1996年 新春ジャイアント・シリーズ

日程 会場 対戦カード      
1/5 遊楽園ホール 三沢光晴、秋山準vs
ハンセン、ホークフィールド
バトルロイヤル 川田、田上vs
 G.馬場、R.木村
小橋健太
   vs渕正信
1/6 遊楽園ホール 三沢光晴、小川良成
 vsハンセン、バートン
川田、田上vs
  小橋、秋山
本田多聞vs
 ホークフィールド
馬場、木村vs
  大森、泉田
1/7          
1/8 日本武闘館 三冠ヘビー選手権
S.ハンセンvs三沢光晴
小橋健太
 vsM.バートン
インターJr選手権
小川vsヴァンダム
川田、田上vs
ウルフ、スミス

参加レスラー:ジャイアント馬場、三沢光晴、川田利明、小橋健太、田上明、秋山準、大森隆男
         本田多聞、泉田純、菊池毅、小川良成、ラッシャー木村、渕正信
         スタン・ハンセン、マイク・バートン、ウルフ・ホークフィールド、ロブ・ヴァン・ダム、ジョニー・スミス
試合結果:1月5日 ◆30分1本勝負
             小橋健太 ○(裸絞め 16分6秒)● 渕正信
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) 川田利明、田上明組
             ◎ 馬場(体固め 33分34秒)川田                    ※ブレーンバスターから
            ◆ジュニアヘビー・バトルロイヤル (4選手参加)
             菊池毅 ○(オーバーザトップロープ 20分56秒)● 小川良成
            ◆バトルロイヤル (4選手参加)
             M.バートン ○(オーバーザトップロープ 15分6秒)● 泉田純
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             三沢光晴、秋山準組 ( 1−0 ) S.ハンセン、W.ホークフィールド組
             ◎ 三沢(体固め 31分25秒)ハンセン          ※コーナー上からフロッグスプラッシュ
       1月6日 ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) 大森隆男、泉田純組
             ◎ 木村(ラクダ固め 21分36秒)大森
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             渕正信、菊池毅組 ( 1−0 ) R.ヴァン.ダム、J.スミス組
             ◎ 渕(脇固め 36分30秒)ヴァンダム
            ◆45分1本勝負
             本田多聞 ○(原爆固め 12分8秒)● W.ホークフィールド    ※強烈な高角度ジャーマン
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             小橋健太、秋山準組 ( 1−0 ) 川田利明、田上明組
             ◎ 小橋(コブラツイスト 37分3秒)田上                 ※豪腕ラリアット2発から
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             S.ハンセン、M.バートン組 ( 1−0 ) 三沢光晴、小川良成組
             ◎ ハンセン(片エビ固め 28分35秒)三沢            ※ウエスタンラリアット3発から
       1月8日◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 0−0 ) 渕正信、菊池毅組
             ◎ (時間切れ引き分け)
           ◆タッグマッチ45分1本勝負
             秋山準、大森隆男組 ( 1−0 ) 本田多聞、泉田純組
             ◎ 大森(チンロック 37分57秒)泉田                  ※アックスボンバーから
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             川田利明、田上明組 ( 1−0 ) W.ホークフィールド、J.スミス組
             ◎ 川田(腕ひしぎ逆十字固め 29分25秒)スミス         ※ブレーンバスター返しから
            ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
             小川良成 ( 1−0 ) R.ヴァン.ダム                ※小川は9度目の防衛に成功
             ◎ 小川(四の字ジャックナイフ固め 14分2秒)           ※バックドロップの連発から
            ◆特別試合60分1本勝負
             小橋健太 ( 1−0 ) M.バートン
             ◎ 小橋(裸絞め 16分26秒)                ※パワーボムからスリーパーホールド
            ◆三冠ヘビー級選手権60分1本勝負
             三沢光晴 ( 1−0 ) S.ハンセン                   ※三沢は第7代王者となる
             ◎ 三沢(エビ固め 19分58秒)          ※タイガースープレックスからタイガードライバー

総評:三沢が三冠王座を奪回した。ハンセンのショートレンジラリアットを耐え、そこから一気に猛虎技オンパレードで勝利。3連敗中だったので、まあそろそろ勝つころではあったが。


1996年 海外遠征

日程 会場 対戦カード      
2/5 レイクランド
シビックセンター
世界ヘビー選手権
フレアーvsアンダーテイカー
ホーガン、マイケルズ
 vsスティング、ナッシュ
オースチン
  vsケイン
ロックvs
B.ハート

試合結果:2月5日 ◆30分1本勝負
             R.ミステリオ.Jr ○(前方回転エビ固め 15分19秒)● シコシス   ※脳天杭打ち2発から
             ザ.ロック ○(片エビ固め 8分48秒)● B.ハート            ※ロックボトム2発から
             S.オースチン ○(片エビ固め 17分27秒)● ケイン         ※パイルドライバーから
            ◆統一世界タッグ選手権60分1本勝負
             スティング、K.ナッシュ組 ( 1−0 ) H.ホーガン、S.マイケルズ組 ※スティング組が新王者
             ◎ ナッシュ(KO 43分54秒)マイケルズ              ※パワーボムがクリティカル
            ◆統一世界ヘビー級選手権60分1本勝負
             アンダーテイカー ( 1−0 ) R.フレアー             ※フレアーが王座の防衛に成功
             ◎ アンダーテイカー(リングアウト 7分32秒)  ※場外で地獄突きもリングアウトで王座移動無し


