1986年 新春ジャイアント・シリーズ

日程 会場 対戦カード      
1/3 遊楽園ホール バトルロイヤル 長州、浜口vs
  G.マシーン、S.マシーン
猛虎7番勝負第7戦
タイガーvsデビアス
バトル
 ロイヤル
1/4 遊楽園ホール 鶴田、天龍vs
G.マシーン、S.マシーン
長州力vsT.デビアス インターJr選手権
  H.斉藤vs剛竜馬
A.浜口vs
 高野俊二
1/5          
1/6 村川町体育館 鶴田、タイガーvs
G.マシーン、S.マシーン
インターヘビー選手権
天龍源一郎vs長州力
G.馬場、カブキvs
 高野俊二、H.斉藤
R.木村vs
T.デビアス

参加レスラー:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、天龍源一郎、タイガーマスク、渕正信
         長州力、アニマル浜口、小林邦昭、保永昇男、ラッシャー木村、阿修羅・原、剛竜馬
         テッド・デビアス、ジャイアント・マシーン、スーパー・ストロング・マシーン、高野俊二、ヒロ斎藤
試合結果:1月3日 ◆ジュニアヘビー級バトルロイヤル (4選手参加)
             H.斎藤 ○(オーバーザトップロープ 14分37秒)● 渕正信
            ◆猛虎7番勝負第7戦60分1本勝負
             タイガーマスク ( 1−0 ) T.デビアス                ※タイガーマスクは6勝1敗
             ◎ タイガー(エビ固め 17分15秒)                  ※タイガードライバー炸裂!
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             G.マシーン、S.マシーン組 ( 1−0 ) 長州力、A.浜口組
             ◎ ストロング(片エビ固め 24分5秒)浜口             ※ジャイアントの背骨折りから
            ◆ヘビー級バトルロイヤル (4選手参加)
             阿修羅・原 ○(逆エビ固め 8分54秒)● G.カブキ
            ◆ヘビー級バトルロイヤル (4選手参加)
             天龍源一郎 ○(オーバーザトップロープ 20分50秒)● G.馬場
       1月4日 ◆タッグマッチ30分1本勝負
             タイガーマスク、渕正信組 ( 1−0 ) 小林邦昭、保永昇男組
             ◎ 渕(逆片エビ固め 28分48秒)保永
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、G.カブキ組 ( 0−0 ) R.木村、阿修羅・原組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆30分1本勝負
             A.浜口 △(時間切れ引き分け)△ 高野俊二
            ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
             H.斎藤 ( 0−0 ) 剛竜馬                      ※斎藤は3度目の防衛に成功
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆スペシャルマッチ60分1本勝負
             長州力 ( 1−0 ) T.デビアス
             ◎ 長州(体固め 17分51秒)           ※ラリアット、サソリ、脳天杭打ちの連続攻撃から
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、天龍源一郎組 ( 1−0 ) G.マシーン、S.マシーン組
             ◎ 鶴田(体固め 34分19秒)ジャイアント       ※ジャイアントを原爆で投げ、ジャンボキック
       1月6日 ◆15分1本勝負
             渕正信 △(時間切れ引き分け)△ 保永昇男
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             A.浜口、小林邦昭組 ( 0−0 ) 阿修羅・原、剛竜馬組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆30分1本勝負
             R.木村 ( 1−0 ) T.デビアス
             ◎ 木村(体固め 18分17秒)              ※ラリアット、ブルドッキングヘッドロックから
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、G.カブキ組 ( 0−0 ) 高野俊二、H.斎藤組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆インターナショナル・ヘビー級選手権60分1本勝負
             長州力 ( 1−0 ) 天龍源一郎                    ※長州は第14代王者となる
             ◎ 長州(裸絞め 22分44秒)                    ※ラリアット、バックドロップから
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、タイガーマスク組 ( 1−0 ) G.マシーン、S.マシーン組
             ◎ 鶴田(体固め 47分31秒)ジャイアント    ※S.マシーンKOで、G.マシーンがロンリーバトル

