し進めています。その中で「デジタル
 シティズンシップ」とか、「デジタルトランスフォーメーション」といったことを勉強していま
 す。名前だけでもなじみがなく、理解するのに四苦八苦しています。これもです。
  「スポーツ」と「コミッション」は言葉だけは知っています。でもこの2つをくっつけると
 「何それ」となりますね。とにかく久喜市ではこの「スポーツコミッション」を設立したいと
 考えています。そこで市内スポーツ関係団体の役員を集め、スポーツ推進課の職員が
 説明会を開催しました。去年の夏から秋にかけてです。何せ急なことでしたし、おそらく
 各団体押しなべて反響はよろしくなかったのではと思います。そこで今回一社・「日本
 スポーツツーリズム推進機構」の事務局長をお迎えし、設立に向けた勉強会と相成った
 次第です。
  要するに「スポーツ
 コミッション」とはある
 地域で「スポーツツーリ
 ズム」、「スポーツイベン
 ト」といった取り組みを
 主体的に推進していくた
 めの組織です。今までスポーツ活動 の対象は主に同じ町の住民でした。
 これは他市町、県外や他国の人々をも巻き込んで、スポーツを通して地域活性化や、
 地域経済への貢献をしていく組織です。その構成者(団体)は行政・スポーツ団体・企業
 観光協会等です。いわば半官・半民の組織、皆で協力し合い、強み弱みを上手に補い相い
 スポーツを使って人を呼び込む・地域を元気にするそうした企画等を推進する組織なのです。
  今までのスポーツ振興は地域の中にいる人たちが対象、観光行政は地域の外からの誘客
 が対象でした。スポーツリズムはこれを結びつけるものです。
 「スポーツ庁」は全国各地にこれを200は組織したいとしています。現時点では120位
 埼玉県ではさいたま市と熊谷市の2市です。全国の先進地区のスポーツコミッションについて
 紹介されました。ほとんどが施設、観光、グルメ等環境面に恵まれた自治体です。そうした
 資源に欠ける久喜市の難しさを予測させました。
  行政は準備会を設け、設立に向け進めていきたいとしました。私はこの考え方、方向性に
 賛成です。しかし本部長を辞せんとする今、少年団に全面協力を要請するのにためらいが
 あります。少年団だけではないでしよう。「レク協」もかってあれだけの大組織だった「社交
 ダンス連合会」がコロナの影響で解散しています。「スポ協」も同様と思います。どこも自らの
 組織を維持していくのに汲々の有様なのです。スポーツで地域の活性化、スポーツでまち
 づくり、は理念として正しいのですが、組織のみんなに余計な負担とならないか、その点だけ
 が心配です。とにかく私はこの動きに参加します。無理ないところで、ゆっくりと歩みを続け、
 そんな中でみんなを巻き込んでいけたらと思っています。

   ◎ 少年団本部広報紙へ最後の原稿を書きました。 3/16(木)

  久喜市スポーツ少年団本部は、毎年1回ですが広報紙を発行しています。A4班
 8~10頁のものです。年度代わりの時期に発行、新団員募集が中心となります。
 他に1年間の本部活動の報告、各部会大会の成績等が紙面を飾ります。1頁の
 巻頭文を新本部結成以来私が担当してきました。文字数はその都度異なりますが
 800~1200のものです。私はすでに何度も報告しているように、本年5月に予定
 される本部総会において本部長辞任をお願いします。新本部結成以来13年間に
 わたりました。長きに渡る皆様方のご協力に心からの御礼を申し上げます。ありが
 とうございました。ということで今回の原稿が本部長として広報紙を飾る最後のもの
 となります。今回は800字でした。ご一読いただければ幸いです


 身体が何となく躍動する春弥生の時を迎えています。今年は特に強い
 期待感と供にシーズン期を迎えようとしています。長く私たちを苦しめ

 きたコロナの呪縛からようやく解き放たれようとしているからで
す。この間
 本部は幾度かにわたり活動の自粛や休止を皆様にお願いしてきました。
 
原則的少年団活動を展開され、この危機を乗り越えられた指導者・団員
 各位に深く敬意を表するものです。続く少子化とコロナの追い
打ち、少年団
 活動の厳しい状況はこれからも続くものと思われます。
しかし今までがそう
 であったようにこれからも、パトスとロゴス=
少年団活動への限りない情熱と
 理念とを統一し、これを乗り
切っていきましょう。子どもたちのはじける笑顔を
 守り育むために!

  ご承知のように少年団は最初の東京オリンピックを記念し、1967=昭和
 42年に創立、同時発足した埼玉県と供に60年を迎えています。
先日川越
 市において県本部創立60周年記念式典が開催され出席しました。
記念誌
 にこの間の県本部登録状況が記載されています。どの市町村本
部も団員
 の減少傾向にありますが、肝心なのは全小学校児童数に対
し少年団団員
 の占める割合=加入率です。久喜市はほぼ15%、人口
10万人以上の町に
 おいて断然トップの座にあります。改めて指導者・
母集団皆様の努力を評
 価するものです。
また県本部創立60周年を記念し、「動き出そう スポー
 ツと地域
の未来」なるキャッチコピーを作成しています。確かに少年団は今
 
厳しい状況下にあります。新しい指導者登録制度も現状に沿っているかと
 の疑問を持たざるを得ません。しかし変革期の今だからこそ
少年団とスポ
 ーツと地域社会の未来に向けて大きく動き出そうでは
ないか。との思いが
 込められています。市本部もこうした動きに呼応、
私の辞任を始めとする本
 部役員体制の大幅な刷新を行います。長きに渡
るご協力に感謝し、引き続
 きのご努力をお願いする次第です。全て
は輝かしい少年団の未来のために!

      第5回・WBCが開幕しました。 3/10日(金)
 
  
コロナの関係で延期されていた「第5回・ワールドベイスボールクラシック」が6年ぶりに
 開催されました。予選リーグ初戦が行われた昨9日、日本は中国と戦い思わぬ苦戦を
 強いられましたが、結局8-1で勝ち3大会ぶりの優勝へ、まずは順調に歩み出しました。
  私はあらゆるスポーツのファンですが、野球も相当程度に興味を持っています。ただ
 歳と供にというか、他のスポーツを見る機会が増えるにつれてか熱中度合いが薄くなって 
 います。私の子供時代は巨人戦しか報道しませんでした。勝てば「川上赤バット一閃」、
 負ければ「千葉ファインプレー」の時代でした。必然的に巨人ファン、以降「V9・ОN・
 原・ゴジラ・菅野」と今まで来ました。昔は選手個人の成績を全部空んじていたものでしたが
 今はそんなこともなくなりました。第一サッカーやラグビーやバスケの試合を見るにつけ
 それがだいご味というあの野球の「間」がどうしてもつまらないのです。最近では中継を
 見ていても攻撃の時間だけ、守りの時はチャンネルを変えちゃうなんて事が多いのです。
  私は久喜市でスポーツ団体の役職に長くつき、スポーツだけでなく、組織として野球の
 もつ特異性を体感してきました。昨日開幕した「第5回・WBC」はそうした私の野球に対して
 抱く思いのまさに凝縮されたものです。
  野球であれ何であれ、およそスポーツの個々の種目にはそれを統一し管理する組織が
 あります。「**協会」とか、「**連盟」というものです。そして国別に組織されている
 これを統一する「国際組織」があります。日本サッカー協会―国際サッカー連盟・FIFA
 日本ラグビーフットボール協会―ワールドラグビー・WRというように。そして「FIFA」には
 211、「WR」には128もの国が加盟しています。サッカーもラグビーも国内の全ての組織
 「J1」や「L1」といったトップから、子供に至るまで全てを完全に支配し、国際大会(WC)
 は「FIFA」や「WR」が主催するのです。野球にそういう組織があるのでしょうか。プロ・
 アマ、年代別によってバラバラの組織で成り立っています。第一「硬式」と「軟式」の違い
 があります。「硬式」でプロとアマが違い、社会人と大学の組織も違います。唯一日本で
 発足した「軟式」のみが、子供から大人まで組織し、かつ「日本スポーツ協会」と「JОC」
 に加盟しています。悪の元凶とも言える「高野連」は「高体連」にも加盟していません。
 名誉ある孤立、否、独りよがりそのものといえるでしょう。。
  この「WBC」は一応「世界野球ソフトボール連盟」が公認する、世界一決定戦とされて
 います。しかし「世界野球ソフトボール連盟」はこの大会の主催者でなく、主催は
 「WBCインク」というわけのわからないものです。「WBCインク」とは「МLB機構」と同
 「選手会」が立ち上げたもの、そもそもこの大会は「МLB」の拡大、世界進出を目指し
 組織したもので、当初日本選手会は不参加を決議、その後「古田会長」時に参加へ
 変更したといういわくつきのものです。
  それにしても昨日の22時50分終了という試合はひどいものでした。あんな試合を
 していると野球はますま人気をなくすと思ったのですが、どっこい違っていました。
  なにせ視聴率が20時までが30%、それ以降は40%代に達し、あの「箱根駅伝」
 を超えたというのです。これが野球に対する世界と日本の違いですね。
  大谷、ダルビッシュ、村上、山本と史上最強と言われる今回のチームに日本中が
 期待しています。大谷という選手は間違いなく日本のプロスポーツの生んだ最高の選手
 ですね。そして日本人の野球に対する思いはゆるぎないのです。赤バット・青バット
 以来の、そしていろいろ問題点を持ちながらも「甲子園」の熱闘の長い歴史と伝統が
 そうさせているのでしょう。とにかくいろいろ屁理屈を言わず「WBC」を見ることに
 します。予選リーグを勝ち進み、アメリカでの決勝戦で優勝に挑んでいただきたい
 ものです。おそらく日本仲が湧きかえることでしょう。それが今後の日本のスポーツに
 良いかどうかは別として現実であることは確かです。

 県スポ少本部60周年記念式典-Ⅱ-2/19(日) ウエスタ川越

  白戸氏の講演を終え、Ⅰ部の最後というかⅡ部の始めというかに、団員作文の朗読が
 ありました。会場地川越市の2人の団員、野球少年団男子とバレーボール少年団女子の
 2人です。私は「少年団・命」の人間です。少年団が好きで好きでたまりません。そんな
 私にとってこの種の作文はたまらなく良いものでした。態度もきびきび、内容、朗読ぶり
 いずれもよかったです。2人ともに今日まで自分を育ててくれた廻りの人皆に感謝し、今
 までの経験を糧に、これからの活動に頑張ると述べてくれました。(―上・中と右―)
  式典に移りました。主催者を代表し尾崎本部長と県スポーツ協会・県知事大野会長が
 挨拶しました。(―下・左―) 尾崎本部長は少年団は今厳しい状況の中にある。少子化
 進行に伴う団員数の減少、コロナの追い打ち等々、一方で中高部活動の地域化という
 中で期待を寄せられている現実もある。こうした中だからこそ「動き出そう スポーツと
 地域の未来」という60周年のキャッチコピーのように、子供たちと地域の未来のため
 動いていきたいと思います。」と述べられました。そのあと来賓として日本スポ少副
 本部長遠藤啓一氏、会場市・川越市長・河合善明氏の祝辞を頂きました。
  ここで「動き出そう スポーツと地域の未来」と60周年記念メッセージに移りました。
 メッセンジャーは県副本部長・長谷川司氏です。本ページ12日付の「スタートコーチ
 養成講習会」でも触れていますが、私が昭和59・1984年、第11回日独同時交流関東
 第Ⅱグループの団長として訪独した際、団員としてご一緒しました。当時は日大の学生
 紅顔可憐な?美青年?でしたが、今や県のトップとして頑張ってくれています。所が
 スライド上映時にBGМが流れなかったり、スクリーンの邪魔になるからと演壇を動かす
 際、花瓶が倒れて花が飛び出すなどのハプニングで、意気込みの感じられる良い内容
 だったのですが、どうも今一でした。
  表彰に移りました。毎年行っている日本スポーツ少年団顕彰、埼玉県スポーツ少年団
 表彰、60周年記念表彰の3本立てです。令和4年度日本スポーツ少年団顕彰は、今年
 久喜市は該当ありません。令和4年度埼玉県スポーツ少年団表彰は野球部会副部会長
 阿部氏、サッカー部会副部会長の加藤氏、この2人とはこの日ご一緒しました。
 そしてバレーボール部会長の石田氏の3名、60周年記念表彰は副本部長・戸草内氏
 事業部長の亀田氏のお二人です。お二人とも体調を崩され本年度を持って辞任され
 ますが、新本部結成以来長きにわたって本部指導に活躍されました。(―下・中―)
 表彰風景、(―下・右―) は授章者代表謝辞です。
  かくして60周年記念式典は終わりました。私が県本部と関わりを持ったのはいつから
 でしょうか。久喜市本部結成は昭和51年です。昭和54年に「指導者協議会」を結成
 理事長となり、翌55年委員長につきました。その年の県スポ少指導者協議会総会に
 出席、いきなり県指導協委員長に就いたのが県の役員になった始めでした。委員長
 宮田守男氏、副委員長が南部鳥塚・上尾、西部金子・狭山、北部鷹野・東秩父と私
 でした。その数年後に東部地区から本部員に選出いただき、以降30年を超えて
 県本部役員を務めさせていただきました。特に宮田・藤沼・佐藤の3代の本部長に
 17年副本部長として使え、4代目本部長佐藤氏の病気・逝去の際は本部長職務代理
 まで務めさせていただきました。多くの事業を経験しました。10周年こそ久喜市本部
 未結成の頃でしたが、それ以降は深い思い出となって残っています。特に30周年は
 狭山市の金子さんとともに(故人)、式典部会の責任者となり、我が久喜市の「総合
 文化会館」を会場に式典を持ったものでした。久喜の文化会館大ホールの定員は
 1300名です。ほぼ埋まりました。今回どう考えても120名というところでしょう。担当
 役員には申し訳ありませんが記念誌も、今までに比べ信者くなものでした。これが
 現実なのです。今今の状態を維持することに懸命になっているのです。「動き出そう
 スポーツと地域の未来」とかっこつけるのはまずまずにして、この現実から出発して
 頂きたい、そんなことを思いつつ会場を後にしました。
 
    ◎ 県スポ少本部60周年記念式典 2/19(日) ウエスタ川越











インク




  埼玉県スポーツ少年団本部創立60周年記念式典が19日(日)、川越市「ウエスタ川越」で
 開催され、久喜市の記念表彰受賞者と供に参加しました。ご承知のようにスポーツ少年団は
 1962・昭和37年に、最初の東京オリンピックを記念し発足しました。この年埼玉と東京が
 発足していますので、本年度が創立60周年の年に当たります。「動き出そう スポーツと
 地域の未来」をスローガンに、新たな少年団活動の姿を求めて開催したものです。
  式典は1部と2部に分かれ、1部は浦和レッズダイヤモンド・白戸氏の講演、団員の作文
 朗読、2部が本部長、県スポーツ協会会長(大野県知事)の挨拶、日本本部、川越市長の
 祝辞、国と県、および60周年記念等の表彰という内容でした。
  講演は「プロチームと地域スポーツの連携について」と題し、浦和レッズダイヤモンドKK
 パートナーホームタウン本部本部長「白戸秀和」氏によるものです。 (―上・左―)
  お話は典型的な「じす・いずJリーグ」というもの、「Jリーグの充実によってスポーツで
 もっと幸せな国を創る」との100年構想に立ち、「スポーツ文化を創設する」、そのために
 地域密着の徹底、地域の公共剤として活動する、技術より心を中心軸としたジュニア
 スポーツの推進、さいたまスポーツシューレ事業を進める等々を話し、最後に要するに
 スポーツを(サッカーではない)通して地域に幸せをもたらす、事こそ浦和レッズの使命だと
 されました。こういう話を聞くと無条件でうれしくなります。初めてこういう話を聞いた時は、
 それこそ感動で体が震えたものでした。ただこの間ずっとこの種の話を聞いてきましたので
 やや食傷気味という感が無きにしも非ずです。例えば白戸氏が「レッズレディーズ」と並び、
 その創設に深く関わったという「ハートフルクラブ」です。活動に触れ技術は教えない、大切
 なのは「こころ」、キーワードは「一生懸命」と「楽しむ」と「おもいやる」、そして1番大切
 な「考える」と話され、小学生に全国大会は不要とされました。ならレッズのジュニアチーム
 は何故、「U12全国大会県予選」に出場するのですか、全国大会に出る意思があるから県
 予選に出るのでしょう。それともトップの子は別で、その他大勢はハートフルクラブの考えで
 というのでしょうか。
  私はだいぶ古い話です。昭和59年・第11回日独同時交流でドイツに派遣を頂きました。
 ドイツのクラブの実態をそれなりに見てきました。おっしゃられることはまさにその通りです。
 異論はありません。ただし昔と違って余り心を揺さぶられなくなっていますが。

    ◎ スタートコーチ養成講習会 2/12(日) ふれあいセンター久喜 

 
 久喜市スポ少本部としては
 昨年に続いて2回目となる
 「スタートコーチ養成講習会」を
 12日、「ふれあいセンター
 久喜」で開催しました。




 
 ご承知のように少年団の主役は少年少女です。体も心もか細い状態にあります。そんな
 少年少女の指導に当たるわけですから、それにふさわしい知識・能力を身に着けていただこう
 そのためには一定の勉強・研修を積んでいただき、それに資格を付与しよう、こんなことで
 設けられたのが「指導者養成制度」です。私はこれに基づいて「認定員」の資格をS54年、
 「育成員」を翌S55年に取得、以後40年を超えて「認定員養成講習会」の講師を勤めて
 きました。その後少年団活動の充実化の過程で、登録に当たり、全国的には「2人以上の
 認定員以上の資格所有」が義務付けられてきましたが、久喜などでは「登録指導者全員が
 有資格者に」ということでこの講習会を開催してきました。所がです、この指導者養成制度が
 大きく変わったのです。
  少年団の「指導者養成制度」が令和1年で廃止され、変わって「日本スポーツ協会」のそれ
 に統一されました。少年団登録にあたり、大人は「指導者」と「スタッフ」に2分されました。
 そして指導者登録には「少年団の理念を学んだ者」が必須となりました。すなわちスポーツ
 協会所属競技団体の公認指導者資格、少年団のスタ-トコーチの資格、スポーツリーター
 資格所有者はそれをアシスタントコーチに移行させる、のどれかが必要条件となります。
  暫定処置として「認定員」資格所持者は、令和5年度までは登録できるようなっています。
 したがって本年(令和5年度)登録まで、来年度の登録はできないということです。こんな事を
 受け、市本部としては昨(令和3)年度より、スタートコーチ養成講習会を開催しています。
 来年度(令和5年度・令和6年2月予定)も実施します。前記のように3つの方法がありますが
 やはりスタートコーチの資格を取ることがベストと思われます。去年も今年も受講者が
 30名というのにびっくりしています。市本部としては1人でも多くの指導者がこの資格を
 おとり頂き、よき指導者として引き続き努力されることを希望すねものです。
  講習会のテキストは「スタートコーチ」少年団用「専門科目」と、「共通科目」の2冊です。
 共通科目というのは他の競技団体資格用教材と共通という意味、専門科目が少年団
 にとっては慣れ親しんでいる内容です。私は午前中3つの単元、「理念とその意義」
 「組織と運営」、そしてジュニア期のスポーツとして「身体と心の特徴」、「コーチング論」等
 についてお話しました。時間にして3時間ちょうどですが、コロナの関係で中止、昨年私は
 所要有り講師を勤めていません。3年ぶりでしたのでさすがにチヨット疲れました。午後は
 県副本部長H氏が「安心安全なスポーツ環境」、「医学的知識」、またスタートコーチ養成
 講習会から新たに取り入れられた「グループワーク」などを指導されました。ちなみにH氏は
 昭和59年・第11回日独同時交流で、私が関東第2グループ団長としてドイツを訪問した
 際の団員、当時は大学生でしたが今は県のトップの役員として指導に当たっています。
 うれしさと懐かしさでいっぱいでした。
  最後に試験を行いましたが、全員合格無事終了しました。それにしても新たな登録制度
 と資格制度の矛盾がいろいろ出ています。私は今年の総会をもって本部長を辞しますが
 これからも市本部として真摯に取り組むべき課題と思っています。
 
     運動公園見直し案「P・C」への提出文  2/12(日)   

  久喜の市民スポーツ活動のメッカ・「総合運動公園計画見直し案」が公表されています。
 私はこの内容について1月18日・19日の日付、「スポレクのページ」で報告しています。
  市行政はこの計画案に対し、市民からの意見を広く聞くため1月12日~2月10日
 パブリック・コメントを実施しました。私は18・19両日の報告にも記しましたが、「久喜市
 総合運動公園」には強い関わりを持ってきましたし、そうした者として今までの運動公園
 整備の過程に強い不満を持ってきました。そんな意見に耳を傾けて頂きたくA4版4ページ
 約5、100字程の「意見」を提出しました。要旨を箇条書きにて報告します。1/18・19
 両日の報告と合わせつつご一読いただければ幸いです。
 
 1・第1期工事(令和6・7年) 市民プールを解体し、跡地に3つの施設、3×3コート、
  スケートボード場、テニスコート2面増を整備し、プラスしてトイレ兼更衣室、ナイター設備
  はいずれも妥当な物と考えます。
  A・3×3の久喜高校の占める位置からして、将来久喜市は「3×3の町」になる可能性が
   あります。相当レベルの大会がもてるよう整備してください。
  B・スケートボード場は現在爆発的ブームにあり、それだけに各地で急ピッチで整備が
    進んでいます。過度な大会開催への期待は持たない方がむしろ良い。実際の使用に
    当たり十分な対策を。

 2・第2期工事(令和8年) 市民グラウンドの4種Lの陸上競技場とサッカー場としての
   フィールドの芝生化(人工芝)、ナイター設備
  A・サッカー場整備の可能な限り前倒しでの実施
  B・4種Lという陸上競技場の問題点
  C・全体を囲むネットの高さと支柱を含む材料の検討について
 
 3・今度の計画案に盛られてないが、過去請願に対し趣旨採択をした「野球場」整備を
   ご検討いただきたい。それが政治の責任というべきものです。

 4・第3期工事(令和11年) 現在の第二体育館(旧勤体)を解体し、跡地に弓道場、武道館
   を整備する。なお武道館は多目的に使用する。
  A・第二体育館は運動公園内最古の施設、老朽化が進んでおり改修の必要性を
   感じていた。この施設は少年団、部活動に多く使われており、それが多目的(球技)
   使用という案につながったと想定する。同様の使われ方をしている施設を参考に
   利用方法について検討していただきたい。
 
 5・駐車場について  雨が降ると水たまりが出来、使えなくなる駐車場を持つ運動公演は
   久喜位でした。順次整備していくとのことですので安心しました。ただし今のプール前
   第6駐車場?は封鎖すべきです。運動公園の内部にまで施設利用の市民が入れる
   運動公園なんて他にありません。施設を利用する市民の車が同じく施設を利用する
   市民に事故を起こした場合、行政はどう責任を取るのですか。同様に市民グラウンドと
   多目的グラウンドの間を通り、第一体育館前までの道路も封鎖し、メンテナンス・緊急
   の際の専用道路とすべきです。

  6・外周のジョギング・ウオーキング道路について  運動公園の当初から計画されて
    おり、今まで整備されてこなかったのが不思議なくらいです。早急に整備してください。
   今まで市民のそうした場であった市民グラウンドが、整備後は立ち入れなくなります。
   利用度はかなりのものと推測されます。利便性からも陸上競技場・サッカー場の利用者
   も使えるトイレを追加して整備してください。  
     
  7・今まで総合運動公園は個々の施設を、時間的にもばらばらに整備してきました。それが
   雑然とした風格のない今の運動公園につながっています。今回の見直し―整備の過程で
   一体的に工事を進め、「スポーツ健幸都市」にふさわしい格調ある施設としてください。
   (5)・で指摘した道路の改修、多目的グラウンドの防球ネットの整備はその一歩です。

   以上です。とにかく私としては目の黒いうちに改修された総合運動公園を見たいと念じて
  います。よろしくお願いします。        以上の内容です。

   マラソン大会実行委員会幹事会 2/3(金) 総文広域展示室

  コロナ騒ぎで実質2年中止していた令和4年度久喜
 マラソン大会、数えて第8回大会を2月後に控え、実行
 委員会第1回の幹事会が3日総合文化会館広域
 展示室で開催されました。市内体育団体、市民団体、
 行政管理職等約30名が出席しました。私も従来通り
 副実行委員長として出席しました。


  会は実行委員長=スポーツ協会長の司会で進行しました。事務局より大会概要、準備
 進捗状況等について説明を受けました。
 
※ 大会名 第8回よろこびのまち久喜マラソン大会
 ※ 開催日 令和5年3月29日(日) 雨天決行
 ※ 会 場  久喜市総合運動公園 スタート・ゴール
 ※ 主 催  久喜市 久喜市スポーツ協会
 ※ 主 管  久喜マラソン大会実行委員会
 ※ 後 援  埼玉新聞社
 ※ 協 賛  市内53企業
 ※ 協 力  市内24の団体、組織

 競技スケジュール  開会式8:00~  3㎞8:45~  ハーフマラソン9:20~
   親子1・5㎞9:30~ クオーター9:55 1・5㎞10:05 終了12:15

 参加者は当初6、000名を見込んでいましたが、エントリーは3、200名に留まりました。
 これは2年にわたる中止の影響、全国どこでも同様の事態が起きています。
  なおコース路上4カ所において「街角コンサート」や、阿波踊り・鷲宮太鼓等のパフォ―
 マンズが行われます。応援方々お楽しみください。
  この後2月末から3月上旬にかけスタッフ会議を開催、万全の準備を布いていきます。
  駐車場は運動公園・466台をはじめ、周辺に企業その他のご協力を頂き約2、100台
 用意してありますが、選手専用・スタッフ専用の箇所が多くあります。
  なお久喜駅西口から会場を結ぶ無料のシヤトルバスがあります。(12台)

 
  県スポーツ少年団・令和4年度現地研修会 1/29(日) 市民会館おおみや  









  1月最終土・日は埼玉県スポーツ少年団「現地研修会」の日でした。伊香保・鬼怒川
 塩原・磯部温泉等を会場に県内少年団指導者が一堂に会し、1年間のスケジュールを
 決め、研修会を持ち、そして懇親と情報交換の大宴会を持つという贅沢な内容でした。
 最盛期には300人を超す参加者があり、それは壮観なものでした。私も昭和56年頃
 から毎年参加し続けてきました。ここへきてお定まりのコロナ騒ぎです。2年間中止の
 ヤムなきに至っていました。今年もこの内容の行事は無理だろうと思っていましたが、
 何と「さいたま市民会館おおみや」での現地研修会ということで開催されました。
  会場は駅から近く、時間は18:30開会、20:45閉会という無理のないものでした。
 まず本部長挨拶、次いで県本部内の3専門委員会(活動交流、企画広報、指導者育成)
 と指導協から活動報告を受けました。-左- 私も長く指導者育成の委員長を勤めて
 おり、このスタイルの現地研修会を確立しました。大変なつかしさを覚えました。

  基調講演に移り、県スポーツ振興課のY氏の講演を受けました。-中- 埼玉県は
 大変な「スポーツ王国」であるから始まりました。その理由として1・多くのプロスポーツ
 組織の活躍(野球・サッカー・ラグビー・バスケ・バレー・ハンドボール等々)、2・国体
 天皇杯の成績、平均3・9位(1位と2位は開催県・東京都で決まっています。) そして
 最後に3・少年団が日本最大の組織、を上げました。その後スポーツ基本法、国の
 スポーツ基本計画、県のスポーツ推進計画から重要な条項について話されました。
 そこから「子供・若者のスポーツ活動を充実させよう」となり、少年団の3つの役割に
 ついて触れ、最後にスポーツに求められるものとして「スポーツインティグリティ」を
 話されました。高潔さ・品位・完全な状態です。少年団の理念を守り、少年団が
 スポーツの価値を高める大きな力となれ、で結ばれました。まさにその通りで何の
 反論もありません。しかしこうした話はもう何十回と聞いてきました。話の途中で
 県に寄せられた保護者からのメールについて語りました。そこから少年団の状況
 等に思いをめぐらせてこちらの方が面白かったです。 

  最後がパネルディスカッションでした。コーディネーターも4人のパネラーも県本部
 の役員ですが、1人欠席者が出たため講演者Y氏が代わりました。―右― 私も
 何回かこの研修会でパネラーやコーディネーターを勤めました。今は懐かしい思い
 出です。正直言ってこの種のパネルディスカッションで参加者の意見を集約しつつ
 一つの方向性を導き出すは至難の技です。今回も各々がいろんな思いを述べ、
 ばらばらという状態でした。マァ仕方のないことです。まず先の講演、特に保護者
 からのメールについての感想、ついで今の少年団の問題点としてクラブ化と変わ
 らぬ親の負担の問題、そして歯止めのかからぬ団員数低下に関し、幼児からの
 受け入れと中学生の組織化が出されました。特に今叫ばれている中学校部活動の
 地域化の中でその必要性を述べていました。以上前の意見に踏まえ、考えを述べ
 るのでなく前記のようにばらばらに出てくるため、論議は一向に深まりませんでした。
  
  かくして令和4年度の現地研修会は終わりました。来年度は昔に戻って出来るの
 でしょうか。もう一度あの雰囲気を味わいたいとの思いもママありますが。
  何人かの懐かしい旧友ともお会いできた今年の現地研修会でした。

    久喜市総合運動公園見直し案―Ⅱ― 1/19(金)   

  前段で見直しを行った「総合運動公園基本計画」の概要について報告しました。
 ここでは見直し案に沿ったスケジュールと、「P・C」についてお知らせします。

 第1工区  令和6・7年  プール  解体
               スケートボード場  3×3コート 更衣室兼トイレ 新設
               テニスコート 増設(2面)
               駐車場    第3と第6  アスファルト整備

 第2工区  令和8年    陸上競技場 改修  4種L公認  周囲にフェンス
                サッカー場  改修  人口芝    
               以上第1・第2工区内施設には全てナイター整備
               ジョギングコース   新設
               ゲートボール場    廃止
               駐車場    第2と第5   アスファルト舗装

 第3工期  令和11年   第2体育館  解体
               武道館    新設
  以上が予定されているスケジュールです。なお費用に関しては一切触れられていません。 

  P・C(パブリックコメント)について  1月12日~2月10日
   氏名・住所、「意見」を記す  郵送・持参・Fax ・Eメール・意見箱への納入
                  意見箱は市役所・総合支所・市内公共施設に設置
         問い合わせ先  スポーツ振興課 0480-22-1111(2274)

  体育施設を整備する場合、市民スポーツの振興という側面と、ある意味でのシティプロ
 モーションという側面、両方を考える必要があります。例えば加須市の体育館、体育館と
 しては小さなものですが、「クライミング場」を加設したため一躍メッカとなりました。その
 意味で「スケートボード場」と「3×3コート」は、ある規模の大会がもてるよう整備すべきと
 考えます。もう1つの側面でいえば、久喜市で未整備の「野球場」整備の問題があります。
  野球連盟その他から請願が出され、これを趣旨採択しています。いつまでもほっておく
 事はできません。今回の計画案とは別に「野球場」整備をゼヒお考え下さい。
  市民グラウンドはもともと天然芝でスタートしたもの、当初計画にあった周囲の「走路」
 整備と共に進めていただきたいと思います。駐車場の整備は大変遅れていました。
  順次整備してください。それと今回の計画案に含まれていませんが、多目的グラウンド
 の周囲の網です。市民スポーツの殿堂としては非常にみすぼらしいです。整備を求めます、
  それと周囲の「走路」整備に合わせ、トイレをもう1つくらい新設する必要があると考え
 ます。

   ◎ 久喜市総合運動公園見直し案  1/18(水) 