1996年 「アルティメット ジャパン」 ワンナイト・トーナメント大会

日程 会場 対戦カード          
2/28 ベイサイド
 コロシアム
決勝戦 準決勝 前田日明
 vsフライ
安生洋二
vsヒクソン
田村潔司
vsゴルドー
高阪剛vs
 M.スミス

試合結果:2月28日◆トーナメント1回戦時間無制限1本勝負
             高阪剛 ○(アキレス腱固め 5分53秒)● M.スミス           ※関節技クリティカル
             G.ゴルドー ○(フロントネックロック 7分6秒)● 田村潔司
             H.グレイシー ○(TKO 16分44秒)● 安生洋二         ※マウントパンチから膝蹴り
             前田日明 ○(TKO 10分15秒)● D.フライ            ※蹴って投げて極めて勝つ
              ◆トーナメント準決勝時間無制限1本勝負
             H.グレイシー ○(チョークスリーパー 22秒)● G.ゴルドー  ※わずか22秒、瞬殺クリティカル
             高阪剛 ○(腕ひしぎ逆十字固め 10分31秒)● 前田日明        ※再びクリティカル
              ◆アルティメットジャパン決勝戦時間無制限1本勝負
             H.グレイシー ○(TKO 6分27秒)● 高阪剛                 ※パンチでTKO
             (ヒクソン・グレイシーが優勝)

総評:注目のヒクソンが初登場、安生に粘られた時はどうなるかと思ったが、準決勝の秒殺は見事だった。前田との決勝戦をねらったが、高阪のクリティカルに敗れ、ヒクソン−前田戦は実現せず。


1996年 チャンピオン・カーニバル

日程 会場 対戦カード        
3/6 遊楽園ホール 三沢vs秋山 小橋vsロック 田上vsベイダー 川田vsオブライト ハンセンvsエース
3/7 遊楽園ホール 三沢vs川田 ベイダーvsロック 田上vsハンセン 秋山vsオブライト 小橋vsエース
3/8 日本武闘館 三沢vs小橋 ハンセンvsベイダー 川田vs秋山 田上vsオブライト ロックvsエース
3/9            
3/10 村川町体育館 三沢vs田上 小橋vs秋山 ハンセンvsオブライト 川田vsロック ベイダーvsエース
3/11 村川町体育館 三沢vsオブライト 小橋vsハンセン 川田vsベイダー 田上vsロック 秋山vsエース
3/12            
3/13 遊楽園ホール 小橋vs川田 三沢vsロック 秋山vsハンセン ベイダーvsオブライト 田上vsエース
3/14 遊楽園ホール 小橋vs田上 川田vsハンセン 三沢vsエース 秋山vsベイダー ロックvsオブライト
3/15            
3/16 日本武闘館 三沢vsベイダー 小橋vsオブライト 田上vs秋山 川田vsエース ハンセンvsロック
3/17 HUMANDOME 三沢vsハンセン 小橋vsベイダー 川田vs田上 秋山vsロック オブライトvsエース