総評:長州力が初タイトルを獲得、天龍を破ってインター王座へ就いた。最初から連続ラリアット、バックドロップ、サソリ固めの速攻を見せ、天龍の反撃をしのいで勝利した。また、S.マシーンは、ジャイアント・マシーンなる謎のマスクマンを招聘しタッグを組んだが、その正体は世界王者アンドレらしい。タイガーマスクは「猛虎7番勝負」の最終戦を終え、6勝1敗と好成績を収めた。


1986年 チャンピオン・カーニバル

日程 会場 対戦カード      
3/5 遊楽園ホール J.鶴田、天龍源一郎
 vsT.シン、K.カマタ
長州力、A.浜口vs
 R.木村、阿修羅・原
カブキ、タイガーvs
 S.マシーン、高野
馬場、渕vs
 小林、保永
3/6 遊楽園ホール 3ウェイマッチ
鶴田vsT.シンvs高野
インターヘビー選手権
 長州力vsS.マシーン
天龍、タイガーvs
R.木村、阿修羅・原
馬場、カブキ
vs浜口、小林
3/7          
3/8 村川町体育館 カード未定 インタータッグ挑戦者
決定戦
対戦者未定
カード未定 カード未定
3/9 日本武闘館 インタータッグ選手権
  鶴田、天龍vs未定
PWFヘビー選手権
   G.馬場vsT.J.シン
インターJr選手権
  H.斉藤vs渕正信
カード未定

参加レスラー:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、天龍源一郎、タイガーマスク、渕正信
         長州力、アニマル浜口、小林邦昭、保永昇男、ラッシャー木村、阿修羅・原
         タイガー・ジェット・シン、キラー・トーア・カマタ、スーパー・ストロング・マシーン、高野俊二、ヒロ斎藤
試合結果:3月5日 ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、渕正信組 ( 0−0 ) 小林邦昭、保永昇男組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆インタータッグ挑戦者決定トーナメント1回戦60分1本勝負
             S.マシーン、高野俊二組 ( 1−0 ) G.カブキ、タイガーマスク組
             ◎ 高野(体固め 33分36秒)タイガー                    ※ギロチンドロップから
            ◆インタータッグ挑戦者決定トーナメント1回戦60分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組 ( 1−0 ) 長州力、A.浜口組
             ◎ 原(リングアウト 27分24秒)長州
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             T.シン、K.カマタ組 ( 1−0 ) J.鶴田、天龍源一郎組
             ◎ シン(アルゼンチン式背骨折り 29分12秒)鶴田           ※鶴田流血で体力消耗
       3月6日 ◆15分1本勝負
             保永昇男 △(時間切れ引き分け)△ K.カマタ
             渕正信 △(時間切れ引き分け)△ H.斎藤
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、G.カブキ組 ( 1−0 ) A.浜口、小林邦昭組
             ◎ 馬場(体固め 19分7秒)浜口                ※浜口を集中攻撃、河津落としから
            ◆30分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、タイガーマスク組
             ◎ 木村(体固め 27分50秒)天龍               ※フォールを返して逆に押さえ込む
            ◆インターナショナル・ヘビー級選手権60分1本勝負
             長州力 ( 1−0 ) S.S.マシーン                     ※長州は初防衛に成功
             ◎ 長州(サソリ固め 28分4秒)                     ※サソリ固めがクリティカル
            ◆3ウェイマッチ60分1本勝負
             J.鶴田 ( 1−0 ) T.J.シン、高野俊二
             ◎ 鶴田(片エビ固め 14分3秒)シン         ※高野のドロップキックから、鶴田が押さえる
       3月8日 ◆15分1本勝負
             保永昇男 ○(原爆固め 12分54秒)● H.斎藤
             天龍源一郎 ○(エビ固め 14分28秒)● 小林邦昭       ※パワーボム一発でフォール
            ◆30分1本勝負
             G.馬場、タイガーマスク組 ( 1−0 ) T.シン、K.カマタ組
             ◎ 馬場(KO 23分2秒)カマタ              ※ランニングネックブリーカードロップKO
            ◆インタータッグ挑戦者決定トーナメント決勝戦60分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組 ( 1−0 ) S.マシーン、高野俊二組     ※木村組が挑戦権を獲得
             ◎ 木村(ラクダ固め 28分14秒)マシーン                 ※マシーンを集中攻撃
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、G.カブキ組 ( 1−0 ) 長州力、A.浜口組
             ◎ 鶴田(片エビ固め 39分58秒)長州           ※とどめはダブルアームスープレックス
       3月9日 ◆15分1本勝負
             K.カマタ ○(片エビ固め 14分37秒)● 高野俊二      ※高野流血、空手作法にやられる
             S.マシーン △(時間切れ引き分け)△ A.浜口
            ◆30分1本勝負
             G.カブキ、タイガーマスク組 ( 1−0 ) 長州力、小林邦昭組
             ◎ タイガー(KO 13分29秒)長州               ※タイガードライバーがクリティカル
            ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
             渕正信 ( 1−0 ) H.斎藤                        ※渕は第5代王者となる
             ◎ 渕(脇固め 32分14秒)
            ◆PWFヘビー級選手権60分1本勝負
             G.馬場 ( 1−0 ) T.J.シン                     ※馬場は8度目の防衛に成功
             ◎ 馬場(体固め 17分6秒)                   ※ロープに振って16文キックから
            ◆インターナショナル・タッグ選手権60分1本勝負
             J.鶴田、天龍源一郎組 ( 0−0 ) R.木村、阿修羅・原組  ※鶴田組は2度目の防衛に成功
             ◎ 天龍(両者リングアウト 16分34秒)木村          ※4者場外乱闘、リングに戻れず