  久喜市のスポーツ活動のメッカ「総合運動公園」です。市役所から南へ約700m
 久喜駅から約2㎞の距離にあり、この種の施設としては非常に近く便利な所にあります。
  面積は約13・3ha、第1・第2体育館、多目的グラウンド、市民グラウンド、テニスコート
 プール、ゲートボール場等の施設を擁し、活発な市民スポーツ活動が展開されています。、
  昭和60年基本計画が「第Ⅱ次公共施設整備委員会」により作成されました。(第Ⅰ次
 整備委員会は総合文化会館に関すること) 私はこの第Ⅱ次整備委員会の副委員長を
 勤めました。平成2年=1990から共用が開始され、平成14年に「計画」の見直し、
 「テニスコート」が整備され今日に至っています。それよりも何よりも「運動公園」の用地
 が確保され、どう整備していくかが問われだしたとき、私は体育協会(当時)の理事長
 として「総合運動公園建設促進期成会」を組織、事務局長としてその先頭に立った
 思い出があります。時には行政と対立する市民運動の性格も持ったこの活動はその後
 の総合運動公園整備につながり、私の生涯の誇りでもあります。今回施設の老朽化、
 市民ニーズの変化等に踏まえ「見直し」を行いました。基本計画案は昨年把握していまし
 たが (スポーツ推進審議会委員) 公表されるまでお知らせを控えていました。
 
  さて見直しされた「基本計画案」の内容です。
  1・施設の老朽化・利用者の減少に伴い「休止」されていた市民プールを解体します。    
    その跡地にスケートボード場(大規模大会開催可能な規模)、3×3バスケコート
    3面、テニスコート2面を増加(計8面)します。また更衣室・トイレを整備します

  2・市民グラウンドを4種陸上競技場として整備します。フィールドを人工芝としサッカー
    場として整備します。これに伴い市民グラウンド北側、国体道路沿いにあるゲート
    ボール場は使われていない現状から廃止します。(跡地はスタンド?ピッチ?)
         なお上記1・2・の施設は共にナイター設備を整備
 
  3・第2体育館(旧勤労者体育館)は総合運動公園内で1番古い施設です。老朽化も
   進行しており解体し、弓道・剣道・柔道などの武道館として整備します。なお多様な
   種目の使用可能とされています。

  4・園内道路を活用し、一周約1・4㎞のランニングコースを整備する他、現在体育館
   正面(第一)のみの駐車場のアスファルト舗装を拡大します。
       続く  工事着工・供用開始時期   PCについて等  
  
 第12回市スポ少ロードレース大会・駅伝競走1/15(日) 総合運動公園















  市スポーツ少年団の年間最大の行事はロ―ト゛レース大会です。種目に関わらず
 全ての団員・指導者が参加するからです。このロードレース大会ですが1年生~6年生
 までの男女別個人走と、団対抗駅伝という内容でもたれてきました。ところがです。
 ご承知のようにコロナの関係でH2・3年度と2年間中止してきました。屋外でも応援を
 含めると2、000人を超す参加者があるからです。「今年どうもとう」去年の秋から大分
 協議してきましたが、結局「やる・やらない」の中間を取り、個人レースは中止、団対抗
 駅伝競走のみとしました。日程・会場は変わりません。
  今年は正月以来雨が降っていません。所が前日小雨が降ったりしてチヨットイライラ
 させられましたが、曇天・風のない長距離を走るには絶好の天候でした。平常より1時間
 くらい遅い開会式です。やはり全員参加と違い、主に6年生主体ですから寂しい開会式
 でした。(―上・左―) この大会は旧久喜市本部以来45年も続いています。会場も点々
 としてきました。しかし忘れられない思い出がいくつもあります。この内30年は本部長と
 して挨拶してきました。今回が最後になるかと思うと変なものでした。来賓で来られた
 市長が男子・女子の部各々第1区のみ走りました。ですので私がスターターを勤め
 ました。また本部のテントにいて何かとヤブ用が多いのです。為にスタート時とか路上を
 走るとか良いシーンの写真は撮れませんでした。(―上・中―) は男子1位のタスキ渡し
 (―上・右―) は逆に女子の部最終走者のゴールです。
  やはり個人走がないのであっという間に終わってしまいました。今回個人走がない、と
 いう事は個人表彰がないわけです。そこで従来は行わなかった駅伝各区区間賞の表彰
 をしました。初めてのこととて混乱を心配したのですが、割合スムーズでした。
 (―下・左―) は閉会式、(―下・中―) は副本部長による「講評」です。成績は以下の
 通りです。
  男子   1位 久喜スカイ       2位 陸上クラブA   3位 青葉エンゼルス
  女子   1位 スカイフラワーズ   2位 ビッキーズ    3位 久喜ペガサス
  男子の部は1位・2位胸の差の大接戦、女子は「スカイフラワーズ」がぶっちぎりました。
 共にミニバスの団、新しい傾向ですね。今回ケーブルテレビの取材が入りました。もち
 ろん加入していないとみられないわけですが、「You Tube」にUPしてくれるそうです。
 優勝両チームはインタビューを受け緊張していました。(―下・右―) どうかそちらで
 楽しんでください。
  一部に開催無理との声もありましたが決行して良かったです。アトは年間の締めを
 キチンとやって総会を迎えます。もう少しですが頑張ります。
  もちろん来年もその後も大会を見学にはまいりますが。

     年末年始の楽しみ スポーツ観戦―Ⅱ―  1/12
   

  次にサッカーとラグビーに移ります。サッカーは「少年(U12)」、「高校選手権の男子
 と女子」、ラグビ―は「高校選手権」と「大学選手権」です。「少年=U12大会」は
 暮れに鹿児島で行われます。埼玉県はこの年代のレベルは大変高く、トップ5~6
 のどのチームが出ても優勝を争えると言われています。代表は「レジスタ」と「レジスタ」 
 が昨年優勝しているため+1という事で「江南南」2チームが出場しました。「江南南」は
 予選リーグで敗退しましたが、「レジスタ」は順調に勝ち進み、決勝トーナメント1回戦の
 対「鹿島アントラーズ」、決勝戦の対「レイソル柏」戦のみ接戦、アトは危なげない戦い
 ぶりでした。それにしてもこの年代での2年連続全国大会制覇に敬意を表します。ただ
 私のクラブが第3期の黄金時代を迎えたとき、連続して年3つある県大会に出場した
 ことがありました。(平成20年前後) 「江南南・新座片山・レジスタ、F・C浦和(当時)」
 といったなだたる強豪と戦いました。もちろん全部負けましたが、「レジスタ」との試合が
 1番後味が悪いものでした。ああいうチームが勝つのかなという思いがあります。
  高校女子サッカーです。地区別予選会を持ち登録チーム数に応じて本大会(神戸市)
 に出場できます。関東地区は1番多い7チームなのですが、ここ数年埼玉県勢ゼロと
 いうのが何とも悲しいことです。ベスト4は「東京の十文字、神戸の日ノ本、藤枝順心
 津山の作陽」の4校でした。いずれも名門校です。「十文字―日ノ本」はPK決着となり
 十文字が、「作陽―順心」は1-0で順心が勝ち、決勝戦は「十文字―藤枝順心」で
 行われました。双方攻守の切り替えが早く、またディフェンスが強く緊迫した良い試合
 でした。後半半ば過ぎ十文字のチヨットした守備の乱れをついて順心が1点をあげ
 それが決勝点なりました。それにしてもここ10年位「藤枝順心」の強さは抜きん出て
 います。それと互角に渡り合った「十文字」共に見事なチームでした。  
  高校サッカー男子です。優勝候補本命が夏の総体優勝の「前橋育英」、対抗が我が
 埼玉県代表で杉戸町の「昌平」、これを追うのが九州勢の「神村・大津」そして常連
 「青森山田」というのが私の見方でした。その「育英―昌平」が3回戦で激突、攻守の
 切り替えの早い決勝戦を見るような良い試合でした。試合は経験が勝る「育英」が勝利
 これで「育英」は決勝戦まで行くだろうと思ったのですが、何と準々決勝で「大津」に
 PK戦負け、その「大津」は準決勝で「京都東山」に同じくPK戦で敗れました。一方
 大会№1と言われるFW福田を要する「神村学園」は、準決勝まで順調に勝ち進みま
 したが、ここで「岡山学芸館」に同じくPK戦で敗れています。結局決勝は「学芸館―
 東山」となりました。誰がこの対決を予想したでしょうか。岡山県では「津山の作陽」、
 くらいは知っていますが、「学芸館」なんて聞いたことすらありません。「東山」も
 ラグビーの方では知っていましたが、サッカーの方ではここ数年という所です。
  しかし決勝戦らしい良い試合でした。結局「岡山学芸館」が優勝しましたが
 双方体を張ったひたむきなプレーは心を打つものがありました。だからこの時期の
 各種大会を見続けているのです。
   高校ラグビーです。メッカ「花園」で行われます。ラグビーは比較的番狂わせの少ない
 競技であり、ましてこの年代はその傾向が顕著です。今回もその通りシード校のみが
 勝ち残りました。決勝戦は春の「選抜」、夏の「7人制」と制し、3冠王を狙う兵庫の「報徳」
 と過去6回の優勝経験を持つ強豪「東福岡」の対決となりました。実は春の「選抜」も
 同じ組み合わせでした。「東福岡」がコロナで出場を辞退したといういわくがあります。
  試合は一貫して「東福岡」有利で進みました。特に前へ出る積極的守備は見事でした。
 これは過去6回優勝している「東福岡」と、決勝進出初めてという「報徳」との違いだと
 思います。結局「報徳」は調子を出せないまま思わぬ大差での敗北となりました。
  大学ラグビーです。かってのV9復活した「帝京」を絶対本命とし、対抗はFW 戦で
 互角に戦える「明治」というところでした。この「明治」の宿命のライバル=早稲田です。
  どちらも2連勝は出来ない、「対抗戦」と「選手権」の結果が逆という接戦を繰り返して
 きました。しかし今年は早稲田のFW が非力、明治が2連勝して決勝は「帝京―明治」と
 踏んでいました。ところがです。準々決勝において何と早稲田が明治に勝ったのです。
  早稲田はそのまま準決勝において関西リーグ1位の「京産大」に実に1点差で勝利
 しました。伝統の力というか、とにかく早稲田のこの健闘に敬意を表します。かくして
 決勝戦は帝京―早稲田となり、これは帝京が力通り順調勝ちしました。とにかくFWで
 押し勝ち、BKの展開力でも優っているのですから負ける要素はありません。あの大差
 もむべなるかなという感じです。何だかかっての「帝京V9再び」という感じさえ持ちます。
 早稲田・明治・慶応等の対抗戦グループの奮起を求めます。
  他に高校バスケの「ウインターカップ」、高校バレーの「春高バレー」等見られるだけ
 見ました。やはり日本一をかけての高校生や学生の試合・大会は良いものだとしみ
 じみ思います。今年の正月も終わりこの楽しみもなくなりました。また1年うずく思いで
 待つこととします。

   ◎ 年末年始の楽しみ スポーツ観戦―Ⅰ―   1/9

  このページの12月13・15日付で、ここ最近の年末年始の私の最大の楽しみは
 この時期に集中する高校生・大学生中心の各種全国大会、特に冬の競技である
 サッカー・ラグビー・駅伝大会のテレビ観戦だと述べ、楽しみ倍化のために各種目の
 予想をしました。そしてその通りの年末年始を過ごしました。とにかくテレビの前に
 座り込み、炬燵に入りながらテレビ観戦に明け暮れました。ここでその総括をしたい
 と思います。

  まず一番早く全競技が終了した「駅伝」からです。「高校男子と女子」、女子大学
 「富士駅伝」、「ニユーイヤー」と称する社会人、そして関東大学の「箱根駅伝」です。
  「高校駅伝」は暮れの都大路、女子はハーフ5区間、男子はフルマラソン7区間で
 行われます。高校生は大きな競技会が少ないため、地区予選のタイムが戦力予想の
 大きなポイントとなります。その意味で女子は予選タイム1位の「神村学園」とV2を
 狙う「仙台育英」を軸に、「立命館宇治、大阪薫英、長野東」が追うと予想しました。
 男子はトップの「倉敷」と高校№1の「吉岡」を要する「佐久長聖」の激突と見ました。
  女子は「仙台育英」が序盤順調にリードしましたが、後半区の1年生トリオが今一つ、
 アンカーで「長野東」に逆転を許しました。「神村」は外人アンカーに希をかけましたが
 もう1つの3位でした。それにしても「長野東」の初優勝は見事でした。男子の「佐久
 長聖」、女子の「長野東」と長野県は駅伝王国になりそうです。 
  男子は「倉敷」が3区の外人ランナーでトップに立ち、そのまま「佐久長聖」の追走
 を許さず優勝しています。なお久しぶりに戦力が整い上位入賞が期待された「埼玉
 栄」の4位は見事でした。
  「女子大学の富士駅伝」です。暮れの30日富士山麓で行われました。これは先の
 仙台での全国大会同様「名城」が圧倒的強さをみせ、V5を達成し、レースとしては
 面白いものではありません。それにしても「名城」は1年生に多くの有力選手をようし
 V10くらいは楽に行きそうです。
  「ニユーイヤー大会」と称する社会人大会です。元日の上州路で行われます。この
 大会は地区予選会があり、登録チーム数に応じ本大会に出場できます。東日本
 予選会1位の「富士通」、同2位で昨年大会優勝の「ホンダ」の対決を軸に、有力
 メンバーの多い「トヨタ自動車」、「旭化成」、九州大会で「旭化成」や「三菱重工」を
 ぶっちぎった「黒崎播磨」等が絡むという予想でした。:結果「ホンダ」があれっこんな
 に強かったっけ、と思わせる見事な走りで優勝しています。とにかくエース「伊藤」を
 欠いての優勝ですから見事なものです。やはり去年の優勝が大きな肥しとなって
 いるのでしょう。2位はマラソンの「鈴木・中村」両エースを欠きながら「富士通」、
 3位の「トヨタ」はまずまずとして、「旭化成16位、黒崎播磨14位」は頂けません
 でした。かってV4を成し遂げた「旭化成」を知るだけに残念でした。「黒崎播磨」も
 優勝に絡むにはまだまだと言えます。
  最近異常な人気をもつ「箱根駅伝」です。この駅伝の特色は2日間10区、1区の
 距離20キロ以上という点です。優勝を狙うにはスピードとスタミナ両方を持つ選手
 10数名をそろえることが要求されます。今年は特にどの学校もエース級選手の
 故障欠場が目立ちました。そういう意味で層が厚かった「駒沢」が安定した走りを
 みせ、「出雲・選手権(伊勢)」とV3を果たし、大八木監督勇退に花を添えました。
 古豪復活、2位の「中央」も見事でした。「青学」は山の2区間で大きくくずれ、
 3位に終わっています。私としては今年6位のメンバーが8人残る、来年の
 「早稲田」に期待することにします。
 
    ◎ 今年1年を振り返って・スポーツ関連  12/28(木) 

  今まで多くのスポーツ関係の役職を勤めてきました。今就いているのは「スポーツ
 推進審議会委員(会長代行副会長)」と、「スポーツ少年団本部長」、「久喜市レクリ
 エーション協会理事(綱引連盟会長)」です。そのうち「綱引・レク協」に関しては何も
 言うべきものはありません。「久喜市綱引大会」は今年度もコロナの関係で中止と
 なりました。もう3年連続で開催しておらず、連盟会員の高齢化・離反が進んでいます。
 もし来年非開催なら解散もヤムを得ないと考えています。市の大会は2、000人を
 超す参加者を見る日本一の大会だけに何とも残念です。
  ご承知のように久喜は決議機関の議員は、各種審議機関の委員になれません。
 私は議員中、「スポーツ推進計画の策定」、「スポーツ推進審議会の組織化」を何度も
 主張してきただけに、議員辞任後真っ先にこの職につきました。今副会長、会長不在
 のためその代理者にあります。今年初めに「第Ⅱ期スポーツ推進計画」を答申しまし
 た。H29~R3年までの「第Ⅰ期」のそれに踏まえ、R4年~8年までのものです。
  そこでは「いつでも 何処でも 誰でも スポーツを」と「生涯スポーツの町づくり」を
 「健幸スポーツ都市宣言」の理念と合致しつつ、推し進めていくことを謳っています。
  また秋の会議では「総合運動公園基本計画の見直し」について審議しました。
 総合運動公園は市のスポーツ活動のメッカです。市民要望を活かしつつも、こう
 した方向での適切な見直しが必要です。なお私は今の任期(R3・4年)をもって
 この職を辞任いたします。
  スポーツ少年団です。私にとって生きていくことと同じ意味を持つこの活動に
 1975年以来、47年にわたって関わってきたわけで感無量の思いです。現久喜市
 本部長には合併と同時H22年に就任しました。それ以前旧久喜市でH8年本部長に
 ついていますので、、4半世紀を越えて本部長を勤めたことになります。旧久喜市の
 10・20・30周年記念事業、新市の10周年記念事業、2度にわたる日独同時交流
 受け入れと思い出は尽きません。県本部でも17年間副本部長を勤め、最後は
 本部長代行までさせていただきました。諸兄姉の協力に心から感謝します。来年
 総会(G・W)をもって辞任いたします。ありがとうございました。最後に感謝の気持ち
 をこめ6部会に優勝カップを寄贈させて頂きます。お使いいただければ幸いです。
  少年団は今、少子化とコロナによりきわめて厳しい状況にあります。今年も2月に
 活動休止に追い込まれました。しかしです、次代を託す子どもたちの健やかな育成を
 私たち自身の手で保障していくという事、その活動の中で元気な地域社会を創って
 いくという事、少年団の理念は何をおいても素晴らしいと考えます。変わらぬご努力
 を心よりお願いする次第です。
  他に今年は北京で冬季オリンピックが、その後パラリンピックが開催されました・
 オリンピックではスケートの高木選手、スキージャンプの小林選手他が金メダル、また
 パラリンピックでは女子村岡選手がスキーアルペン座位で、何と金メダル3個を獲得
 したのが印象に残っています。それにしてもオリンピックは中国の人権抑圧に抗議
 首脳陣が参加を見合わせたり、ロシアのドーピング問題と、政治とアスリート両問題
 が飛び出し、後味の悪いものとなりました。
  そして最後にオリンピックを上回る世界最大のスポーツイベント、「サッカーW・C」
 がありました。日本は9位と評価されたベスト16で敗退しました。「ドイツ・スペイン」
 に勝つのも日本の力なら、「コスタリア」から点を撮れないのも日本の力です。
 しかしここに留まっているわけにはいきません。次大会ではゼヒベスト8入り、新たな
 景色を見せてもらいたいものです。
  来年はラグビーのW・Cもあります。いろいろ役職は離れますがスポーツとは深く
 関わりつつ過ごしていくことになりそうです。

 
   ◎ 2022サッカーW・Cカタール大会終幕-Ⅱ-  12/21(水)
 

  2日間とも眠い目をこすりこすり、ライブで全過程を見た3位決定戦と決勝戦です。
 3位決定戦は前回の準優勝国、日本を絶望の淵に追いやった「クロアチア」と、今
 大会その活躍に目を見張らせた「モロッコ」との対戦となりました。決勝トーナメント
 の試合を見る限り、「モロッコ」の元気が勝るかなと思っていました。「クロアチア」は
 日本・ブラジルとPK戦での勝利であり、準決勝の対「アルゼンチン」戦では体力的
 にも限界と思わせる試合内容だったからです。一方「モロッコ」にはポルトガル戦での
 衝撃的なヘディングを見せつけられており、ひたむきな全員プレーは従来のアフリカ
 勢には見られないものでした。しかし結果は2-1で「クロアチア」の勝利に終わりました。
 「クロアチア」は故「チトー大統領」が率いた「ユーゴスラビア」です。日本にもおなじみ
 「ドラゴン・ストイコビッチ」を生んだ個人技が高いサッカーの強豪国でした。いくつかの
 国に分裂、人口約400万人の小国です。しかし前大会準優勝に継ぎ、今大会3位の
 成績をもってサッカーの大国に位置したといえます。称えるはまず「モドリッチ」、前回 
 大会最優秀選手の彼は37歳という年齢から、「今大会はもう」と言われていました。
 しかしどっこい、正に「クロアチアの宝石」たるプレーを見せてくれました。アウトでの
 正確なパスに目を見張りました。また年齢を感じさせないひたむきなプレーに感心させ
 られました。決勝点となったシュートは、弧を描きながら右ポストに当たって入る
 芸術作品でした。
  一方「モロッコ」も素晴らしいチームでした。アフリカ勢初のベスト4という歴史を創り
 ました。持ち前の身体能力に高い技術、何より今までに見られなかったひたむきな
 プレーは、「アフリカのサッカーが世界のトップに立つ」可能性を一段と大きなものに
 してくれました。その健闘に心からの拍手を送ります。
  そして決勝戦、「フランス」―「アルゼンチン」戦です。この試合はサッカーの持つ魅力
 面白さ・不思議さ・感動を全て提供してくれました。正にW・C史上に残る熱戦だったと
 言えます。まず組み合わせです。世界のサッカーをリードするのはヨーロッパ(西)と
 南米です。西ヨーロッパでは現時点で一倍強いのは「フランス」でしょう。「南米」では
 「ブラジル」でもよかったのですが、長く世界をリードしてきた「メッシ」の最後の大会
 という事でこの組み合わせが最高の試合でした。戦前、私はあらゆる意味で互角だと
 思っていました。G・L第1試合で「サウジィアラビア」に敗れた「アルゼンチン」はその後
 完璧な試合をしていましたし、フランスは文句なく強かったです。しかし世界各国の
 サッカーメディア関係者の予想では、8-2でアルゼンチンでした。これはやはりメッシ
 に最後の花道をという感情の表れだったのでしょう。その「アルゼンチン」は90分中
 80分まで完璧なプレーをしました。34歳の大ベテラン「ディマリア」が上げた「メッシ」の
 パスから始まった流れるような一連のプレーはうなるしかありませんでした。守備が
 完全でした。「エムバペ」も抑え込み、バスの源「クリーズマン」には仕事をさせません
 でした。それがあの流れです。正にサッカーとは不思議なものだと思います。もっとも
 その後はひとえに「フランス」のというより、「エムバペ」の動きでした。間違いなく
 今までの「メッシ・ロナウド」に代わり、これからのサッカーをリードするでしょう。
  P・K決着は無情ですが仕方のないことです。結局ライオン丸「ケンペス」、神の子
 「マラドーナ」についで、「メッシ」のアルゼンチンが36年ぶり3度目の優勝を飾った
 ことになります。両国の健闘に心からの拍手を送ります。
  サッカーは面白い、魅力は無限だを改めて確認させてくれたカタール大会でした。

   ◎  2022サッカーW・Cカタール大会終幕-Ⅰ- 12/19(月)
       優勝・アルゼンチン  準優勝・フランス  3位・クロアチア

  カタールで行われていた「2022サッカーワールドカップカタール大会」は17日
 深夜3位決定戦、18日深夜決勝戦が行われ閉幕しました。大会前同国での開催
 決定過程、同国の人権政策等に批判が起こり問題視されましたが、大会が
 始まると大きな盛り上がりをみせ、順調に進行していました。3位決定戦では前回
 大会準優勝の「クロアチア」が、今大会旋風を巻き起こした「モロッコ」に2-1で勝利、
 決勝戦「アルゼンチン」―「フランス」戦は、大会史に残る熱戦を繰り広げ、延長戦
 計・120分戦って3-3のドロー、PK戦に入り4-2で「アルゼンチン」が勝ち、実に
 神の子「マラドーナ」以来36年ぶり3回目の優勝を飾りました。
  ベスト16による決勝トーナメント1回戦です。アジア枠から初めて3か国が進出
 しましたが、全て1回戦で敗れました。「ドイツ・スペイン」を破って進出した日本
 チームの健闘が目立ちましたが、クロアチアにPK戦で敗退、またしても悲願の
 ベスト8進出はなりませんでした。
  結局ベスト8はヨーロッパ勢5にブラジル・アルゼンチンという強豪常連国だけ
 でしたが、アフリカから唯一残った「モロッコ」が目立ちました。過去アフリカの
 国は個人の身体能力に優れるものの、チームとしての戦略・戦術に欠けるものが
 ありました。「モロッコ」はアフリカではヨーロッパに1番近い国です。代表選手の
 多くがヨーロッパの1流チームでもまれているのでしょう。高い個人技がチームと
 して統一されていました。
  準々決勝4試合です。オランダ―アルゼンチン戦、ブラジル―クロアチア戦が
 PK決着となりました。オランダ―アルゼンチン戦です。トータルサッカーの元祖
 オランダは今回はさほど強いチームではありません。それにやっと引き分け、PK
 戦でしたので、正直言ってアルゼンチンはこの辺までかなと思いました。
  ブラジル―クロアチア戦はブラジルの圧勝とばかり思っていました。しかし
 クロアチアがほんの一瞬のチヤンスを活かし、1-1PK戦となりました。ここでも
 日本を絶望の淵に追い込んだクロアチアGKが大活躍、2戦連続PK戦勝利を
 呼び込んでいます。それにしてもブラジルは今回もまた優勝から見放されました。
  フランス2-1イングランド、今大会のイングランドは攻撃力のある良いチーム
 でした。この試合の勝者が優勝候補筆頭と私はその時点で考えました。
  モロッコ1-0ポルトガル、この1点ですがマァびっくりしたヘディングによるもの、
 とにかく手を一杯伸ばしたポルトガルGKの上で合わせるのですから。こんな
 運動能力を見せつけられると近い将来、アフリカ勢の大会制覇を何となく思わせ
 ました。
  かくて準決勝戦はアルゼンチン―クロアチア、フランス―モロッコ戦となりました。
 アルゼンチンが3-0、フランスは2-0で順当勝ちしています。クロアチア・モロッコ
 共にケガ人が多く、ベストメンバーでなかった事もありますが、やはり実力と言えます。
 アルゼンチンでは若手F・W「アルビアス」と「メッシ」とのコンビ、フランスではベテラン
 「グリーズマン」の動きが目立っていました。
  かくして3位決定戦は今大会旋風を巻き起こした「モロッコ」と、前回大会準優勝
 サッカー強豪国へ完全に仲間入りしたクロアチ戦、そして決勝戦はV2を狙う
 「フランス」と、長きにわたり世界をリードしてきた「メッシ」最後の大会となる
 「アルゼンチン」との戦いとなりました。 

    ◎ 年末年始の楽しみ・スポーツ観戦・②  12/15(木) 

  次にサッカーです。皇后杯は「Weリーグ」のチームがこれから登場し、1月下旬に
 決勝戦が行われますので、年末年始の大会とは言えないでしょう。いずれにせよ
 「Iナック神戸」と「レッズレディーズ」の対決と思われます。
  まず暮れも押し詰った12/26~29、鹿児島県で行われる「少年・U12」です。
 昭和52年に始まり今年で46回を数えます。実は私のクラブと同じ年齢、「いつか
 我がクラブも」何て考えていした昔が懐かしいです。この年代は県を超えた大会が
 限られるので予想は困難です。いずれにせよ多く地区予選を勝ち進んだJリーグの
 下部組織から優勝チームは出る事になるでしょう。埼玉代表は昨年優勝の「レジスタ」
 と、「江南南」、埼玉はこの年代大変レベルが高く、V2、または上位入賞を期待します。
  次に第31回「高校選手権女子」です。かって常盤木(宮城)、神村学園(鹿児島)が
 2強を構成していましたが、兵庫の「日ノ本」、静岡の「藤枝順心」が伸長、4強を
 構成していました。この所全国で普及が進み、実力差がなくなっています。夏の総体
 優勝の「大商学園」が予選で敗退しています。その関西地区1位の「大阪学芸」
 関東1位の「十文字」、そして相変わらず「藤枝順心」が強そうです。なお埼玉県
 は今回も関東予選を突破出来ず、本大会に出場できていません。何とも残念です。
 なお大会は男子と同じく暮れから正月にかけ神戸を中心に、32代表で行われます。
   第102回大会の男子です。今年はこのところ毎年優勝候補に挙がる強豪
 「前橋育英」、そして我が埼玉代表「昌平」、「米子北」、昨年優勝・黒田監督最後の
 大会となる「青森山田」当たりが優勝を争うとされています。「前橋育英と昌平」は
 Jリーグ内定選手も多く、高い技術を持ちます。3回戦で激突する組み合わせ、
 この勝者が優勝候補1番手と言えます。私としては「武南高校」いらい久しぶり、
 本当に久しぶりの県代表優勝を期待しています。他には鹿児島の「神村学園」、
 熊本の「大津」等九州勢が強いといわれています。とも角大会常連の強豪校、
 「静学」、「矢板中央」、「東福岡」、「帝京(2校)」が予選敗退、全体のレベルが
 上がっているだけに予想しがたいものがあります。 
  ラグビーの高校選手権です。サッカーより1回旧い102回大会、全国から51チーム
 参加し、メッカ「花園」で戦われます。この種目はサッカーと違い、特にこの世代は
 番狂わせが少なく、いつもシード校同志の争いとなります。今大会も常連の「東福岡」
 「東海大暁星」、それに神戸の「報徳学園」当たりの争いになると思われます。他に
 同じく常連の「横浜桐蔭」を予戦で破った「東海大相模」のパワーが注目されています。
  最後にラグビー大学選手権です。すでにベスト8まで進んでいます。関東対抗戦
 1・2位の帝京・明治、関東と関西リーグ優勝校はこれからです。今大会はかって
 V9を達成した「帝京」が強そうです。対抗はF・W戦で負けない「明治」と思われます。
 なお宿命のライバル「早稲田」ですが、対抗戦と大学選手権でいつも星を別ける
 接戦を繰り返してきました。ベスト8でぶつかりますが今年の早稲田はやや非力
 帝京―明治の対決となるでしょう。

  他にバレーボールとバスケットの高校選手権もあります。(春高バレー・ウインター
 カップ)長くなりますので割愛します。もちろん可能な限りテレビ観戦して応援します。
  もうワクワク・ドキドキです。

   ◎ 年末年始の楽しみ・スポーツ観戦 12/13日(火)  

  令和4年も終わりに近づき間もなく正月がやってきます。菅前首相は安倍国葬に
 当たってむなしく時が過ぎていく様を「朝は来て日は暮れていく」と表現しました。私は
 来年丁度を迎えます。(20でも70でもありません。) そんな私にとって時は「年は明け
 年は暮れていく」程早く、正月が来るのが怖いくらいで、うれしくもどうもありません。
 そんな私にとって唯一の楽しみが、年末年始に集中する各種、特にウインター
 スポーツ競技の試合を見る事です。本来ならスキー・スケート・アイスホッケー等を
 指しますが、ここで言うウインタースポーツとはサッカー・ラグビー・駅伝です。
 スポーツ大好き人間の私ですが、特にこの競技は大好きです。毎年この時期に手に
 汗握って応援します。楽しみ倍化のためにチヨット予想を立ててみたいと思います。
  大会は以下の通りです。サッカー ① 全日本少年サッカー大会、②全国高等学校
 サッカー選手権大会・男子、③ 全国高等学校サッカー選手権大会・女子、他にU15
 の大会もありますがこれはテレビ放映がありません。
  ラグビー①全国高等学校ラグビー選手権大会、②全国大学ラグビー選手権大会
  最後に1番大会の多い駅伝です。①全国高等学校駅伝競走大会・男子、②同女子 
 ③富士駅伝(大学女子) ➃ ニユーイヤー駅伝(社会人)、⑤最後がいわゆる箱根
 往復駅伝(関東大学)です。 
  それでは一番試合(レース)数の多い駅伝から予想してみます。100%独断に
 基づくものです。
  「高校駅伝」 暮れの都大路を彩る風物詩です。男子はフルマラソンの距離を7区間
 女子はハーフを5区間でつなぎます。予選のタイムが優勝争いのポイントとなります。
 1番記録が良い岡山の「倉敷」を筆頭にして、高校№1ランナー吉岡を要する「佐久
 長聖」、男女アベック優勝を狙う「仙台育英」、昨年大会の覇者でV2を狙う広島の
 「世羅」等の争いになるでしょう。なお我が埼玉県代表「埼玉栄」は久しぶりに強力
 なチームに仕上がっており、上位入賞が期待できそうです。
  女子も予選タイムが1番良い「鹿児島・神村学園」を筆頭に、このところ例年強い
 「仙台育英」、そして大阪の「薫英女学院」といったところの争いになりそうです。
  「大学女子富士駅伝」です。暮も押し詰まった30日、全国に1300あると言われる
 「浅間神社」の本宮、富士宮市浅間神社をスタートに行われます。丁度10回大会
 となる今大会も名古屋の「名城」が圧倒的に強く、V5達成は間違いない所です。
 昨年高校№1の米沢選手等も仙台育英から入学、V10位まで行きそうな勢い
 です。むしろ2位争いと拓殖大学「不破」選手の走りに注目が集まりそうです。
  元日赤城降しが吹きすさぶ上州路を走る「ニユーイヤー駅伝」です。東日本予選
 1位の「富士通」、同2位で昨年のチヤンピオン「ホンダ」、そして強豪「旭化成」の
 争いになると思われます。「富士通」はマラソンの「鈴木・中村」両選手が欠場
 「旭化成」も現時点で長距離№1ランナーと思われる「相沢」選手がエントリーから
 外れています。また久しぶりに「大迫選手」がこの大会に出場する「G・М・О」、
 九州地区予選でぶっちぎった「黒崎播磨」が面白い存在です。
  最後にこのところ異常な人気の「箱根往復駅伝」です。10区という数、1区間
 20キロ以上という距離から、選手層の暑い「青学」がこのところ好成績を納めて
 きました。しかし今年は「出雲」・「選手権(伊勢)」と2つを制した「駒沢」が3冠王を
 達成しそうな勢いです。エース「田沢」の他、スーパールーキー「佐藤」・「鈴木」等
 選手層も厚いものがあります。「出雲・選手権」共に2位の「国学院」も面白い
 存在ですが、優勝は無理かなと思います。それよりも何よりも母校「早稲田」に
 頑張ってもらいたい、昨年のように予選会落ちだけは止めて下さい。
 

