1989年 新春ジャイアント・シリーズ

日程 会場 対戦カード    
1/5 遊楽園ホール スーパーヘビー級バトルロイヤル バトルロイヤル  
1/6 遊楽園ホール 統一世界タッグ選手権
天龍、原vs鶴田、タイガー
馬場、アンドレvs
     カブキ、高野
木村、渕vs
   冬木、川田
1/7        
1/8 村川町体育館 J.鶴田、高野俊二vs
      G.馬場、アンドレ
天龍、原vs
     タイガー、渕
カブキ、木村
  vs冬木、川田
1/9        
1/10 日本武闘館 PWF、UN、インター選手権
   J.鶴田vs天龍源一郎
特別試合
 G.馬場vsアンドレ
タイガーvs
   阿修羅・原

参加レスラー:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、タイガーマスク、高野俊二、渕正信
         天龍源一郎、阿修羅・原、サムソン冬木、川田利明             ラッシャー木村
         アンドレ・ザ・ジャイアント
試合結果:1月5日 ◆バトルロイヤル (4選手参加)
             S.冬木 ○(オーバーザトップロープ 4分18秒)● タイガーマスク
            ◆バトルロイヤル (4選手参加)
             G.カブキ ○(オーバーザトップロープ 9分38秒)● 高野俊二
            ◆スーパーヘビー級バトルロイヤル (4選手参加)
             A.ジャイアント ○(オーバーザトップロープ 7分16秒)● J.鶴田
       1月6日 ◆タッグマッチ45分1本勝負
             S.冬木、川田利明組 ( 1−0 ) R.木村、渕正信組
             ◎ 川田(リングアウト 6分3秒)木村                   ※木村と冬木が場外乱闘
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             G.馬場、A.ジャイアント組 ( 1−0 ) G.カブキ、高野俊二組
             ◎ 馬場(片エビ固め 26分26秒)高野             ※脳天唐竹割りから、やしの実割り
            ◆統一世界タッグ選手権60分1本勝負
             天龍源一郎、阿修羅・原組 ( 1−0 ) J.鶴田、タイガーマスク組※天龍組は3度目の防衛に成功
             ◎ 天龍(体固め 41分51秒)鶴田      ※天龍-鶴田の意地の対決は、エースクラッシャーで決着
       1月8日 ◆タッグマッチ45分1本勝負
             S.冬木、川田利明組 ( 1−0 ) G.カブキ、R.木村組
             ◎ 川田(エビ固め 29分47秒)木村                   ※バックドロップ2発から
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             タイガーマスク、渕正信組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組
             ◎ タイガー(リングアウト 21分30秒)原          ※王者組敗れる、渕が原を場外で足止め
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             G.馬場、A.ジャイアント組 ( 1−0 ) J.鶴田、高野俊二組
             ◎ アンドレ(カナダ式背骨折り 36分36秒)高野
       1月10日◆30分1本勝負
             R.木村 ○(逆エビ固め 13分16秒)● 渕正信          ※ラリアットから逆エビでとどめ
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.カブキ、高野俊二組 ( 0−0 ) S.冬木、川田利明組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆45分1本勝負
             タイガーマスク ○(KO 18分41秒)● 阿修羅・原      ※タイガードライバーがクリティカル
            ◆特別試合60分1本勝負
             G.馬場 ( 1−0 ) A.ジャイアント
             ◎ 馬場(逆さ押さえ込み 18分55秒)                     ※河津落としから
            ◆PWF、UN、インターナショナル・ヘビー級選手権60分1本勝負
             天龍源一郎 ( 1−0 ) J.鶴田                     ※天龍は3冠王座を統一
             ◎ 天龍(エビ固め 21分15秒)              ※バックドロップ5発を耐えてパワーボム

総評:時代が「平成」に変わったのと時を同じくして、「昭和プロレス」の3つのベルトがついに統一された!新三冠王者は、天龍源一郎。10分過ぎから攻勢をかけたが、14分から鶴田のバックドロップを5発受けて、カウント2.5のピンチの連続、しかし最後は必殺技パワーボムで勝利した。7年ぶりの鶴田−天龍戦は両者持ち味を出し切っての好ゲームであった。