総評:鶴龍タッグコンビと引き分けた木村、原組は再戦を要求、次期シリーズに決着をつけることとなった。渕は約1年ぶりにジュニア王座へ返り咲いたが、実力伯仲のジュニア戦線だけに、前途は多難だ。


1986年 スーパーパワー・シリーズ

日程 会場 対戦カード      
5/18 遊楽園ホール PWFヘビー選手権
G.馬場vsS.ハンセン
インターヘビー選手権
 長州力vsT.ファンク
鶴田、タイガーvs
 S.マシーン、斎藤
天龍、渕vs
 A.浜口、小林
5/19          
5/20 村川町体育館 鶴田、T.ファンクvs
  S.マシーン、高野
天龍、タイガーvs
    長州力、A.浜口
G.馬場、渕vs
S.ハンセン、斎藤
木村、原vs
   小林、保永
5/21          
5/22 日本武闘館 PWFヘビー選手権
G.馬場vsS.ハンセン
インタータッグ選手権
鶴田、天龍vs木村、原
インターJr選手権
渕正信vs小林邦昭
テリー、タイガー
 vs長州、浜口

参加レスラー:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、天龍源一郎、タイガーマスク、渕正信
         長州力、アニマル浜口、小林邦昭、保永昇男、ラッシャー木村、阿修羅・原
         スタン・ハンセン、テリー・ファンク、スーパー・ストロング・マシーン、高野俊二、ヒロ斎藤
試合結果:5月18日◆15分1本勝負
             阿修羅・原 ○(逆さ押さえ込み 8分3秒)● 保永昇男            ※一方的に決着
             R.木村 △(時間切れ引き分け)△ 高野俊二
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             天龍源一郎、渕正信組 ( 0−0 ) A.浜口、小林邦昭組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             J.鶴田、タイガーマスク組 ( 0−0 ) S.マシーン、H.斎藤組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆インターナショナル・ヘビー級選手権60分1本勝負
             長州力 ( 1−0 ) T.ファンク                    ※長州は2度目の防衛に成功
             ◎ 長州(フロントネックロック 20分41秒)
            ◆PWFヘビー級選手権60分1本勝負
             G.馬場 ( 1−0 ) S.ハンセン                   ※馬場は9度目の防衛に成功
             ◎ 馬場(片エビ固め 10分15秒)                     ※脳天唐竹割り2発から
       5月20日◆タッグマッチ30分1本勝負
             小林邦昭、保永昇男組 ( 1−0 ) R.木村、阿修羅・原組
             ◎ 小林(リングアウト 7分22秒)木村
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、渕正信組 ( 1−0 ) S.ハンセン、H.斎藤組
             ◎ 馬場(片エビ固め 29分15秒)斎藤               ※32文からジャイアンチョップ
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             長州力、A.浜口組 ( 1−0 ) 天龍源一郎、タイガーマスク組
             ◎ 長州(フロントネックロック 32分59秒)タイガー
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、T.ファンク組 ( 1−0 ) S.マシーン、高野俊二組
             ◎ テリー(体固め 25分50秒)マシーン
       5月22日◆15分1本勝負
             S.マシーン △(時間切れ引き分け)△ 保永昇男
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             長州力、A.浜口組 ( 1−0 ) T.ファンク、タイガーマスク組