    ◎ 市スポ少本部駅伝競走大会開催へ  12/11(日)

  私が本部長を勤める久喜市スポーツ少年団の年間最大の行事は、ロードレース大会
 です。毎年新春をむかえて、1月の第2日曜日に開催されています。中身は1年生から
 6年生までの個人ロードレースと団対抗駅伝です。種目に関わらず全団・全員が参加
 する事業として結構な盛り上がりを見せます。所でここでもコロナ騒ぎです。全部で
 2000名を超える人が集まります。ここ2年中止のやむなていました。
  今年はどうするか、本部員会で協議しました。結果個人レースは中止、男女別の団
 対抗駅伝のみを実施するとなりました。国・県・久喜市から規制は一切出ていません。
 ただしご承知のようにそこそこ(かなり)の新規感染者を出しており、安全策を取ったの
 です。11日(日)「ふれあいセンター久喜」で理事会を開催、承認を頂きました。

 
 ● 期 日  令和5年1月日(日) 小雨決行 予備日22日(日)
  ● 会 場  久喜市民グラウンド及び周辺コース
  ● スケジュール  開会式9:30  男子の部10:00  女子の部11:00
  ● 表 彰  団体1位~6位    個人 区間賞

  今まで駅伝では個人表彰はしていません。今回は個人ロードレースがないため区間賞
 の表彰を行います。駅伝は1チーム5人、本部(ゲートボール場側)の対面からスタート
 市民グラウンド4文の3周後、多目的グラウンドに入り、ここを反時計回りで一周、多目的
 グラウンド横の国体道路歩道を北上、多目的グラウンド北側の歩道を体育館前へ進み、
 公園内車道を市民グラウンドへ戻るコースです。1区のみ1800m強、2区~5区1600
 m強走ることになります。スポ少のロードレース大会は合併後勝負総合支所隣「大崎グラ
 ウンド」で行われてきました。工事の関係で使用不可となり、その後「総合運動公園」で
 行っています。当初クロスの箇所もある余り良いコースとは言えませんでしたが、改良を
 続けそこそこのコースとなりました。当日が良い天候であること、初めての事で個人表彰
 が混乱しないことを祈るのみです。
  私は来年の本部総会で新市12年、旧久喜市を加えると30年近い本部長職を辞任
 することとなります。その意味で本部長として最後の大会、ロードレース大会にもいろいろ
 思い出がありますが、よいものとして締めくくれるよう頑張ります。


   ◎ サッカーW・Cカタール大会、日本ベスト8ならず  12/7(火)
 

  下段でもお知らせしたように現在カタールで行われている、サッカーW・Cカタール
 大会は予選リーグを終え、ベスト16による決勝トーナメント戦に入りました。日本
 代表チームは「死の組」と言われた「Eブロック」において、いずれも優勝経験を持つ
 強豪ドイツとスペインに共に2-1と逆転勝し、「コスタリカ」には0-1で敗れたものの
 ブロック1位で決勝トーナメントに進出しました。
  決勝トーナメント1回戦はFブロック2位で勝ち上がった前回ロシア大会の準優勝国
 「クロアチア」と対戦、前半F・W前田の得点でリードしましたが、後半見事なヘディング
 シュートをあび失点、その後15分hの延長戦迄、120分間の死闘を戦いましたが
 引き分けPK戦へと突入しました。結果3人までが相手G・Kに止められ涙を飲み
 ました。日本代表チームは7大会連続7度目の出場であり、内4大会決勝トーナメント
 へ進出しています。前回大会は3位となったベルギーをもう一歩まで追い詰めながら
 惜敗、今回もまた夢にまで見たベスト8進出はならなかったことになります。
  日本チームは今大会予選リーグにおいて、ドイツ・スペインに勝った事で大変高い
 評価を頂いていますし、大変な盛り上がりも見せました。しかし私はかなり厳しい
 考えを持っています。2戦ともに「偶然」の要素が強かったのではないか、対ドイツは
 シュートの雑さに救われ、対スペイン戦はあの2つだけでした。共に前半などレベル
 の違いを感じさせました。これが決勝トーナメント戦の敗北に連なったと思います。
  ここは当たり前、ここをどう勝つかを考えている、いわば経験の違いです。特に
 クロアチアとのPK戦、日本は何も準備していなかったと聞いてびっくりしました。
 何と希望者に蹴らせたそうです。PK戦方式は「引き分け」です。トーナメント戦で
 どうしても上へあがるチームを決める、1つしかないカップを送るチームを決める
 そのために行うのです。しかし結果は今回のように天国と地獄に分かれます。
 負けたときの悔しさは大きな大会になればなるほど、私の乏しい経験からしても
 筆舌に尽くしがたいものがあります。だからどこでもPK戦に準備しておくのです。
  最強のキッカーをトップに、勝負が決まるケースが多いラストは精神力の強い
 ベテラン選手にと蹴る順番まで決めておくのです。PK戦に関しては何も準備して
 来なかったそうです。それが3人のあの何とも力のないキックにつながったので
 しょうか。とにかくチヨットした経験の違いです。しかしこのチヨットした経験の違いが
 大きいのです。今大会アジア勢が3チームも決勝トーナメントに進出しています。
 全部が1回戦で敗れました。ベスト8は結局モロッコを除いて常連チームのみです。
 今の日本は本大会出場は当たり前です。早く決勝トーナメント進出は当たり前に
 なるよう地道な努力を続けるしかないようです。
  厳しいことのみ行ってきましたが、日本の力が上がっていることも事実です。
 もう一歩です。もう一歩でベスト8という新しい景色を見ることが可能です。それが
 次大会であるよう願っています。生きている内に見させてください。お願いです。
  最後に今大会の私の予想、決勝戦はイングランド―フランスの勝者対ブ゜ラジル、
 結局「エンベパ」対ケガが癒えた「ネイマール」の対決になるでしょう。 

    サッカーW・C日本決勝トーナメントへ進出
       目指せ! 夢のベスト8   12/2(金)

  12月1(木)・2(金)と高校時代の仲間と箱根湯本温泉に行ってきました。その
 1日の深夜というか、2日の早朝というか朝4:O0キックオフで、「W・C2022
 カタール」大会日本代表チームの予選リーグ第3試合が行われました。日本
 チームは1勝1敗、この試合の結果で決勝トーナメント進出、さらには夢のベスト
 8進出への道が拓ける大切な試合でした。当然家にいれば観戦応援するのですが
 何せ箱根です。部屋に旧友5人が寝ています。それに明日(3日・土)は「秩父の
 夜祭」見学です。無理だと思い床に就いたのですが、何とピタリ3:40には目を
 覚ましました。「エーイ見ちゃい」と音量0にしてテレビを見始めたのです。そして
 2時間後いつの間にか4人に増えてた旧友と共に、歓喜の時を迎えたのです。

  ご承知のように日本はドイツ・コスタリカ・スペインと共にEブロックを構成。予選
 リーグ戦2位までのチーム、計16チームが決勝トーナメントに進みます。日本に
 とりE組は死のブロックです。ドイツとスペインは優勝経験のある強豪チーム、
 勝利することは常識的には不可能と思われたからです。しかし結果は皆さん
 ご承知の通りです。「だからサッカーは面白い」とか、「だからサッカーは解らない」
 とかもう言い尽くされた言葉通りです。勝つことは不可能と思われた「ドイツ」と
 「スペイン」に全くコピーを見るかのように2-1で逆転勝利を納めました。前半
 圧倒的に押しまくられ、はっきりレベルの違いを自覚させられる試合内容でした。
 それが後半必要な修正を行い、必要な選手を投入し、魔法を見るかのように
 勝利したのです。正に「サッカーは解らない、しかし面白い」のです。
  しかし「コスタリア」戦は行けませんでした。同じチーム、同じ選手とは思えない
 ひどい試合をし、負けました。神のセーブをしたGKは酷評され、マジックの手腕
 頭脳の持ち主の監督は無能扱いをされました。「だから解らなく、面白い」のです。
  実際は日本の実力、ドイツ・スペインに勝つのも実力、引かれてブロックで
 守りに徹っされると点が取れないのも今の実力なのです。

  さて決勝トーナメントです。1回戦はF組2位の「クロアチア」です。前回大会の
 準優勝国、強豪であることに違いありません。日本は2大会連続、4回目の
 決勝トーナメント進出です。しかしここでの1勝、夢のベスト8進出は果たして
 いません。前回のロシア大会ではベルギーを今一歩の所まで追い詰めながら
 逆転負けを喫しています。ゼヒ勝利を納めベスト8という当た新しい景色を見て
 下さい、見させてください。それこそ,胸を締め付けられる緊張感の中で応援
 していきます。

    ◎ サッカーW・C開幕、日本目指せベスト8   11/24(木)

  
サッカ―ワールドカップ2022カタール大会が20日開幕しました。私は本ページの
 15日付でこの大会について思っている事を書きました。主にカタール大会開催の
 問題点についてであり、「死の組」に入った日本の決勝トーナメント進出は常識的には
 不可能であること、何とか奇跡を起こしてもらいたいとしました。所が何と23日行われた
 日本のリーグ戦第1試合において、1-2で奇跡の逆転勝利を納めました。もちろん
 対ホスタリカ戦、スペイン戦を残し未だ何とも言えませんが、少なくとも絶望的な状態
 からは一歩抜け出したことになります。ドイツとの勝利は幸運でした。ドイツのシュート
 があまりにもお粗末でした。最近の「トータルサッカー」から、エースストライカーとでも
 言うべき人がいなくなっています。もしかってのドイツのC・F「G・ミューラー」とか、
 「ルンメニゲ」とか、「クリンスマン」とかがいれば大敗していたでしょう。とにかく日本
 の決勝トーナメント進出可能を前提にして、今後の大会を展望したいと思います。

  大会出場チームは32です。これを4チームずつ8つのブロックに分けてあります。
 A~Hグループです。各グループ毎に総当たりのリーグ戦を行い1位と2位のチームが
 決勝トーナメントに進出します。決勝トーナメント戦はAブロック1位とBブロック2位
 Cブロック1位とDブロック2位と言うようにタスキ掛けで行われます。A・C・E・Gの
 1位が左サイド、B・D・F・Hの1位が右サイドです。
  
従ってEブロックの日本は仮に1位進出ならF組2位、2位通過ならF組1位と1回戦
 を戦うことになります。もう常識は何も通用しませんが、スペインがコスタリカに7-0で
 勝っている事を考えるなら、日本がスペインに勝たない限り2位進出かなと思われます。
  Fブロックは「ベルギー・クロアチア・カナダ・モロッコ」で構成されています。ご承知
 のように「クロアチア」は前回ロシア大会の準優勝国、ベルギーは目の前に来た日本
 のベスト8入りを阻んで3位になった国です。1位「ベルギー」、2位「クロアチア」また
 は「モロッコ」というのが私の常識的予想です。
  さて全体的予想です。優勝候補は1が「ブラジル」、2Eブロックにが前回大会優勝の「フランス」
 です。「ブラジル」はエース・「ネイマール」の他、若手が台頭、またいつになく守備も
 強そうです。「フランス」は今大会№1プレイヤーと思われる「エムバペ」が好調ですが
 何人か主力の故障が気がかりです。
  この2強を一線で追うのが「アルゼンチン」、「イングランド」、「スペイン」、
 「ドイツ」、「オランダ」等の国です。いずれも常連の強豪国です。内「アルゼンチン」は
 「サウジィアラビア」に、ドイツは「日本」に思わぬ敗北を喫し苦しくなっています。
 あらゆる栄光を手中にしてきた「メッシ」の悲願、ワールドカップ優勝は今回もだめで
 しょうか。「イングランド」は相変わらず堅い守備を誇りますし、日本と同組の「スペ
 イン」は対「コスタリカ」戦7-0と絶好調、相当強そうです。
  日本の今大会の目標は悲願ともいえるベスト8進出です。まず決勝トーナメント戦に
 進出せねばなりません。次の試合「コスタリカ」戦がカギを握ります。次いで決勝トーナ
 メント1回戦です。前記したように私の予想はブロック2位、従ってF組1位のベルギー
 との決戦になると思われます。前回大会の雪辱を果たし新しい景色=ベスト8を
 勝ち取って頂きたいと思います。
  連日応援していきます。頑張ってください。

     ◎ 第8回・「くき健康ウォーク」開催へ  11/14(月)

  
これもコロナの影響です。確か2年ほど中止になっていた
 
「第8回・くき健康ウォーク」が20日(日)開催され
 ます。会場は市内4地域の輪番制ですので、
 今年は栗橋地内・「しずか館」をスタート・
 ゴールとする5Kと10Kのコースです。

 
 主催は「市・スポ協・レク協」の3者、主管はこれにスポーツ推進委が
 加わった「実行委員会」です。私は「綱引連盟」の会長としてレク協の
 役員を勤めています。ですからこの大会の役員は毎年仰せつかって
 います。
  JR栗橋駅の近くにある「いきいき活動センターしずか館」が「スタート
 ゴール」です。ここで開会式を行った後、9:30スタートです。コースの
 「5Kの部」は殆ど旧市街地を歩きますが、「10Kコース」は利根川の
 堤防上から南栗橋周辺、栗橋総合支所周辺まで含み歩きます。
  ほぼ10月一杯参加申し込みを受け付けていました。参加費100円、
 300名が定員でしたが、今のところ111名の申し込みしかありません
 でした。当日も受け付けますのでふるって参加してください。
  私はもう30年を越えてウオーキングを日課としています。以前は1万歩
 でしたが、このところ7000歩に減っています。だから本来なら参加者で
 ありたいのですが、当日は南栗橋小のチェックポイントにいます。

 とにかく晩秋の1日、栗橋宿の町並みを見やりつつ歩いて見ませんか。
  参加をお待ちしています。
(―写真は実行委の会議です―)

 ◎ サッカーワールドカップ・2022カタール大会開会せまる 11/5(火) 

  「サッカーワ―ルドカップ・2022カタール大会」の開催がせまってきました。20日
 開幕、死の組と言われるE組の日本は、23日対「ドイツ」、27日「コスタリカ」、
 12/2ス「ペイン」と対戦します。
  世界3大スポーツイベントと呼ばれるものがあります。サッカーとラグビーのW・C
 そして当然オリンピックです。ただしラグビーW・Cではなく、自転車のツーリング大会
 「ツールドフランス」だとの考え方もあります。多くの日本人はこの中で「オリンピック」
 が1番大きい大会と思っています。しかし実際は興行収入だとか、テレビの視聴者数
 だとかで、サッカーW・Cが群を抜いて大きく、正にこの大会があらゆる意味で世界
 最大の大会なのです。
  私は全てのスポーツに興味があり、大きな大会殆どを見てきました。その中でも
 「サッカー」と「ラグビー」は60年を越え応援し続けており、増してW・Cには夢中な
 時間を過ごしてきました。そんな過去の経験からして、何か今年の「サッカーW・C
 カタール大会」は今一つの盛り上がりに欠ける、そんな気がしてならないのです。
  「ドーハの悲劇」を経験した日本が、その後連続して本大会に出場している事は
 喜ばしい限りです。そんな日本サッカー界の悲願はベスト8進出です。前回「ロシア
 大会」はその一歩前まで行きました。「何としても」の思いは強いものがありますが、
 どっこい組み合わせがいけません。常識的に考え「ドイツ」、「スペイン」への勝利は
 まず無理と言えます。ラクビーに比してサッカーは「番狂わせ」の多い競技です。
 しかし世界の95%以上の国で最大のスポーツはサッカーです。その殆どの国で
 「最大」どころか、このスポーツしかないという状況なのです。そんな国が4年に
 1回国の名誉をかけ、あらゆる準備を布いて来るのです。まして「ドイツとスペイン」
 は強豪中の強豪、今大会も1番手ではありませんが優勝候補です。決勝トーナメント
 への進出は不可能に近いとみるのが妥当な所です。
  次に「カタール」開催の問題です。22回目にして初めての中東での開催となります。
 大変リッチな大会です。かけた費用は30兆円と言われ、8つしか使わない競技場の
 7つを建設、1つを改装しています。日本の秋田県程の大きさですから、移動がない
 のが長所としての特徴です。ただ初の冬季(11月)開会の問題です。通常6月に
 開会されます。これはヨーロッパ各国のリーグ戦が終わり、準備期間を設けての
 スケジュールです。しかしこの時期カのタールでは50度cもあるそうです。日本の
 代表選手は決まっていますが、多くのけが人を抱えているのが心配です。中山は
 出場辞退となりました。他に富安・板倉・浅野・田中とケガ人続出です。ここへきて
 中盤の要・遠藤が強い脳震盪というアクシデントに見舞われました。けが人が多い
 のは日本だけでなく各国押しなべて、と言われています。やはり秋開催というのは
 色々無理があるようです。
  1番問題なのはここへきて「カタールでの開催は間違いだった」との発言が多い事
 です。前FIFA会長「ブラッター」氏等はその先頭です。そしてそこにはアメリカと争った
 開催決定時の問題がついています。「FIFA副会長・ヨーロッパ連盟会長」あのフランス
 の「プラティニ」等がカタール開催に不正を働いたというのです。先の東京オリンピック
 でもJОC理事、広告代理店、大手出版社等での疑惑があり、2度目の「札幌冬季
 オリンピック」開催に大きな障害となっています。東京オリンピック開会を支持し、応援
 した私たちにとり大変不愉快なこと、困ったものです。こうした組織の透明化、
 ガバナンスの確立を強く求めるものです 
  いろんな意味で疑惑の中でカタール開催が決まりました。カタールは人口9割近くが
 移民です。そうした人や、イスラム教国の特徴として女性に対する差別が大変強いと
 されています。スペインの大会アンバサダーは「カタールのハラム(イスラム教で禁じら
 れているもの)は精神の傷だ」とまで言っています。これは先のサッカースタジアムの
 7つ新設工事で、何と7000人もの労働者が死亡したことや、同性愛禁止等の女性
 政策を指しているのでしよう。今大会は大会史上初の女性審判が登場します。
 日本女性もその中に選ばれています。こうした積極的な試みも、「アパルトヘイトが
 実施されていた当時の南アフリカで、大会を持つようなもの」との批判に押されている
 のが現実です。
  なにか否定的な面のみ述べてきました。しかしサッカーを深く愛する者として、やはり
 通常の大会への興味はあります。まず日本の決勝トーナメント、さらにはベスト8への
 進出は、優勝は、活躍する選手は、等々です。日本は、常識的に予選リーグどまり、
 でも何とか奇跡を起こして進出してもらいたいと祈るだけです。
  優勝は、今大会絶対的本命はありません。ブックメーカーのオッズやサッカー誌
 「ゴール」等の予想を総合すると、1番手がフランスとブラジル、2番手にアルゼンチン、
 イングランド、ドイツ、3番手オランダになりそう、やはり常連国ですね。
  活躍する選手は 今大会は今までの時代をリードしてきた名選手の最後の大会と
 いうイメージが強いですね。アルゼンチンの「メッシ」、ポルトガルの「ロナウド」の2大
 スター、他にウルグァイの「スファレス」、ポーランドの「レヴェントスキー」等です。
 そのプレーをしっかり焼き付けておきます。
  若手?でと言えばやはりフランスの「エムゼバ」、そしてブラジルの「ネイマール」で
 しよう。とにかく始まってしまえばテレビの前に居座っての応援となります。ワクワク・
 ドキドキの時間が過ごせそうです。

     ◎ スポーツの日に思う事  10/10(月) 

  「祝日法」の関係で昨今3連休がむやみやたらに多いです。確か提灯祭り当日(7/18)
 も
これだったと思います。2週続いた9月のそれは「敬老の日」と「秋分の日」でしたが、
 今年最後となる今週の3連休は、10月10日が「スポーツの日」だからです。この10月
 10日ですが、1964=昭和39年に、前の東京オリンピックの開会式があった日です。
 去年の2度目の東京オリンピックは8月、猛暑の中でしたが、この日は正に秋晴れ、雲
 一つない青空でした。広島に原爆が落とされたその時、その場所で産声を上げたという
 早稲田大学陸上部の中距離ランナー故「坂井義則」さんが、国立競技場の階段を駆け
 上がり、前記した青空を背景に聖火台脇でトーチを掲げた時、感動で身が震えたのを
 覚えています。
   母校「早稲田大学」の戸塚記念講堂が、「フェンシング」の会場でした。期間中は丸々
 「オリンピック休暇」、だから朝から晩まで、テレビの前に座り続けオリンピックを観戦
 応援したものでした。日本で最初に金メダルをとった「ウエイトリフティング」の「三宅
 義信」選手がほこらしげに金メダルを顔の前で振り、それがその後のゴールドメダリスト
 のポーズとなりました。お家芸「柔道」で神永選手がヘーシンクに抑え込まれ、悔しい思い
 をしました。男子マラソンであの「アベベ」が超人的に強く、「幸吉はもう走れません」の
 遺言を残して自殺した円谷幸吉選手が、それこそ疲れ果て、猛烈に苦しい表情でマラ
 ソンゲートを入ってきました。国民的関心を集めた「東洋の魔女」がソ連に圧勝、
 金メダルに輝いたときは、日本中が歓喜に包まれました。多くの感動を与えてくれた
 だけに、その時その時の、そのシーンそのシーンを未だ鮮やかに覚えています。
  ただ肝心なことはオリンピックが、私たちの想い出の中に残るだけでなく、未来のための
 永遠の事業であることです。青少年のために、スポーツ振興のために何かを生み出すこと
 です。前の東京オリンピックではその試みが2つなされたという事が言えます。1つは日本
 スポーツ少年団の誕生、もう1つが「体育の日→スポーツの日」の制定と言えます。
  我がスポーツ少年団は東京オリンピックを記念し、「青少年のための永遠の事業であれ」
 との願いを込め、同時に日本体育(スポーツ)協会創立50周年記念事業として生まれ
 ました。オリンピックの精神を自らの理念としています。その後の日本のスポーツの
 振興に果たした役割は計り知れないものがあります。
  「スポーツの日」は単純にオリンピックを記念し、その開会式を新たに国民の祝日とした
 だけですが、「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある
 社会の実現を目指す日」とされています。当初の「体育の日」から「スポーツ振興法(現在
 スポーツ基本法に全面的に発展改称)」で「スポーツの日」に変わっています。体育とは
 知育・徳育と並ぶ教育です。スポーツは体育とは全く異なる文化です。そして文化としての
 スポーツは民主制社会からしか生まれないのです。
  手術を前に、というよりこの歳からして身体を動かすことは殆どなくなりました。この
 3連休、スポ少ソフトテニス部会の開会式に出たほかは、卓球の世界選手権、「なでしこ」
 の国際試合、出雲駅伝等のスポーツ番組を見て過ごしました。 
  そんな私ですが「スポーツとは何か」、「文化としてのスポーツはどうあるべきか」を
 ズッ―と考え続け、少しでも長くスポーツに関わっていきたいと、このスポーツの日に
 当たり改めて考えています。

  孫の少年野球大会の応援観戦を堪能しました。 10/1(土)・2(日) 









  9/16日の「まなびすとのページ」にも書きました。私は次男と長女に3人―2人と
 5人の孫に恵まれています。孫をお持ちの方はお解りと思います。本当に可愛い
 ものです。次男の方は宮城県に住んでいるため、しょっちゅう会うというわけにはいき
 ません。孫は上からソフトボール・陸上競技・サッカーと少年団でやっています(した)。
 長女が陸上競技の全国大会に100×4リレーで出たときは、「横浜国際」まで応援に
 行ったものでしたが、なにせ遠方、小学生時の運動会はともかく、大会などの観戦は
 出来ないでいました。
   一方長女は県南のS市に住んでいます。車でも電車でも1時間以内ですので、しょ
 っちゅう行き来しています。孫は今小6(男)と2年(女)です。上の男の子は少年団では
 ない野球のクラブに入っています。野球というのは特殊な競技です。日本には子どもの
 スポーツは野球しかないという時代が長くありました。「スポ少」より俺たちの方が古いぞ
 というやつです。近隣でも三郷市・越谷市には少年団の野球はありません。S市はこれ
 また特殊なケースです。少年団が12、少年野球連盟加盟が12、それぞれ独自に
 活動しています。久喜市でもつい何年か前まで、20を超す野球少年団がありました。
 久喜より10万人近く人口の多いS市なら当然の数です。
  これを書くと長くなりますので省きますが、孫は事情があり5年生の終わりに野球の
 クラブに入りました。頑張ってお尻の方でレギュラーにいます。何とか孫の試合観戦を、
 と願っていました。春はコロナで大会そのものがなく、9月の2週続いた3連休は
 雨で中止、やっとこの土・日にそれこそ絶好の野球日和の中、野球試合観戦を堪能
 することが出来ました。
  会場は「S市総合グラウンド」、大人の野球場が2面取れます。すぐ近くに「S公園
 グラウンド」というより大きい所もあり、どちらかで大会をやるのが多いそうです。
 土曜日の大会は「S市少年野球交流大会」、少年団と連盟が年に1回交流の大会を
 持つのだそうです。普通「連盟」とその「競技の少年団」とは、現実に子どもの取り合い
 で余り中が良くないものです。これは良いケース、関係者に敬意を表します。日曜日は
 「連盟」主催秋の大会2回戦とのことでした。
  孫のチームは6年生が10名います。今時6年生が10人いるなんて珍しいです。
 でも来年はまた少数のクラブに戻るそうです。土曜の試合は押し気味でしたが6-7
 で惜敗、相手ピッチャーはスピードはさほどありませんでしたが、けん制が実にうまく
 5アウトも取っていました。
  日曜の試合は10-3で圧勝しました。ホームランが3本も出ました。孫です。2試合
 で5度打席に立ち、2塁打1、シングルヒット2、4球1、デッドボール1、打率・
 出塁率共に10割でした。クラブに入って半年ですからよくやっています。熱心な子で
 毎日の素振りを欠かしません。(こう書くとジジバカでしょうか。) 
  最後にスポ少生活50年、スポ少=命の私の感想です。孫のクラブはある少年野球
 クラブから分離独立したそうです。その理由は「保護者の負担をもっと減らそう」、と
 「指導者の権限の平等」なのだそうです。保護者の負担は実に少ない、子どもの送り
 迎えはコーチの車、日曜日など応援は我が家族だけでした。監督は輪番制との事です。
  私は誰が何と言おうとスポ少理念の信奉者です。でも少年団も現実と共に変えていく
 努力をしなければと思います。
  やっと可愛い孫の試合を観戦することが出来ました。卒業までに後1回くらいは応援
 観戦したいと願っています。

  令和4年度・第1回スポーツ推進審議会 9/27(火) 

  令和4年度の第1回「スポーツ推進審議会」が、27日鷲宮総合支所4F会議室において
 開催されました。私は議員辞職後、令和1年10月に委嘱いただき現在2期目、そして
 2期目のスタートに当たった令和3年10月から副会長を仰せつかっています。「スポーツ
 推進審議会」は最初は教育長、今は市長の諮問に応じ、久喜市のスポーツ振興全般に
 わたって協議し、意見を述べ、答申するを役割としていますが、その最大の仕事は、市の
 「スポーツ推進計画」を策定することでした。審議会自体第1期の計画(2017~
 2021)を策定するために誕生しています。今年からの第2期計画策定に、この2年間は
 追われ続けました。第2期計画策定を置き土産に、当初から会長としてこの審議会をリード
 してきたT氏が退任されました。T氏は市外の方であり、余り面識はありません。某大学で
 この分野を専門とされ、審議会発足に当たり教育委員会が招へいしたとも聞いています。
 いずれにせよ会長不在、どうするのだろうと思っていましたが、副会長である私は規約上
 会長職務代理者となっています。この形でしばらく?やるという事で、この日の会議は
 私が司会進行を勤めました。
  それと「スポーツ振興課」は昨年度まで「教育委員会」に置かれていましたが、今年
 から首長部局・「子ども未来部」に移行しました。これは功罪半ばすると思いますが、
 ここではふれません。そんなことで冒頭「市長」が挨拶、また「子ども未来部」部長は
 ズッーと出席されました。今日の義事事項は2つ、一つは「令和4年度・スポーツ関連
 事業について、もう1つは「久喜市総合運動公園基本計画・設計について」です。共に
 事務局からの説明の後活発な意見が飛び交いました。事業については今年から実行
 される「第2期スポーツ推進計画」との関係、予算的裏付け等の意見が出されています。
  「総合運動公園基本計画の変更」です。これは「広報くき」その他で報道されています。
 施設が老朽化し、集客力も落ちている「市民プール」を廃止、跡地に「スケートボード・
 パーク」、「3оn3コート」、「弓道場」を整備しようというものです。いずれも一部
 愛好家より強い要望が出されており、議会でも取り上げられています。施設の整備は
 難しい問題です。市民の愛好家の数、独自性、拡大へのきっかけ、整備費等色々な
 問題が絡むからです。久喜市では自前の物は一つもない野球場建設が早くから要望
 されており請願も出され、「趣旨採択」となっています。もう大分たっており何らかの
 形を示すことが行政の責任です。それと「市民グラウンド」の芝生化の点、今芝のない
 グラウンドは相手にされません。長期的、かつ一貫性のある体育施設整備を求めます。

  以上の協議を行い会を終えました。審議会ですからそう会議はやりません。次回は
 この施設整備の問題が中心になると思います。所で私は「久喜市スポーツ少年団」
 代表で審議会委員を勤めています。スポ少の本部長は来年度の総会をもって辞任
 します。50年にわたるスポ少活動、30年近い本部長としての活動、やりつくしたと
 いう思いのみで、何の未練もありません。ですからこの審議会委員も来年9月までと
 なります。残された期間、全力を傾ける所存です。

     ◎ 久喜スポーツコミッション説明会  9/13(火)

  13日夜、最近はここでの会議は珍しくなりましたが、本庁舎4Fの会議室において
 スポーツ少年団役員への「スポーツ振興課」による、新たなスポーツ組織立ち上げに
 ついての説明会が行われました。当然スポーツ協会、レクリエーション協会、大衆
 団体ではありませんが「スポーツ推進委員協」等への説明会も行われることになります。
  新たなスポーツ組織とは「スポーツコミッション」と言います。皆さんにはなじみが薄い
 でしょうか。私は当然ながらこれに注目しており、もし私がアト10歳若ければ「スポーツ
 推進審議会」当たりで提案し、論議の対象にしたいと常々思っていました。
  要するに「スポーツ協会」・「スポ少」・「レク協」とぃつたスポーツ団体は無論、
 「商工会」・「観光協会」・市内各種企業、当然久喜市といった各種団体が、連携・協働
 しつつスポーツ振興・地域活性化に取り組む運動・組織を指します。「スポーツ
 コミッション」の前に、通常「さいたま」とか「熊谷」といった自治体名が入り(県内では
 この2市に出来ています。) 地域に即した活動と言えます。
  「地域の活性化」と「スポーツ振興」がキーワードとなります。国の「スポーツ基本
 計画」でも組織化を謳っており、すでに全国で177自治体に組織されています。
 各地域の特性にゆだねる部分が多いのですが、久喜市の場合「健幸都市宣言」の具体
 化とか、市民ニーズに答えたスポーツイベントの実施とか、これは全国共通ですが
 部活動の地域移行への対応とかが当面の課題になると思われます。
  ご承知のように「スポ少」は1回目の東京オリンピックを記念誌し、予定計画的に作ら
 れた組織です。きちんとした理念・目的が確立されています。3つの目的の3つ目は
 「スポーツで人と人とを繋ぎ、地域づくりに貢献する」です。スポーツを通した地域の活性
 化は少年団の1丁目1番地です。加えて今「新しい公共」とか、コミュニティ・スクールに
 代表されも「新しい教育活動」と呼ばれる中で、私たちが単にスポーツを楽しむから、
 市民にスポーツの場を提供する→スポーツを通した地域活性化は当然とるべき道と
 考えます。
  と理念的には皆こう考えます。しかし現実は厳しいものがあります。余りにも突然の
 提案で皆に全体像が見えないのです。加えて1つは少子化、それに「コロナ」が追い打ち
 をかけて、スポ少組織は大変厳しい状況にあります。組織を維持するのが精いっぱいと
 いう事です。
  加えて久喜市の体育施設の問題があります。まあまあなのは体育館だけ、野球場が
 ない、芝のグラウンドがないという中で、どうやってスポーツイベントをやるの、という
 切実な問題もあります。どちらかというと否定的意見が多い会議でした。
  それに私個人として、本部長の今年度をもっての辞任という事があります。私個人は
 この問題に「それ行け・ドンドン」です。しかし辞任していく身として皆を引きずっていく
 ことは出来ません。多く考えさせられます。とにかくもう少し「見える化」を進める
 ために、具体的活動事例の視察、講演会の開催、何よりも4スポーツ団体と行政を
 交えた話し合いの場の組織化とを要望しました。
  もう少し時間をかけ、皆でゆっくり考えていきたいと思います。