1989年 チャンピオン・カーニバル

日程 会場 対戦カード      
3/10 遊楽園ホール 5対5イリミネーションマッチ G.馬場vs
     D.スミス
R.木村vs
   D.ファーナス
D.キッドvs
    D.クロファット
3/11 遊楽園ホール 統一世界タッグ選手権
 天龍、原vsキッド、スミス
鶴田、カブキvs
ファーナス、クロファット
タイガー、浜田
   vs冬木、川田
馬場、木村
   vs高野、渕
3/12          
3/13 村川町体育館 J.鶴田、タイガーvs
     D.キッド、D.スミス
天龍、川田vs
ファーナス、クロファット
高野、浜田
    vs原、冬木
馬場、木村
  vsカブキ、渕
3/14 HUMANDOME 三冠ヘビー選手権
 天龍源一郎vsS.ハンセン
馬場、小橋vs
    鶴田、田上
インターJr選手権
 G.浜田vs渕正信
キッド、スミスvs
ファーナス、クロファット

参加レスラー:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、タイガーマスク、高野俊二、渕正信
         天龍源一郎、阿修羅・原、サムソン冬木、川田利明     グラン浜田、ラッシャー木村
         (3/14のみ)スタン・ハンセン
         ダイナマイト・キッド、デイビーボーイ・スミス、ダグ・ファーナス、ダニー・クロファット
試合結果:3月10日◆15分1本勝負
             D.キッド ○(片エビ固め 12分59秒)● D.クロファット      ※場外で痛めつけ、フォール
             R.木村 ○(片エビ固め 12分44秒)● D.ファーナス※ダイビングエルボーをかわして押さえ込む
             G.馬場 ○(片エビ固め 8分35秒)● D.スミス    ※ランニングネックブリーカードロップから
            ◆5対5イリミネーションマッチ(綱引きルール) 30分1本勝負
              @ 川田利明 ○(ストレッチプラム 17分44秒)● 高野俊二  ※川田の新必殺技が炸裂
              A G.カブキ △(時間切れ引き分け)△ S.冬木
              B 天龍源一郎 ○(卍固め 18分35秒)● 渕正信
              C J.鶴田 ○(エビ固め 18分13秒)● G.浜田     ※バックドロップ攻勢からパワーボム
              D 阿修羅・原 ○(片エビ固め 21分0秒)● タイガーマスク      ※バックドロップ1発
              ※天龍同盟が3勝1敗1分で勝利
       3月11日◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 0−0 ) 高野俊二、渕正信組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             S.冬木、川田利明組 ( 1−0 ) タイガーマスク、G.浜田組
             ◎ 冬木(エビ固め 38分56秒)浜田                ※冬木式変型パワーボムから
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             D.ファーナス、D.クロファット組 ( 1−0 ) J.鶴田、G.カブキ組
             ◎ クロファット(体固め 36分47秒)鶴田         ※混戦の中、鶴田をフォールする大金星
            ◆統一世界タッグ選手権60分1本勝負
             天龍源一郎、阿修羅・原組 ( 1−0 ) D.キッド、D.スミス組※天龍組は4度目の防衛に成功
             ◎ 天龍(エビ固め 25分38秒)キッド               ※天龍強し、パワーボムで決着
       3月13日◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) G.カブキ、渕正信組
             ◎ 木村(体固め 25分16秒)渕          ※カウンターのラリアットがタイミングよく決まる
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             高野俊二、G.浜田組 ( 0−0 ) 阿修羅・原、S.冬木組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             天龍源一郎、川田利明組 ( 1−0 ) D.ファーナス、D.クロファット組
             ◎ 川田(片エビ固め 39分29秒)ファーナス          ※ロープに振ってハイキックから
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、タイガーマスク組 ( 1−0 ) D.キッド、D.スミス組
             ◎ 鶴田(体固め 30分12秒)キッド                ※バックドロップの連発で決着
       3月14日◆15分1本勝負
             高野俊二 △(時間切れ引き分け)△ S.冬木
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.カブキ、タイガーマスク組 ( 0−0 ) 阿修羅・原、川田利明組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             D.キッド、D.スミス組 ( 1−0 ) D.ファーナス、D.クロファット組
             ◎ キッド(片エビ固め 28分42秒)クロファット           ※ダイビングヘッドバットから
            ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
             G.浜田 ( 1−0 ) 渕正信                     ※浜田は2度目の防衛に成功
             ◎ 浜田(ウラカン・ラナ 15分25秒)                ※浜田の一方的な展開で完勝
            ◆特別タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、田上明組 ( 1−0 ) G.馬場、小橋健太組
             ◎ 鶴田(体固め 29分51秒)馬場                 ※ジャンピングニーパット炸裂
            ◆三冠統一ヘビー級選手権60分1本勝負
             天龍源一郎 ( 1−0 ) S.ハンセン                   ※天龍は初防衛に成功
             ◎ 天龍(片エビ固め 33分5秒)            ※ラリアット8発を耐えてDDT、逆ラリアット