参加レスラー:三沢光晴、川田利明、小橋健太、田上明、秋山準
         スタン・ハンセン、ビッグ・バン・ベイダー、ゲーリー・オブライト、ジョニー・エース
         ザ・ロック
試合結果:3月6日◆公式戦30分1本勝負
            S.ハンセン △(時間切れ引き分け)△ J.エース
            川田利明 ○(エビ固め 13分4秒)● G.オブライト        ※ジャンピングハイキックから
            B.ベイダー ○(裸絞め 14分33秒)● 田上明        ※ベイダーの重い攻撃に消耗する
            小橋健太 ○(テキサス式逆エビ固め 19分35秒)● ザ.ロック
            三沢光晴 ○(KO 15分49秒)● 秋山準          ※ローリングエルボーがクリティカル
       3月7日◆公式戦30分1本勝負
            小橋健太 ○(テキサス式逆エビ固め 18分35秒)● J.エース
            G.オブライト ○(膝十字固め 25分59秒)● 秋山準      ※高速スープレックス連発から
            田上明 ○(体固め 13分58秒)● S.ハンセン        ※場外乱闘から投げっぱなし原爆
            B.ベイダー ○(裸絞め 11分56秒)● ザ.ロック           ※ベイダーの一方的な展開
            三沢光晴 ○(エビ固め 14分22秒)● 川田利明          ※タイガードライバー2連発
       3月8日◆公式戦30分1本勝負
            ザ.ロック ○(逆エビ固め 20分44秒)● J.エース         ※ロックボトムから逆エビへ
            G.オブライト ○(裸絞め 17分19秒)● 田上明
            秋山準 ○(原爆固め 29分49秒)● 川田利明       ※残り時間10秒でジャーマン決まる
            S.ハンセン ○(KO 10分29秒)● B.ベイダー       ※ウエスタンラリアットがクリティカル
            三沢光晴 ▲(両者リングアウト 12分11秒)▲ 小橋健太 ※場外タイガードライバー、生還できず
       3月10日◆公式戦30分1本勝負
            B.ベイダー ○(裸絞め 22分35秒)● J.エース ※フォールにいかないベイダー、スリーパー決着
            川田利明 ○(腕ひしぎ逆十字固め 18分5秒)● ザ.ロック  ※ロープに振って喧嘩キックから
            G.オブライト ○(KO 9分50秒)● S.ハンセン    ※ジャーマンスープレックスがクリティカル
            秋山準 ○(エビ固め 25分23秒)● 小橋健太         ※熱戦はスクリューボムで決着
            三沢光晴 ○(エビ固め 24分41秒)● 田上明         ※田上粘るもタイガードライバー
       3月11日◆公式戦30分1本勝負
            秋山準 △(時間切れ引き分け)△ J.エース
            田上明 ○(体固め 19分21秒)● ザ.ロック    ※投げっぱなしジャーマンスープレックスから
            B.ベイダー ○(裸絞め 12分9秒)● 川田利明   ※一方的に攻めて胴締めスリーパーホールド
            小橋健太 ○(体固め 26分5秒)● S.ハンセン   ※小橋、ハンセン以上にラリアット打ちまくる
            G.オブライト ○(裸絞め 12分50秒)● 三沢光晴   ※冴えまくるオブライトの技、快進撃続く
       3月13日◆公式戦30分1本勝負
            田上明 ○(KO 7分41秒)● J.エース                ※喉輪落としがクリティカル
            G.オブライト ○(KO 9分16秒)● B.ベイダー      ※高速ジャーマンスープレックスでKO
            秋山準 △(時間切れ引き分け)△ S.ハンセン
            三沢光晴 ○(片エビ固め 11分5秒)● ザ.ロック     ※猛虎原爆、原爆固めの連続技から
            小橋健太 ○(テキサス式逆エビ固め 14分49秒)● 川田利明 ※ラリアット、バックドロップから
       3月14日◆公式戦30分1本勝負
            G.オブライト ○(KO 8分1秒)● ザ.ロック       ※3試合目、高速スープレックスでのKO劇
            B.ベイダー ○(リングアウト 28分17秒)● 秋山準 ※バックフリップがクリティカル、秋山場外転落
            三沢光晴 ○(体固め 27分24秒)● J.エース              ※エルボーを打ちまくる
            S.ハンセン ○(体固め 25分41秒)● 川田利明
            小橋健太 ○(裸絞め 28分26秒)● 田上明                ※豪腕ラリアットから
       3月16日◆公式戦30分1本勝負
            S.ハンセン ○(片エビ固め 12分24秒)● ザ.ロック         ※ウエスタンラリアットから
            川田利明 ○(ストレッチプラム 21分11秒)● J.エース
            秋山準 ○(原爆固め 15分39秒)● 田上明      ※リング中央でジャーマンスープレックス
            G.オブライト ○(腕ひしぎ逆十字固め 18分26秒)● 小橋健太※フルネルソンスープレックスから
            三沢光晴 ○(片エビ固め 16分51秒)● B.ベイダー       ※ローリングエルボーがヒット
       3月17日◆公式戦30分1本勝負
            G.オブライト ○(裸絞め 20分48秒)● J.エース   ※体力を奪って胴締めスリーパーホールド
            ザ.ロック ○(裸絞め 16分25秒)● 秋山準
            田上明 ○(体固め 20分20秒)● 川田利明      ※パワーボム連発、アトミックホイップから
            B.ベイダー ○(裸絞め 9分38秒)● 小橋健太   ※ベイダーの圧倒的パワーに小橋何もできず
            S.ハンセン ○(片エビ固め 14分2秒)● 三沢光晴           ※後頭部ラリアットから
             (G.オブライトは16点で決勝戦進出、三沢、ベイダーは12点で準決勝)
            ◆チャンピオン・カーニバル準決勝30分1本勝負
            三沢光晴 ( 1−0 ) B.ベイダー
            ◎ 三沢(エビ固め 18分55秒)              ※三沢、しぶとく粘ってタイガードライバー
             (三沢が決勝戦進出)
            ◆チャンピオン・カーニバル優勝決定戦60分1本勝負
            三沢光晴 ( 1−0 ) G.オブライト               ※三沢光晴は2年ぶり4度目の優勝
            ◎ 三沢(片エビ固め 14分28秒)                ※猛虎原爆、モンキーフリップから

総評:伏兵G.オブライトが高速スープレックスを武器に快進撃、クリティカル連発でリーグ戦1位、決勝進出を決めた。辛くも勝ち上がった三沢との決勝戦は、攻め強いが打たれ弱いオブライトの弱点が出て、三沢の前に屈した。最後はエース三沢が締めくくることで波乱続きのC・カーニバルも落ち着きを取り戻し終了したようだ。また秋山が小橋、川田、田上を立て続けに破る金星を上げ、四天王の一角に食い込む勢いを見せた。