 
   ◎ スポ少、サッカー近隣 バド市長杯 7/17(日) 18(祝)
 
  コロナというのは本当に嫌なやつです。猛威をふるったオミクロン株が一段落し鎮静化
 した感染状況の中で、比較的安定した市民生活が営まれていました。スポ少も2年続い
 た書面表決から3年ぶりに通常の「総会」が持てました。「天王様・提灯祭り」も、「市民
 まつり」も同様に3年ぶりの開催が決定されました。このままこの安定した状況が続くか
 と思われていたのですが、ここへきてまた暗雲が漂い始めています。オミクロン株の中
 でも「BA5」という非常に感染力の高いウイルスが勢いを増しているからです。16日は
 全国で11万人を越える新規感染者が出ています。学校は間もなく夏休みに入りますが
 私たちはさらなる感染防護を徹底し、拡大を防いでいかねばなりません。そんな状況の
 中比較的安定した活動を続けていた少年団では、いくつかの夏の大会が持たれました。
 お伺いした私は活動の充実化と共に、感染対策の徹底化を訴えました。 






  まず「野球」です。少年団県大会=10月の東部地区予選会出場チーム決定を兼ねた
 夏の大会が終わっています。久喜市代表5チームの東部地区大会での活躍・県大会出場
 に期待します。サッカーです。
  雨で1日延び17・18日と市民グラウンド・多目的広場4面を使い行われています。
 この大会久喜市サッカー部会の8、近隣から日頃交流する16の計24チームが参加する
 「近隣交流大会」として行われました。この大会は市内建設企業「カクダイ」の全面的協賛
 を頂き、すでに17回「カクダイ杯大会」として行われています。 (―上―) は開会式や
 寄贈いただいているカップ、トロフィ、試合の様子です。私も単位団指導者としてこの大会
 に関わってきました。暑い中ですが選手諸君の頑張りと交流の輪の広がりを期待します。





   18日は祭り当日でしたがバドミントンの夏の大会=市長杯の開会式に出ました。久喜
 (旧)スポーツ少年団は1976年、野球4団でスタートしました。翌1977年私がサッカー
 少年団を組織しました。野球・サッカーと男子だけでは、女子の団も、という事で教育
 委員会のスポーツ教室を通し1980年、「ミニバスとバド」の少年団を発足させました。
 私はこの過程に深く関わりましたので、特に友人の多かった「バド」は、市内・県の大会
 全てに参加してきた過去があります。「バド」も最盛期7団でしたが、今は4団で活動して
 います。会場も今年は初めての第二体育館でした。チヨット寂しい感じを持ちます。ただ
 この大会は団対抗の団体戦、これが久喜の総合体育館で行われる県大会に、また秋の
 個人戦としての市内大会が、来春の同じ個人戦としての蓮田市を会場とする県大会に
 つながるという関連を持っています。団体戦は下級生部門まであり、小さい子が懸命に
 ラケットをふっていました。炎天下のサッカーと言い、こうした「バド」と言い、この子
 達が懸命に頑張る環境を何としても守って行きたい、そんなことを思いつつ祭り会場
 へと向かいました。
  (―左・開会式―)、(―左2・市長杯返還―) (―右2・右、試合風景―)

 令和4年度・久喜市マラソン実行委員会総会6/30(木)文化会館 

  6/30(木)久喜総合文化会館広域展示室において
 令和4年度・久喜マラソン大会実行委員会総会が開催
 されました。ご承知のように「久喜マラソン大会」は新型
 コロナ感染の影響をもろに受け、3年連続で正規には
 開催されていません。また総会も私の記憶では書面評決
 でした。コロナ感染の安定状況を受け、今年度の大会は
 実施できるのではないか、実施したいとの想いの中での
 総会でした。
  総会ではまず事務局の「スポーツ振興課」が、教育委員会から「子ども未来部」に移行
 したのに伴い、担当職員の紹介が行われました。所で私はこの「移管」に反対です。
  当面のスポーツの最大問題点は、学校体育(部活動)の社会体育、というか地域スポーツ
 への意向です。教育委員会に置かれていた方がはるかに有効に機能できます。俗に
 言われている久喜マラソン大会でのフルマラソンへ、という思いの中でのみ、首長部局への
 移管がなされたなら明らかに間違いです。
  総会は市長を仮議長に、令和3年度に関わる2つの議案を承認、次いで役員の改選では
 実行委員長にSスポーツ協会会長を再任、実行委員長議長の下に、議事を進めました。
 なお私も引き続き、副実行委員長(運輸部門担当)に選出されています。
  さて令和4年度に関するものです。第8回大会は来年令和5年の3月26日、スタート・
 ゴールは変わらず総合運動公園、ハーフの部に3、200人、クオーターの部に1、000人
 3Kの部に800人、1・5K小学生600人に親子の部400人と、計6、000人の参加を
 予定しています。コースは第5回大会を基本とします。夏から秋にかけ、専門部会・幹事会
 などの会議で細部を煮詰め、11/1より参加申し込みを受け付けます。 
  予算関係です。参加費が2185万円、補助金800万円、繰越金502万円等で合計
 3497万5千円となっています。
  以上総会は、あくまでも今までの大会の延長としての、第8回大会に関するものだけで
 終わりました。どこかでフルマラソン大会の事が言われるかな、と注目していたのですが
 皆無でした。横浜を受けた「埼玉国際大会」も、わずか5年で中止となりました。再開を!
 と一部でいわれましたが、結局「埼スタ」での「フエスティバル」となっています。埼玉の地で
 フルマラソンを行うのは極めて困難です。コースに菖蒲の「見沼代用水」を使うという考え
 があると聞いています。「スポ少ロードレース大会」で新市となって9年間ここを使いました。
 あの細い走路で一体何人の人が走るというのでしょうか。私は今のハーフとクオーターを
 守り、久喜マラソン大会を充実させていくべきと考えています。

 市スポ少本部・第12回定期総会4/15(日) 鷲宮総合支所会議室 

  私が本部長を勤めるスポーツ少年団本部「第12回定期総会」が、15日鷲宮総合支所
 4F会議室で開催されました。第10・11回と2年連続してコロナの関係で書面表決にて
 総会を持っており、通常形式でのそれは3年ぶりになります。プラスし事務局の「スポーツ
 振興課」が、従来の「教育部」から、「健康子ども未来部」に移管、また事務担当も新人に
 変わっての総会でした。なお私は下段で報告しているように、「一身上の都合により」提出
 した辞表」が不受理となり、規約通り本年度一杯(2年任期)本部長を努めるという状況下
 での総会でした。
  総会に先駆け私が本部長挨拶を行いました。「コロナにより大きな制約を受けたこと、
 その中で多くの関係者のご努力で、それなりの活動を維持してきたこと、「先々が不透明
 な中で、さらに原則的少年団活動の展開をお願いしたいこと」等を申し述べました。
  その後来賓として、梅田市長・柿沼教育長・梅澤・石川お二人の県議会議員の祝辞を
 頂き、規約に基づき「表彰」に移りました。功労賞(役員退職者)、ゴールド・シルバー・
 ブロンズ賞(継続30-20-10年)、そして優秀選手賞です。(県大会3位以内、全国
 大会出場者)お疲れさまでした、そして今後ともよろしくお願いします。
  総会は伊藤氏を議長に提出した6議案、事業報告・決算・役員選出・事業予定・予算
 規約改正全てを満場一致で可決・承認しました。「会計関係」で気になったことは、市
 からの補助金が、186万5000円から153万円と大幅に減額されたことです。緊縮
 財政で他の多くの市民団体が同様に減額されていますが、厳しさを感じます。事業
 関係では今年こそコロナに禍されず、全ての事業を実施したいものです。「人事」は
 前記の通り2年任期のはざまですので、単位団選出の理事以外変更ありません。私
 には30年以上勤めた本部長の最後の1年となります。「規約」はこれも前記したように
 事務局「スポーツ振興課」の移管に基づくものです。

  以上3年ぶりの通常総会は、何の問題もなく平穏に終わりました。ただ私にとって
 大変残念なことがあります。少年団の低迷、ガバナンス欠如が目立ちました。総会と
 いうのに欠席する代議員の多かったことです。以前は欠席者・委任状合わせても
 5%程度でした。こういうことをうるさく言う時代ではないのでしょうか。でも私はそれを
 求めたいのです。矢張り老兵は静かに消え去るべきなのでしょう。残り1年頑張って
 やっていきます。

   ◎ スポ少・3年ぶりの総会準備を終えました。 5/2(月)

  コロナの影響はいろんなところに及んでいます。我がスポーツ少年団もそれは大きな
 ものがあります。何と言っても活動の休止・自粛が相次いだことです。仲間と一緒に
 いたい、体を動かしたい、試合をしたいという子どもたちの思いは、何度も叶いません
 でした。最高議決の場、「総会」もそうです。令和2・3年度は書面評決で行いました。
  さて今年です。第6波の感染が下火となり、今はすべての規制が解除されています、
 今年こそ子どもたちが自由にスポーツに打ち込める、そんな1年であった欲しいと思い
 ます。そのためにも3年ぶりの総会を何としても開催したいと、去る4/28(木)「鷲宮
 総合支所」会議室にて常任理事会を開催しました。
  冒頭私が4/18日付で提出した「辞職願」の協議を行い、満場一致で「不受理」と
 なりました。スポ少の役員任期は令和3・4の1期2年です。今年度いっぱい私の任期は
 ありますが、ケジメを取りたかったのです。しかしみんなの意向ですから、今年1年の
 任期を全うすることとしました。よろしくお願いします。
  さて総会です。5月15日(日)14:00から鷲宮総合支所4F会議室にて行います。議案は
 6、内1つは事務局「スポーツ振興課」が、「教育委員会」から、「健康・子ども未来部」
 に移行したことに伴う規約改正です。「人事」案件は前記した通り、単位団選出の理事
 以外の変動はありません。事業関係です。「3年度の報告」は矢張りコロナによる中止
 の多いのが特徴です。「4年度の予定」ですが通常の事業のみです。コロナがあり、
 一方で団員の減少問題があります。新規事業は無理という所です。
  「決算と予算」です。スポ少は有料登録制、団員・指導者1人1人の登録費が本部の
 収入となります。久喜市からの補助金は3年度186万円に比し、4年度153万円と
 大幅に減少しています。登録費も団員数から現状維持にとどまり、本部の会計状況は
 大変苦しいものがあります。しかし子どもたちの活動への(種目別部会)助成は減らし
 ていません。やはりスポ少は、子どもたちの活動が中心ですから。 
  いずれにせよ15日の総会を成功させたいと思います。そして3年ぶりに大会、事業に
 中止という項目のない1年を送りたいと考えます。
  なお4年間スポ少の事務を担当されたK氏は市役所を退職され、国へ帰られ第二の
 人生をスタートさせます。日独同時交流などお世話になりました。
   新天地で頑張ってください。ありがとうございました。


    北京冬季パラリンピックが閉幕しました。3/15(火)
 
  北京冬季オリンピックは13日夜閉会式が行われ、10日間にわたる大会に幕を
 おろしました。日本選手団は金メダル4・銀メダル1・銅メダル2を獲得しています。
 特にスキー女子アルペン座位の部の村岡選手は、金3・銀1と大活躍でしたし、
 スキークロスカントリー20キロの部の男子河除選手の、ストックを使えず手・腕を
 大きく振っての滑りと共に大変印象に残りました。他の選手もそれぞれに頑張り
 さわやかな印象を残してくれました。日本選手団の皆様、ありがとうございました。

  さてこの大会は下段「開幕しました」でも書きましたが、本当に異常な中での大会
 でした。まずコロナです。開催国中国では大会中に新規感染者が急増、いくつかの
 町で、事実上の都市封鎖が行われました。大会は完全に選手団・大会関係者と、一般
 人とを分離する「バブル」方式で行われました。そしてあの大会直前のロシアによる
 ウクライナ侵攻という蛮行です。世界中から非難の声が巻き起こりました。当初
 個人として大会出場を認めましたが、参加選手団の抗議により、ロシア・ベラルーシ
 の出場を禁止しました。オリンピック憲章からみれば当然のことと言えます。
  ロシアによるウクライナ侵攻が進み、連日の報道で大会そのものがかすんでしまう
 ほどでした。閉会式で「アンドルーパーソンズ」IPC会長はも、「いま世界で起きている
 事に強い衝撃を受けている」とし、ロシアを強く非難していますが、ウクライナ問題には
 直接言及せず、政治—スポーツ—オリン(パラリン)ピックの関係の難しさ、複雑さを
 表していました。
  スポーツ少年団にとってスポーツ・オリンピックは命です。「スポーツ宣言日本」は
 スポーツの持つ文化的特性を活用することにより、グローバルな課題を解決するよう
 呼び掛けています。平和な国際社会の創造にスポーツが貢献するのです。夢物語では
 なく、こんなことに踏まえながら、オリンピック・パラリンピックに関わっていかねばならない
 と思います。
  次回は2026・イタリアミラノとコルチナダンペットウです。そしてその次2030札幌オリン
 ピックへの招致活動が進んでいます。2回目の札幌冬季オリンピックをみたいな、その時
 まで元気でいたいと念じています。その時こそ「スポーツと平和と祭典」であってほしいとも
 念じつつ。

 異常状況下、北京冬季パラリンピックが開幕しました3/6(日)

  北京冬季パラリンピック大会が開幕しました。おなじみ「鳥の巣」で4日(金)開会式が
 行われ、13日(日)迄10日間にわたり、6競技78の種目に熱戦が繰り広げられます。
  この大会には46の国と地方から、560名の選手が参加、先に行われた北京冬季
 オリンピック大会との共通のテーマ「多様性と調和」、さらにこの大会の目的である
 「互いに認め合う共生社会の実現」に向け、身体と精神を躍動することになります。
  それにしても異常続きの中で大会を迎えました。まず「コロナ」との関係です。世界中
 この渦に巻き込まれてから2年余が経過していますが、以前として終焉の兆しが見え
 ません。この大会も東京の2つの大会、北京冬季と同じ、「ハプル方式」、大会関係者と
 一般人とを完全に遮断して行われます。
  次が開催国・都市の中国の問題です。先の冬季大会で散々述べてきました。中国
 政府が行っている数々の人権抑圧、反民主主義的行為は、到底オリンピックの理念
 とかけ離れたものであり、ボイコットの恐れすらありました。モスクワ—ロスアンゼルス
 と続いた過去の混乱からこれをさけ、結局外交ボイコットで終わったというのが、先の
 大会でした。
  続いてが冬季大会の運営上のお粗末、いくつかの審判上の疑惑、トドメを刺したのが
 ロシア女子フィギヤー選手のドーピング問題でした。特に固い人工雪がスキー部門の
 パラアスリートに、悪影響を与えないかと心配していたのですが、そんなことはどこかへ
 吹き飛んでしまう大問題が発生したのです。
  「ロシア」による「ウクライナ侵攻」がそれです。弁護の余地は一切ないこの蛮行に
 世界中から大きな非難が沸き起こりました。国連緊急特別総会において、何と141国
 の賛成で、「即時撤退」等非難決議が採択されています。こうした情勢の中、「IPC」は
 当初の「個人の資格で参加を認める」から方針を転換、「ロシア」と今回の「ウクライナ」
 侵攻を支援する「ベラルーシ」 両国選手の参加を認めない決定をしました。この背景に
 先の「IPC」決定に抗議する、多くの参加選手団の抗議があったという事であり、こうした
 事も初めてのことです。
  こうした以上ずくめの中、協議が始まります。日本選手は4競技に29名の選手が参加
 します。先の東京大会では好成績を上げましたが、余り成績にこだわることなく、異常
 づくめのこの大会で、さわやかな汗を流し、感動を与えてもらいたいと思います。

 
    ◎ まん延防止等延長と少年団活動  3/5(土) 

  まん延防止等重点措置が31都道府県に適用されています。ウチ我が埼玉県を
 含む18都道府県、首都圏、大阪府などが今月21日まで延長されます。
  久喜市スポーツ少年団本部は「緊急事態宣言」、「まん延防止等重点措置」が発令
 適用される都度、活動について協議、「休止・自粛」要請をしてきました。市本部独自の
 判断によるもの、県本部からの指示によるものなどでした。今回まん延防止下で、「活動
 休止」を要請してきました。これは2年余に及ぶコロナ禍での初の市教育委員会の
 指導に基づくものでした。今回のオミクロン株を中心とする感染者の多くが子どもである
 ことがその原因だと思います。従って各単位団はこの期間中「活動を休止」していた事
 になります。今回のまん延防止等重点措置の延長は、新規感染者が比較的沈静して
 いるもの、高止まりといえる状況があるからと思います。それに従えば少年団も引き
 続き「活動休止」となるわけですが、この間春本番を前にして、活動再開を求める多く
 の声が寄せられていました。市本部はこうした状況を受け、市教育委員会と協議、
 以下の方針を決定通達しました。各単位団におかれてはご協力頂くようお願いします。
  ● まん延防止措置延長期間中、少年団活動の自粛をお願いします。
  ● ヤムを得ず各単位団の責任において活動を再開する場合、*保護者の同意を
     え、*完璧な感染防止対策をとること、※ 短時間、食事禁止等は従前通りとする
     事等を固くお守りください。

  今回の6波の感染を最後とし、安全で元気な少年団活動が再開されるよう、皆で
 努力していきましょう。

    ◎ 浦和レッズアベックV — 3冠獲得!2/27(日)  

  本日栃木県宇都宮市の「カンセキスタジアムとちぎ」で行われた、第43回全日本
 女子サッカー選手権大会(皇后杯)において、「浦和レッズダイヤモンドレディース」は
 「ジェフユナイテッド千葉レディース」に1-0で勝利、初の栄冠に輝きました。
  「レッズレディース」は女子サッカー界を代表する強豪、昨年度も最後の「なでしこ
 リーグ」に優勝しています。しかし何故かこの大会は不運続き、決勝戦までは何度も
 進出するも(3年連続7度目)、いつも最後で苦杯をなめてきました。点差は最少でし
 たが、試合内容はほぼ一方的、負ける要素は全くなく正に女王の試合ぶりでした。
  これで昨年12/19「浦和レッズ」の天皇杯決勝で、「大分トリニータ」を破っての
 優勝に続き、男女アベック優勝を果たした事になります。また「レッズ」は今月12日
 のリーグ戦優勝「フロンターレ川崎」との、「富士フィルムス—パーカップ」でも0-2
 で快勝しており、アベックVプラス1の3冠を達成したことになります。
  問題はこれからです。「レッズ」です。「富士フィルムスーパーカップ」で絶対王者
 「F・川崎」に快勝、今年のリーグ戦に大いなる期待を持たせたのですが、なんと
 開幕3試合1分け2敗と出遅れています。早急に体制を立て直し優勝を目指しつき
 進んでください。
  「レディース」です。「Weリーグ」1年目の途中にあります。中盤で取りこぼしが
 目立ち、3位に甘んじています。これから順調に進撃し、初代女王に輝いて頂き
 たいと希望するところです。
  とにかくこれからも「レッズ・レディース」共に応援し続けて行きます。

      ◎ 北京冬季オリンピック大会閉幕!  2/21(月)

  20日(日)の夜、北京冬季オリンピック大会の閉会式が行われ、17日間にわたる
 大会に幕を閉じました。午前中は結局銀に輝いた「女子カーリング」を見続けてい
 ました。この大会金1・銀3を獲得した女子スピードスケートの高木選手、金・銀を
 獲得した男子スキージャンプの小林選手、そしてあんなことが出来るのかと本当に
 びっくりした男子スノーボード、ハープパイプの平野選手等の活躍がありました。
  獲得したメダルも金3・銀6・銅9と計18個、前回の平昌大会の13個を大きく
 上回る好成績を上げています。選手諸君の頑張りに敬意を表します。参加された
 全選手の努力と頑張りにスポーツの、オリンピックの良さを味わいつつも、何とも
 この大会は後味の悪いものでした。
  まず何よりも開催国・北京の反民主主義的覇権主義・強権主義です。何度も言って
 来ましたが新疆ウイグル地区での、内蒙古地区での、香港地区での人権抑圧の
 行為はオリンピック憲章に大きく反するものです。1980のモスクワ大会、1984の
 ロス大会の混乱を思い返すとき、ヤムを得ないかなと思いつつも、本来ならばボイ
 コットすべきものでした。
  こうした事を背景に始まった大会は不可解な判定や、大会運営の不手際などが
 続出しました。あの女子スキージャンプの高梨選手のユニフォーム違反は何だった
 のでしようか。屋外競技の練習や競技で負傷者が多く出ました。固い人工雪や、
 超低温化での遅い時間での競技続行も多くみられました。そしてあのドーピング
 問題が追い打ちをかけました。ドーピングは公平・公正、フエアープレイの精神を
 第一とするスポーツへの冒涜であり、絶対に許されないことです。例え15歳の
 少女でもダメなものはダメです。そして彼女をとり囲む大勢の大人たちが1番
 批判・非難されるべきです。勝利至上主義を乗り越え結果を国の、自分の権威
 に繋げようとする愚かな人がいるのです。そうした人が、ウィグルの、香港の、
 ウクライナの人たちを、今脅威に落とし込めているのです。 
  それと今回は先の夏季東京大会と異なり、出場選手の自由な自己発信が少な
 かったです。中国当局の規制を嫌い、自己規制したのでしようか。肉体と精神の
 自由な表現の場であるオリンピックとして、悲しいことです。
  来月4日からパラリンピックの大会が始まります。選手が十分に能力を発揮できる
 そんな大会であってほしいと、閉会式をみながら考えていました。

       第7回・市民マラソン大会中止に 2/20(日)

  平成16年から開催されてきた「喜びの街・久喜市民マラソン大会」は、本年3月
 20日(日) 第7回大会開催の予定でした。ご承知のようにコロナ禍が長期にわたり
 継続する中で、第5回大会(令和2年2020)=合併10周年記念大会、昨年の第6回
 大会と中止されてきました。昨年の第6回大会は、代わりに「オンラインマラソン」を
 行っています。
  さて7回目となる今年の大会です。コロナ感染状況が不透明の中で、3年ぶりの大会
 を何としても開催したく、他の種目をあきらめハーフのみ、3000人としました。
  大会参加費は返金しません。参加選手は本当に開催できるのか、ぎりぎりまで判断
 しての申し込みでしたが、結局2000人にとどまっていました。そうした中オミクロンの
 脅威が拡大、埼玉県に「まん延防止等重点措置」が適用され、さらに3月6日まで
 延長されています。選手諸兄姉、大会関係者の健康・身体安全を考えた時、開催に
 躊躇するものがありました。ご承知のように私は大会副実行委員長の職にあります。
  先日実行委員会幹事会が書面評決で開催されました。「中止」に○か☓かという
 ものです。私も○として返送しました。内容の報告はありませんが、圧倒的多数で
 「開催中止」になったものと思われます。追記・2/21(月) 大会中止・賛成38—
 反対0 大会中止を決定。 

  3年連続の大会中止は大変残念です。しかしあの「数」を思う時、仕方ないことと
 思います。私は3回目のワクチン接種を終えていますが、1日も早いコロナ感染の終焉
 通常の活力に満ちた市民生活の復活を願うものです。

   ◎ 北京五輪・ドーピング問題に思う事 2/18(金)

  間もなく閉幕を迎えますが、冬季オリンピック「北京大会」が開催中です。スキー
 ジャンプ小林選手の金と銀、スビートスケート女子高木選手の金1・銀3の活躍
 当初の低調予想と異なり、それなりの関心を集めています。しかし下段でも書きま
 したが、、崇高な「オリンピック憲章・精神」と異なり、ウイグル地区での人権抑圧、
 香港での民主主義への弾圧等、本来ならボイコットにつながる様々な抑圧を行う
 中国の主催という事で、今一つ大会にのめりこんで行けないものがありました。
  そんな中でこれまたスポーツの世界にあってはならない、ドーピング問題が発生
 したのです。女子フィギャースケートで15歳ながら、絶対王者として君臨していた
 ロシアの「ワリエワ」選手です。検査により身体から禁止薬物の「トリメタジジン」が
 発見されたのです。狭心症他の薬で、血流を良くし、疲れを取る効能があるそう
 です。他に直接禁止薬物ではありませんが、2種類の薬が出てきており、合わせ
 使用することで上記と同様な効果が生じるとされています。「トリメタジジン」を使用
 して処分された例は過去複数あります。「WADA・世界反ドーピング機構」から通知
 を受けたロシアの反ドーピング機構は、いったん出場停止の処分を決めたものの、
 「ワリエワ」側からの抗議により処分を解除、出場「可」としました。これに反発した
 「IOC」や「WADA」が、「CAS・スポーツ仲裁裁判所」に提訴、その結果が注目されて
 いました。結果ドーピングは判断せず、ワリエワ選手の出場のみ「可」としました。
 15歳は保護の対象と判断したのです。何とも不思議な判定でした。
  アスリートは自分の体に責任を持たねばなりません。禁止薬物が体から出た以上
 欠場するのは当たり前と思います。「知らなかった、病気で薬を飲む祖父と同じグラス
 を使ったから」こんな言い訳は許されません。ましてロシアは国を上げての違反行為
 で処分中であり、国名を名乗れず、「ロシアオリンピック委員会」の名前で出場中で
 すし、「ワリエワ」選手のコーチは、体重を100g単位で管理する鬼コーチとして
 知られています。「うっかり」等では許されないし、ありえない事です。
  「ドーピング」とは「南アフリカ」の原住民が狩りをする際、ドープと呼ばれる酒を飲み
 闘争心を高めたのが始まりと言われています。1・スポーツの公平性を否定する
 2・アスリートの心と体を阻害する、3・薬に頼る悪しき風潮を世間に広める、4・結果
 のみ求める精神をまん延させる、等々の理由で全世界で厳しく禁止されています。 

  絶対女王「ワリエワ」選手は疑惑の中で「フリー」で大苦戦、シヨート1位から結局
 4位?に転落しました。「可愛そうに、被害者だ」との声があります。「否・選手として
 出場すべきでなかった。」との厳しい声もあります。私も「ワリエワ」選手は出場すべき
 でなかったし、今後の処分に当然ながら服するべきと思います。何よりもこの大会に
 限っても最大の人気選手「ワリエワ」を出場させようと、検査を、通告を、決定を遅らせ
 た「大人」の責任が第一と思いますが。 
  背景に今回の主催国「中国」と同様、スポーツの結果を国威高揚、自らの権威に
 結びつけようとするロシア首脳の考えがあるようです。
  スポーツとは人間の心と体を開放し、生きる喜びに溢れる行為であり、人類福祉の
 向上につながる「文化」です。最線戦として公平であり、フエアーでなければなりません。
  それと最近のIОC等のオリンピックの精神とは離れた商業主義も、今後是正して
 いかねばと考えます。
  たかがスポーツ、されどスポーツ、私はもう残り少ないけれどスポーツの持つ崇高
 さを少しでも高める活動に関わり続けていきたいと思います。

     北京冬季オリンピック開幕  2/4(金)

  北京冬季オリンピックが4日開会されました。2008年夏の北京オリンピックの際
 開会式が行われ、そのスタイルから注目を浴びた「鳥の巣」で開会式が行われました。
 20日まで17日間、史上最多となる109の種目で熱戦が繰り広げられます。アジア
 地域での冬のオリンピックは札幌・長野・平昌に次いで4度目、同一市での夏・冬オリン
 ピック開催は初めてとのことです。
  去年の東京オリンピックの際も、散々考えを述べてきました。私はとにかくスポーツ
 大好き人間です。子供の頃からあらゆる種目の大会を、見続けてきました。特に私が
 40年を越えて多くの情熱を注いできた「スポーツ少年団」は、S39=64年の東京
 オリンピックで誕生し、オリンピックの理念を自らの精神としている組織です。オリン
 ピックに対する憧れ、熱中度は計り知れないものがあります。だから今大会も男子
 フィギャーの羽生の3連覇はなるかとか、スキージャンプの小林・高梨男女のエースは
 金メダルが取れるかとか、スピードスケート女子陣は全部でいくつのメダルを取るのか
 とか、そんなことを考えると、もうワクワクドキドキ楽しみでしょうがないのです。
  しかしです。今大会は何故か、いつもの競技に対する楽しみをストップさせる、別の物
 があるのです。オリンピックが私たちを夢中にし、スポーツ少年団が自らの理念として
 いるオリンピックの精神がそれです。それはオリンピック憲章第1章で謳われています。
  「スポーツを通し、若者を育成することにより、平和でより良い世界の構築に貢献する」
 「いかなる形態の差別にも反対し、行動する」というものです。他にも色々ありますが
 こうした「オリンピック憲章」を読めば、果たして今回の開催国・中国が、「いかなる
 形態の差別にも反対」しているのか、「平和でより良い世界の構築に貢献」しているのか
 むしろその逆ではないのか、という決定的思いに駆られるのです。そして台湾や尖閣に
 対する超覇権主義的態度を考えればなおさらのことなのです。
  新疆ウイグル地区の人は、強制的に施設に入れられ、男子は拷問、女子は性的暴行を
 受けており、その数は何と100万人を越えるといわれています。チベット地区の人も信教
 の自由を奪われ、宗教に結びつく文化が破壊されています。香港では「国家安全維持法」
 が制定され、あらゆる民主的行動が制約されています。最近でも女子テニス「ほうすい」
 選手、人権弁護士の行方不明問題と、差別・人権抑圧の具体的事例は枚挙にいとまが
 ありません。この大会はそうした中国首脳の権威を表現するものとしてあるのです。欧米
 各国は大会に政府首脳を派遣しない、外交ボイコットで抗議の意思を表しています。
 かって1980の「モスクワオリンピック」を、ロシアのアフガン侵攻に抗議して、
 アメリカや日本がボイコットし、ヨーロッパ各国間で対応が異なりました。また1984年
 「ロスオリンピック」にロシアが報復ボイコットするという事態が起きています。オリン
 ピック史上大きな問題点を残しました。それを思うなら今回の事は現実的対処かな
 と思いつつ、もう一つ開会式にものめりこんでいけない自分がいました。
  そんな思いでこの大会をずーと見続けるのでしょうか、それともいつもの大会のように
 日本選手の活躍に興奮するのでしょうか、今の所チヨット解りません。
 
   ◎ スタートコーチ養成講習会・延期に 2/3(木) 

  2/6(日) 「ふれあいセンター久喜」で開催予定でした、市スポーツ少年団本部
 主催、「スタートコーチ養成講習会」は、オミクロン株を中心とする新型コロナ感染者
 の増大、まん延防止措置適用期間中の少年団活動の休止等に鑑み、延期させて
 頂くこととなりました。延期後の次回開催日です。県本部の決定により令和3年度事業
 となっています。オミクロン株との関係で、安全を期す意味からも4月以降開催ですと
 来年度事業となり、令和5年2月頃の開催(令和4年度事業)はできなくなります。大きな
 会場を必要としますので、会場予約等を踏まえ、3月中に開催したいと考えます。
 決定次第連絡いたします。急な決定・連絡をお詫びします。