総評:三冠戦は、ハンセンがラリアットで優勢にすすめるもフォールのタイミングが合わず3カウントが取れないなか、天龍が徐々に巻き返し、逆にラリアットで勝利をものにした。また、新人小橋、田上が最終戦でデビューを飾り、ここに将来の「昭和プロレス」を背負って立つ「四天王」が揃った。さて、馬場は「NEW JAPN」の新社長、坂口と会談し、今後交流試合をおこなうことで同意、さっそく、4/24の大会で実現することとなった。


1989年 「NEW JAPAN」 闘強導夢大会

日程 会場 対戦カード        
4/24 東京ドーム 統一世界ヘビー選手権
 H.ホーガンvsA.猪木
藤波、越中vs
鶴田、タイガー
長州、マシーン
 vs天龍、川田
獣神ライガー
 vs小林邦昭
B.ベイダー
vs阿修羅・原

試合結果:4月24日◆「NJ」vs「昭和」30分1本勝負
             B.ベイダー ○(リングアウト 4分38秒)● 阿修羅・原
            ◆「獣神サンダー・ライガー」デビュー戦30分1本勝負
             小林邦昭 ○(片エビ固め 9分29秒)● 獣神ライガー※小林の速攻、ツームストンパイルドライバー
            ◆「NJ」vs「昭和」タッグマッチ45分1本勝負
             長州力、S.マシーン組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、川田利明組
             ◎ 長州(体固め 32分15秒)天龍                   ※4者混戦の中、押さえ込む
            ◆「NJ」vs「昭和」タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、タイガーマスク組 ( 1−0 ) 藤波辰巳、越中詩郎組
             ◎ 鶴田(エビ固め 32分29秒)藤波          ※越中KOされ藤波孤立、パワーボムで決着
            ◆統一世界ヘビー級選手権60分1本勝負
             H.ホーガン ( 1−0 ) A.猪木                   ※ホーガンは王座の防衛に成功
             ◎ ホーガン(片エビ固め 21分38秒)              ※急所攻撃、ギロチンドロップから


1989年 スーパーパワー・シリーズ

日程 会場 対戦カード      
5/25 遊楽園ホール J.鶴田、タイガーvs
     ハンセン、エース
カブキ、小橋vs
vs天龍源一郎、川田
高野俊二vs
  T.デビアス
G.馬場、田上明
 vs原、S.冬木
5/26 遊楽園ホール J.鶴田、田上明vs
 天龍源一郎、阿修羅・原
G.カブキ、タイガーvs
 ハンセン、デビアス
小橋、エース
vs冬木、川田
G.馬場、R.木村
vs高野、渕正信
5/27          
5/28 日本武闘館 世界タッグ選手権
天龍、原vsハンセン、デビアス
J.鶴田vsJ.エース タイガーマスク
 vs高野俊二
小橋、田上vs
   冬木、川田