             ◎ 長州(体固め 27分54秒)タイガー               ※長州猛攻、ラリアット3連発
            ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
             小林邦昭 ( 1−0 ) 渕正信                     ※小林は第6代王者となる
             ◎ 小林(裸絞め 16分42秒)
            ◆インターナショナル・タッグ選手権60分1本勝負
             J.鶴田、天龍源一郎組 ( 1−0 ) R.木村、阿修羅・原組  ※鶴田組は3度目の防衛に成功
             ◎ 鶴田(KO 33分19秒)原                  ※バックドロップがクリティカル発生
            ◆PWFヘビー級選手権60分1本勝負
             G.馬場 ( 1−0 ) S.ハンセン                  ※馬場は10度目の防衛に成功
             ◎ 馬場(腕ひしぎ逆十字固め 12分36秒)

総評:馬場−ハンセンの2連戦は、危なげなく馬場の完勝に終わった。目まぐるしく入れ替わるジュニア王座には小林邦昭が就いた。


1986年 海外遠征 「レッスル・ヒートY」

日程 会場 対戦カード      
7/4 マジソン
スクエアガーデン
世界ヘビー選手権
アンドレvsH.レイス
ホーガン、サベージ
vsハンセン、ブロディ
PWFヘビー選手権
  G.馬場vsドリー
UNヘビー選手権
J.鶴田vsD.キッド

試合結果:7月4日 ◆タッグマッチ30分1本勝負
             D.ローデス、D.マードック組 ( 1−0 ) B.ハート、D.スミス組
             ◎ マードック(足4の字固め 29分31秒)スミス
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             B.バックランド、C.ブラックウェル組 ( 0−0 ) M.マスカラス、タイガーマスク組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆UNヘビー級選手権60分1本勝負
             J.鶴田 ( 1−0 ) D.キッド                    ※鶴田は12度目の防衛に成功
             ◎ 鶴田(片エビ固め 9分40秒)                      ※パワーボム2発から
            ◆PWFヘビー級選手権60分1本勝負
             G.馬場 ( 1−0 ) D.ファンク.Jr                 ※馬場は11度目の防衛に成功
             ◎ 馬場(腕ひしぎ逆十字固め 30分35秒)
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             S.ハンセン、B.ブロディ組 ( 1−0 ) H.ホーガン、R.サベージ組
             ◎ ハンセン(エビ固め 19分52秒)サベージ           ※パワーボムでピンフォール
            ◆統一世界ヘビー級選手権60分1本勝負
             H.レイス ( 1−0 ) A.ジャイアント                  ※レイスは第6代王者となる
             ◎ レイス(コブラツイスト 21分57秒)            ※アンドレをブレーンバスターで投げる

総評:ハーリー・レイスがアンドレを破って世界王者になる!アンドレに少しずつダメージを与え、ブレーンバスターで投げたあとコブラツイストでギブアップを奪った。アンドレは1969年以来17年間世界王者として君臨。2度、G.馬場に奪われるも短期間で奪回し、間違いなく世界最強であったといえる。しかし、今回でもう王座への挑戦はおこなわないことを表明、新しい時代の新しいチャンピオンにベルトを託す。


1986年 「J−プロレス」興行 ラリアット・フェスティバル

日程 会場 対戦カード    
7/25 遊楽園ホール インターヘビー選手権
   長州力vsA.浜口
小林、保永vs
マシーン、斎藤
高野俊二vs
  タイガー
7/26 遊楽園ホール 長州力、A.浜口vs
  ブロディ、スヌーカ
小林、保永vs
マスカラス、タイガー
S.マシーン
vs高野俊二