    ● 延期された講習会の日程
  1・日時 令和4年3月19日(土) 3連休の初日です
  2・会場 総合文化会館1F 広域展示室
  3・その他はすべて延期された今回と同じです。

  ◎ 令和3年度・県スポ少現地研修会・オンライン 1/30(日) 

  埼玉県スポーツ少年団は
 毎年1月の最終土・日に、
 宿泊形式による「現地研修
 会」を持ってきました。
 確か昭和50年度に始まり、
 51年々頭に発足した久喜
 市本部(旧久喜市)はこの年
 からこれに参加しています。
  私は53年度から参加しており、記憶の限りでは、コロナで中止となったこの2年を
 除き、参加し続けています。鬼怒川・塩原・伊香保・磯部といったところが主でした。
 「胸襟を開いて語り合い同じ釜の飯を食う」という事で、最初は親睦交流が主でしたが、
 その後研修会を持つようになりました。私は副本部長としてこの会の責任委員会の
 長を勤め、いろいろ頭を悩ました思い出があります。一時は300人を超す参加者が
 あり、その宴会はそれはそれは壮観でした。さて今年です。当然ながら現地での研修
 会は中止となり、代わりにオンラインでの開催となりました。全体参加者は50名弱、
 久喜市からは私とW副本部長の2名の参加でした。
  14:00開会、尾崎本部長挨拶、3委員会及び「指導協」の活動報告を受け、基調
 講演に入りました。「コロナ禍の今、子どもたちの運動を継続させるための親・指導
 者の役割を考える」なるタイトルで、日本本部指導者・リーダープロジエクトの「吉田
 茂敬」氏によるもの、たっぷり90分でしたが聞かせる内容でした。
  まず各年代にとってスポーツの意義とは何か、から始まりました。私のような高齢者
 は少しでも衰えを防ぐ、40・50代は長生きを目指す・ストレスを解消する、そして10代
 までは心と身体を育むものであり、将来にわたって好きになり続けるものであり、親と
 子供が共にその意義を認識するものでなければならないとしました。「体力の概念」
 から、この時期は健康的なからだを育成する、意欲的なこころを育成する、社会適応
 力を発達させる、そうした運動・スポーツに取り組め、それが出来るのは少年団だと
 いう事を繰り返し、繰り返し言われました。「運動が上手い・下手ではなく、好き・嫌い
 にならないように」とか、「自発的に運動に関わる環境を作れ」とか、そのために「1日
 当たり2~3時間、1週間に2~3日、身体的・精神的に負担がなく、意欲をもって
 参加できる活動量で行え(少年団は)」とか、正にその通りです、反論すべきものは
 ありません、という話が続きました。単一種目型となり、競技化が進み、勝つこと
 だけを求める不適切な指導がある、という指摘はその通りだと思います。特に
 「コミユニテイ・スクール=学校運営協議会」に関わり、今の子どもたちの学習活動
 をそれなりに知る者として、「子どもの非認知能力を高めよ」との指摘は、面白いもの
 でした。数学の公式を覚えたり、漢字を覚えたりする能力を「認知能力」と言います。
 これに対し目標に向かって頑張る力、他の人とうまく関わる力、感情をコントロール
 する能力等を「非認知能力」と言います。この能力を向上させることが大切であり、
 そのための活路は「地域のスポーツ活動にある」とされました。良き提言でした。
  吉田氏の講演を終え休憩のアト、参加者のグル―プ討論に移りました。その時
 我がパソコンに「カメラを設定」とのサインが入り、慌ててケーブルをいじっていたら、
 どこか他のケーブルを抜いてしまい、画面が消えてしまいました。また大慌てにいじく
 っていたら時間切れ、グループ討議が終了してしまいました。いつもこんな調子、
 お許しください。
  良い講演が聞けた研修会でした。でも来年はみんなと一緒に出掛けて、あの盛大な
 懇親会で旧交を温めあいたいものですね。でもおそらく来年あたりが最後の参加と
 なりそうです。
   
  スポ少活動当面・2/13(日)迄・全面活動休止に 1/27(木)  

  「まん延防止重点処置」が埼玉県、当然ながら久喜市にも適用されています。1月
 21日から2月13日までのものです。この間の少年団活動については、「久喜市教育
 委員会」の中学校部活動への指導、学校体育施設、公共体育施設の対応に鑑み
 下段のような方針を連絡したところです。しかしながらその後、オミクロン株を中心とした
 新型コロナの新規感染者の急激な増大という、深刻な状況があります。昨日(26日)、
 市内新規感染者は何と72名と発表されています。特に今回の新規感染者は若年層
 低年齢層が多く、市内小中校においても学年・学級閉鎖が出ています。
  かかる状況に基づき、昨日26日夕刻市教育委員会より、学校・公共体育施設利用に
 関わらず、当面少年団活動を休止とされるよう指導を頂きました。本部としては下段の
 方針を提起しておきながら、誠に心苦しい次第ですが遵守されるようお願いします。
  当面とは2月13日までですが、「まん延防止措置」延期の可能性も強くあります。
 状況に応じた方針が教育委員会より出されると思いますが、当然それはまた連絡します。
   以上の決定は昨日夕刻の時間で、本部より各単位団あてメールにて連絡してあります。
 
 まん延防止措置適用に伴う少年団活動について 1/22(土)

  ご承知のように「オミクロン株」を中心とする新型コロナウイルス感染者増大に伴い
 昨21日から2/13(日)までの3週間、埼玉県にも「まん延防止等重点措置」が適用
 されました。これに伴い久喜市教育委員会より、市内中学校部活動の土・日曜日の
 活動禁止、合わせて合同練習・校外活動も禁止するとの発表がありました。また
 市内学校体育施設の、この期間中の原則開放中止も決定されました。しかし各学校長
 の判断により従来通り使用出来る学校もあります。教委事務局より利用団体へは連絡を
 差し上げますが、確認の程お願いします。
   
少年団は今の所、この期間中の活動の休止・自粛を要請する考えはありません。
 
(対外試合・交流活動はおやめ頂くよう要請します。)
 しかしながら学校体育施設を使用する場合、ウイークデイの夜間も含め活動場所が
 ないことになります。(除く、上記一部の学校) ラグビーや水泳のように、従前から公共
 体育施設を使用している場合は影響がないこととなります。また通常学校体育施設を
 使用している単位団がこの期間中、公共体育施設を利用して活動することは、構わない
 こととなります。(勧めているのではありません。)
  いずれにせよ大切なことは少年団活動の、団員の安全という事です。オミクロン株は
 若年層への感染が多いのも特徴です。各単位団におかれては、いかなる条件下でも、
 
活動時間の短縮、飲食禁止など、徹底した感染対策をとられるよう強く要望します。

  第Ⅱ期久喜市スポーツ推進計画を答申しました。1/17(月)

  17日(月)鷲宮中央公民館で開催された、令和3年度・第4回スポーツ推進審議会
 において、この1年をかけ審議してきた「第2期久喜市スポーツ推進計画」(案)策定を
 終了、教育長に答申しました。今後所定の手続きを済ませ、正式に「推進計画」と
 なります。この計画は5年期間、「第1期推進計画」の平成29年(2017)~令和3年
 (2021)をうけ、令和4年2022~令和8年2026を期間とするものです。すでに
 今年度に入ってから、3回にわたる会議で審議してきました。それに踏まえ昨年
 12/1から本年1/7日まで、P・Cを実施しました。寄せられた意見は1件のみでした
 が、それに踏まえて語句等を修正、本日の審議を経て全員が了承したものです。

  「第2期スポーツ推進計画」は5章から成り立っています。第1章は「計画策定に
 当たって」国・県の計画、久喜市の「総合振興計画」や「教育振興基本計画」との関わり
 スポーツの考え、「する・支える・みる・つくる育むスポーツ」を推進するとしています。
 また久喜市の「健幸・スポーツと委宣言」を掲げ、この理念に沿うとしています。
  第2章は「本市のスポーツの現状と課題」、実施した市民アンケートの報告、市内の
 体育施設、スポーツ団体の現状等を紹介しています。
  第3章は「計画の基本的な考え方」、本計画の中心をなすものです。基本理念を
 「いつでも・何処でも・だれでも・いつまでもスポーツを  生涯スポーツ推進のまち・
 久喜市」とし、目標として成人・児童生徒のスポーツ活動の推進、環境づくりを掲げて
 います。それに沿い施策の体系を記載しています。
  第4章が「スポーツ推進のための施策と主な取り組み」
  第5章が「計画の実現に向けて」となっています。
  審議会委員は全体を了承しつつも、目標に掲げる数字が独り歩きしないように、
 とか、期間中での厳しいチェックを、と意見を述べていました。
  私たち審議会委員の役割は、第一はこの計画案の策定にありますが、その中間
 において、スポーツ振興・推進の具体的あり方について、意見を述べる必要があり
 ます。ましてや自分たちが策定にかかわったこの計画が、真に実効性のあるもの
 となるようこれからも努力していきたいと思います。

  ◎ スポ少ロードレース大会(駅伝)中止  1/15(土)

  久喜市スポーツ少年団本部は、明日16日(日)総合運動公園市民グラウンドを
 スタート・ゴールとする、令和3年度ロードレース大会(駅伝部門のみ)を開催する
 予定でしたが、1・オミクラン株を中心とする新型コロナ感染者が急増していること
 2・県スポ少主催駅伝競走大会の中止が決定されたこと、3・上記1・2等により
 従来の大会より参加者の数を大幅に減少したとはいえ、参加者の健康維持に不安
 があること、等々により今大会の中止を決定しました。急な連絡でいろいろご迷惑
 おかけしたことをお詫び申し上げます。
  昨秋開催した本部員会において、ロードレース大会の実施を検討しました。新型
 コロナ感染者が減少し、安定した状況にある、とはいえ団員・指導者・応援者等で
 最低でも2000名を優に超す状況には問題がある、等々の意見が出されました。
  結果通常行われる個人走(学年別・男女別)は行わず、団対抗駅伝(1団5名)のみ
 実施する案となりました。これにより参加者は4分の1以下となります。このために
 開催する理事会のゼヒも含め、最終決定を12月上旬としました。
  11月から12月は感染者が1番安定した時でした。予定通り実施と決定、ただし
 スポ少理事会は70名から出席しますので、これを行わず書面評決としました。
  書面評決ではロードレース大会開催に関し、49団中3団の反対がありました。
 これは仕方のないことです。その後昨年暮れにかけオミクロン株の脅威が増大
 しました。新年に入り急激に拡大、ついに県大会の中止が決定(11日)されました。  
  久喜市スポ少は駅伝県大会に代表チームを派遣しています。しかし市の大会は
 県大会の予選を兼ねていません。他市町では希望団は出場出来るようなっています。
  とはいえ県大会中止の現実は大きく、今大会中止に影響を与えました。これで
 昨年に次ぎ2年連続の中止となりました。
  活動休止を要請したり、また自粛を要請したり、また活動時間等制限の要請を
 したりと、様々な対策を講じつつここまで来ました。昨年暮れは来年こそ大丈夫
 かな、何て思わせたのですが、スタートからつまずきました。
  新しい生活様式=新しいスポ少活動を徹底しつつ、少年団活動を展開していく
 ほかありません。再び重ぐるしい憂鬱な気分に覆われています。

    年末年始のスポーツ観戦 ―Ⅱ― 

  皇后杯です。今年の皇后杯は昨年11/27から始まり、5日準決勝
 まで進みました。決勝は2/27(日)に行われます。男子のJ1にあたる
 昨年発足した「WEリーグ」加盟チームは、4回戦からの出場です。その初戦
 で、快調にリーグトップを走っていた「Iナック神戸」が、「ヴェルデイ」の下部
 組織、「メニーナ」に敗れ、準々決勝戦では、大会連覇を狙う「ヴェルデイ」
 が、「Jユナイテッド千葉」に0-3で敗れるという波乱が起きました。結局新年
 5日の準決勝戦は「浦和―セレッソ」、「千葉―メニーナ」で争われました。 
  「浦和―セレッソ」は、「WEリーグ」の「浦和」が、「なでしこリーグ」所属、若手
 主体の「セレッソ」に、点差以上の実力差をみせ圧勝、「千葉―メニーナ」は
 「神戸・大宮」と、「WE」リーグ勢を連覇し、勢いに乗る「ヴェルデイ・メニーナ」
 が、「どうしてこのチームが」と思わせる試合内容、矢張り平均年齢15歳という
 チームの限界なのでしょうか。一方「JEF千葉」も幸運な1点のみ、少なくとも
 準決勝戦を見る限り、「浦和」の優位は動かない感じです。2/27に行われる
 決勝戦では、ゼヒ「浦和」に勝って頂き、男女アベック優勝を願う次第です。

  高校女子サッカーです。かって「宮城の常盤木、鹿児島の神村」が優勢でしたが、
 ここ10年は「姫路の日の本、藤枝順心」が2強時代を形成しています。特に
 「藤枝順心」はこの2年失点0で連続優勝、今大会V3を目指していました。この
 4チームが順当にベスト4を占め、準決勝戦「順心・日ノ本」は、準々決勝、PK戦
 26人目で辛勝した「日ノ本」が、「順心」V3の野望をくじきました。もう1つは夏の
 インター杯優勝、「神村」が「常盤木」に順当勝ちでした。かくして「日ノ本―神村」の
 決勝戦です。結果は3-0で「神村」が優勝、夏のインターハイに続いて日本一に
 輝きました。「日ノ本」も良く戦い、点差と異なり接戦だったと思います。さて埼玉県
 代表は今回もなし、県高校女子サッカーの奮起を望みます。

  高校サッカー男子です。ここ10年絶対王者「青森山田」の存在がありました。
 しかし「静岡学園・山梨大付属」に2年連続決勝戦で敗れています。しかし100回
 という記念すべき今大会でも、優勝候補筆頭は同じく「青森山田」、次いで技の
 「静学」、「前橋育英」というのが私の予想でした。今年は準決勝戦から久しぶりに
 「国立」での試合となりましたが、その「国立」をかけた準々決勝で波乱が起きました。
 「静学」がPK戦で「関東第一」に、「前橋育英」が序盤の1点を跳ね返せず、「熊本
 大津」に敗れたのです。さらに聖地「国立」の準決勝戦、その「関東第一」がコロナ
 感染者を出し棄権、大津が不戦勝というさらなる波乱が生じました。決勝戦の「山田
 ―大津」戦、4-0、大津はシュート0という状況でした。「勝つサッカー・強いサッカー
 良いサッカー」と言います。「勝つサッカーが、良いサッカーなのだ」と自信をもって言う
 人がいます。私は勝って・強い山田のサッカーがどうしても好きになれません。
  なお大会途中に、島原商業・国見高校等の監督を勤められた「小嶺監督」の訃報が
 もたらされました。情熱溢れる方でした。心よりのご冥福をお祈りします。

  高校ラグビーです。何ども記してきましたが、ラグビーは1番番狂わせの少ない
 競技です。特に高校生はこの傾向が強く、いつも第1シード校同士で優勝が
 競われてきました。その意味で今大会は可能性の高い順に、桐蔭―東福岡
 ―東海大暁星と予想していました。この3つは順調にベスト4に残ったのですが
 第2シードの「国学院栃木」が、準決勝で連覇を狙った「桐蔭」を破るという
 番狂わせを演じました。又実力伯仲と思われた「暁星―東福岡」戦は大差で
 「暁星」が勝っています。共に固い守備力の勝利でした。
  決勝戦はあらゆる意味で「東海大暁星」の実力差での勝利でした。決勝戦では
 ダメでしたが、「国栃」のさわやかな戦いぶりにも拍手を送ります。
  それにしてもです。テレビの生中継が決勝戦のみとはどういうものでしょうか。「高校
 サッカー」の方は少なくとも全試合放映します。ラグビーのさらなる普及のためにも、
 ТBSの努力を求めます。

  最後に大学ラグビーです。関西リーグから「同志社」が、関東リーグから「関東学院」
 が強い時期もありました。ただ昨年の「天理」を例外とし、「早稲田・明治」と人気・実力
 を兼ね備えたチーム、さらにはあの「帝京」のV9などあり、「対抗戦グループ」がやはり
 強いと思っていました。その意味で復活なった「帝京」:逆サイドは、「早稲田―明治」の
 勝者の対決と踏んでいました。最近の「早稲田―明治」は正に実力伯仲、対抗戦、
 選手権と2試合続けては勝てない状況となっています。今年もその通り、「明治」が雪辱
 を果たしました。かくて決勝戦は帝京―明治となりました。「明治」はFW・スクラムに
 自信を持っていますが、逆にここが互角・劣勢だと、意外にもろい欠点もあります。
 決勝戦はその傾向がもろに出ました。今年の「帝京」にF・W戦では勝てないと思います。
  黄金時代を築いた「帝京」は復活ののろしを上げました。来年は帝京―早稲田―明治
 三つ巴の展開になると思われます。もうわくわく・ドキドキです。  

  他に年末から年始にかけ、高校バスケ・バレーボール等があり、可能な限りテレビ観戦
 しました・報告すると長くなりすぎますので割愛します。本当に楽しい1カ月間でした。
 何とか生き延びて、また今年の歳末を楽しもうと思っています。

   ◎ 年末年始のスポーツ観戦―1― 1/5(水)

  暮れのサッカー天皇杯、高校駅伝、バスケウインターカップから、新年に入っての
 ニユーイヤーと箱根駅伝、さらには高校サッカーと大学ラグビーとテレビ前にクギづけ
 となってスポーツ観戦で過ごしました。早く終わった駅伝部門から振り返ってみます。

  男女の高校駅伝です。暮れの都大路で行われました。私は男女共に「仙台育英」
 中心に、女子は「神村・大阪薫英・立命館宇治」、男子は連覇がかかる「世羅・京都
 洛南・佐久長聖」といったところが絡むと予想していました。
  女子は「育英」が危なげなく勝ちました。1区・高校女子最速ランナー「米沢選手」
 の力走で勝負ありという所でした。なお久喜中出身「山中選手」です。今年はケガに
 悩まされ続けてきました。何とか回復して3区を走り、区間賞を獲得、優勝に貢献し
 ました。「廣中・鈴木」選手を擁する「JP」に進むそうです。今後の活躍を期待します。
  男子は「育英」が序盤に遅れ、3・4区が順調に走った「世羅」が、粘る「京都洛南」
 に競り勝ち、連覇を達成しています。なお留学生の問題です。今年は去年のような
 例はありませんでしたが、この年代ですと1人で勝負を決めてしまう傾向があります。
 ニユーイヤー駅伝のように、最短距離(2区3000m)に限定すべきと思います。

  大学女子富士駅伝です。富士山麓で暮れも押し詰まった30日に行われました。
 選手権そのものはすでに晩秋「仙台」で行われ、絶対女王「名城」がV5を達成して
 います。圧倒的な層の厚さを誇り、この大会も全く問題なく優勝、V4を飾りました。
  なお準優勝は「大東文化大」、「名城大」と全く同じく、選手権は5年連続、この大会
 4年連続2位というのですから、本当に珍しい記録ですね。それにしても「拓殖大」
 1年生「不破」選手の走りは本当に見事ですね。「田中希実選手」、JPの「廣中
 璃梨佳選手」と共に、日本女子長距離界はこれから楽しみです。なお仙台育英の
 「米沢選手」が今春「名城」に入るそうです。暫く王座は揺るぎそうにありません。

  ニユーイヤー駅伝です。文字通り元日、赤城降しの吹きすさぶ上州路で行われ
 ました。さて今年は走るメンバーの顔触れからして、「富士通」と「旭化成」が断然強く
 一騎打ち、やや離れて「ホンダ」、大分離れて「トヨタ」と考えていました。予想に反し
 「ホンダ」が創部51年目にして、悲願の初優勝を飾りました。おめでとうございます。
  若手化の成功、「伊藤・青木」の両オリンピック選手の力走が光りました。「富士通」
 はオリンピックマラソン代表「中村」の、「旭化成」は1万m出場「相沢選手」の力走は
 あったものの、「市田選手」のブレーキが命とりでした。なお前回優勝「富士通」が
 優勝旗を紛失するという大失態を演じました。今回の不振はその所為なのでしょうか。

  箱根往復駅伝です。とにかく異常な人気を持っています。今年は層の「青学」、個の
 「駒沢」の2強対決と言われていました。結果は「青学」が完勝、特に往路で1年生の
 力走が光りました。10区間、1区間最低2万m以上という箱根では、「青学」の天下が
 しばらく続くと思われます。今大会は2強の他に、昨年大フイバーを生んだ「創価大」、
 最強ランナー「ヴィンセント」を擁する「東国大」、粒揃いの「国学院」、オリンピック
 3000障害入賞・三浦を擁する「順天堂」、そして「早稲田」と、ここ10年で最強と言わ
 れるチームが揃い、「戦国駅伝」と言われました。特に早稲田は1万m27分台3人を
 擁し、3大タイトル独占等と豪語していました。しかしあの無様さは何処から来ている
 のでしょう。余りのひどさに2日目はテレビ観戦を途中で辞めたくらいでした。とにかく
 予選会落ちという現実を深くかみしめ、再建に取り組んでもらいたいと思います。 

  サッカーに移ります。天皇杯です。昨年暮れの12日に準決勝、19日に決勝戦が
 行われ「浦和レッズ」が、「セレッソ大阪・大分トリニータ」と破り優勝しました。それに
 しても対「大阪」は宇賀神、対「大分」は槙野の得点で勝っているのですから、本当に
 ドラマチックですね。これで「浦和」は今年の「ACL」出場権を獲得しました。ゼヒ頑張って

 もらいたいと思います。それにしても私の頭にある「浦和」はFW・興梠、MF・柏木、BK
 槙野、GK・西川のチームでした。今年は西川を除いていないわけで、何とも寂しい
 限りです。若手化も必要ですが、もう少しゆっくり歩んで頂きたい、というのが正直な
 気持ちです。とにかく今年の「ACL」、「J1」共に優勝を目指してください。それと
 「レディス」も勝って、アベック優勝とも成れば最高ですね。

  少年サッカーです。暮れに鹿児島で行われました。大会出場チーム数は9000弱、
 高野連と高校サッカーの登録数が、共に4000弱ですから、文字通り全国1の大会と
 言えます。今年は我が埼玉県代表の「レジスタ(八潮)」が、決勝戦対「鹿島アントラーズ」
 ジュニアに3-0、圧倒的な強さをみせ優勝しました。所で埼玉県には「浦和レッズ」、
 「大宮アルディージャ」という2つのJリーグのジュニアの組織があります。このほかに
 「江南南」、「新座片山」、「レジスタ」といずれも過去、この大会で優勝している、特別な
 チームがあります。広範囲から会員を集め、専門指導者、ナイター付きの専用練習場
 を持っています。これが埼玉の少年サッカーのレベルが大変高い、毎年ベスト4~8
 には最低進んでいる状況を形作っています。特に今年の「レジスタ」は猛烈に強いと
 言われていました。マア埼玉県のチームが優勝したのですから、悦ばねばならないと
 思いますが、私は少年スポーツは、競技力を競うのが全てと考えていません。そうした
 意味で、競技主義の頂点にある少年サッカーの現状を、良いものとは思っていません。、 
 
 第3回川内杯栗橋関所マラソン 12/26(日) 栗橋利根川河川敷













  下段で紹介した「第3回・川内杯栗橋関所マラソン大会」が、26日(日)栗橋地区
 利根川河川敷で行われ、観戦応援しました。この日風が強く猛烈に寒い日でした。
  駐車場に車を停め、国道4号線を地下トンネルでくぐって、利根川堤防に出ました。
 堤防強化工事が順調に進んでいて、ご覧のように整備されていました。
(―上・左―)
 
 土手に登ると猛烈に風は強いのですが、その代わり西に奥秩父、北に日光、東に
 筑波山がくっきり見えて、大変気分のよいものでした。
  9:40「女子の部」スタートです。開会式そのほかセレモニーはやりませんが、簡単
 な激励式みたいなものをやりました。ゲストランナーの田中希実選手や、川内優輝
 選手が激励を述べていました。(―上左2―) 女子の部スタート、目標タイム別に2分
 間隔でのスタートです。(―上・右2―) このコースは全くフラット、好記録が出るコース
 として早くも評判になっていますが、とに角今日は強風、行きは向かい風、何とかしのいで
 後半風に押されて勝負を! 何て川内優輝選手が言っていました。(―上・右―)は女子
 1位のゴールシーン、1位の方のみ31分くらいで猛烈に早かったです。行きは最悪、
 その割に帰りも押してくれない、何て走った方が言っていました。
  所でこの大会を観光協会も協力しており、会場にテントを設け、グッズを販売しました。
 いつも祭典で大変お世話になっている。会長と事務局長が来ており、最初仕事熱心だな
 と思っていたのですが、何と選手として走るというのです。「お二人にもしもの事あれば、
 来年祭りがやれないですよ」、何てからかいながら男子のスタートを待ちました。
  (―下・左―) 男子の部スタートです。30分を目指すグループに田中選手、川内選手も
 走りました。(―下・左2―) 中央ブルーの袖のウインドブレーカーが田中選手、黒のラン
 ニングシャツが川内優輝選手です。所で今年から来年にかけての各種市民マラソン大会
 やはりコロナでほとんど中止になっているそうです。決行したのはこの大会、そうする予定
 「久喜市民マラソン大会」だけとのことです。それだけに結構な参加がありました。
 (―下・右2―) はスタートした男子最速グループ、(―下・右―) は後続グループです。
 45分代グループに観光協会会長・事務局長も見えました。お二人ともナイキの厚底
 シユーズを履いてばっちり決めていました。お忙しいのに結構トレーニングしているとの
 ことで感心しました。本当はゴールまでお迎えしなければいけないのですが、とに角寒い、
 前立腺の私としては、はるか離れた架設トイレまで何度も往復するのは何ともつらく、失礼
 しました。
  とに角この寒さの中、立派に大会を運営した川内鴻基総合ディレクター、大会スタッフ
 の皆様に敬意を表します。ご苦労様でした。

 スタートコーチ・インストラクター移行研修会オンライン12/19(日) 

 19日午後、ほぼ6時間に及ぶ
 「ZOOM」によるオンラインでの
 「スタートコーチインストラクター」
 移行研修会を受講しました。


  すでにご承知のことと思いますが、昨年度=2020年から、指導者に係る新たな
 諸規定が施行されました。従来指導者1本でしたが、スタッフ(役員)とに2分されました。
 そして指導者として登録するためには、日本スポーツ協会の「公認スポーツ指導者資格」
 を持たねばならなくなりました。そこで日本スポーツ少年団は、日スポ協の「公認スポーツ
 指導者制度」による、「日スポ協公認スタートコーチ」を養成することとなりました。
  このスタートコーチ養成講習会において、講師を担うのが「インストラクター」であり、
 日本本部が依嘱、任期は4年となっています。「移行」というのは2019年登録で、
 育成認定員であった者の「移行研修会」という意味、令和6年度までの時限的な実施、
 その後は「養成講習会」となります。私は昭和55年に「育成員」となりました。その後
 40年に渡り多くの「認定員養成講習会」の講師を勤めて来ました。今回の移行に当たり、
 「そろそろ引退、もういいかな」という気持ちだったのですが、矢張り受講することに
 なったのですから、少年団主義が、身体中被っているのですね。
  「ZOOM」を使ってのオンラインでの講習会です。本ページ11/27日付で報告して
 いますが、「県市町本部長会議」で失敗した経験があり、今回は我がパソコンにカメラ
 マイクを設置、事務局からのレクチャーも受け、今日の本番に備えました。
  受講生は全国各地から49名、基本5名の10グループをつくり、グループでの
 ディスカッションが殆どでした。12:30日本本部職員から受講に当たってのガイダンス
 をうけ、次に日本本部指導者・リーダー養成プロジェクトメンバーからの、講義を受けまし
 た。スポーツ少年団指導者諸規定の改定の背景、スポーツにおける倫理的問題(体罰)
 日スポ協公認スポーツ指導者とは、に始まり、矢張りスポーツ少年団に求められる指導者
 が中心となりました。所で今回のスポ少指導者制度改定には、現場でいろいろな意見が
 あり、私も100%肯定ではありません。ここでは絵にかいたような原則・理念が語られ
 ました。「これからはスポーツで地域をつなぎ、地域づくりに貢献せよ」、「青少年の健全
 育成を結果としてでなく、ねらいとして行え」、等々、言っていることはその通りなの
 ですが、現場の指導者は今、つぶれるか、生き残れるか、のぎりぎりで頑張っている
 のです。何か現場と遊離している感じを持ちました。
  その後多くの時間を、グループワークによるファシリテーションスキルと、その「実践」
 で過ごしました。「ファシリテーション」とは会議や研修等において、良質な(最良)な結果
 が得られるよう活動のプロセスをサポートしていくことを言い、「ファシリテーター」とは
 それをする人的な意味です。「スタートコーチ養成講習会」で、従来の単に講師の話し
 を聞くから、参加者のグループワークを多く取り入れているため、学ぶ対象となった
 わけです。ただ今回の研修会では、説明も不十分でしたし、「実戦」においては、具体的
 進行の指示が無かったため、オンラインの欠点も加わり、非常に不十分な形で終了
 してしまいました。土台この研修を(ファシリテーション)、短時間でやるのは無理が
 あると思います。
  いずれにせよ これでインストラクターの認定を、頂けるものと思います。来年2月
 久喜市本部単独で「スタートコーチ養成講習会」を持ちます。1課目90分4課目の
 講義と、90分のグループワークで構成されます。2課目くらいとグループワークを
 担当することになるかと思います。内容的に今までと重なる部分が多いのですが、
 新たな講習会です。初心に立ち返り頑張ります。
 
  令和3年度・久喜ミニバス部会ウインターカップ12/18(土)・19(日)







  久喜市スポーツ少年団ミニバス部会は、毎年「ウインターカップ」という大きな大会を
 開催します。いつも私は開会式に出席しご挨拶を申し上げ、閉会式で表彰をしてきました。
  総合体育館のメイン・サブアリーナの他に、市内小学校体育館をいくつも使う程、出場
 チームの多い大会です。それを優勝部門・友好部門と分け、みなが楽しめるよう工夫
 されています。開会式では久喜市の団員が、一生懸命練習したダンス等披露して歓迎
 します。暮れの土日というのに、お母さん方が自主的に熱心に大会運営に協力します。
 正に少年団のあるべき大会の姿を、体現していると私は思っています。 
  昨年はコロナで中止となりました。今年も私に何の連絡もないので、ダメなのだろうと
 思っていました。所がです。県南のS市でミニバス少年団所属の孫から、今度の土日
 大会で久喜に行くよ、との連絡が入りました。ウインターカップ大会を大幅に縮小、1
 ブロック3チームの3ブロックの優勝・友好部門、計18チーム参加で開会式なしという
 形式です。とに角孫の試合を地元でみられるという事で、2日間通わせていただきました。
 
  18日(土)1日目はサブアリーナ、第1試合は対「加須大桑」、2試合目は「八潮BC」
 でした。結果は1勝1敗、2位パーツで2日目へ進みました。孫は5年生、1年からミニ
 バスを始め、とに角熱心に活動しています。コロナの関係で試合が少なく、あっても数の
 制限があり、このところ試合を見ていませんでした。チヨット小さいのですが、随分向上
 しているなとうれしく思いました。(―左と左2、サブアリーナ対加須大桑戦―)
  2日目の会場は「北小」でした。午後からオンラインでスポ少日本本部のスタートコーチ
 インストラクター移行講習会を受講したため、第1試合のみ観戦しました。(―右と右2―)
  相手は「羽生パワーズ」、この試合バスケの醍醐味を100%堪能できました。1点差
 での逆転勝利です。とに角孫はよく言えば積極的、悪く言えば出しゃばりです。ジイジは
 人前でしゃべれないくらいおとなしい人ですが、一体誰に似たのでしょう。試合終了まで
 後20秒、後半追いつかれ同点でした。ここで孫の性格の悪い方が出て、不用意な反則
 相手フリースロー、1本決められ1点差です。この後です。今度は孫の性格が良い方に
 出ました。バスもせず強引に突っ込んで、反則を得たのです。フリースローはまともに
 見ていられませんでしたが、とに角2本とも決めて1点差再逆転、この時点でブザーが
 鳴りました。まあ何とも気持ちの良い瞬間でした。この後は見ていませんが第2試合は
 地元の「菖蒲シャイニングスターズ」戦、勝利して結果、2位パーツで1位との事でした。