1996年 スーパーパワー・シリーズ

日程 会場 対戦カード      
5/18 遊楽園ホール 三冠ヘビー選手権
    三沢光晴vs小橋健太
川田、田上vs
ウィリアムス、パトリオット
インターJr戦
小川vsカサス
秋山、本田vs
 馬場、木村
5/19          
5/20 日本武闘館 世界タッグ選手権
スティング、ナッシュvs三沢、小川
小橋、秋山vs
ウィリアムス、パトリオット
川田、田上vs
 大森、本田
馬場、菊池vs
泉田、カサス

参加レスラー:ジャイアント馬場、三沢光晴、川田利明、小橋健太、田上明、秋山準、大森隆男
         本田多聞、泉田純、菊池毅、小川良成、ラッシャー木村、渕正信
         スティーブ・ウィリアムス、パトリオット、ネグロ・カサス
         (5/28のみ)スティング、ケビン・ナッシュ
試合結果:5月18日◆タッグマッチ30分1本勝負
            大森隆男、菊池毅組 ( 0−0 ) 渕正信、泉田純組
             ◎ (時間切れ引き分け)
             ◆タッグマッチ45分1本勝負
            G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) 秋山準、本田多聞組
            ◎ 木村(逆エビ固め 22分8秒)本田                ※馬場が攻めて木村で決める
             ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
            N.カサス ( 1−0 ) 小川良成                    ※カサスは第13代王者となる
            ◎ カサス(ラ・マヒストラル 13分6秒)        ※コーナー最上段から雪崩式ブレーンバスター
             ◆タッグマッチ60分1本勝負
            川田利明、田上明組 ( 1−0 ) S.ウィリアムス、パトリオット組
            ◎ 田上(体固め 34分35秒)ウィリアムス             ※フォール返して逆に押さえ込む
             ◆三冠ヘビー級選手権60分1本勝負
            小橋健太 ( 1−0 ) 三沢光晴                     ※小橋は第8代王者となる
            ◎ 小橋(裸絞め 22分4秒)         ※ブレーンバスター、豪腕ラリアットから執念のスリーパー
       5月20日◆30分1本勝負
            R.木村 ▲(両者リングアウト 11分46秒)▲ 渕正信
             ◆タッグマッチ30分1本勝負
            G.馬場、菊池毅組 ( 1−0 ) 泉田純、N.カサス組
            ◎ 馬場(片エビ固め 24分49秒)カサス          ※ヘビー級対ジュニアじゃあ仕様がない
             ◆タッグマッチ45分1本勝負
            川田利明、田上明組 ( 1−0 ) 大森隆男、本田多聞組
            ◎ 田上(逆片エビ固め 30分20秒)大森
             ◆タッグマッチ60分1本勝負
            小橋健太、秋山準組 ( 1−0 ) S.ウィリアムス、パトリオット組
            ◎ 秋山(チンロック 43分54秒)パトリオット           ※小橋、秋山の連携からアゴ絞め
             ◆統一世界タッグ選手権60分1本勝負
            三沢光晴、小川良成組 ( 1−0 ) スティング、K.ナッシュ組  ※三沢組が第11代王者となる
            ◎ 三沢(エビ固め 31分46秒)ナッシュ            ※とどめはやはりタイガードライバー

総評:こうもうまくいくものなのか?揃ってシングルタイトルを失ったばかりの三沢、小川組が、世界タッグ奪取に成功、世界王者となった。また三冠戦は小橋が昭和プロレスのエース三沢を破って、ついに三冠王者に輝く。小橋時代到来となるか、注目される。


1996年 海外遠征 「レッスル・ヒート]Y」

日程 会場 対戦カード      
7/4 サバンナ
シビック・センター
世界ヘビー選手権
フレアーvsゴールドバーグ
三沢、小川vs
スティング、ナッシュ
三冠ヘビー選手権
小橋vsH.ホーガン
アンダーテイカー
vsS.オースチン

試合結果:7月4日◆30分1本勝負
             U.ドラゴン ○(エビ固め 12分25秒)● R.ミステリオ.Jr        ※高角度ライガーボム
             S.オースチン ○(片エビ固め 10分6秒)● アンダーテイカー
             ◆三冠ヘビー級選手権60分1本勝負
             小橋健太 ( 1−0 ) H.ホーガン                     ※小橋は初防衛に成功
             ◎ 小橋(体固め 22分14秒)                         ※ラリアット打ちまくる
             ◆統一世界タッグ選手権60分1本勝負
             スティング、K.ナッシュ組 ( 1−0 ) 三沢光晴、小川良成組  ※スティング組は第12代王者
             ◎ ナッシュ(体固め 27分59秒)三沢                    ※チョークスラムから
             ◆統一世界ヘビー級選手権60分1本勝負
             B.ゴールドバーグ ( 1−0 ) R.フレアー         ※ゴールドバーグは第12代王者となる
             ◎ ゴールドバーグ(片エビ固め 15分59秒)             ※必殺ジャックハマー炸裂