参加レスラー:長州力、アニマル浜口、小林邦昭、保永昇男、    タイガーマスク
         スーパー・ストロング・マシーン、高野俊二、ヒロ斎藤
         ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカ、ミル・マスカラス
試合結果:7月25日◆スペシャルマッチ30分1本勝負
             タイガーマスク ( 1−0 ) 高野俊二
             ◎ タイガー(エビ固め 7分42秒)           ※大技の猛攻、タイガードライバー2発から
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             S.マシーン、H.斎藤組 ( 1−0 ) 小林邦昭、保永昇男組
             ◎ マシーン(片エビ固め 27分9秒)保永           ※ダイビングヘッドバット2発から
            ◆インターナショナル・ヘビー級選手権60分1本勝負
             長州力 ( 1−0 ) A.浜口                     ※長州は3度目の防衛に成功
             ◎ 長州(体固め 18分33秒)                     ※ラリアットから脳天杭打ち
       7月26日◆スペシャルマッチ30分1本勝負
             高野俊二 ( 1−0 ) S.S.マシーン
             ◎ 高野(体固め 24分48秒)                 ※接戦、オクラホマスタンピートから
            ◆タッグマッチ45分1本勝負
             M.マスカラス、タイガーマスク組 ( 1−0 ) 小林邦昭、保永昇男組
             ◎ タイガー(原爆固め 31分50秒)小林
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             B.ブロディ、J.スヌーカ組 ( 1−0 ) 長州力、A.浜口組
             ◎ ブロディ(KO 29分9秒)浜口             ※キングコングニードロップがクリティカル


1986年 サマー・アクション・シリーズ

日程 会場 対戦カード      
7/30 遊楽園ホール インタータッグ選手権
鶴田、天龍vs仮面組
長州力、保永vs
ブロディ、スヌーカ
インターJr選手権
  小林邦昭vs渕正信
木村、原vs
マシーン、高野
7/31          
8/1 村川町体育館 J.鶴田、渕vs
   長州力、A.浜口
天龍源一郎vs
    B.ブロディ
M.マスカラスvs
       J.スヌーカ
ドス、タイガー
 vs小林、保永
8/2 日本武闘館 PWFヘビー選手権
G.馬場vsB.ブロディ
UNヘビー選手権
J.鶴田vsタイガー
インターヘビー選手権
長州力vsM.マスカラス
天龍、渕vs
マシーン、高野