  目の中に入れてもいたくない可愛い孫の頑張りを、2日間にわたり見せてもらいました。
 久喜市のミニバス部会の皆様に感謝します。孫の少年団活動はアト1年、30年以上
 勤めた私の本部長も後1年です。来年は普通の形式でこの大会がもたれ、孫の前で
 歓迎の挨拶をしたいな、そのあとで孫が活躍してくれれば、何で思うのですから、私も
 度し難い爺バカのようです。

 
     ◎ 第3回・栗橋関所マラソン大会  

  第3回・川内杯栗橋
 関所マラソン大会は
 暮れも押し詰まった26日
 (日)利根川河川敷久喜市
 栗橋地先水神宮様前
 で行われます。

  
  種目は10Kmのみ、男女別、年齢別に6部門となります。主催は「大会実行委員会」
 後援、久喜市・テレビ埼玉、主管は「市民ランナー聖地化プロジエクトとBアシスト
 株式会社」、協賛・協力に「商工会・観光協会・栗橋宿を元気にする会」等、地元団体
 多数となっています。大会会長は梅田市長ですが、私は川内3兄弟のお母さんと
 一緒に、副会長を仰せつかっています。なお大会総合ディレクターは川内3兄弟
 末弟、久喜市市議会議員の川内鴻基氏です。
  この大会は3年前から始まりました。川内3兄弟が当日のゲストランナーの他、コース
 設定、大会運営など裏方を勤める事から、川内杯の冠をつけています。旧「日光街道
 栗橋宿」の栗橋関所近くを発着点とすることから、「栗橋関所マラソン」と名づけられ、
 歴史や文化にも触れる大会となっています。また利根川河川敷のフラットなコースを
 走ることから、好記録が出やすく、高速レースの大会としても定着化しつつあります。
 なお今年もゲストランナーとして、先の東京オリンピック女子1500mで、8位入賞を
 果たした「田中希実」選手、川内優輝夫妻も出場します。

  先日12日(日)、中央公民館にて、この大会最後の準備会が開催され出席しました。
 川内総合ディレクターから、総合的注意・連絡事項を受けた後、それぞれの部署毎の
 準備に入りました。その数約40名、「久喜市を市民ランナーの聖地に」プロジェクトの
 メンバーが殆どです。所で来年3月、久喜市民マラソンが3年ぶりに開催されます。
 市教委スポーツ推進課は、早やその準備に追われています。短い時間ですが、大勢の
 ボランティアが一斉に、しかも思いを込めて準備に当たる、こういう姿は良いものだなと
 改めて思いました。
  当日開会式はありませんが、私は本部テントで皆を応援する予定です。みな様方も
 現地での応援よろしくお願いします。
  なお写真は会議終了後の大会準備風景です。

   ◎ 年末年始の楽しみ―スポーツ観戦 ―Ⅱ―  12/

  次にラグビーです。高校と大学の選手権大会があります。なおいわゆる「天皇杯」に
 当たる大会です。過去いろいろな方式がとられてきましたが、現在はトップリーグの
 トーナメント戦がこれになっています。すでに5月に「パナソニック」が、「サントリー」
 を破り優勝してます。
  さてラグビーは一番番狂わせのないスポーツです。特に高校はこの傾向が強く、毎年
 Aシードチームが優勝しています。暮れから1/8まで、東大阪「花園ラグビー場」で行わ
 れる、今年の第101回大会も間違いなくこうなります。春の選抜大会優勝「東福岡」、
 準優勝でこの大会V3を狙う「桐蔭学園」、そして7人制大会優勝の「東海大暁星」等、
 正に顔なじみのチ―ムの優勝争いになります。私は史上6校目のV3を狙う、「桐蔭」が
 やや有利と予測します。他にはこれまた名門の「京都成章」あたりが優勝争いに絡んで
 くるでしょうか。埼玉県代表は、このところ県をリードしてきた深谷勢に元気がなく、2年
 連続で「昌平」です、健闘を期待します。

  58回を数える大学選手権です。すでに始まっており、新春9日に「国立」で決勝戦が
 行われます。「関西リーグ・関東リーグ・関東対抗戦グループ」とあるのですが、矢張り
 厳しい試合を重ねてきている「対抗戦グループ」が強そうです。そういう意味で優勝候補
 筆頭は対抗戦グループ優勝、復活なった帝京大、これに逆サイドから早稲田―明治の
 勝者が挑むという形になりそうです。気になるのは早稲田―明治戦、ここ数年実力伯仲、
 2大会続けて勝つ差はありません。今年対抗戦で早稲田が勝っているだけに心配なところ
 です。私は何としても母校が勝ち、「荒ぶる」が神宮の森にこだまするシーンに、涙を流し
 たいのですが。いずれにせよ強力FWを要す、久しぶりに王者に返り咲いた「帝京」の
 優位は動きそうにありません。

  駅伝です。「男女の高校駅伝」、「女子大学富士駅伝」、「関東大学箱根往復」、そして
 社会人の「ニユーイヤ駅伝」とあります。
  高校駅伝です。暮れ最終日曜日、都大路で行われます。男子はマラソンの距離を
 7区間、女子はハーフを5区間で争われます。問題となるのは外人留学生、この年代で
 は力の差が大きすぎ、去年の女子「世羅」のような例さえあります。共に最長1区以外
 で1人となっていますが、私は早くニユーイヤーのように最短距離に限定すべきと思い
 ます。でないと興味をそぎます。さて女子は「仙台育英」と「神村学園」の争い、追うは
 名門ぞろい「大阪薫英」、「立命館宇治」、「明石須磨学園」という所でしょう。
 「育英」のスタートは久喜中出身、山中選手、今年は故障に苦しんできました。回復
 しての力走に期待します。
  男子は今年も「世羅と仙台育英」の争い、去年は留学生の分だけ「世羅」が勝りました。
 今年は「育英」やや有利と見ます。追うのはこれまた名門、「京都洛南」、「佐久長聖」、
 「倉敷」あたりとなるでしょう。埼玉は男女共に「栄」、上位を目指し頑張ってください。

  女子大学富士駅伝です。。押し詰まった暮れの30日に富士宮市ゴールで行われます。
 選手権大会そのものはすでに、10/31仙台で行われ、「名城大学」が何と5連覇を
 達成しています。とに角選手層が厚く、この大会も優勝は間違いないところです。
 2位はこれまた5年連続準優勝という「大東文化」でしょうか。なお個人的には
 異次元の1年生、拓殖大「不破」選手の走りに注目します。

  関東学生箱根往復駅伝です。正月の2・3日、最近以上とも言うべき人気を誇って
 います。今年は「大学選手戦」優勝の「駒沢」と、「出雲・選手権」と2位の「青学」との
 一騎打ちとなるでしょう。「青学」はエントリー16人全員が、1万m28分台と史上
 最強を豪語しています。一方「駒沢」は学生№1の「田澤」を始め、大砲を数人有し
 ます。今年は各学校共にここ数年で最強という布陣を誇ります。出雲優勝の「東京
 国際」、昨年フィバーを巻き起こした「創価大」、三浦を擁する「順天堂」、安定して
 いる「国学院」等々です。しかし私としては何としても「早稲田」に頑張って頂きたい
 です。早稲田も1万m27分台3人を擁し、ここ数年では最強です。「出雲・選手権」と
 体調不良、故障者に悩まされてきました。やっとメンバーがそろいつつあります。
 激走を期待します。

  最後が「ニユーイヤー」駅伝です。元日上州路で行われ、文字通り実力日本一を
 決める社会人の大会です。ここも学生同様、「富士通と旭化成」の一騎打ちになると
 思います。富士通は「松枝・塩尻・中村・マラソン新記録の鈴木」と粒ぞろいです。
 一方「旭化成」も相沢・市田・大六野・小野と揃っています。特に「小野」が絶好調の
 ようです。「富士通」はマラソンオリンピック代表の、中村の調子が気がかりですね。
 全く互角で予測つきませんが、昨年のリベンジに燃える「旭化成」かな、なんて気も
 します。2チーム以外に優勝チームが出るとすれば「ホンダ」でしょう、「伊藤・青木」と
 オリンピック代表に期待します。

  他に高校男女バスケの「ウインターカップ」が暮れにあります。オリンピックでの活躍
 記憶に新しいところです。
  もう今週末からサッカー天皇杯、3週間以上にわたって楽しいときを過ごします。

  
  ◎ 年末年始の楽しみ―スポーツ観戦 ―Ⅰ―  12/15

  「もういくつ寝るとお正月」という頃となりました。この歳になりますと「凧を上げ」
 たり、「コマを回し」て遊ぶこともありません。むしろ「目出度さも中くらいなりおらが
 春」から、「メイドの旅の一里塚」ならぬ「100m塚」となって、うれしくも何とも
 ありません。と言いたいのですが、どっこい年末年始を迎えるのは私にとり、
 無上の喜びとなっています。大好きなスポーツイベント、それも最大級のものを
 連日観戦し、応援することが出来るからです。特にアウトドアでは、サッカー・
 ラグビー・駅伝がこの時期に、各年代の全国大会が熱戦を繰り広げます。もう
 ワクワク、ドキドキ、何とも楽しみでたまりません。そのワクワク感、ドキドキ感を
 さらに増すために、チヨット予想などをしてみたいと思います。

  まずサッカーです。少年、高校男子、高校女子、天皇杯とあります。他に「大学女子」は
 テレビ放映がなく、人気・実力ももう1つという所、皇后杯は今年「weリーグ」誕生の
 影響で、これから強豪チームが登場、決勝戦は来年2/27日となります。実力的には
 神戸、東京、浦和が3強ですが、トーナメント戦は解りません。「Iナック神戸」が1番
 安定はしていますが。 
  さて少年です。第45回全日本少年サッカー大会、暮れに鹿児島で行われます。第45
 回ですが、丁度私のクラブと誕生が同じ、「我がクラブもいつかは」なんて思っていた頃が
 懐かしいです。かって大都市の選抜チームが強かった時がありました。「FC清水・浦和・
 甲府」、今は今年も変わらず、Jリーグのジュニア・少年チームが中心となります。組織力
 指導力が違いますから当然です。我が埼玉には浦和、大宮のJリーグのチームの他に皆
 全国優勝の経験を持つ、「江南南」、「新座片山」、「レジスタ(八潮)」といった特別な
 チームがあります。広範囲から会員を集め、ナイター専用グラウンドを持っています。
 今年は「レジスタ」が、「浦和レッズ」を破り全国大会に出場します。埼玉の少年のレベル
 は大変高く、ベスト4~8は確実と思われます。
  
   次に高校女子です。数えて45回大会、来春3日から9日まで 神戸で行われます。
 ТBS系列で放映され結構人気があります。今夏甲子園で男子の合い間を縫い、初の
  女子の決勝が行われ注目を浴びました。25回の歴史を持ちますが、全国の加盟チーム
 わずか43校です。サッカーの方は668校の加盟、人気・組織力共に大分差がある現状
 です。さて高校女子は一時期、北の「常盤木」(宮城)、南の「神村」(鹿児島)の2強時代が
 ありました。今は神戸の「日ノ本」、静岡(藤枝)の「順心」が台頭、4強時代を形成してい
 ます。今年もこの辺、特に「藤枝順心」が矢張り強そうです。ただ全国的に普及が進み、
 「帝京長岡」等地方勢も良いサッカーをするようになりました。埼玉勢は初期の頃、
 「本庄第一」等が全国優勝を果たしたこともあったのですが、この所関東地区代表にも
 なれない有様、奮起を求めます。

  高校男子です。今年は記念すべき100回大会、12/28~1/10、最後2日間は
 久しぶりに新装なった「国立」で行われます。この2年絶対王者・「青森山田」がともに
 決勝で、「静岡学園」、「山梨学院大付属」に敗れています。しかし今年も「山田」が中心
 になるでしょう。残るは技の「静学」、毎年強い「矢板中央・前橋育英」の関東勢、他に
 「帝京長岡」、福島の「尚志」も注目したいと思います。さて埼玉です。かって「埼玉を
 制するものは全国を制す」と豪語した時もありました。しかし今は武南高校以来30年
 を超え優勝から遠ざかっています。何とも情けない話です。今年の代表は新座市の
 「西武台」、オーソドックなオープン攻撃のチームです。最低ベスト8、そして国立を目指
 し頑張ってください。

  最後が天皇杯です。いつも元日に決勝戦が行われ、私は午前はニユーイヤー駅伝、
 その後は天皇杯で元日一日を過ごしてきました。今年はスケジュールが変わり、先週
 12日準決勝が終わり、19日がファイナルとなります。準決勝は川崎―大分、浦和―
 大阪Cで行われ、第1試合ではJ1落ちの「大分Т」が、J1優勝の「川崎Fレ」にPK戦
 で勝っています。大分GKの神がかり的セーブが目立ちました。それにしてもあれ
 だけの選手が、ヨーロッパプロチームに移ったにかかわらず、川崎の強さはたいした
 もの、敬服に値します。もう1つは我がレッズが、今年で浦和を去る宇賀神のクリーン
 シュートなどで、2―0で快勝しました。決勝戦は浦和レッズ-大分トリニダート となり
 ます。浦和は今年でミスター浦和とでもいうべき「阿部」が退団、同じく「槙野」、
 「宇賀神」も非契約となります。浦和強化策と言えばそれまでですが、チヨット寂しい気が
 します。19日の決勝戦では何としても優勝、ACL出場権を獲得してもらいたいし、来年
 新しく、若いメンバーでのリーグ優勝の足がかりにしていただきたいと思います。もし
 来春2月「レディース」も優勝できれば、こんなうれしいことはないですね。    

  ◎ 埼玉県スポーツ少年団ブック本部長会議・オンライン11/27(土) 

  「埼玉県スポーツ少年団
 ブロック本部長会議」が
 27日、2年ぶり初めての
 オンライン形式で行われ
 参加しました。
 


   いつもは東西南北各ブロック毎に、ブロック内市町村で開催されていました。コロナ禍
 昨年度は中止、今年はこの形式となったわけです。なお写真は共に私のパソコン画面を
 写したものです。
  まず尾崎本部長挨拶、「初めてのオンライン形式、いろいろの不手際は許されたい。
 ただ今後この形式での会議は増えることが考えられ、慣れる必要がある」、としました。
  その後「情報提供」に移りました。(1)は令和3年度の登録についてです。
 団数1490(前年比―40) 団員数40510(同+1357) 指導者数10983
 (同-1512)、スタッフ数(同3842同+570
) 団員数は+となっていますが、
 これは昨年度の落ち込みが多かったことによります。団数、指導者数+スタッフ数の
 合計も減、全体として減少傾向に歯止めはかかっていません。
  久喜市です。団数49(前年比-3)、団員数1120(同+33)、指導者数340
 (同―50)、
スタッフ数(69同+3) 県と全く同じ傾向にあります。一つだけうれしい
 情報です。全小学生の中で少年団に加盟している加入率の件です。一般に人口=
 児童数の多い町ほど加入率は下がります。久喜市は14・74%、東部地区で
 人口の多いところでは、越谷市5・97%、春日部市11・84%、三郷市6・26%、
 加須市11・29%となっており、県内で人口10万人以上の町では、久喜市が
 トップだと思います。
何がこうさせたのか、本部長が良いからだ、なんてことは誰も
 言いません。久喜市スポーツ少年団
関係各位のご努力、プラスして行政の協力に
 あります。敬意を表します。
  (2) はスタートコーチ養成講習会についてです。今年度県では17コース、久喜市でも
 来年2月に実施します。今年からのため各会場でばらばらの受講料の統一、県本部
 主催を、今年1から来年度は5(東西南北各1)にしたい等の報告がありました。
  その後尾崎本部長より、今日の各ブロック協議のテーマである、「埼玉県スポーツ少年団
 が目指す活動」について報告がありました。長期+コロナによる団員数の減少について
 単位団及び市町村本部のガバナンスの欠如について、の2点が主なものです。結局
 スポーツ少年団の理念に基づいた活動を、という事を繰り返し繰り返し言っていました。
  全くその通りです。何の異論もありません。でもそのことはもう、20年も前から言って
 きたのではないですか、というのが正直な思いでした。
  そのあと東西南北各ブロックに別れての情報交換会です。東部地区から9市町が参加
 していました。それぞれが先の2つについて意見を述べていました。申し訳ありませんが
 私のパソコンにはカメラ・マイクがなく、皆の話しを聞く、見るだけで協議には参加でき
 ませんでした。これは県事務局の説明不足にあります。もしこの形でやるなら事前に
 用意しました。ICT能力は人によって様々です。ご一考下さい。

  ◎市スポ少ロードレース大会(駅伝のみ)実施へ・県大会も 11/17(水) 

  緊急事態宣言が解除され、ワクチン接種も進んで、新規感染者も減少、きわめて望ま
 しい状況が続いています。スポーツの秋本番に入り、どこも「緊急事態宣言」で遅れた
 スケジュールを取り戻すのに必死に頑張っています。私もこの間、「バドミントン」と、
 「ソフトテニス」の近隣交流大会にご案内を頂き、参加しています。最も「11月に
 第6波が来る」、「本格的冬になると、また感染者が増加する」と指摘する人もいます。
 感染防御策を今まで同様しっかりこなし、この快適な期間が少しでも長く、あるいは
 ずーとそうあるように頑張っていきましょう。
  所で久喜市スポーツ少年団で、団員が参加する一番大きな行事はロードレース大会です。
 いつも新春に、学年別ロードレースと団対抗駅伝で行われてきました。会場は合併後暫く
 「菖蒲総合支所」に近接する、「上大崎グラウンド」でしたが、県に返還されたため、
 「総合運動公園」となりました。団員・指導者・応援の保護者を加えれば、延べ
 参加者2千数数百人となります。昨年は当然ながらコロナで中止としました。
  さて今年の大会です。緊急事態宣言明け直後の常任理事会で、様々な話し合いがなされ
 ました。結果あくまでコロナにより変化するとしつつも、団対抗駅伝部門のみ実施する、と
 決定されました。そしてそのための理事会開催も含め、最終決定を11月中旬とし、これを
 正副本部長・事業部長・事務局会議に一任するとされました。この会議を先日開催、今の
 状況からして十分開催可能と判断、予定通り来春1月16日・日(今年は先行予約が不規則
 だったためこの日程です。) 総合運動公園・団対抗駅伝のみ実施することを決定しま
 した。「駅伝部門」への参加は高学年団員中心となることでしょう。従って低学年団員、
 また保護者の応援も、可能な限り自粛を求めたいと考えます。開会式・閉会・表彰式も
 簡素化してまいります。
  この大会のため通常開催している理事会です。2年続けて総会を開催しておらず、他に
 連絡・協議事項もあることから開催したいと思います。ただ少年団の理事会は70人は参加
 します。会場の入場者=定員の5割という、市のコロナ関連規則は未だ続けられています。
 従って会場確保が難しく書面表決とします。よろしくお願いします。
  さてもう一つ県本部主催の駅伝大会の問題があります。長く朝霞市の陸上競技場で行
 われ、その後熊谷の「県スポーツ文化公園陸上競技場」に移りました。毎年2/11「建国
 の日」に実施されています。昨年は中止、今年は実施という事で準備に当たっています。
 この大会に久喜市から、前記したロードレース大会駅伝の部上位チームを派遣しています。
 久喜の大会が遅いため、「久喜市スポ少A・B」という、仮名での参加申し込みを続けて
 きました。しかし今年県駅伝大会実行委員会から、プログラム作成時期その他で、この
 方法はご遠慮下さいとの連絡を頂きました。ために今大会は久喜市代表が、という事で
 なく、希望・自由参加とします。参加を希望する団は事務局まで申し込みください
 なお参加費は本部で負担します。
  全団・全員元気で、来春ロードレース大会団対抗駅伝競走でお会いしましょう。

 ◎ 市スポ少ボバドミントン・秋季大会 10/23(土)  毎日興業アリーナ









 1週間くらい前から急に涼しくなりました。この日も抜けるような青空の下、木枯らし
 1番かなと思わせる北風が吹き抜けていました。体育館前の木々もほんのり色ずき、
 この時期の季節感そのものでした。(―写真・左―) そんな中体育館メインフロワー
 で開催された、令和3年度・久喜市スポーツ少年団バドミントン部会秋季大会に
 出席してきました。
  コロナ、コロナで追いまくられた2年間でした。埼玉県―久喜市に「緊急事態宣言」が
 発令されたのは3回、少年団活動も大きな痛手を被りました。最初は「休止要請」、
 3カ月間に及びました。2回目は「休止要請」から、途中で「自粛要請」としました。
 そして3度目・今年の夏は初めから「自粛要請」でした。これは久喜市の体育施設開放
 の方針、特に「中学校部活動」に深く関係してのものです。ただ今秋のそれは、県本部
 から初めての「通達」が出され、それに基づき日数・時間制限等を途中から加えました。
  そうした制限を受けながらの少年団活動でした。各部会は年間2~4の大会(トップ
 チーム)を持っています。各部会どれくらいの大会を持って来たでしょうか。昨年はほぼ
 中止だったと思います。今年に入っても、大会は開く、でも開会式・表彰式はやらない、
 というのが一般的でした。それだけに今日のバド部会の大会には、本当にうれしく、
 懐かしく出席させていただきました。
 久喜市の「バド部会」は4単位団で構成されています。大会は年2回、春が団体戦、
 今日の秋が個人戦で行われます。昨年は2大会共に中止、今年の春の市長杯は
 開会式・閉会式はありませんでした。今大会少年団ではおなじみの、団旗を先頭に
 しての集合、そして「選手宣誓」と、本当に久しぶりの通常の開会式でした。私の
 本部長挨拶も久しぶり、本当にうれしい大会でした。だから開会式の写真を撮るのを
 うっかりしてしまいました。(―写真・中と右―)は開会第1試合の風景です。この会場は
 埼玉国体のバドミントンの会場、12面取れるフロアー一杯に使っての試合は矢張り
 見ごたえがあります。
  所でスポ少は先の東京オリンピック=1974年を記念し誕生しました。一時期団員
 100万人、日本最大の青少年育成団体として君臨していました。しかし少子化と
 子どもたちの環境変化の波を諸にうけ、10数年前から長期低落の中にあります。
  そしてコロナが追い打ちをかけました。書面評決の今年の総会では、3つの単位団が
 数不足から解散しました。2回目の東京オリンピックは夏行われたばかりです。私たちは
 『スポーツ少年団は東京オリンピックで生まれ、東京オリンピックで消滅する』なんて
 言ったものでした。だから今夏の「登録」では、かなりの数の減少を覚悟していました。
  ところがです。先に報告してあるように、団員では31名、指導者では18名、わずかで
 すが逆に増えていたのです。うれしくあり、びっくりもしたのですが、今日バドミントンの
 試合を見ながらその理由を考えてみました。やっぱり子供たちにとっての魅力は、
 自分が大好きな種目の練習・大会なのです。そして久喜市は6種目別部会が懸命に
 頑張り、それなりに意義のある市内大会を実現しているのです。これがやはり最大の
 原因なのだと思います。
  これでコロナが終焉したわけではありません。これからもコロナと戦いつつの活動が続く
 と思われます。これからも子どもたちと寄り添い、魅力あ少年団活動を展開して行きたい
 そんなことを改めて決意させてくれた、今日のバスケの大会でした。

   ◎ 2020東京パラリンピック閉幕に思う事 9/10(金) 

  第16回2020東京パラリンピック大会は、5日早朝からのマラソン、日本のメダル
 ラッシュに沸いたバドミントン等の競技を終了、国立競技場で夜閉会式を行い、13日
 間にわたる大会を閉幕しました。この大会には162の国・地域、難民選手団から、
 史上最多となる4400人が参加、22競技539種目に熱戦が繰り広げられました。
  日本からはこれまた過去最多の254人が全ての競技に参加、金メダル13個を
 含む51個のメダルを獲得しました。もとよりオリンピック同様、メダル数は二次的な
 ものですが、競技の普及と選手の頑張りの表れであり、評価したいと思います。
  オリンピックと同じ1年の延期、原則無観客というコロナ禍での大会でした。一部で
 小中学生による「学校連携観戦プログラム」が、実施されましたが、十分なものとは
 言えませんでした。それでもです。閉会式を見終て今実にさわやかな気分にあります。

  世界中が大変な危機に見舞われ、開催が危ぶまれる状況もありました。日本でも
 一部マスコミ、野党等の反対・中止の声が沸き起こっていました。しかしオリンピックも
 含め大会は盛会のうちに無事終了、両大会共通の理念である「多様性と調和」、この
 大会の「互いに認め合う共生社会の実現」の訴えに成功しました。それは閉会式の
 パーソンズIPC会長の挨拶 『関係皆様のご努力によって、逆境の中この大会をやり
 遂げることができた。世界の15パーセント、12億の人々と一緒に、いつまでも感謝
 し続ける。今日は閉会式というより、全ての人々が共生できる未来への始まりなのだ』
 と評価、感謝の言葉を述べています。オリン・パラリン共に中止・延期を一部マスコミや
 コメンティターは訴えました。しかしオリン・パラリンを通して、公表を始めた7/1
 から9/5パラリンの閉会式までの2カ月強の間に、陽性者848人(オリン547人、
 パラ301人)であり、うち選手は41人、同じく28人・13人です。正に徹底した安全
 管理を通して大会運営を行い、主催者としての責任を果たしたのです。このことに
 ついては次回開催国のフランス・バリの組織委関係、また各国首脳が、今後の参考
 にしたいと評価、賛辞しているところです。一体この2つの大会で『東京はあらゆる
 コロナ株のデパートとなる。東京の感染者は1日3万人になる。』と煽っていた一部
 コメンティターはこの現実をどう見るのでしょうか。

  悪口はやめておきます。この大会を振り返ってみて、感動と共に様々な思い出がよみ
 がえります。日本最年少メダリスト、競泳14歳の山田選手は両腕がありません。足は
 長さが違います。バランスを保つ練習を積み重ねて、メダリストになったのです。自転車
 ロードで2つの金メダルに輝いた杉村選手は50歳、最年長金メダリストになり、2つ目
 の金でそれを更新しました。いわく『最年少記録は更新出来ないけど、最年長記録は
 出来る。』 次回パリも、そのまた次も挑戦し続けて下さい。車いすラグビーの人も、
 ボッチャの人も、車イスバスケの人も、否、1回戦、予選で敗退していった全ての人の
 笑顔がとても素敵でした。その笑顔が多くの人に感動と、困難に立ち向かう元気とを
 与えてくれました。参加された選手諸君、支えた全ての人々、ボラカティアの方々に
 心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。

  さてこれからの私たちの歩んでいく道です。多様性を認め、支えあう意識を高め、共生
 社会の実現を目指していかねばなりません。理念だけでは不足です。私は下段で「魔法
 の義足」なんて冗談半分でいいました。しかしこれが猛烈に高いそうです。国はこの大会
 を目指し多くの支援・助成をしてきました。大幅減少することなくそれを継続すること、
 国だけでなく企業・民間団体等も関わり、支援の継続的仕組みを構築していく事が
 必要です。さらに競技面でいえば、場の確保・充実、パラアスリートのナショナル
 トレーニングセンターの確立も望まれます。
 
  とにかく私にとってオリンピック・パラリンピックと、夢の一月強でした。もう日本で
 体験することは出来ないけれど、せめて次回のパリ大会までは元気でいようと思い
 ます。オリンピック・パラリンピック、共に自らの限界に挑み、力と技を競い合った
 選手諸君、これを支えた多くの関係皆様、そしてコロナ禍の我が国東京で、この
 大会を成功に導いた政府・組織委・JОC全ての皆様に、再度感謝を申し上げます。 

    2020東京パラリンピックを見て—Ⅱ— 9/4(土)

  2020東京パラリンピックでは22の競技が行われています。連日テレビ放映で
 楽しく見ているのですが、「カヌー・ボート・テコンドー」の競技は未だ観戦の機会を
 得ません。アト1日ですから、閉会までに見られるか少し心配です。何回か見ている
 もの、初めてのものと種々あり心躍る毎日です。
  まず「陸上競技」です。のっけから視覚障害の方の「走り幅跳び」に驚かされました。
 全員がアイマスクを着用します。スタートの時、踏み切るとき、補助員の方の合図に
 よるのですが実にあっています。練習の積み重ねによるのでしょうね。同じく走る方
 です。補助者とロープを握りあいます。だから2レーンを使うのですが、補助者との足が
 1本に見えるくらいそろっています。ここでは佐藤選手が車いす400と1500の2冠に
 輝きました。片やゴール前逆転、片や先行逃げ切り、見事の一言です。余りにも有名な
 義足の部、ドイツのマルクスレーム選手の跳躍も見ました。とに角先の東京オリンピック
 の優勝記録より、20cmも飛ぶそうです。片足義足、両足の選手もいました。所でこの
 義足には、あのナイキの厚底シューズみたいな、「魔法の義足」なんてものはないので
 しょうか。
  「水泳」です。下段にも書きましたが手の不自由な人と、足の不自由な人、クラス分け
 が難しいですね。それと足でも手でも、片方不自由という人がいます。バランスで泳ぐもの
 ですから、これも訓練なのですね。所で100mフリースタイルで金メダルの鈴木選手
 今大会5種目に出場、金1、銀と銅が各2、全種目メダルを獲得しています。正に超人
 的スイマーと言えますね。
  「卓球」です。知的障害の人と、下半身身体障害の方の試合は、オリンピックの試合と
 見た目も変わらず、見事な打ち合いをします。一人素足の足指にボールを挟み、それを
 投げ上げてサーブをする人がいました。ただただ脱帽です。
  「自転車」です。ロードとトラックがあります。「ロード」のタイムトライアルと個人で
 杉浦選手が2冠に輝きました。50歳、日本人金メダリスト最年長、素敵ですね。
  「柔道」これには身体障害の部はなく、「視覚障害者」のみ、さらに視覚障害のクラス
 分けはありません。相手の襟と袖をもつ、組み合った状態で試合は行われます。
 極めて微妙なものでもポイントになるのが特徴でした。
  「ブラインドサッカー」日本チームとしては初出場、にもかかわらず大健闘し、世界ラン
 キング3位のスペインを最終戦で破り、5位に輝きました。視覚障害者のみ、5人で
 戦います。ドリブルがうまいのと、健常者同様ブラジルが強いのにはびっくりしました。
  「車いすラグビー」 1チーム4人、珍しく男女混合、又タックルも認められています。
 車いすをぶつけ合うタックルは、ものスゴイ迫力でした。走るラグビーと違い、前へパスも
 出せるし、ドリブルもありで、フォーメーションはバスケに似ています。日本はよく戦い
 前回大会同様3位に輝いています。でも選手は大変不満そうでした。
  「シッティングバレーボール」  必ず臀部を床につけてプレー、6人制、コートは
 10×6と大分小さく、ネットは男子1・15m、女子1・05mです。ネットが低いため
 サービスエースが多く見られました。どうしても身体の小さい日本には、やや不利
 だなとの印象を持ちました。
  「ゴールボール」 18×9mボレーボールのコート、ほぼバスケと同じ大きさの
 鈴の入ったボールを投げ合い、エンドライン後のゴールに入った数を競う、1チーム
 3人の視覚障害者の競技、女子は見事銅メダルを獲得した。ボールをバウンドさせて
 投げたり、助走した方向から急ターンして投げたりと、見ていてすごく面白い。音が
 出ないよう投げろ、との難しいなコーチングもあるそうです。
  「車いすバスケット」 先のオリンピックで女子は銀メダルを獲得、世界中を驚かし
 ました。男子もまずまず、この大会も大健闘です。女子は5・6位決定戦、男子は:見事
 決勝戦進出です。下肢に障害のある方の競技、10分×4で行われます。障害の
 程度で、全員1~5点迄の持ち点を持ち、出場選手の合計点が14・0を超えてはいけない
 という究極の全員参加型の競技です。それにしてもラグビーと言い、これと言い車いすの
 団体スポーツ、日本は良いですね。「1人は皆のため」、が溢れています。
  「ボッチャ」 私が体育指導委員の時、高齢者用軽スポーツとして、大分取り組んだ
 ボールカロッテイ=ペタンクによく似ています。白い目標球に、青と赤、6球ずつ投げより
 近い数を競うものです。なおこの競技は、久喜市で社会教育の活動仲間が組織を立ち
 上げ、私も見学しました。杉村選手が金メダルを獲得しています。見ていて感動する
 ほどの先を読んだプレイ、目標球に近づけるなんてものでなく、乗っけてしまうライヂング
 と呼ばれる卓越した技術、素晴らしいものでした。あと残る団体戦、頑張って下さい。
  「車いすテニス」 日本のパラアスリートとして誰もが知っているのが、この種目の男子
 国枝、女子上地の両選手、それに陸上ジャンパーの山本選手でしょうか。両選手共に
 大健闘、上地選手は銀メダル獲得、国枝選手は金メダルを目指しファイナルです