1996年 「NEW JAPAN」 G1クライマックス

日程 会場 対戦カード              
8/1 日本武闘館 1回戦
蝶野vs小島
橋本vs
佐々木
武藤
vs山崎
越中
vs鶴田
長州
vs平田
藤波
vs安田
中西
vs天龍
天山
vs小原
8/2 日本武闘館 2回戦              
8/3 日本武闘館 準決勝戦              
8/4 日本武闘館 優勝決定戦              

試合結果:8月1日◆G1トーナメント1回戦30分1本勝負
            天山広吉 ○(体固め 14分15秒)● 小原道由            ※モンゴリアンチョップから
            天龍源一郎 ○(体固め 14分17秒)● 中西学         ※場外フェンス攻撃から延髄斬り
            安田忠夫 ○(エビ固め 19分0秒)● 藤波辰爾    ※番狂わせ、パワーボム、タイガードライバー
            平田淳嗣 ○(エビ固め 14分26秒)● 長州力   ※激しい攻防、決着はジャンピングパワーボム
            J.鶴田 ○(エビ固め 9分46秒)● 越中詩郎           ※強さ爆発!とどめはパワーボム
            山崎一夫 ○(膝固め 24分12秒)● 武藤敬司           ※しぶとい関節技攻撃決まる
            橋本真也 ○(片エビ固め 10分58秒)● 佐々木健介           ※一方的に攻め圧勝
            蝶野正洋 ○(体固め 14分1秒)● 小島聡
        8月2日◆G1トーナメント2回戦30分1本勝負
            平田淳嗣 ○(片エビ固め 14分24秒)● 山崎一夫             ※バックドロップから
            橋本真也 ○(片エビ固め 12分6秒)● 安田忠夫          ※DDTから袈裟切りチョップ
            天龍源一郎 ○(KO 9分56秒)● 天山広吉             ※パワーボムがクリティカル
            J.鶴田 ○(体固め 9分9秒)● 蝶野正洋           ※強さ爆発!バックドロップ2発から
         8月3日◆G1トーナメント準決勝戦30分1本勝負
            J.鶴田 ○(エビ固め 11分58秒)● 平田淳嗣           ※強さ爆発!パワーボム決着
            橋本真也 ○(片エビ固め 9分29秒)● 天龍源一郎         ※原爆、リバースDDTから
         8月4日◆G1トーナメント優勝決定戦60分1本勝負
            J.鶴田 ( 1−0 ) 橋本真也                        ※ジャンボ鶴田は初優勝
            ◎ 鶴田(体固め 16分27秒)                 ※バックドロップ4発からジャンボキック

総評:鶴田の参戦は反則だったか。4試合とも強い時の鶴田が出て、他を寄せ付けない圧倒した優勝だった。「昭和プロレス」を離れ3年、他団体戦で勝てず目立たなかったが、久々に存在感を示した。しかし、この優勝に「NEW JAPAN」の主力選手が反発、「それなら俺たちも昭和プロレスの最強タッグに殴りこみだ!」と全面対決の様相を呈してきた。


1996年 ジャイアント・シリーズ

日程 会場 対戦カード      
10/2 遊楽園ホール 三沢光晴、小川良成
 vsベイダー、サブゥー
小橋健太、秋山準vs
  川田利明、田上明
大森隆男vs
      J.エース
泉田、菊池
   vsR.木村、渕
10/3 村川町体育館 三沢光晴、小川良成
 vs小橋健太、秋山準
川田利明、田上明vs
B.ベイダー、J.エース
大森、本田vs
 G.馬場、R.木村
菊池毅vs
      サブゥー
10/4          
10/5 日本武闘館 三冠ヘビー選手権
小橋健太vsオースチン
三沢光晴、秋山準vs
B.ベイダー、J.エース
インターJr選手権
カサスvs小川良成
川田利明vs
     大森隆男