参加レスラー:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、タイガーマスク、高野俊二、渕正信
         天龍源一郎、阿修羅・原、サムソン冬木、川田利明、  小橋健太、田上明、ラッシャー木村
         スタン・ハンセン、テッド・デビアス、ジョニー・エース
試合結果:5月25日◆15分1本勝負
             渕正信 ○(リングアウト 9分43秒)● R.木村
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、田上明組 ( 1−0 ) 阿修羅・原、S.冬木組
             ◎ 田上(KO 11分39秒)原                     ※喉輪落としがクリティカル発生
            ◆30分1本勝負
             高野俊二 ○(体固め 28分55秒)● T.デビアス        ※ボディスラム、ストンピングから
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             G.カブキ、小橋健太組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、川田利明組
             ◎ 小橋(裸絞め 25分6秒)天龍            ※天龍を集中攻撃、ギブアップを奪う大金星
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             S.ハンセン、J.エース組 ( 1−0 ) J.鶴田、タイガーマスク組
             ◎ エース(片エビ固め 34分54秒)鶴田          ※ジョニースパイクから同士討ちさせて
       5月26日◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 0−0 ) 高野俊二、渕正信組
             ◎ 木村(両者リングアウト 21分1秒)渕
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             小橋健太、J.エース組 ( 1−0 ) S.冬木、川田利明組
             ◎ 小橋(コブラツイスト 26分34秒)川田
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             S.ハンセン、T.デビアス組 ( 1−0 ) G.カブキ、タイガーマスク組
             ◎ デビアス(体固め 25分59秒)カブキ         ※原爆固めからブルドッキングヘッドロック
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、田上明組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組
             ◎ 鶴田(KO 31分34秒)原                  ※鶴田の独壇場、バックドロップKO
       5月28日◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) G.カブキ、渕正信組
             ◎ 木村(ラクダ固め 23分32秒)渕
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             小橋健太、田上明組 ( 0−0 ) S.冬木、川田利明組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆45分1本勝負
             タイガーマスク ○(エビ固め 15分12秒)● 高野俊二     ※必殺タイガードライバーから
            ◆60分1本勝負
             J.鶴田 ○(体固め 12分42秒)● J.エース           ※一方的にバックドロップから
            ◆統一世界タッグ選手権60分1本勝負
             天龍源一郎、阿修羅・原組 ( 1−0 ) S.ハンセン、T.デビアス組※天龍組は5度目の防衛に成功
             ◎ 原(両者リングアウト 5分30秒)デビアス                ※消化不良で終了

総評:小橋、田上がフレッシュな戦いを見せている。タッグながら天龍、原からそれぞれフォール勝ちを上げた。またこれに影響を受けたのか、川田の動きも良くなっている。そして「昭和プロレス」は、秋のシリーズで「あすなろ杯」と題した若手のリーグ戦の開催を決定した。新時代到来は近い?!


1989年 海外遠征 「レッスル・ヒート\」

日程 会場 対戦カード      
7/4 セントルイス
チェッカードーム
世界ヘビー選手権
ホーガンvsフレアー
スティングvs
グレート・ムタ
世界タッグ選手権
天龍、原vsウォーリアーズ
インターJr選手権
浜田vsワグナー.Jr

試合結果:7月4日 ◆インターナショナル・ジュニアヘビー選手権60分1本勝負
             G.浜田 ( 1−0 ) D.ワグナー.Jr                 ※浜田は3度目の防衛に成功
             ◎ 浜田(腕ひしぎ逆十字固め 15分54秒)            ※浜田、苦戦するも逆転勝利
            ◆統一世界タッグ選手権60分1本勝負
             H.ウォーリアー、A.ウォーリアー組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組※外人組は第3代王者
             ◎ アニマル(片エビ固め 31分23秒)天龍                ※混戦の中、押さえ込む
            ◆60分1本勝負
             G.ムタ ○(飛竜原爆固め 10分46秒)● スティング  ※一方的展開からドラゴンスープレックス
            ◆統一世界ヘビー級選手権60分1本勝負
             H.ホーガン ( 1−0 ) R.フレアー                 ※ホーガンは王座の防衛に成功
             ◎ ホーガン(片エビ固め 16分34秒)              ※エルボー、ギロチンドロップから


1989年 ジャイアント・シリーズ

日程 会場 対戦カード      
9/28 日本武闘館 世界タッグ選手権
ウォーリアーズvs鶴田、タイガー
三冠ヘビー選手権
  天龍源一郎vsT.ゴディ
カブキ、田上
     vs原、川田
馬場、木村vs
ブッチャー、冬木
9/29 遊楽園ホール J.鶴田、小橋健太
   vsブッチャー、S.冬木
天龍源一郎、阿修羅・原
   vsT.ゴディ、J.スミス
G.カブキvs
  タイガーマスク
馬場、木村
   vs高野、渕
9/30          
10/1 村川町体育館 J.鶴田、G.カブキvs
 天龍源一郎、阿修羅・原
タイガーマスク、渕正信
   vsT.ゴディ、J.スミス
小橋健太
    vs川田利明
高野俊二
    vs田上明
10/2          
10/3 HUMAN
    DOME
三冠ヘビー選手権
       勝者vsJ.鶴田
タイガーマスク
      vs対戦者未定
カブキ、渕正信vs
 阿修羅・原、冬木
馬場、木村vs
 ブッチャー、スミス