参加レスラー:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、天龍源一郎、タイガーマスク、渕正信、ラッシャー木村、阿修羅・原
         長州力、アニマル浜口、小林邦昭、保永昇男、スーパー・ストロング・マシーン、高野俊二
         ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカ、ミル・マスカラス、ドス・カラス        ヒロ斎藤
試合結果:7月30日◆15分1本勝負
             タイガーマスク ○(片エビ固め 11分7秒)● H.斎藤           ※ボディアタック2発
             G.馬場 ○(体固め 11分23秒)● A.浜口                 ※空中首折り弾から
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組 ( 1−0 ) S.マシーン、高野俊二組
             ◎ 原(エビ固め 26分19秒)高野                    ※渾身のパワーボム1発
            ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
             渕正信 ( 1−0 ) 小林邦昭                       ※渕は第7代王者となる
             ◎ 渕(片エビ固め 18分39秒)                    ※バックドロップの連発から
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             B.ブロディ、J.スヌーカ組 ( 1−0 ) 長州力、保永昇男組
             ◎ スヌーカ(コブラツイスト 30分59秒)長州
            ◆インターナショナル・タッグ選手権60分1本勝負
             J.鶴田、天龍源一郎組 ( 1−0 ) M.マスカラス、D.カラス組 ※鶴田組は4度目の防衛に成功
             ◎ 鶴田(片エビ固め 30分53秒)マスカラス            ※人間風車、パワーボムから
       8月1日 ◆15分1本勝負
             G.馬場 △(時間切れ引き分け)△ 高野俊二
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組 ( 0−0 ) S.マシーン、H.斎藤組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             D.カラス、タイガーマスク組 ( 0−0 ) 小林邦昭、保永昇男組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆45分1本勝負
             M.マスカラス ( 1−0 ) J.スヌーカ
             ◎ マスカラス(体固め 30分42秒)            ※パイルドライバーを返して押さえ込む
            ◆45分1本勝負
             B.ブロディ ( 1−0 ) 天龍源一郎
             ◎ ブロディ(KO 10分40秒)                  ※必殺フライングニードロップKO
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             長州力、A.浜口組 ( 1−0 ) J.鶴田、渕正信組
             ◎ 長州(サソリ固め 36分29秒)鶴田      ※コーナー最上段から雪崩式ブレーンバスター
       8月2日 ◆タッグマッチ30分1本勝負
             D.カラス、H.斎藤組 ( 1−0 ) J.スヌーカ、保永昇男組
             ◎ 斎藤(逆さ押さえ込み 27分19秒)保永
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組 ( 0−0 ) A.浜口、小林邦昭組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             天龍源一郎、渕正信組 ( 0−0 ) S.マシーン、高野俊二組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆インターナショナル・ヘビー級選手権60分1本勝負
             長州力 ( 1−0 ) M.マスカラス                  ※長州は4度目の防衛に成功
             ◎ 長州(サソリ固め 22分50秒)         ※バックドロップ、ラリアット、サソリのフルコース
            ◆UNヘビー級選手権60分1本勝負
             J.鶴田 ( 1−0 ) タイガーマスク                 ※鶴田は13度目の防衛に成功
             ◎ 鶴田(KO 20分39秒)                    ※バックドロップがクリティカルKO
            ◆PWFヘビー級選手権60分1本勝負
             G.馬場 ( 1−0 ) B.ブロディ                   ※馬場は12度目の防衛に成功
             ◎ 馬場(体固め 12分47秒)                   ※危なげなく一方的な展開となる

総評:タッグマッチながら、長州が初めて鶴田からフォールを奪った。さて次期シリーズ、日本人選手による日本選手権を開催。現王者、馬場、鶴田、長州を除く8選手が参加する。


1986年 ジャイアント・シリーズ

日程 会場 対戦カード        
10/1 遊楽園ホール J.鶴田、渕vs
 長州力、小林邦昭
公式戦Aブロック
     天龍vs高野
公式戦Bブロック
カブキvsタイガー
公式戦Aブロック
R.木村vsA.浜口
公式戦Bブロック
原vsS.マシーン
10/2 遊楽園ホール J.鶴田、デストロイヤー
vsロビンソン、小林
公式戦Aブロック
     天龍vsA.浜口
公式戦Bブロック
タイガーvsマシーン
公式戦Bブロック
  G.カブキvs原
公式戦Aブロック
  R.木村vs高野
10/3            
10/4 村川町体育館 J.鶴田、渕vs
長州力、ロビンソン
公式戦Aブロック
     天龍vsR.木村
公式戦Bブロック
   タイガーvs原
公式戦Bブロック
カブキvsマシーン
公式戦Aブロック
  A.浜口vs高野
10/5            
10/6 日本武闘館 PWFヘビー選手権
G.馬場vsB.ロビンソン
優勝決定戦 カード未定    
10/7 HUMANDOME UNヘビー選手権
   J.鶴田vs未定
インターヘビー選手権
    長州力vs未定
インターJr選手権
渕正信vs小林邦昭
カード未定  