参加レスラー:ジャイアント馬場、三沢光晴、川田利明、小橋健太、田上明、秋山準、大森隆男、本田多聞、泉田純
         ビッグ・バン・ベイダー、ジョニー・エース、サブゥー  菊池毅、小川良成、ラッシャー木村、渕正信
        (10月5日のみ) スティーブ・オースチン、ネグロ・カサス
試合結果:10月2日◆30分1本勝負
            G.馬場 ○(腕ひしぎ逆十字固め 14分10秒)● 本田多聞
             ◆タッグマッチ30分1本勝負
            R.木村、渕正信組 ( 0−0 ) 泉田純、菊池毅組
            ◎ (時間切れ引き分け)
             ◆45分1本勝負
            大森隆男 ○(フランケンシュタイナー 27分18秒)● J.エース      ※飛竜原爆固めから
             ◆タッグマッチ45分1本勝負
            小橋健太、秋山準組 ( 1−0 ) 川田利明、田上明組
            ◎ 秋山(体固め 31分14秒)田上                    ※タイミング良く押さえ込む
             ◆タッグマッチ60分1本勝負
            三沢光晴、小川良成組 ( 1−0 ) B.ベイダー、サブゥー組
            ◎ 三沢(エビ固め 27分6秒)ベイダー                  ※タイガードライバー2連発
       10月3日◆30分1本勝負
            渕正信 ○(脇固め 24分56秒)● 泉田純
            サブゥー ○(原爆固め 29分53秒)● 菊池毅
             ◆タッグマッチ30分1本勝負
            G.馬場、R.木村組 ( 0−0 ) 大森隆男、本田多聞組
            ◎ (時間切れ引き分け)
             ◆タッグマッチ45分1本勝負
            川田利明、田上明組 ( 1−0 ) B.ベイダー、J.エース組
            ◎ 川田(KO 31分23秒)エース              ※ジャンピングハイキックがクリティカル
             ◆タッグマッチ60分1本勝負
            三沢光晴、小川良成組 ( 1−0 ) 小橋健太、秋山準組
            ◎ 三沢(KO 29分49秒)小橋                 ※ローリングエルボーがクリティカル
       10月5日◆30分1本勝負
            渕正信 ○(網打ち式原爆固め 29分37秒)● サブゥー ※フィッシャーマンズスープレックス炸裂
             ◆タッグマッチ45分1本勝負
            田上明、菊池毅組 ( 1−0 ) 本田多聞、泉田純組
            ◎ 菊池(片エビ固め 33分51秒)泉田          ※原爆3発、田上のパワーボム援護から
             ◆特別試合45分1本勝負
            川田利明 ( 1−0 ) 大森隆男
            ◎ 川田(片エビ固め 17分41秒)
             ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
            N.カサス ( 1−0 ) 小川良成                      ※カサスは初防衛に成功
            ◎ カサス(ラクダ固め 20分11秒)                  ※熱戦の決着はベーシック技
             ◆タッグマッチ60分1本勝負
            B.ベイダー、J.エース組 ( 1−0 ) 三沢光晴、秋山準組
            ◎ エース(片エビ固め 38分3秒)秋山              ※ベイダーの裏拳が顔面にヒット
             ◆三冠ヘビー級選手権60分1本勝負
            小橋健太 ( 1−0 ) S.オースチン                 ※小橋は2度目の防衛に成功
            ◎ 小橋(飛竜原爆固め 20分4秒)            ※豪腕ラリアット、ギロチンドロップから

総評:小橋はアメリカマットの新エースS.オースチンを退けて三冠王座を守ったが、小川はN.カサスに敗れてジュニア王座の奪回に失敗した。さて、次シリーズ「世界最強タッグ」に、「NEW JAPAN」勢が全面参戦を表明したことを受けて「昭和プロレス」は、外人タッグチームの参加を取りやめ、昭和vsNJの日本人タッグチームによる最強タッグ戦をおこなうと発表した。同時に「R・Y・U」の天龍、原組の参戦も決まった。


1996年 海外遠征

日程 会場 対戦カード      
11/6 マジソン
スクエア・ガーデン
世界ヘビー選手権
ゴールドバーグvsホーガン
スティング、ナッシュvs
アンダーテイカー、ケイン
インターJr選手権
N.カサスvs菊池毅
三沢光晴vs
 C.ジャック

試合結果:11月6日◆30分1本勝負
             三沢光晴 ○(リングアウト 4分2秒)● C.ジャック           ※場外バックドロップ
             ザ・ロック ○(片エビ固め 14分42秒)● M.バートン       ※ピープルズエルボーから
              ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
             N.カサス ( 1−0 ) 菊池毅                    ※カサスは2度目の防衛に成功
             ◎ カサス(前方回転エビ固め 21分12秒)             ※丸め込み技がクリティカル
              ◆統一世界タッグ選手権60分1本勝負
             スティング、K.ナッシュ組 ( 1−0 ) アンダーテイカー、ケイン組 ※スティング組は王座防衛
             ◎ ナッシュ(リングアウト 20分50秒)ケイン                  ※4者場外乱闘
              ◆統一世界ヘビー級選手権60分1本勝負
             B.ゴールドバーグ ( 1−0 ) H.ホーガン         ※ゴールドバーグは王座防衛に成功
             ◎ ゴールドバーグ(腕ひしぎ逆十字固め 17分58秒)