参加レスラー:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、タイガーマスク、高野俊二、渕正信
         天龍源一郎、阿修羅・原、サムソン冬木、川田利明     小橋健太、田上明、 ラッシャー木村
         (9/28のみ)ホーク・ウォーリアー、アニマル・ウォーリアー
         テリー・ゴディ、アブドーラ・ザ・ブッチャー、ジョニー・スミス
試合結果:9月28日◆15分1本勝負
             渕正信 △(時間切れ引き分け)△ J.スミス
            ◆あすなろ杯争奪リーグ戦30分1本勝負
             小橋健太 ○(体固め 11分19秒)● 高野俊二        ※ラリアット、ムーンサルトプレス
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) A.ブッチャー、S.冬木組
             ◎ 馬場(腕ひしぎ逆十字固め 25分34秒)ブッチャー
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.カブキ、田上明組 ( 0−0 ) 阿修羅・原、川田利明組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆三冠統一ヘビー級選手権60分1本勝負
             T.ゴディ ( 1−0 ) 天龍源一郎                    ※ゴディは第2代王者となる
             ◎ ゴディ(エビ固め 15分20秒)                    ※元祖パワーボムが炸裂!
            ◆統一世界タッグ選手権60分1本勝負
             H.ウォーリアー、A.ウォーリアー組 ( 1−0 ) J.鶴田、タイガーマスク組※外人組は王座を防衛
             ◎ アニマル(体固め 30分57秒)鶴田           ※フライングラリアット、リフトアップスラム
       9月29日◆あすなろ杯争奪リーグ戦30分1本勝負
             川田利明 ○(エビ固め 17分7秒)● 田上明    ※垂直落下ブレーンバスターから顔面キック
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) 高野俊二、渕正信組
             ◎ 木村(リングアウト 24分9秒)高野
            ◆30分1本勝負
             タイガーマスク ○(原爆固め 15分0秒)● G.カブキ     ※タイガースープレックスから原爆
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             天龍源一郎、阿修羅・原組 ( 1−0 ) T.ゴディ、J.スミス組
             ◎ 原(エビ固め 26分3秒)スミス                    ※パワーボムからフォール
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、小橋健太組 ( 1−0 ) A.ブッチャー、S.冬木組
             ◎ 小橋(フェイスロック 28分4秒)ブッチャー         ※小橋の独壇場、ブッチャーに快勝
       10月1日◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 0−0 ) A.ブッチャー、S.冬木組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆あすなろ杯争奪リーグ戦30分1本勝負
             高野俊二 ○(体固め 18分40秒)● 田上明   ※しぶとくパンチでダメージを蓄積して押さえる
             小橋健太 ○(裸絞め 13分4秒)● 川田利明
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             タイガーマスク、渕正信組 ( 1−0 ) T.ゴディ、J.スミス組
             ◎ 渕(体固め 36分23秒)スミス               ※フォールを返して逆に押さえ込む
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             天龍源一郎、阿修羅・原組 ( 1−0 ) J.鶴田、G.カブキ組
             ◎ 原(体固め 25分33秒)鶴田                       ※天龍のタックルから
       10月3日◆あすなろ杯争奪リーグ戦30分1本勝負
             川田利明 ○(エビ固め 14分55秒)● 高野俊二             ※バックドロップから
             田上明 ○(サソリ固め 13分56秒)● 小橋健太             ※一方的に攻めきる
             ※川田、小橋が2勝1敗で同点決勝
             小橋健太 ○(片エビ固め 15分24秒)● 川田利明       ※ショートレンジラリアットから
             ※小橋健太が優勝
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) A.ブッチャー、J.スミス組
             ◎ 木村(リングアウト 9分40秒)ブッチャー
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             阿修羅・原、S.冬木組 ( 1−0 ) G.カブキ、渕正信組
             ◎ 原(逆エビ固め 23分47秒)渕
            ◆特別試合60分1本勝負
             タイガーマスク ( 1−0 ) 天龍源一郎
             ◎ タイガー(エビ固め 14分39秒)            ※これでもか、タイガードライバー4連発
            ◆三冠統一ヘビー級選手権60分1本勝負
             T.ゴディ ( 1−0 ) J.鶴田                        ※ゴディは初防衛に成功
             ◎ ゴディ(体固め 20分59秒)                       ※バックエルボーから