参加レスラー:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田、ザ・グレート・カブキ、天龍源一郎、タイガーマスク、渕正信
         長州力、アニマル浜口、小林邦昭、保永昇男、     ラッシャー木村、阿修羅・原
         ビル・ロビンソン、ザ・デストロイヤー、      スーパー・ストロング・マシーン、高野俊二
試合結果:10月1日◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、デストロイヤー組 ( 0−0 ) B.ロビンソン、保永昇男組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆日本選手権公式戦Bブロック30分1本勝負
             阿修羅・原 ○(体固め 14分17秒)● S.マシーン           ※ラリアット、パンチから
             G.カブキ ○(エビ固め 14分12秒)● タイガーマスク    ※パワーボムがタイミング良く決まる
            ◆日本選手権公式戦Aブロック30分1本勝負
             R.木村 ○(逆エビ固め 15分41秒)● A.浜口
             天龍源一郎 ○(裸絞め 15分4秒)● 高野俊二
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、渕正信組 ( 1−0 ) 長州力、小林邦昭組
             ◎ 鶴田(KO 22分35秒)小林                  ※バックドロップでクリティカルKO
       10月2日◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、渕正信組 ( 1−0 ) 長州力、保永昇男組
             ◎ 馬場(KO 22分1秒)長州                ※渕のバックドロップがクリティカル発生
            ◆日本選手権公式戦Bブロック30分1本勝負
             阿修羅・原 ○(片エビ固め 17分37秒)● G.カブキ※ブレーンバスター、サッカーボールキックから
             S.マシーン ○(魔神風車固め 19分49秒)● タイガーマスク     ※白熱した好試合となる
            ◆日本選手権公式戦Aブロック30分1本勝負
             R.木村 ○(体固め 17分28秒)● 高野俊二                 ※チョップ攻撃から
             天龍源一郎 ○(エビ固め 11分19秒)● A.浜口               ※パワーボム1発
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、デストロイヤー組 ( 1−0 ) B.ロビンソン、小林邦昭組
             ◎ デストロイヤー(足4の字固め 24分20秒)小林          ※4の字固めがクリティカル
       10月4日◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、デストロイヤー組 ( 0−0 ) 小林邦昭、保永昇男組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆日本選手権公式戦Bブロック30分1本勝負
             S.マシーン ○(魔神風車固め 20分57秒)● G.カブキ   ※マシーン流血するも必殺技一撃
             タイガーマスク ○(エビ固め 17分1秒)● 阿修羅・原        ※タイガードライバー炸裂
             原がマシーンに勝っているため、原が2勝1敗で優勝決定戦進出
            ◆日本選手権公式戦Aブロック30分1本勝負
             A.浜口 △(時間切れ引き分け)△ 高野俊二
             天龍源一郎 ○(エビ固め 22分23秒)● R.木村     ※一進一退の中、パワーボムで決着
             天龍が3勝で優勝決定戦進出
            ◆タッグマッチ60分1本勝負
             J.鶴田、渕正信組 ( 1−0 ) 長州力、B.ロビンソン組
             ◎ 鶴田(KO 38分18秒)ロビンソン                 ※バックドロップがクリティカル
       10月6日◆15分1本勝負
             小林邦昭 △(時間切れ引き分け)△ 保永昇男
             R.木村 ○(体固め 12分12秒)● ザ・デストロイヤー     ※ブルドッキングヘッドロックから
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             タイガーマスク、渕正信組 ( 0−0 ) 長州力、A.浜口組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             J.鶴田、G.カブキ組 ( 0−0 ) S.マシーン、高野俊二組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆日本選手権優勝決定戦60分1本勝負
             天龍源一郎 ( 1−0 ) 阿修羅・原                     ※天龍源一郎が優勝
             ◎ 天龍(エビ固め 13分34秒)                      ※必殺パワーボムで決着
            ◆PWFヘビー級選手権60分1本勝負
             G.馬場 ( 1−0 ) B.ロビンソン                  ※馬場は13度目の防衛に成功
             ◎ 馬場(片エビ固め 11分44秒)                ※空中首折り弾から脳天唐竹割り
       10月7日◆15分1本勝負
             R.木村 △(時間切れ引き分け)△ B.ロビンソン
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.馬場、デストロイヤー組 ( 0−0 ) A.浜口、保永昇男組
             ◎ (時間切れ引き分け)
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             G.カブキ、タイガーマスク組 ( 1−0 ) S.マシーン、高野俊二組
             ◎ タイガー(猛虎式原爆固め 29分32秒)マシーン
            ◆インターナショナル・ジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
             渕正信 ( 1−0 ) 小林邦昭                         ※渕は初防衛に成功
             ◎ 渕(体固め 21分25秒)                    ※フォールを返して逆に押さえ込む
            ◆インターナショナル・ヘビー級選手権60分1本勝負
             長州力 ( 1−0 ) 天龍源一郎                   ※長州は5度目の防衛に成功
             ◎ 長州(KO 18分4秒)                         ※サソリ固めがクリティカル
            ◆UNヘビー級選手権60分1本勝負
             J.鶴田 ( 1−0 ) 阿修羅・原                   ※鶴田は14度目の防衛に成功
             ◎ 鶴田(体固め 27分28秒)                 ※死闘の末、リング中央で押さえ込む