     ◎ 2020東京パラリンピックを見て 9/2(木)

  9月に入って少し涼しくなりました。しかし「緊急事態宣言」の関係で行動は大きく
 制約されています。とに角新学期に入って分散登校、「ナイトバザール」、「読み聞かせ」
 「朝の挨拶運動」、「ゆうゆうプラザ」の学校関係、他に「防災訓練」と全て中止と
 なっています。その分ひたすら家にこもり、パラリンピックのテレビ応援という毎日
 です。8/24日「開会式」の翌日から、閉会式当日9/5日まで、連日熱戦がくり
 拡げせられており、興奮と感動の毎日です。そんな中でいつも思うのは「障害者
 スポーツ」との関わりが少なかったなという事です。「いつでも どこでも 
 スポーツを」から、「いつでも どこでも だれでも いつまでも スポーツを」に時代は
 変わりました。その時代にスポーツ振興にかかわった来たのですが、「だれでも
 いつまでも」は主に高齢者を指しており、高齢者スポーツの普及・組織化には
 随分と関わってきたのですが、時代がそうさせたといえ少し反省しています。
  さて今までも機会があれば障害者スポーツを見てきました。しかしこれだけ大々的に
 多くの種目にわたって見たのはもちろん初めて、色々疑問点、解らないことがあり
 勉強しながら応援の毎日でした。
  まず開会式でこの大会は身体障害者、脳性まひ、視覚障害者、知的障害者の
 大会とありました。聴覚障害者は「デフリンピック」という国際大会を別個に持って
 おり、「パラリンピック」には参加しないとのことです。いろいろな理由・歴史がある
 ことと思いますが、矢張り統一すべきと思います。日本でもかっては「全国身体
 障害者スポーツ大会」、「全国知的障害者スポーツ大会」と大会・組織共に別
 でしたが、今は「日本障害者スポーツ協会・大会」と統一されています。ゼヒ聴覚
 障害者も共に参加する「パラリンピック」であってほしいと思います。
  次に開会式でアナウンサーが『陸上100m、オリンピックで金メダリストは1人だが、
 パラリンピックでは29人もいる。』と言っていたのにびっくりしました。確かに同じ
 100m走るのでも車イスの人とがいます、足で走る中でも視覚障害の人、下肢の
 不自由な人、上体が不自由な人、さらに知的障害の人といます。同じ車いすで走る
 のも様々な障害を持っている人がいます。始まってすぐ「水泳」を見ていました。
 両手の不自由な日本人の女性スイマーが、足の動きだけで懸命に泳いていました。
 応援していると、隣の外人スイマーが両手を使って泳いでいます。「あれは何だ。
 不公平ではないか」と思っていたら、その隣の外人スイマーには足がありません
 でした。だから同じ競技で、同程度の障害を持っている人たちと、レースをする事
 になります。この障害の程度、クラス分けはどうするのだろうと思いました。
  今度の大会は22の競技、実に540種目が行われるそうです。多くの種目は
 アルファベットと、2桁の数次であらわされます。「Т11」とか、「SМ11」という
 ように。陸上競技です。Тはトラック、Fはフィールドでが、Fは「投てき」だけ、Tは
 「競走と跳躍」です。次の数字です。10番台は視覚障害、20番は知的、30番台は
 脳性まひの車いすと立位、、50番台が脳性まひ以外の車いす、60番台義足と
 なっています。さらに同じ*0番台でいえば、数字の小さいほど障害が重いという
 「程度」を表します。水泳はS=フリースタイル・バック・バタフライ、SB=平泳ぎ、
 SМ=個人メドレーとなり、1から10が身体障害、11~13視覚障害、14知的
 障害となります。同じく数字が小さいほど生涯の程度は重いことになります。
  このクラス分けは重要な意味を持ちます。専門の医師・理学療法士等がこれに当り
 身体機能評価・記述評価・競技観察等により判定します。ですから自分の希望より
 障害程度の軽いクラスでの出場という事もあり得るわけです。
  これは競技は公平でなければならないからです。オリンピックのドーピングに厳しい
 のと同じです。実際過去に「障害偽装」という実にイヤなこともありました。
  オリンピックの、パラリンピックの精神を大切にしたいですね。
 

    夏の高校野球選手権閉幕に思う事—Ⅱ— 8/31(火)

  
この大会の特徴は、①コロナ禍の大会であったこと、②天候不良・長雨で
 悩まされ続けたこと、③途中で記念すべき女子の決勝戦が行われた事、等です。
  まずコロナです。昨年は中止となりました。強行されたこの大会も、大会中に
 地元兵庫県に緊急事態宣言が出され、非情に厳しい条件下でのものでした。
 「高野連」は感染対策「ガイドライン・指針」を作りましたが、有効なものではなかった
 といえます。地方大会での「米子松陰」、中央大会での「宮崎商業」や「東北学院」 
 
問題がそれです。地方大会では地方高野連に、中央大会では参加校に丸投げ
 した高野連の無責任体制がそこにあります。「辞退」としておきながら、高校生の
 「SNS」での涙の訴えにコロッと変わったり、「東北学院」のように、「個別感染故に
 出場可」としながら、逆に学校から辞退を言われたりとチグハグなものでした。今年
 福井を中心に行われた「高校総体=インターハイ」でも、辞退校が続出したそうです。
  高体連・高野連・その他多くのスポーツ組織が、今夏の大会で得た知識・ノウハウ
 を共有し今後のよき参考にすべきと考えます。
  次に不純な天候です。長雨が続き雨天順延は過去最大の7回を数えました。
 今大会では子どもの体を考え、3日間の休養日を置いていましたが、2日削り
 準決勝前の1日だけとなってしまいました。今大会関西勢が強かったのも、この
 不純な天候、コンディショニング調整が地元に有利だったからといわれています。
  そこでいつも思うのです。何か甲子園でやらねばならぬ理由があるのですか。
 何故ドームでやらないのですか、地元でと言うなら「京セラ(大阪)」があります。
 
ドームなら天候も子どもの体調も、共に良いのではないのですか。古き悪しき
 因習にしがみつく必要などどこにもないのです。私は高野連は、朝日・毎日と縁を
 切り、独立して高体連に加盟、高校総体・インターハイの一環とし、夏の大会を
 行うべし、が持論です。その場合地方回りとなりますが、数会場で行われ、日程は
 随分短縮されます。
  次に子どもの体調面です。猛暑の中の強行スケジュール、特に連投のエースの
 肩とひじ、もうだいぶ前から大きな問題となっていました。今大会3日の休養日を
 置いたこと、ピッチャーに、「1週間に500球以内」との投球数制限の初適用は、
 遅れていた高野連のこの問題への、それなりの取り組みの表れといえます。野球
 以上に殺人的ともいえる「インターハイのサッカ」ーです。たまたま今年の決勝戦を
 テレビ観戦しました。45分Hを35分Hに、取水タイムをベンチ内での完全休憩等を
 取り入れていました。「1週間500球以内」という考えは、大会・連投を考慮しての
 ものでしょう。とに角日頃の練習過程から、「子どもの身体第一」という考えを指導者
 関係者がしっかりと持つことです。高体連・高野連のこの問題への取り組みに期待
 します。
  最後にこの大会中、8/23(月)に行われた「女子」の事です。「全国高等学校女子硬式
 野球選手権大会」と言い、同名の連盟と会場市・丹波市の主催、朝日新聞はここでは
 「後援」となっています。なお「丹波市」はこの所会場を提供、女子硬式野球の「聖地」と
 なっています。勝ち進んだ「神戸広陵」と「高知中央」が、夢の甲子園で優勝を争い、
 「神戸広陵」が栄冠を獲得しました。この大会は1997年に始まり、すでに25回の歴史
 を持っています。甲子園での決勝は今後の発展に大きく貢献すると思われます。
  かって「埼玉栄」と「花咲徳栄」が圧倒的に強い時期があり、故「佐藤栄太郎」氏が
 連盟会長を勤めていた事もありました。加須市は春の大会会場を提供、高校女子野球
 発展に寄与しています。ただしです。この連盟への加盟は全国43校です。同じく高校
 女子のサッカーは668校、インターハイの他に、毎年正月兵庫県を会場に大きな大会を
 持ち連日テレビ放映され、人気を博しています。最近少年団でも女子野球の大会がもた
 れるようになりました。大分遅れていますが、今後の発展を祈念します。

  夏の甲子園・高校野球選手権閉幕に思う事8/29(日)

 
 台風で1日遅れ10日に開会した、第103回全国高校野球選手権大会は
 本日「智弁」同士で決勝戦が行われ、「和歌山」が快勝、実に20日間に及んだ
 大会に幕を閉じました。共にコロナの影響による2年ぶりと無観客、雨による
 中止—延期の連続、初めての女子の決勝戦、西日本勢だけのベスト8、関西
 だけのベスト4、そして同じユニフォームの智弁同士の決勝といろいろあった
 今大会でしたが、決して盛り上がったものでなく、逆に問題点を浮彫にした
 大会でした。
  この大会の主催は「朝日新聞」と、「全国高等学校野球連盟(高野連)」です。
 春の選抜大会は朝日に代わって「毎日新聞」です。共に高野連より主催者とし
 最初に登場します。こうした大マスコミの高校・学生スポーツを主催することの
 問題点は、前から指摘してきました。「読売」が大分関わっていると思っていた
 「箱根往復駅伝」は「後援」です。同じく高校サッカー、バレーも民放43社、フジ
 ネットワークは名前が見えますが、「読売」も「産経」も関わっていません。
  はっきり言えば「朝日」も、「毎日」も主催をやめるべきです。「高野連」単独とし
 その高野連は「全国高等学校体育連盟=高体連」に加盟、「共催」とすべきです。
  何故「高野連」は「高体連」に加盟しないのか、全く不思議です。同じ高校生の
 部活動です。この原点から出発せねばなりません。「高校野球が高校スポーツ
 を代表する」等という幻想は当の昔になくなっているのです。それとも朝日や毎日
 には手放せない何か権益でもあるのですか。
  私に大手鉄鋼メーカーに勤めていた高校時代からの友人がいます。大阪勤務の
 若き頃夏季休暇に実家へ帰らず、甲子園の大会を観戦したそうです。『アレは良い』
 と感激していました。蔦がからまる外壁も、アルプススタンドの大歓声も、高校生
 の涙も何もかも良い、というのです。わかる気がします。おそらく私もそうでしょう。
  礼儀・汗・涙に代表される高校野球は、ある意味で日本のスポーツの1つの姿を
 代表してきました。私は高校生たちが日頃の鍛錬をいかんなく発揮し、高校生活の
 1頁を刻めるよう、コロナ禍とは言え、この大会を支持し、応援してきました。
  しかし「朝日」が出てくるとどうしても違うのです。朝日は日本のマスコミ各界で
 最初に社説で、「東京オリンピック反対」を正式表明しました。そして「無観客開催」
 決定後、「この時期に(コロナ感染)無観客であろうと、実施する理由を説明されたい」
 としました。何故(この時期に)オリンピックはダメで
、高校野球は良いのですか。
 例え無観客でもダメなら、高校野球開催をハッキリ説明したのですか、こういうのを
 ご都合主義、2枚舌と言うのです。
 
 この今年の無観客大会に関し驚くべきことがあります。「コロナ対策上無観客と
 
する。ただし学校関係者1校当たり2000人の観戦を認める。」としました。観客は
 当然有料です。毎年6~7億もの入場料収入があるそうです。これがないのですから
 当然運営費に不安が生じます。そこで目標額1億円のクラウドファンディングを募集
 しました。せめて学校関係者・選手の保護者くらいは、応じてくれるのではと思った
 のでしょうか。長く達成率3%、その後5%は確認しました。先日閉幕近くで久しぶり
 この数値が出ていて、12%=1200万円とのことでした。朝日はすっかり見放され
 たのです。ちなみに高校総体=インターハイは完全無観客、学校関係者の入場も
 認めていません。
  でもここまでは誰もが知っています。先日「You Tube」上のある番組でびっくりする
 ことを知りました。何と学校関係者(高校生・保護者)から、1人1500円の入場料を
 取っているのです。1校2000人ですから1試合4000人、毎日ではありませんが
 4試合で、1日当たり2400万円もの収入があるとのことです。主催者は入場料では
 なく、「協力金」と称しています。普通の大会だと学校関係者はアルプス席、ここは
 800円です。今回は内野席でここは2000円との事、1500円でも安いとうそぶいて
 いるそうです。母校の応援をしたいという関係者の素朴な感情に乗って、問答無用
 に1500円を強奪するとはどういうことなのでしょう。コロナ対策で経費が掛かると
 いうなら、今までのため込んで来た18億円を使えばよいのです。
  このことはどの大新聞・マスコミも報じていません。「テレビ朝日」の大宴会・転落
 隠ぺい事件同様、マスコミへの不信感を増幅するのみです。朝日と高野連の猛反省を
 求めます。最も子どもたちには「正々堂々」と誓わせながら、姑息で卑劣なこの態度、
 朝日とこれに言いなりの高野連にはあきらめていますが。

     ◎ 2020東京パラリンピック開会  8/24(火) 

  2020東京パラリンピックの開会式が、24日夜国立競技場で行われ
 9/5日曜日まで、13日間の大会の幕を開けました。161の国と地方から
 史上最高の約4、400人が参加、大会モットー「United by Emotion・感動で
 私たちは1つになる」そのままの熱戦を繰り広げることとなります。
  パラリンピックは「国際パラリンピック委員会=パーソンズ会長」が主催、
 身体障がい者、脳性まひ、視覚障がい者、知的障がい者を対象とした世界
 最高峰の障がい者スポーツの総合競技大会です。歴史的には1948年
 ロンドン郊外の病院で、傷痍軍人のリハビリとして、アーチェリーの大会を
 持ったのが始まりと言われています。1960のローマ大会からオリンピックの
 開催国・開催市・同会場で、さらに1988のソウル大会からオリンピック直後に
 行うようになり、正に「もう1つのオリンピック」として、世界から多くの注目を
 受けつつ今日を迎えています。 
  しかし良いことばかりでありません。様々な問題点も浮上しています。競技に
 不可欠な器具の高額化です。車いすテニスに使う車いすですが、回りすぎて
 普通の人が使うとかえって不便とのことです。実生活の器具には補助が出ま
 すが、こうした競技用には不可との事、苦しいそうです。逆にもう一つのオリン
 ピックと認知され、商業化が進行しています。2012ロンドン大会では270万
 枚、56億円ものチケットを販売したそうです。そこで選手に奨励金が出る、

 この日の入場行進で、何処の国か聞きもらしましたが、金メダルには何と
 1、100万円もの奨励金が出ると言っていました。それと一番いやなこと、障がい
 の偽装もあります。柔道でありました。こんなことをする国はお分かりですよね。
 今回のオリンピックでも、負けると「不正だ」と散々やらかした国です。
  それに何と言っても今回の特殊な事情、コロナ感染の中での大会という事です。
 先のオリンピックの成功で、この大会も保障されていると思います。しかし
 感染状況は前よりも悪く、競技会場4都県は全て「宣言」中です。またしても
 「中止・中止」の大合唱も聞こえています。パラリンピック成功という現実を持って
 応えていくほかありません。それとまたしてもの無観客です。何としても子ども
 たちには見てもらって、大会コンセプト「自分の翼」で飛びながら、共生社会創造に
 さらに歩んで頂きたいと思います。朝から自衛隊機が上空に、パラリンピックの
 シンボル・「スリーアギトス」=赤・青・緑の曲線状を描く中、夜8時開会式が
 始まりました。

  競技のビデオが流され、空色のコスチュームをまとったパフォーマーのダンスが
 踊られる中、花火が上がり、陛下・IPC会長・首相・都知事が席に就かれ、国歌入場・
 国歌斉唱をへて、選手団の入場行進が始まりました。オリンピックのそれは発祥国
 ギリシアが先頭でしたが、こちらは難民選手団が先頭です。アフガニスタンは選手で
 なく役員1人の入場でした。思い思いのマスク、アフリカや南米諸国のカラフルな民族
 衣装は同じです。たくさんの折り鶴を胸に下げての行進もありました。事前キャンプを
 張った町(猪苗代)の子どもたちからのプレゼントとのことでした。オリンピックと同じく
 日本のアイウエオ順の入場ですから、ラ行に入りルーマニア・レバノンと来て、ラスト
 3が236人の大選手団のアメリカ、2が次回開催国フランス、そしてラストが254人
 史上最高の選手の日本です。一番若手は14歳の水泳選手、逆にベテランは66歳の
 車いすマラソンの方とのことです。
  「橋本組織委員会会長」、「パーソンズIPC会長」の挨拶を挟んで、前後にパフオー
 マンスが演じられました。今大会のモットーは「翼」=「WE HAVE WINGS」です。
 皆がそれぞれの思いで飛ぶことが出来る・飛躍することが出来るという意味で
 しょうか。このポフォーマンスはこれに基づいて演じられており、心地よいものでした。
 特に片方の翼しか持たぬ飛行機で、飛ぶことをあきらめていた少女が、皆に励まされ、
 一緒に飛び立つラストは共感が持てました。この少女はプロの方とばかり思って
 いましたが一般公募と聞いてびっくり、大変さわやかなパフオーマンスでした。
  お二人の挨拶です。橋本組織委会長、『1964、57年前のパラリンピックは(弱者)に
 自立と社会参画をもたらした。今回は何をもたらすか、「それは(真の)共生」である。
 アスリートとスポーツの力で世界を未来を変える』と、またパーソンズ会長はこの情勢下、
 開催は疑問に思っていた、不可能と思っていた、に始まり、世界の15%の人は何らか
 の障がいを持っており、共生社会の実現を望んでいるとされ、そのためあらゆる努力で
 開会を実現した関係者に感謝、バラアスリートは世界を変える、と結ばれました。また
 挨拶の中で、「暗い所だけを見(発言)するのは差別だ」ともいわれました。いろんな受け
 取り方はあるでしょうが、私はコロナ・コロナと騒ぎ立て、中止だ・延期だとするのは
 差別だ、そういう人たちは差別主義者だと理解しました。よくぞ言ってくれました、まぁ
 スッキリしました。
  陛下の開会宣言、後パラリンピック旗が入場し、掲揚されました。先に挙げた「スリー
 アギトス」赤・青・緑の3色の勾玉状の曲線をあしらったものです。ちなみにアギトとは
 ラテン語で「動く」、バラアスリートが「世界中を興奮させ、鼓舞する→世界を動かす」
 願いが込められているそうです。選手・審判・役員3者による「宣誓」です。『いかなる
 差別もなくし、より良い共生社会を目指し、大会に参加する事を誓う。』というものです。
  最後に聖火の入場、共に3人のパラアスリート、医師・看護師、車いすのアスリート
 と繋ぎ、聖火が灯され、13日間の大会の幕が切っておとされました。
  
  突然担当者が辞任したりで、大混乱したオリンピックのそれに比べ、それなりに
 準備がなされたのでしょう。良い開会式だったと思います。明日からはしっかりパラ
 アスリートの活躍を応援していきます。

  ◎ 緊急事態宣言延長に伴う少年団活動について 8/20(金) 

  新型コロナ感染に伴う少年団活動につきましては、8/2宣言発令に伴い
 同日付けで「活動自粛」を主な内容とする文書を発送しました。その後各地
 での感染増加に伴い、緊急事態宣言の9/12日までの延長、対象府県の
 拡大が本日発令されています。(8/19日付市政ページ参照)
  この緊急事態宣言延長に伴う、久喜市の少年団活動についてです。少年団
 はトップダウンではなく、ボトムアップの組織です。今まで緊急事態宣言発令に
 伴い、その都度指示・指導を求めましたが、単位団・市町村本部・種目別部会
 各々の独自判断に因る、県本部として統一した指示は出さない(出せない)と
 してきました。従って市本部で検討、独自の判断を重ねてきたことになります。
  しかし今回初めて本部長名で、具体的数次を伴う依頼通知を頂きました。
 それだけ今回の辞退は深刻であること、それに伴い県当局から強い指導が
 あったものと推察します。以下の内容です。

  1・活動は週2日以内とし、1日の活動時間は2時間以内とする。
  2・土・日の内1日は活動を休むこと(2日連続はダメ)
  3・活動中の食事の禁止
  4・合同練習・対外試合の禁止
  5・種目別部会・県本部行事の延期
  6・以上に当たって感染防止策の徹底

  連日全国の感染者数が過去最高を記録し、久喜市においても連日数十人台
 を記録、あっという間に総計1200人台となりました。きわめて深刻な事態の中  
 上記内容メールを県本部からいただき、事務局と協議、これを100%受け入れ
 ることとしました。明日から週末となりますので、可能な限り早く通知文を発送します。
  上記内容は宣言延長期間・9/12日迄です。その後につきましては又連絡します。

   ◎ 2020東京オリンピックを終えて思う事  8/13(金) 

  後半戦を見ての―Ⅰ―にも書きましたように、聖火が消え「東京オリンピック」
 は閉幕しました。パンデミックの中、1年延期、コロナ感染、無観客と何から何
 まで異例ずくめの大会でした。大会を終えた今、日本選手団の活躍だけでなく、
 205の国・地方・難民選手団選手の、力の限りのプレー、汗、涙は多くの感動を
 呼び、改めてスポーツの良さ、オリンピックの良さを再確認させてくれました。
  バッハIОC会長の「パンデミックが始まって以来、初めて世界が一つになった」
 という発言、アメリカやヨーロッパ各国首脳の大会を評価し、関係者に感謝する
 言葉にそれは表れています。1984ロス大会の4冠王、計9個の金メダルに輝く
 陸上界最大のレジェンド・「カールルイス」氏は、『日本はよくぞ大会を開催してくれた。
 この状態でオリンピックを成功させられる国は世界に殆どない。』と日本を評価し、
 『観客は失われたが、世界中の何十億の人がテレビを通じて同じ体験をする事が
 出来た。だからオリンピックは、戦争・平和・怒り・幸せなどどんなことが起きても
 世界を一つにする。』と述べ、『今大会のヒーローは日本の皆さん、コロナ対策等:
 献身的取り組みを通じ、この素晴らしい機会を世界中に与えてくれた。本当に心から
 感謝の意を伝えたい。』と感想を寄せています。これが一般的評価だと思います。
 ただ「何でもかんでも、オリンピックと政府のせい」と煽り立てた、一部マスコミ、コメン
 ティターの発言がやかましかっただけに、本当にうれしく、涙の出る思いです。

  私はもう何ども記してきました。この歳まで50年を超えスポーツに関わり、「スポーツ
 命」の男です。市内の多くのスポーツ団体に関わってきましたが、一番深く長いのは
 「スポーツ少年団」です。スポ少はS39=1964東京オリンピックを記念し、「青少年
 のための永遠の事業であれ」との願い込め誕生、オリンピックの理念を自らの「精神」
 としています。だからオリンピック命の人間です。そんな私ですから、この問題でも強い
 独断と偏見に満ち満ちていると言えるでしょう。今私はあらゆる批判・罵詈雑言を
 現実の前に余裕を持って聞くことが出来ます。前記した評価があります。大会前全国で
 41%の人が開催に反対でした。そんな中菅首相は「やってよかったと言えるオリン
 ピックにしたい」と言いました。閉幕後の世論調査では、一貫して反対していたある
 週刊誌では77%、読売新聞64%、JNN62%が「やって良かった」としています。

  先日の閉会式です。「つまらなかった、退屈した」との酷評がマスコミに渦巻いてい
 ます。しかしテレビ視聴率は驚異的に高かったそうです。国民は何かあれば「アラ」を
 探すのでなく、自分たちに感動を与えたオリンピックに、感謝しつつ、静かにお別れ
 したかっただけなのです。
  「コロナ」です。反対者はオリンピックが感染拡大に直結すると煽りました。しかし
 「バブル方式」で選手は外部とは遮断され、実施した60万件以上の検査で、陽性は
 0・02%に過ぎません。感染拡大は五輪前からであり、オリンピックとの関係は極度
 に少ないといえます。
  ただ「無観客」だけはいただけないものでした。プロ野球も、Jリーグも、大相撲も
 観客を入れているのに何故なのかわかりません。1万人・30%以下くらいは十分可能
 でした。特に子どもたちから生の感動を味わう機会を奪ったことは大変残念でした。
  それに今回の大会目的の一つに「災害からの復興」がありました。宮城では村井
 知事の英断がありましたが、福島はダメでした。コロナが前面に出過ぎて、「復興
 五輪」は消えてしまったといえます
  後は大会の施設です。新しく整備された施設の多くは、今後赤字が見込まれる
 との事、知恵を絞り、情熱を傾け後世に残していただきたいと思います。

  最後にどうしても許せない事があります。ここでもまた朝日新聞です。オリンピック
 反対の先頭に立ちました。5月末に「社説」で報道界初めて正式に「反対」を掲げました。
 さらに無観客開催が決まった後の7月には、「無観客でもいけない」とし、「(コロナの)
 この時期にそれでもやるという説明をはっきりされたい」としました。所で今、今月25日
 までの予定で、「第103回全国高等学校野球選手権大会」が開催されています。主催は
 高野連と朝日新聞社です。昨年度はコロナで中止、2年ぶり、感染予防ガイドラインに
 基づき、安全対策を徹底開催するとしています。出場校関係者1校当たり2000名を
 除き無観客で行われます。 私はこの大会開催に賛成です。感染予防を徹底し、あの
 猛暑の中、鍛えぬいた技を十分発揮され、青春の一ページを刻んでください。
  ただどうしても主催する朝日新聞には言いたいのです。何故この時期にオリンピックは
 ダメで、甲子園は良いのですか? 無観客でもオリンピックはダメで、何故甲子園は良い
 のですか?(甲子園は毎試合4100人の観客が入ります。) この時期に(オリンピックを)
 開催する説明を、としましたが、何故朝日新聞はしないのですか。日本語ではこういう
 のを「2枚舌」と言います。甲子園の入場収入は7億8千万円にも上るそうです。それが
 今年ないわけで、「クラウドファンディング」を募集しています。1億円の予定です。
 選手の保護者位は、と期待したそうですが、何と大会が始まった現時点で300万円とか、
 もう朝日の二枚舌はすっかり見放されているのです。もちろん私は舌さえ出しません。

  多くのひぼう中傷、攻撃にさらされながら、献身的なご努力で大会を成功に導かれ、私
 たちに感動を与えてくれた、全ての大会関係者の皆様に感謝します。特に多くの外国
 参加関係者が感動を持って感謝した、ボランティアの皆様ご苦労様でした。
  ARIGATO  ARIGATO  ARIGATO

     2020東京オリンピック後半戦を見て―Ⅱ― 8/11 

  オリンピックの華と言えば矢張り陸上、次いで水泳という所でしょうか。今大会
 日本は共に不調でした。陸上20K競歩で銀・銅を獲得しましたが、他はほぼダメ
 でした。及第点をあげられるのは男子ではマラソンの大迫、3000障害の三浦
 幅跳びの橋岡、女子では1万の廣中、1500の田中位、特に男子短距離陣はオソ
 マツでした。100・200共全員が予選落ち、金を取ると豪語していた400mリレーも
 タイムでは予選落ちです。バトン渡しの失敗は攻めた所為、としていますが、根本は
 走力不足です。10秒を切ったと、切って走れるでは意味が違います。初心に立ち返り
 走力の強化に努めて下さい。
  大橋選手の金2つに隠れていますが、水泳陣もお粗末でした。有望とされたいくつかで 
 予選敗退、特にメドレーの瀬戸選手はひどかったといえます。
  もう一つ混合ダブルス銅1つのバドミントンもダメでした。特に男子シングルスの桃田
 女子ダブルスの2組は、金メダルの有力候補でした。理由にコロナで実践感覚を失わさ
 れた事、研究・マークされた事を上げていましたが、こんなのは言い訳になりません。
 どこの強豪国もみな同じです。パリ大会でのリベンジを求めます。
  野球の優勝はあらゆる意味で良かったです。最初メンバーを見て「随分小粒だな」と
 思いました。知らない選手も結構いました。しかしそうした若手投手陣と、鉄壁の守備、
 何よりも勝利への執念が金メダルへ導いたと思います。次大会では当然ながらソフト
 と共にありません。それに6カ国の参加は余りにも、との声もありました。アメリカの
 チームは国を代表するとはどうしても言えません。ヨーロッパで殆ど行われていないの
 です。悲しいことですがこの現実はどうにもなりません。
  今大会は33の競技、339の種目が行われました。その中でサッカー・バスケ・ハンド
 ボール・ホッケー・水球・ラグビー等身体をぶつけ合うスポーツは、どうしても体格の優位
 が勝敗に関わってきます。身体の小さい日本人はどうしても不利、ネットで別れている
 とはいえ、バレーボールも同じことが言えます。上記種目の日本の強化策は、①大型化
 を図る、②速さと運動量で勝負するの2通り、これを行ったり来たりしてきたのです。
 今回この強化策の失敗・成功がはっきり出ました。女子バスケと女子バレーです。
 女子バスケは誰も予想しなかった銀メダル、出場国中一番低い身長を、スピードと
 運動量でカバー、正確な3点シュートは圧巻でした。外人コーチの指導も的確だったと
 思います。
   一方「東洋の魔女」以来の伝統を持つ女子バレーです。今のチームのアタッカーは
 黒後と古賀、2人とも180cmです。何処の国にも190前後のアタッカーが複数
 います。パワーでは勝てないと考えた中田監督は、ひたすらスピードに頼りました。
 しかし早いトスはアタッカーの不備を誘い、多くの試合で最後に競り負けています。
 名セッターであった中田監督はある程度このことを、予測していたに違いありません。
 あの病的に痩せた姿を見ると胸が痛みました。ご苦労様でした。日本のバレーは
 過去の栄光を忘れ、2流国に位置するという現実から再出発せねばなりません。
 大松・松平といった過去の名指導者の栄光を忘れ、バスケのように外人コーチを
 招へいするというのも一方法かと思います。  
  最後にサッカーです。女子はまるでダメ、男子は大きな不満という所です。女子はひど
 かった。10年前から何も進歩していないどころか後退さえしています。監督はどういう
 チームを作りたいのか、選手諸姉はどんなプレーをしたいのか、まるで解りませんでした。
  監督の手腕について早い段階で疑問視されていました。変えられなかったのは、プロ
 リーグの新たな理念の前に、女性だったからでは本末転倒です。とに角女子サッカーは
 世界の2流国に転落したとの認識から立て直しを図る必要があります。
  男子は女子に比べればより増しでした。オーバーエイジ枠の3人が完璧に機能して
 いましたし、U24でも何人かに及第点を与えられます。しかしあそこで負けてはダメ
 なのです。W・Cのベルギー戦のように、今度のスペイン戦のように、善戦した、惜し
 かったではダメなのです。勝たねばならない、勝つことにより日本は新たな地点に
 到達できるのです。来年のW・C最終予選が間もなく始まります。その時こそ、新たな
 地点に到達してもらいたいものです。

 
    ◎ 2020東京オリンピック後半戦を見て ―1― 8/10

  昨日2020東京オリンピックが閉幕、閉会式で小池東京都知事から、2024オリン
 ピック開催都市、フランス・パリ市長に五輪旗が引き継がれ、聖火が消えました。延期
 ―コロナ―無観客という異例ずくめの大会でした。その中で日本選手団は大活躍、史上
 最高のメダルを獲得しました。単に成績だけでなく、力と技の限りを尽くした205の国・
 地域・難民選手団の姿は、バッハIОC会長が言う『パンデミックが始まって以来、始めて
 全世界が一つになった』ものでした。改めてオリンピックって、スポーツって良いな、と
 思います。全体的総括は先に送り、観戦した日本選手団の活躍にふれたいと思います。