総評:テリー・ゴディが天龍を破って三冠王座を手にした。実力はありながら目立つ活躍は無かったが、これでトップレスラーの仲間入りを果たしたようだ。そこでスタン・ハンセンはブロディに代わってテリー・ゴディとタッグを結成、最強タッグに臨む。(ブロディは現実では88年に死亡しているが、このゲーム上では生きていることになっている)


1989年 世界最強タッグ決定リーグ戦

日程 会場 対戦カード      
11/30 遊楽園
 ホール
鶴田、タイガーvs
   ブッチャー、シン
天龍、原vs
   カブキ、高野
ハンセン、ゴディ
  vs冬木、川田
馬場、木村vs
 ファーナス、クロファット
12/1 遊楽園
 ホール
天龍、原vs
       冬木、川田
鶴田、タイガーvs
 ファーナス、クロファット
馬場、木村vs
 ブッチャー、シン
カブキ、高野
vsハンセン、ゴディ
12/2          
12/3 村川町
 体育館
天龍、原vs
   ブッチャー、シン
鶴田、タイガーvs
   カブキ、高野
馬場、木村vs
    冬木、川田
ハンセン、ゴディvs
 ファーナス、クロファット
12/4 村川町
 体育館
鶴田、タイガーvs
       冬木、川田
ハンセン、ゴディ
vsブッチャー、シン
天龍、原vs
ファーナス、クロファット
馬場、木村
  vsカブキ、高野
12/5          
12/6 遊楽園
 ホール
天龍、原vs
   ハンセン、ゴディ
鶴田、タイガー
   vs馬場、木村
カブキ、高野vs
ファーナス、クロファット
冬木、川田vs
 ブッチャー、シン
12/7          
12/8 日本
 武闘館
鶴田、タイガー
       vs天龍、原
馬場、木村vs
 ハンセン、ゴディ
カブキ、高野
  vs冬木、川田
ブッチャー、シンvs
 ファーナス、クロファット
12/9 日本
 武闘館
鶴田、タイガーvs
   ハンセン、ゴディ
馬場、木村vs
      天龍、原
カブキ、高野vs
 ブッチャー、シン
冬木、川田vs
 ファーナス、クロファット
12/10 HUMAN
 DOME
三冠ヘビー選手権
T.ゴディvs天龍源一郎
5対5イリミ
 ネーションマッチ
小橋、田上vs
    冬木、川田