1996年 世界最強タッグ決定リーグ戦

日程 会場 対戦カード      
12/6 遊楽園
 ホール
三沢光晴、小橋健太
  vsA.猪木、坂口征二
G.馬場、J.鶴田vs
   藤波辰爾、長州力
川田利明、田上明vs
 武藤敬司、橋本真也
天龍源一郎、阿修羅・原
 vs蝶野正洋、天山広吉
12/7 遊楽園
 ホール
G.馬場、J.鶴田vs
  蝶野正洋、天山広吉
三沢光晴、小橋健太
  vs藤波辰爾、長州力
武藤敬司、橋本真也vs
天龍源一郎、阿修羅・原
川田利明、田上明
  vsA.猪木、坂口征二
12/8          
12/9 村川町
 体育館
三沢光晴、小橋健太vs
天龍源一郎、阿修羅・原
武藤敬司、橋本真也
  vsA.猪木、坂口征二
蝶野正洋、天山広吉
  vs藤波辰爾、長州力
G.馬場、J.鶴田vs
    川田利明、田上明
12/10 村川町
 体育館
三沢光晴、小橋健太
  vs川田利明、田上明
G.馬場、J.鶴田vs
天龍源一郎、阿修羅・原
蝶野正洋、天山広吉
 vsA.猪木、坂口征二
武藤敬司、橋本真也
  vs藤波辰爾、長州力
12/11          
12/12 遊楽園
 ホール
三沢光晴、小橋健太
vs蝶野正洋、天山広吉
G.馬場、J.鶴田vs
  武藤敬司、橋本真也
A.猪木、坂口征二vs
天龍源一郎、阿修羅・原
川田利明、田上明
  vs藤波辰爾、長州力
12/13          
12/14 日本
 武闘館
三沢光晴、小橋健太
   vsG.馬場、J.鶴田
武藤敬司、橋本真也
vs蝶野正洋、天山広吉
A.猪木、坂口征二
  vs藤波辰爾、長州力
川田利明、田上明vs
天龍源一郎、阿修羅・原
12/15 日本
 武闘館
三沢光晴、小橋健太vs
  武藤敬司、橋本真也
G.馬場、J.鶴田vs
   A.猪木、坂口征二
川田利明、田上明vs
  蝶野正洋、天山広吉
天龍源一郎、阿修羅・原
  vs藤波辰爾、長州力

参加レスラー:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田組 三沢光晴、小橋健太組 川田利明、田上明組
         アントニオ猪木、坂口征二組 藤波辰爾、長州力組 武藤敬司、橋本真也組
         蝶野正洋、天山広吉組 天龍源一郎、阿修羅・原組
試合結果:12月6日◆公式戦45分1本勝負
             蝶野正洋、天山広吉組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組
             ◎ 蝶野(STF 40分48秒)天龍              ※入り乱れての混戦の中、STF決める
            ◆公式戦45分1本勝負
             川田利明、田上明組 ( 0−0 ) 武藤敬司、橋本真也組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、J.鶴田組 ( 1−0 ) 藤波辰爾、長州力組
             ◎ 鶴田(片エビ固め 29分18秒)藤波                  ※ジャンボラリアットから
            ◆公式戦45分1本勝負
             三沢光晴、小橋健太組 ( 1−0 ) A.猪木、坂口征二組
             ◎ 三沢(片エビ固め 40分1秒)坂口         ※ローリングエルボーで猪木KO、坂口孤立
       12月7日◆公式戦45分1本勝負
             A.猪木、坂口征二組 ( 1−0 ) 川田利明、田上明組
             ◎ 猪木(卍固め 29分51秒)田上                ※チョークスリーパーの連続から
            ◆公式戦45分1本勝負
             天龍源一郎、阿修羅・原組 ( 1−0 ) 武藤敬司、橋本真也組
             ◎ 天龍(体固め 30分34秒)武藤           ※連携冴える、ツープラトンパワーボムから
            ◆公式戦45分1本勝負
             三沢光晴、小橋健太組 ( 1−0 ) 藤波辰爾、長州力組
             ◎ 三沢(体固め 27分45秒)長州       ※タイガードライバー、投げっぱなしジャーマンから
            ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、J.鶴田組 ( 1−0 ) 蝶野正洋、天山広吉組
             ◎ 馬場(体固め 28分44秒)天山           ※空中首折り弾から鶴田の援護パワーボム
       12月9日◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、J.鶴田組 ( 1−0 ) 川田利明、田上明組
             ◎ 馬場(片エビ固め 28分38秒)川田                 ※DDT、空手チョップから
            ◆公式戦45分1本勝負
             蝶野正洋、天山広吉組 ( 1−0 ) 藤波辰爾、長州力組
             ◎ 蝶野(KO 22分40秒)長州                         ※STFで失神KO
            ◆公式戦45分1本勝負
             武藤敬司、橋本真也組 ( 1−0 ) A.猪木、坂口征二組
             ◎ 橋本(三角絞め 34分40秒)猪木
            ◆公式戦45分1本勝負
             三沢光晴、小橋健太組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組
             ◎ 三沢(エビ固め 34分50秒)天龍                 ※タイガードライバー炸裂!
      12月10日◆公式戦45分1本勝負
             武藤敬司、橋本真也組 ( 1−0 ) 藤波辰爾、長州力組
             ◎ 武藤(足四の字固め 31分37秒)藤波                  ※バックドロップから
            ◆公式戦45分1本勝負
             A.猪木、坂口征二組 ( 1−0 ) 蝶野正洋、天山広吉組
             ◎ 坂口(片エビ固め 33分29秒)天山          ※フットスタンプ、ギロチンドロップから
            ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、J.鶴田組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組
             ◎ 馬場(体固め 21分46秒)原            ※バックドロップ2発、ブレーンバスターから
            ◆公式戦45分1本勝負
             三沢光晴、小橋健太組 ( 1−0 ) 川田利明、田上明組
             ◎ 三沢(片エビ固め 28分22秒)田上          ※エルボーパットからエルボードロップ
      12月12日◆公式戦45分1本勝負
             川田利明、田上明組 ( 1−0 ) 藤波辰爾、長州力組
             ◎ 田上(逆片エビ固め 39分25秒)長州            ※投げっぱなしジャーマンから
            ◆公式戦45分1本勝負
             A.猪木、坂口征二組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組
             ◎ 坂口(裸絞め 40分55秒)原          ※原のラリアットをかわしてスリーパーホールド
            ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、J.鶴田組 ( 1−0 ) 武藤敬司、橋本真也組
             ◎ 馬場(片エビ固め 38分46秒)武藤        ※ロープに振って体当たりから押さえ込む
            ◆公式戦45分1本勝負
             三沢光晴、小橋健太組 ( 1−0 ) 蝶野正洋、天山広吉組
             ◎ 三沢(エビ固め 26分15秒)蝶野        ※ローリングエルボーからタイガードライバー
      12月14日◆公式戦45分1本勝負
             川田利明、田上明組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組
             ◎ 田上(サソリ固め 38分8秒)天龍
            ◆公式戦45分1本勝負
             A.猪木、坂口征二組 ( 1−0 ) 藤波辰爾、長州力組
             ◎ 坂口(逆エビ固め 41分40秒)長州           ※ジャンピングニーパットから逆エビ
            ◆公式戦45分1本勝負
             蝶野正洋、天山広吉組 ( 1−0 ) 武藤敬司、橋本真也組
             ◎ 蝶野(STF 42分22秒)武藤                  ※蝶野、執拗にSTFで攻める
            ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、J.鶴田組 ( 1−0 ) 三沢光晴、小橋健太組
             ◎ 鶴田(体固め 24分53秒)三沢              ※鶴田、渾身のバックドロップから
      12月15日◆公式戦45分1本勝負
             藤波辰爾、長州力組(2点) ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組(2点)
             ◎ 藤波(片エビ固め 42分5秒)原                  ※パイルドライバーから
            ◆公式戦45分1本勝負
             川田利明、田上明組(7点) ( 1−0 ) 蝶野正洋、天山広吉組(6点)
             ◎ 川田(ストレッチプラム 35分48秒)天山   ※垂直落下脳天砕き、原爆固めの連続技から
            ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、J.鶴田組(13点) ( 0−0 ) A.猪木、坂口征二組(9点)
             ◎ (時間切れ引き分け)            ※坂口奮闘、粘って引き分ける、馬場流血で攻め疲れ
            ◆公式戦45分1本勝負
             三沢光晴、小橋健太組(12点) ( 1−0 ) 武藤敬司、橋本真也組(5点)
             ◎ 三沢(エビ固め 22分46秒)橋本        ※ローリングエルボーからタイガードライバー
             ※馬場組は14年ぶり5度目の優勝