  まず前半戦を沸かしたお家芸「柔道」です。男子5、女子4の金メダルを獲得、特に女子
 で重い方のクラスを全部制したのは見事でした。ただその層の厚さから絶対と思われた
 「混合団体」ではフランスに苦杯を喫しました。それも実力負けとでもいうべき内容が多い
 ものでした。フランスは柔道の大変盛んな国、次期パリ大会での苦戦が予想されます。
 しっかりとした選手強化を望みます。
  次に後半戦を沸かした「レスリング」、これも戦後初参加した「1952ヘルシンキ
 大会」で唯一の金メダルを「石井庄八選手」が獲得以来、日本のお家芸になって
 います。金5・銀・銅各1個獲得しています。57年前の東京オリンピックでは男子
 だけで5個でした。最近は吉田・伊調選手等女子が世界を席巻しています。今大会
 でも女子は軽い方、4階級全部取っています。特に50K級須崎選手の強さは圧巻
 でした。「オリンピックで勝つことよりも、代表選手になることの方が難しい」と言われ
 る位厚い層を持ちます。油断する事なく3年後に備えて下さい。
  スケートボードです。前半の「ストリート」に続き、後半の「パーク」も女子で金・銀
 メダルこそ逸したものの男子も上位に入賞、すっかり日本の得意種目になった感が
 あります。とにかく選手が皆若い、今大会から行われたこの種目はパリ大会でも継続
 となります。これから日本の新たなお家芸となる可能性があります。なお会場となった
 「有明アーバンスポーツパーク」、どの施設を残すか正式決定はなされていません。
 ただし「BМX=自転車」は難しく、「スケボー」は残る可能性が高いとされています。
 これは成績だけでなく、今「スケボー」関連施設は各地で建設ラッシュが続いている
 現実があるからです。久喜市議会でも時々整備を求める質問が出ています。答弁は
 さすがに愛好者数からして、「現時点では考えていない」というものですが、そのうち
 そうとばかり言っていられない時が来るかもしれません。
  「ボクシング」です。女子フエザー級で金1、男女フライ級で銅各1を得ています。この
 種目で「女子」が設けられ、オリンピック種目は全部男・女で行われるようになりました。
 こうした歴史とか、オリンピック憲章とかを考えれば、サンデイモーニングの張本氏の
 発言は度しがたいものがあります。高校野球選手の身体を巡る問題など、単なる
 老害の域を超えています。内に甘いのはマスコミの常ですが、いつまでこういうのを
 許しておくのですか。
  卓球です。金1、銀1、銅2を撮りました。混合ダブルスではついに中国の牙城を
 崩しました。しかし最初の混合ダブルス以外、中国のあまりにも厚い壁があったの
 も事実です。みま・みう・張本と若手が多いです。バリへとさらなる進歩を望みます。
  今大会野球・ソフトの他、空手道、クライミング、そしてサーフィンとスケボーが
 新種目として行われました。パリ大会では後者3種目は残りますが、空手道は
 行われません。フランスは柔道と共に空手は大変盛んです。それだけに関係者
 のショックは大きいとされています。 空手道は今大会「型」で男子金、(喜友名
 選手は金獲得予想100%と言われていました。)女子銀 「組手」で男子1の銅を
 取っています。ただテレビ観戦で「組手」が良く解らず、以外につまらないとの印象
 を持ちました。世界大会は行われています。普及活動を進め、オリンピックでの
 再採用を目指してください。

   ◎ 緊急事態宣言下の少年団活動について  8/2(月)

  緊急事態宣言が埼玉県に発令されました。8/2(月)~31(火)までです。
 久喜市コロナ対策本部では7/31(土)に会議を開き、対応策を協議しました。
 その内容に踏まえ、市本部では1日の登録事務終了後、役員会を開催、上記
 期間中の活動について協議、その上に立ち以下の文書を2日付で発送しました。
  各単位団におかれましては、ご理解・ご協力いただきますようお願いします。
  -------------------------------
                              久喜スポ少第―-号 
                              令和3年   3月2日

  単位団理事・代表者各位
                           久喜市スポーツ少年団本部
                           本 部 長    岸 輝 美

        緊急事態宣言下における少年団活動の対応について(依頼)

  標記の件について、令和3年8月2日から8月31日まで、新型コロナウイルス感染
 症緊急事態宣言が卒令されました。
  この状況の中、8月1日に本部役員で協議の結果、徹底した感染症防止対策を
 講じることを前提に、以下のように対応することを決定しました。
  期間内の活動は各単位団の判断に委ねることとしますが、緊急事態宣言下である
 ことから、自己決定・自己責任に基づいて行動するという認識を持ち、活動は短時間
 にとどめ、不要不急の交流活動は控えるようお願いします。
  安心して参加できるスポーツ少年団の維持のためにも、一層のご協力を頂きます
 よう、重ねてお願いいたします。

                         記
 
 1 対応期間  令和3年8月2日(月) ~ 8月31日(火)
 2 対応内容  スポーツ少年団活動の自粛
 3 活動する場合の留意点
  (1) 各団の自己責任となりますから、保護者を含めたメンバーの理解を得て下さい。
  (2) これまで以上に検温・消毒・体調チェック等の感染予防措置に勤めて下さい。
  (3) 活動は短時間とし、飲食等を伴う活動は行わないで下さい。
  (4) すでに予定している野外活動は可能な限り自粛してください。新たに企画する
       野外活動はおやめ頂く事を強く求めます。
  (5) 交流試合は市内・近隣にとどめ、県外との交流はおやめください。
   ---------------------------------

  以上の通りです。今までは緊急事態宣言に当たり、活動の休止を求めてきました。
 今回は自粛要請とします。市の公共施設使用条件、中学校部活動への教育委員会
 の指導等を勘案してのものです。この間感染防止対策を完璧に行ってきた少年団を
 見て、活動の場を奪う事は私にはできなかったのです。
  もう一度安全対策を確認し、原点に立ち戻っての活動をお願いするものです。

      ◎ 久喜市スポーツ少年団本年度登録について

  8/1(日)鷲宮総合支所4F会議室において
 久喜市スポーツ少年団登録が行われました。
  このことに関し今まで何ども記して来ました。
 少年団はメンバーシップの組織です。各個人は
 入団したクラブを通して、団員・指導者共に町
 ―県―日本本部へ各々登録します。



 登録に当たり町・県・日本本部それぞれに定められた登録費を納入する、いわゆる
 有料登録制の組織です。これと一体の「代議員制度」と共に、スポーツ少年団の
 組織の強さを表しています。私は旧久喜市の本部創設・S51年年頭に参加、翌年夏
 「久喜少年サッカークラブ」を創設、以来今日まで45年に渡りこの活動に没頭して
 きました。平成10年旧久喜市本部長、合併を経て新久喜市本部長を今も勤めて
 います。県本部では長きにわたる本部員を経て、平成13年に副本部長、定年
 により辞職した最後の1年は、本部長代行まで勤めさせて頂きました。この活動も
 終活に近づいていますが、誇りと満足に満ちたものとして私にあります。

  この40年を超えて「登録」に、本部最大の事務事業として関わってきました。以前は
 久喜市の本部がスタートであり、市・県・国全てを受け取り、登録費の市分を差っ引いて
 県に送る、県は自分の分を取って日本本部に送る、という方法でした。だから日本本部
 まで行き、団・団員・指導者の数が、従って登録費も確定するのは秋半ばでした。
 10年近く前から方法が変わり、Webとなりました。各団は登録システムにのっとり、
 7月末日までに日本本部に登録しますす。しかし実情は県・日本本部事業に参加する
 ため4月上旬には登録します。各団は自分のところだけ、市本部は久喜市だけ登録
 状況を開くことが出来ます。途中入団団員は前記した7月末までに追加登録すると、
 県・国の事業に参加できます。それ以降は久喜市主催の事業のみ参加(もちろん
 久喜市分の登録費納入)できる事となります。
  従って今日の登録は、追加分を除きすでに登録した登録費を納めるのみ、逆に
 団員・指導者用のワッペン、団旗に就けるリボンを受け取るだけです。その登録費
 ですが、団登録費2、000円(市だけ)、団員700円(市300―県200―国200)、
 指導者1200円(500-200-500)となります。さて登録数です。驚くべき数字が出て
 います。昨年の登録は52団―1087団員―390指導者でした。団員数は春日部
 より100名、越谷市より10名少ない東部地区3番でした。逆に全小学生児童数に
 占める少年団団員数=加入率は、久喜市がトップです。普通人口=小学生数の
 少ない所ほど加入率は高いのです。人口15万以上の町で久喜市は県内トップです。
  しかしそれはとにかく国・県全体的に数的下落があるからです。長期低落傾向は10年
 以上続いており、加えてコロナ禍です。今年はオリンピックの年、スポ少は昭和39=
 1964年東京オリンピックを記念し生まれました。「スポ少は東京オリンピックで
 生まれ、東京オリンピックで消滅する」と私たちは自嘲気味に言っている位です。
  事実今年の総会で(書面評決)で野球2団、サッカー1団が解散しました。いずれも
 歴史ある名門団です。必死に頑張ったにもかかわらず、団員が減少し活動を維持
 出来なくなったのです。大幅な団員数の減少、最悪1000人割れを覚悟しました。
  所がです。なんと49団―1118団員―408指導者なのです。団員は31名、
 指導者は18名増えているのです。こんな事ってあるんですね。何が原因でしょうか。
 本部長が良い?冗談はさておいて、歯を食いしばって頑張る団員・指導者諸兄姉の
 必死の活動が全てなのです。心よりの敬意を表します。
  また緊急事態宣言が発令されました。少年団活動は益々厳しいものとなります。しかし
 この努力がある限り、少年団活動は保証されます。私も頑張りたいと思います。

      ◎ 2020東京オリンピック前半戦を見て  7/31(土)  

  下段でも報告していますが、7月23日(金)開会式が行われ、いよいよ2020東京
 オリンピックが開会しました。コロナで1年延期されたり、それでも中止論が出たりと
 ごたごた続きでした。とうとういくつかの会場を除き、無観客での実施となりました。
 開会式では関わった何人かの人が、急きょ辞退したりと災難続きでした。それだけに
 競技が進み、日本選手が大活躍している姿に本当にうれしく思っています。
  選手の具体的活躍にふれる前にいくつか感想を述べます。
  まず無観客の件です。私は何としても観客を入れるべしと思っています。宮城県村井
 知事の見解はきわめて妥当なものです。特に小学生に見せたかった、あの感動に接する
 ことは子どもたちにとり大きな財産になったと思います。
  次に開会式です。様々な見方がありますが、あの状況下では評価すべきと思います。
 大勢の大工さんが登場、様々な音が1つにとなって、多様性と調和につながっていく
 メッセージになるとか、ピクトグラムというのでしょうか、競技種目50のパフォー
 マンス等面白かったです。何だかんだとケチをつける人などほっとけば良いのです。
  最後に中止論を煽り立てていた一部マスコミ、コメンティター等です。正に掌返しで
 選手の活躍をほめたたえています。どの面下げて、と言うところです。まず国民の多くが
 オリンピックに反対している等という現実はどこにもない、次にスポーツが持っている
 本質としての解放性・開放性・感動、結果とし人を繋ぎ、創る事を何も知らないのです。

  さて選手の活躍に入っていきます。来月8日(日)に男子マラソンが行われ、閉会式・
 閉幕となります。丁度半分過ぎたことになります。今までとに角選手諸兄姉はよく頑張り
 好成績を上げています。30日の時点で金メダル17、銀4、銅メダル7を獲得して
 います。もちろんオリンピックは「参加することに意義がある」、成績だけではありま
 せんが、とに角この成績に敬意を表します。自国開催とあって日本の強い種目が採用
 されたこと (女子ソフトボール・野球・空手道等) 豊富な強化費で選手強化に勤めた
 こと、等も上げられますが、何よりも選手の努力が第一と考えます。
  まず柔道です。昨30日で個人戦が全て終わりました。男女各7階級中男子5、女子
 4も金メダルを獲得しました。ロンドン大会では1、リオでは3でしたからスゴイと言え
 ます。1番印象に残るのは73K級男子の大野選手、絶対本命と言われマークされ
 ながら、あるべき柔道の姿を示した見事な金メダルでした。それと女子の中・重量級
 新井・濱田・素根と金メダル、今まででは考えられないことでした。。
  次にこの大会から新種目として採用された「スケートボート」です。男子金、女子は金と
 銅を獲得しました。女子の西矢選手は、日本ゴールドメダリストの最年少記録を更新して
 います。解説の人の「やっぺー」とか、どんどん攻める言葉として使った単語など、正に
 「ヤンキー」逆に好感が持てました。極端に若い人が好む種目、是非次からも種目として
 採用していただきたいと思います。
  次に水泳、大橋選手が400と200のメドレーで金メダルを獲得しまし。大橋選手の
 笑顔がとても魅力的でした。他に男子200バタで本多選手が銀を獲得していますが
 全体としてはもう1つだと思います。特にフリースタイルの弱さと、男子メドレーの瀬戸
 選手の不振が目立ちました。残された種目での健闘に期待します。
  体操男子です。今大会は若い人が多く、余り多くを期待できないかなという所でした。
 内村の予選敗退がその象徴でした。しかし男子団体、そして個人総合の橋本と見事
 でした。橋本などパリ大会が本番ともいえる年齢、体操日本の前途は洋々たるものです。
  卓球です・水谷・伊藤選手が混合ダブルスで金、常勝中国の心胆を寒からしめました。
 伊藤選手は個人シングルスでも銅を獲得、残った団体戦に期待します。
  女子ソフトの金も見事でした。北京以来13年ぶり、様々な思いがあることでしょう。
 ただソフトは世界的には余りにもマイナー、バリでも行われません。43歳でも投げ
 続ける上野選手を見たいものですが。
  サーフィン男子「銀」の五十嵐選手、女子「銅」の都築選手、びっくりしました。しかし
 考えてみれば「スケボー」とか「サーフィン」とかは日本人向きなのでしょうか。台風
 接近の荒波で見せた、あのパフォーマンスは素晴らしかったです。
  そしてフェンシングの男子団体エペの金、全くノーマークでした。役員が「初めてオリン
 ピックに出てから*0年、夢にも考えなかった」と泣いたのが印象的でした。

  良いところばかり書いてきましたが、残念なのもありました。まずバドミントンの男子
 シングルス桃田、女子ダブルスの2組、トランポリンの森選手といったところ、共に
 金の有力候補でした。
  それに「なでしこ」、予選リーグからダメでしたが、今日の決勝トーナメント1回戦も
 予想通り戦い、予想通り負けました。とに角創造性はおろか、ひたむきさとか、頑張り
 とか何も見られませんでした。こういうチーム・指導者をここまで放置した協会にも、
 大きな責任があると考えます。  
  今日から陸上が始まりました。レスリング、空手など好成績を期待する種目もこれから
 です。後1週間ひたすら応援し続けることとします。

     第Ⅱ期久喜市スポーツ推進計画を策定します。 7/29(木)

  
27日(火)鷲宮総合支所4F会議室において、本年度の第2回スポーツ推進審議会が
 開催され出席しました。第2期の「久喜市スポーツ推進計画」について審議するためです。
  少し説明しておきます。今「2020東京オリンピック」が開催されています。この
 オリンピックを期に「スポーツ振興法」が制定されました。その後のスポーツ振興に
 果たした役割は絶大なるものがありました。この法律を50年ぶりに改正したのが、
 「スポーツ基本法」です。(平成23年) 前文において「人類共通の文化」とスポーツを
 謳いこんだこの法律の9条において、「国はスポーツ基本計画を策定する」とし、
 10条で「地方公共団体はスポーツ推進計画を策定するよう努める」としました。これを
 受け国は24年に「基本計画」を、埼玉県は25年に「推進計画」を策定しています。
  この状況を受け、私は「久喜市でも推進計画の策定を求める」一般質問を数回行い
 ました。またこれ以前に「久喜市にスポーツ推進審議会の設置を」との質問を行って
 いました。―「審議会」を設置「推進計画」策定を行う―なる答弁を得たときは、小踊り
 するくらいうれしかったのを覚えています。平成27・28と策定作業を行い、29年3月
 制定されたのが「久喜市スポーツ推進計画」です。50年にわたり、ひたすらスポーツ
 推進の活動に関わってきた私はこの計画策定に参加したかったのですが、当然無理
 というものです。だからH30年に議員をやめた後、何よりもこの審議会委員になる事を
 希望したものでした。

  この計画の期間は平成29年~ら平成33年(令和3年)の5年間です。すなわち来年
 4月には第Ⅱ期スポーツ推進計画を策定さねばならないこととなります。この日の
 審議会はそのためのものです。
  まず今年1・2月に行われた市民アンケート調査結果が報告されました。一般、小中学生
 スポーツ団体等3000人に及ぶものです。一般の回収率が大変悪く(33・9%)、これで
 状況が把握出来るか等の質問が出ました。
  続いて事務局が作成した「素案」にもとづき協議しました。私は以下の点を申し述べま
 した。市の「推進計画」は、~いつでも・どこでも・だれでも・いつまでも~と、生涯
 スポーツ推進のまちを歌っています。この「いつまでも」=高齢者社会に対応、を分厚く
 第Ⅱ期のそれには盛り込むこと、また「見るスポーツ するスポーツ 支えるスポーツ」と
 言われる中で「支えるスポーツ」の部分、外部指導者制度の確立、久喜市社協の「福祉
 委員」的「健幸スポーツ推進委員」ともいうべき組織の創立を求めました。特に久喜市は
 この間(令和2年3月)に「健幸・スポーツ都市宣言」を発しています。スポーツ・健幸が
 全久喜市的レベルで重要視され、施策遂行の状況にあります。これをうまく利用されたい、
 とも申し述べました。
  
  これから具体的中身の協議に入っていくこととなります。ただ「審議会」の性格上、
 日数は限られており、十分な審議がなされるか心配の部分もあります。「世界共通の
 文化としてのスポーツ」、「幸福で豊かな生活を営む人々の権利」としてのスポーツを、
 久喜の地においてしっかりと推し進めていくためのこの計画の改正に、頑張って
 関わっていきたいと考えています。

 令和3年度・久喜マラソン大会実行委第2回総会7/26(月)綜合文化会館

  久喜市マラソン大会実行委の令和3年度第2回
 総会が、26日夜久喜総合文化会館小ホールにて
 もたれました。今月の始めに第1回総会を書面で
 行ったばかりですが、令和2年度に関わるものばかり
 新たな実行委メンバーを選出し、第7回に当たる
 本年度の大会を実施することも決定せねばならず
 ひと月おかずの総会となりました。


  大会会長である梅田市長が挨拶、実行委員長不在のためそのまま市長が仮議長となり
 進行しました。まず役員の改選、市長の会長、教育長・商工会長・区長会長の副会長まで
 留任、新たな実行委員長にスポーツ協会会長に就任した「篠原義勝」氏が就かれました。 
  なお副実行委員長は変わらず、走路・競技・広報・運輸等の各部門を統括する市内各種
 市民・スポーツ団体の長で構成され、私は引き続き「運輸部門」担当の副実行委員長を
 勤めます。
  ここで議長が篠原氏に交代しました。本年度の計画です。第7回市民マラソン大会を
 来年令和4年3月20日(日)に開催します。種目はコロナ感染状況を考慮、ハーフの部
 のみ3000人とします。会場は変わらず総合運動公園スタート・ゴール、コースは従来の
 コースを基本としますが、警察等関係機関との協議により若干の変更もあります。
 参加費は5、000円です。 、
  収支予算です。収入・支出共に2、964万円、収入は参加費1、500万円、市からの
 補助金975万円、繰越金489万円となっています。なお繰越金は昨年度の協賛金、
 従って本年度協賛金は募集しません。
  支出です。エントリー・記録計測業務などの委託料が1、800万円、参加記念品等
 消耗品費が590万円他となっています。
  令和元年度第5回大会は中止となりました。昨年の第6回大会はオンラインで実施され
 ました。3年ぶりに本来の形での大会が観られるのですから、まあ良しとしましょう。
  ワクチン接種が100%となり、感染者がなくなり、子どもから大人まで皆が春空の下
 喜びの街を走り抜ける、そんな大会が1日も早く持てることを祈りつつ。

     ◎ 2020東京オリンピック開会式を観て  7/24(土) 

  23日(金)夜、待ちに待った2020東京オリンピックの開会式が行われました。オリン
 ピックについては、何ども何ども書いてきました。スポーツにどっぷり浸かって生きて
 きた私にとって、その祭典であるオリンピックは、何物にも耐えがたい大切な大切な
 ものです。ましてオリンピックはスポ少にとって「生みの親」であり、その理念を一に
 する導きの師であります。だから1年延期されたこの大会を心待ちし、大会の成功
 それを通したスポーツの振興を、願い続けてきました。
  開会式は23日(金)新装なった国立競技場で行われました。その前にいくつかの
 会場を除く無観客と、開会式に関わるスタッフのごたごたの問題がありました。共に
 これにふれると大変長くなりますので、ここでは割愛します。

  花火が上がり開会式が始まりました。看護師さんだという女性が、もくもくと走る
 アスリートを演じました。経過とともに光で人々とのつながりとなり、孤独な闘い→
 努力し続ける事の大切さ→繋がり・絆が生まれてくる様子が演じられました。
  前の東京オリンピックで、ゴールドメダリスト第一号となったウエィトリフティングの
 三宅選手、マラソンの高橋Qちゃん等により国旗が入場、「MISIA」さんにより、
 「国歌・君が代」が歌われ、掲揚されました。
  伝統にたった木やりが歌われ、大工仕事が演じられました。金づちなどの音が
 そろっていく=多様性と調和を訴えるメッセージとのことです。久喜の「提灯山車」を
 連想させる組まれた提灯や、巨大木製のリンクが登場、それが五輪のマークとなり、
 再び豪快に花火が打ち上げられ、選手団の入場となりました。
 
  日本のアイウエオ順に205の国と地方・難民選手団の入場です。オリンピックを
 生んだ「ギリシァ」が先頭、次が「難民選手団」でした。ドーピング問題で「ロシア」は
 国でなく、個人選手としての参加です。「IOC」の方針で各国選手団先頭の旗手は
 男女各1人ずつ、男女平等を推進するためとのことですが、例えば日本はバスケの
 八村選手とレスリングの須崎選手、おそらく50センチの身長差があり、実に窮屈
 そうでした。余りこういうのは感心しません。
  「ディスタンス」を十分取り、全員マスクをつけての行進です。ためにちょっと時間が
 かかったこと、マスクがおしゃれな事が印象的でした。マスクはユニフームや国旗と
 統一してあったり、中には日本の桜と富士山をデザインしたりして楽しいものでした。
  それといつもながら、アフリカや中米諸国の民族衣装がきれいでした。アメリカや
 中国といった大部隊の国、アフリカのどこだったか2人だけという国もありました。
  「ら」行へと進み200番が「ルクセンブルク」、203番「レバノン」ときて、
 204番が「アメリカ」の大部隊、次が2024オリンピックの会場「パリのフランス」、
 そして最後の「日本選手団」をもって長かった入場行進を終えました。

  「橋本オリンピック組織委員会会長」、「バッハIОC会長」が挨拶、『多様性と調和が
 充実した未来の姿を示す――誇れる大会となるよう支える』と橋本氏、バッハ氏は
 『皆の連帯がオリンピックコミュニティを創る』とされました。それにしてもバッハ氏の
 演説は少し長い感じを持ちました。次に陛下が今大会の開会を宣言されました。
  バドの百田選手、難民選手団を含む5大陸代表により「大会旗」が入場、「オリン
 ピック賛歌」が歌われる中掲揚されました。
  そのあといくつかのプログラムがありました。競技種目の全てを紹介するパント
 マイムが演じられたり、「しばらく・しばらく」と歌舞伎俳優・市川海老蔵の舞が
 あったり、白装束に身を固めた人のパフォーマンスがあったりと。壁状のものを動かし
 たり、3つの輪が登場したりと、最初は良く解らなかったのですが、「より早く より高く
 より強く」というオリンピックのモットーを表し、それに「ともに」が加わっていました。
  上空にはその数2千弱という「ドローン」により、オリンピックのエンブレムが描かれ
 それが地球に変わったりと、中々見せてくれました。

  最後の最後「聖火リレー」です。最初が女子レスの吉田さんと柔道の野村さん、次が
 国民栄誉賞授章、長嶋・王・松井のジヤイアンツОB、次がコロナと戦い海外に派遣
 されていた医師と看護師、4人目が3・11で被災した福島・宮城・岩手の子どもたち
 そしてラスト・聖火台に灯を灯すのがテニスの大阪なおみさんという人たちでした。
  よく選んだ、妥当なところと思いました。アマチュアスポーツ=オリンピアンなら
 3度金メダルに輝いたこの2人しかいないでしょうし、プロスポーツマンならこの3人は
 誰もが認める所でしょう。長嶋が必死に歩く姿には感動を覚えました。3人目の医師
 4人目の東北三県の子どもたちもうなずけます。この大会は3・11からの復興を宣言
 する意味がありますし、コロナと懸命に戦いながらの大会でしたから。
  この状況下、それなりに評価できる開会式でした。大会を、オリンピックをゆがめる
 事しかしない、一部マスコミ・コメンティテターのたわ言となどほっておけばよいのです。
 オリンピックのスポーツの持つ躍動・感動の前に吹き飛んでしまうでしょう。
  ただこの開会式も今後の競技会場も、有観客ならなと思います。他者との関わりの
 中で感動が生まれ、成長していくからです。

 市スポ少サッカー部会近隣交流大会・カクダイ杯 7/17(土) 久喜市民G 









  ここに来ても依然としてコロナの影響が強く残り、各々種目別大会の開催に苦労している
 ようです。開催しても開会式は行わないのが普通となり、従って私の出番は少なく寂しい
 限りです。そんな中サッカー部会の「近隣交流大会・カクダイ杯」が、17・18と
 「運動公園」4面を使って開催され、その開会式に出席しました。
  「部会」とはスポ少の種目別単位団の連合体、スポ協・レク協の「連盟」とほぼ同じ
 です。ただスポ少ではあくまで「本部」を大切にし、各単位団(クラブ)は本部に直接
 加盟するという組織のため、「部会」という名前を従前から使用しています。久喜市
 には今6つの部会があります。3つ以上の同一種目の単位団をもって部会を組織
 するのです。市スポ少には「野球」・「サッカー」・「バスケ」・「バド」・「バレー」・
 「ソフトテニス」の6つの部会があります。「野球」が1番古く、つづいて「サッカー」
 この2つがどうしても男子中心の事から、女子の団もと「バド」・「ミニ・バス」が
 続きました。「ソフトテニス」が1番新しく現在4団で運営されています。他に単独で
 ラグビー・陸上・水泳」があります。
  どの部会も年に何回かの大会を持ちます。野球のように市内大会が、上級大会
 出場予選を兼ねるものから、市内大会単独の物と形式は様々です。市内大会数も
 部会によりまちまち、「バド」のように、春(団体)、秋(個人)と年2回のところから、
 春・夏・秋・冬(新人戦)に、中間に5年生以下のいわゆるジュニアの大会が入り、
 6つというのまであります。一時期団員数が猛烈に多かったサッカーは6年生
 から1年生の学年別大会があり大変でした。
  ご承知のように私は久喜小の子どもたちを対象にした、サッカー少年団・久喜
 小年サッカークラブ団長として長くかかわっていました。本ホームページの「久喜
 少年サッカークラブ」のページに詳しく記してあります。昭和52年夏誕生、42年間
 活動し平成30年夏解散しました。今でも幻を見ているようであり、胸が痛みますが、
 全ての原因は責任者たる私にあります。とに角40年にわたり、1年365日、土・日
 の週末と祝祭日は全て、この活動に携わったわけで今思い出しても実に充実した
 楽しい年月でした。私のクラブは40年間の内、30年は団員100名を超し、市内
 最大最強の単位団を自負、サッカーの方も東部地区最強豪に数えられていました。
 私が市本部のトップに、県本部の役員になれたのもこのおかげと思っています。
  とに角毎月何かの大会・行事のある活動でした。この近隣交流大会は自分の団
 結成3年後の昭和55年に第1回を持っています。ですからもう40回近くになります。
  市内の住宅建設会社・「カクダイ」の全面的支援を頂くようになって20年近くになり
 ます。ご子息さんが部会のHクラブ卒男生、とに角ありがたいことと思っています。
  梅雨が明けて猛烈に暑い日でした。古河・行田・北本・大宮等のチームをふくめ
 24チームで大会が行われました。コロナ対策に色々工夫を凝らしていました。
 開会式は各団代表2名のみの参加です。(―左―) 開会式には来賓として市長・
 教育長もお越し頂きました。(―中―)はカクダイ社長の挨拶、私はお祭りでも親しく
 ご一緒しています。(―右―) はサッカーでは珍しい市長による始球式、ならぬ
 始式です。
  この暑い中、市民グラウンド・多目的グラウンド4面を使って、今日が予選リーグ
 明日は同一順位チーム同士によるリーグ戦と、順位決定戦です。熱中症に気を付け
 かつコロナ対策も万全に、2日間戦っていただきたいと思います。
  やはりサッカーは懐かしい、いろんなことを思い出させてくれた開会式でした。
  
   ◎ 東京2020オリンピック聖火リレー・久喜 7/7(水) 鷲宮 

















  下段でも紹介しましたように、「東京2020オリンピック聖火リレー」が久喜市で
 行われました。昨6日から明日までが埼玉県内を走ります。昨日は川口市をスタート
 県南・県西を走り、今日は越谷市をスタートして熊谷市まで、その途中で鷲宮~加須
 川口間2・8Kを13区間で繋ぐコースです。
  報告していますように私は実行委ですので、今日の行動は決っていました。同行の
 Т氏が教員のため、砂原小に車を置かせていただき青毛堀沿いに鷲宮神社迄歩き
 ました。茅で作られた「地の輪くぐり」の輪が置かれる、「拝殿」と「神楽殿」の間の
 空間がセレモニーの会場です。(―上・左―) 1時間前に会場に到着したのですが、
 さすがに境内はもう一杯でした。この日ものすごく蒸し暑かったのですが、何せ大木の
 生い茂る境内、涼風が心地良くほほを撫でてくれました。
  15:20ミニイベントが始まりました。市長・議長等が神楽殿をバックに挨拶
 (―上・中―) 
『関東最古の鷲宮神社において、コロナ禍から立ち直り、夢と希望に
 満ちた新しい社会を創っていく象徴として、オリンピックの聖火リレーが行えるのは
 誠に意義深い。』こんな内容でした。
  神楽が舞われました。この神楽は「土師一流催馬楽神楽」といい、「吾妻鑑」にも
 記載される由緒あるものです。12ある舞の1つ、今日踊られたのは疫病等の厄病神を
 退治する内容とかで、正にぴったりの内容、厄病神を打ち払う矢を何度か打つ部分が
 ありました。(―上・右―) この神楽は今まで何回か見ていますが、今日位じっくり拝見
 したのは初めてでした。これが12もあるというのですから、伝承は大変なことと思い
 ます。保存会関係皆様に敬意を表します。
  そうこうしていると「出発」の時間となりました。第一走者「酒井園実」さんがトーチを
 もって登場です。
(―下・左―)酒井さんは栗橋にお住いのパラアスリート、走り幅跳び
 の選手です。私は昨年夏、清久工業団地主催の「花火大会」の際ご一緒しています。

 (―久喜市アラカルトのページ令和2年7月31日付参照―) 
すごく明るい元気なお嬢
 さんです。トーチに聖火が灯さました。
(―下・中―)「ランタン」みたいな物に灯が灯って
 いたのですが、何かあっけない瞬間的な出来事でした。
鷲宮神社境内の石畳の上を
 走っていきました。すぐ後ろを走るのはサポーターの女子警察官です。他に警察官と
 一般のサポーター数人が走っていきました。(―下・右―)
  私たちは神社の境内で参道を東進していくのを見送るだけ、ですから他の風景は
 見ていません。ただランナーだけでなく、先導・広報・後尾の警察車、NTTの車、
 スタッフの車、そしてオフィシャルスポンサーの車と、車間距離を加えると、何と
 300m以上の車の列が続くそうです。すさまじいですね。見物者です。境内とそこ
 から先200m位しか見ていません。相当な混雑を伴う人出でした。市民サポーターの
 皆様ご苦労様でした。
  つつがなく久喜の聖火リレーは終わりました。アトはオリンピック・パラリン
ピック
 本番です。観客がいる事、それもそれなりの数で、を望む者ですが欲は言いません。
 テレビの前に座り続け応援しながら、オリンピックの成功を祈るのみで
す。
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