参加レスラー:ジャイアント馬場、ラッシャー木村組 ジャンボ鶴田、タイガーマスク組 ザ・グレート・カブキ、高野俊二組
         天龍源一郎、阿修羅・原組 サムソン冬木、川田利明組 ダグ・ファーナス、ダニー・クロファット組
         スタン・ハンセン、テリー・ゴディ組 アブドーラ・ザ・ブッチャー、タイガー・ジェット・シン組
試合結果:11月30日◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) D.ファーナス、D.クロファット組
             ◎ 木村(ラクダ固め 19分27秒)クロファット         ※相手を寄せ付けず、一方的に決着
             ◆公式戦45分1本勝負
             S.ハンセン、T.ゴディ組 ( 1−0 ) S.冬木、川田利明組
             ◎ ゴディ(体固め 20分25秒)冬木             ※パワーボムのダメージ残り、返せず
             ◆公式戦45分1本勝負
             天龍源一郎、阿修羅・原組 ( 1−0 ) G.カブキ、高野俊二組
             ◎ 天龍(エビ固め 25分4秒)カブキ                   ※渾身のパワーボム一撃
             ◆公式戦45分1本勝負
             A.ブッチャー、T.シン組 ( 1−0 ) J.鶴田、タイガーマスク組
             ◎ シン(ラクダ固め 38分40秒)鶴田             ※鶴田大流血、反則攻撃にギブアップ
       12月1日 ◆公式戦45分1本勝負
             S.ハンセン、T.ゴディ組 ( 1−0 ) G.カブキ、高野俊二組
             ◎ ゴディ(体固め 27分29秒)高野                  ※元祖パワーボムが炸裂!
             ◆公式戦45分1本勝負
             A.ブッチャー、T.シン組 ( 1−0 ) G.馬場、R.木村組
             ◎ シン(ラクダ固め 33分4秒)馬場             ※馬場も血祭り、火炎攻撃を浴びせる
             ◆公式戦45分1本勝負
             J.鶴田、タイガーマスク組 ( 1−0 ) D.ファーナス、D.クロファット組
             ◎ 鶴田(体固め 26分38秒)クロファット                 ※バックドロップの連発
             ◆公式戦45分1本勝負
             天龍源一郎、阿修羅・原組 ( 1−0 ) S.冬木、川田利明組
             ◎ 原(体固め 26分57秒)冬木             ※ブレーンバスター、天龍の喧嘩キックから
       12月3日 ◆公式戦45分1本勝負
             S.ハンセン、T.ゴディ組 ( 1−0 ) D.ファーナス、D.クロファット組
             ◎ ハンセン(片エビ固め 32分29秒)ファーナス      ※ゴディのパワーボムから押さえ込む
             ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) S.冬木、川田利明組
             ◎ 馬場(体固め 32分9秒)冬木              ※パイルドライバー、バックドロップから
             ◆公式戦45分1本勝負
             J.鶴田、タイガーマスク組 ( 0−0 ) G.カブキ、高野俊二組
             ◎ (時間切れ引き分け)                      ※鶴田、長すぎたロンリーバトル
             ◆公式戦45分1本勝負
             A.ブッチャー、T.シン組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組
             ◎ シン(アルゼンチン式背骨折り 30分43秒)原      ※流血させて体力消耗させる作戦
       12月4日 ◆公式戦45分1本勝負
             G.カブキ、高野俊二組 ( 1−0 ) G.馬場、R.木村組
             ◎ 高野(リングアウト 9分57秒)木村                 ※木村、カブキと場外乱闘
             ◆公式戦45分1本勝負
             天龍源一郎、阿修羅・原組 ( 1−0 ) D.ファーナス、D.クロファット組
             ◎ 原(エビ固め 32分41秒)クロファット               ※ラリアットからパワーボム
             ◆公式戦45分1本勝負
             S.ハンセン、T.ゴディ組 ( 1−0 ) A.ブッチャー、T.シン組
             ◎ ゴディ(エビ固め 30分37秒)ブッチャー          ※巨体ブッチャーにパワーボム一発
             ◆公式戦45分1本勝負
             J.鶴田、タイガーマスク組 ( 1−0 ) S.冬木、川田利明組
             ◎ 鶴田(岩石落とし固め 24分59秒)川田      ※鶴田、容赦なくバックドロップで投げまくる
       12月6日 ◆公式戦45分1本勝負
             A.ブッチャー、T.シン組 ( 1−0 ) S.冬木、川田利明組
             ◎ ブッチャー(リングアウト 11分44秒)冬木             ※場外凶器攻撃につかまる
             ◆公式戦45分1本勝負
             D.ファーナス、D.クロファット組 ( 1−0 ) G.カブキ、高野俊二組
             ◎ クロファット(体固め 41分50秒)カブキ      ※コーナーポストからダイビングボディプレス
             ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) J.鶴田、タイガーマスク組
             ◎ 木村(片エビ固め 28分5秒)鶴田            ※連続ラリアット、クロスチョップから