総評:「昭和プロレス」勢強し!14年振りにタッグコンビを組み出場をした馬場、鶴田のレジェンドコンビが三沢、小橋の新エースコンビや「NEW JAPAN」勢を打ち破り、優勝した。このタッグチームが最強なのは間違いないようだ。三沢、小橋組も第2位へはいった。逆に「NEW JAPAN」のエースコンビ、武藤、橋本組は後半戦3連敗で6位と期待を裏切った。


1996年 「昭和プロレス」ドーム4大決戦

日程 会場 対戦カード      
12/20 HUMAN
 DOME
特別試合
三沢光晴vs馳浩
三冠ヘビー選手権
小橋健太vsハンセン
特別試合
川田利明vs高山善廣
インターJr選手権
カサスvs小川良成

試合結果:12月20日◆30分1本勝負
             G.馬場 ○(体固め 24分28秒)● 秋山準      ※ランニングネックブリーカードロップ4発
             田上明 ○(体固め 15分38秒)● 本田多聞
              ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
             N.カサス ( 1−0 ) 小川良成                  ※カサスは3度目の防衛に成功
             ◎ カサス(交差式原爆固め 17分13秒)           ※クロスアームスープレックス一発
              ◆特別試合60分1本勝負
             川田利明 ( 1−0 ) 高山善廣
             ◎ 川田(KO 7分50秒)                ※ジャンピングハイキックでクリティカルKO
              ◆三冠ヘビー級選手権60分1本勝負
             S.ハンセン ( 1−0 ) 小橋健太                  ※ハンセンは第9代王者となる
             ◎ ハンセン(体固め 28分38秒)         ※ラリアット、パワーボム、とどめはバックドロップ
              ◆特別試合60分1本勝負
             馳浩 ( 1−0 ) 三沢光晴
             ◎ 馳(北斗原爆固め 17分12秒)             ※ノーザンライトスープレックスを連発