             ◆公式戦45分1本勝負
             天龍源一郎、阿修羅・原組 ( 1−0 ) S.ハンセン、T.ゴディ組
             ◎ 天龍(体固め 32分20秒)ハンセン            ※天龍と原でハンセンを蹴りあげる
       12月8日 ◆公式戦45分1本勝負
             D.ファーナス、D.クロファット組 ( 1−0 ) A.ブッチャー、T.シン組
             ◎ クロファット(リングアウト 29分15秒)ブッチャー     ※ファーナスがブッチャーを足止め
             ◆公式戦45分1本勝負
             G.カブキ、高野俊二組 ( 1−0 ) S.冬木、川田利明組
             ◎ カブキ(リングアウト 27分13秒)冬木         ※高野が場外で滞空ブレーンバスター
             ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、R.木村組 ( 1−0 ) S.ハンセン、T.ゴディ組
             ◎ 木村(片エビ固め 38分14秒)ゴディ          ※パイルドライバー、ストンピングから
             ◆公式戦45分1本勝負
             J.鶴田、タイガーマスク組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組
             ◎ 鶴田(片エビ固め 20分55秒)天龍  ※パワーボム、タイガードライバー、最後はバックドロップ
       12月9日 ◆公式戦45分1本勝負
             S.冬木、川田利明組(2点) ( 1−0 ) D.ファーナス、D.クロファット組(4点)
             ◎ 川田(KO 27分4秒)クロファット            ※ジャンピングハイキックがクリティカル
             ◆公式戦45分1本勝負
             A.ブッチャー、T.シン組(10点) ( 1−0 ) G.カブキ、高野俊二組(5点)
             ◎ シン(ラクダ固め 33分10秒)高野                ※高野流血、体力消耗する
             ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、R.木村組(9点) ( 0−0 ) 天龍源一郎、阿修羅・原組(9点)
             ◎ (時間切れ引き分け)                ※木村奮闘するもあと一歩及ばず、時間切れ
             ◆公式戦45分1本勝負
             S.ハンセン、T.ゴディ組(10点) ( 1−0 ) J.鶴田、タイガーマスク組(7点)
             ◎ ハンセン(リングアウト 17分56秒)タイガー ※場外へブランチャーを決めるもそのままダウン
             ※ハンセン組、ブッチャー組が10点で優勝決定戦
             ◆優勝決定戦45分1本勝負
             S.ハンセン、T.ゴディ組 ( 0−0 ) A.ブッチャー、T.シン組
             ◎ ゴディ(両者リングアウト 6分20秒)シン
             ◆延長戦45分1本勝負
             S.ハンセン、T.ゴディ組 ( 1−0 ) A.ブッチャー、T.シン組
             ◎ ハンセン(体固め 29分43秒)ブッチャー     ※シンをKOし、ツープラトンパワーボムから
             ※ハンセン、ゴディ組が初優勝
       12月10日◆タッグマッチ30分1本勝負
             小橋健太、田上明組 ( 1−0 ) S.冬木、川田利明組
             ◎ 田上(体固め 29分0秒)川田    ※川田のストレッチプラムを小橋がカット、そこを押さえ込む
            ◆5対5イリミネーションマッチ(勝ち抜きルール) 30分1本勝負
             @ D.クロファット ○(エビ固め 14分24秒)● タイガーマスク※タイガードライバーを逆に決める
             A D.クロファット ○(エビ固め 21分17秒)● 高野俊二     ※粘ってタイガードライバー
             B 阿修羅・原 ○(片エビ固め 7分1秒)● D.クロファット        ※ただ押さえ込むだけ
             C D.ファーナス ○(KO 16分16秒)● 阿修羅・原  ※フランケンシュタイナーがクリティカル
             D G.カブキ ○(詳細不明)● D.ファーナス
             E T.シン ○(アルゼンチン式背骨折り 29分59秒)● G.カブキ
             F J.鶴田 ○(片エビ固め 0分24秒)● T.シン     ※コーナーポストへぶつけて押さえ込む
             G J.鶴田 ○(体固め 11分49秒)● A.ブッチャー       ※叩き付けパワーボム2発から
             H S.ハンセン ○(KO 11分49秒)● J.鶴田       ※ウエスタンラリアットがクリティカル
              ※外人組が1人残りで勝利
             ◆三冠統一ヘビー級選手権60分1本勝負
             T.ゴディ ( 1−0 ) 天龍源一郎                  ※ゴディは2度目の防衛に成功
             ◎ ゴディ(体固め 18分44秒)                       ※後頭部ラリアットから

総評:ブッチャー、シンの極悪コンビが凶器攻撃で日本陣営を撃破する快進撃を見せたが、優勝は決定戦の末、新超獣コンビ、ハンセン、ゴディ組が勝ち取った。今回は接戦が多く、実力が拮抗していたようだ。さて最強タッグで全く活躍できなかったタイガーマスクは、5対5でも格下のクロファットに自分の必殺技で逆に負ける屈辱を受け、「もうタイガーマスクのスタイルは必要無い。これからは、自分自身のファイトスタイルに変えていきたい。」と発言、マスクを脱ぐことを示唆した。