総評:日本選手権は、天龍が圧倒的な強さを示して優勝した。しかしその天龍、準優勝の原でさえ、鶴田、長州の王者は倒せなかった。さてカルガリーハリケーンズは、今シリーズを最後に「昭和プロレス」の離脱を決定、マシーン、斎藤は「NEW JAPAN」へ戻った。が、高野俊二は「まだやり残したことがある」と一人残留を決め、「昭和プロレス」入りした。


1986年 世界最強タッグ決定リーグ戦

日程 会場 対戦カード      
12/3 遊楽園
 ホール
馬場、タイガーvs
  木村、阿修羅・原
鶴田、天龍vs
     長州、浜口
ドリー、テリーvs
  ハンセン、ブロディ
ウォーリアーズvs
     シン、上田
12/4 遊楽園
 ホール
鶴田、天龍vs
      シン、上田
長州、浜口vs
   ウォーリアーズ
木村、阿修羅・原vs
  ハンセン、ブロディ
馬場、タイガーvs
   ドリー、テリー
12/5          
12/6 村川町
 体育館
鶴田、天龍vs
    ドリー、テリー
長州、浜口vs
ハンセン、ブロディ
馬場、タイガーvs
       シン、上田
木村、阿修羅・原
 vsウォーリアーズ
12/7 村川町
 体育館
鶴田、天龍vs
  木村、阿修羅・原
馬場、タイガーvs
     長州、浜口
ドリー、テリーvs
    ウォーリアーズ
ハンセン、ブロディ
    vsシン、上田
12/8          
12/9 日本
 武闘館
鶴田、天龍vs
 ハンセン、ブロディ
馬場、タイガー
 vsウォーリアーズ
長州、浜口vs
   木村、阿修羅・原
ドリー、テリーvs
     シン、上田
12/10          
12/11 遊楽園
 ホール
鶴田、天龍vs
   馬場、タイガー
ウォーリアーズvs
ハンセン、ブロディ
長州、浜口vs
       シン、上田
木村、阿修羅・原
  vsドリー、テリー
12/12 HUMAN
 DOME
馬場、タイガーvs
 ハンセン、ブロディ
鶴田、天龍vs
   ウォーリアーズ
長州、浜口vs
     ドリー、テリー
木村、阿修羅・原
    vsシン、上田
12/13 川島
  球場
PWFヘビー選手権
G.馬場vsS.ハンセン
UNヘビー選手権
J.鶴田vsB.ブロディ
インターヘビー選手権
  長州力vsT.J.シン
金網デスマッチ
   R.木村vs上田

参加レスラー:ジャイアント馬場、タイガーマスク組、 ジャンボ鶴田、天龍源一郎組
         長州力、アニマル浜口組、 ラッシャー木村、阿修羅・原組
         スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組、 タイガー・ジェット・シン、上田馬之助組
         ドリー・ファンク・Jr、テリー・ファンク組、 ホーク・ウォーリアー、アニマル・ウォーリアー組
試合結果:12月3日◆公式戦45分1本勝負
             H.ウォーリアー、A.ウォーリアー組 ( 1−0 ) T.J.シン、上田馬之助組
             ◎ ホーク(片エビ固め 34分5秒)シン          ※アニマルのパワーボム、エルボーから
             ◆公式戦45分1本勝負
             S.ハンセン、B.ブロディ組 ( 1−0 ) D.ファンク.Jr、T.ファンク組
             ◎ ハンセン(片エビ固め 27分31秒)テリー            ※フォールを返して押さえ込む
             ◆公式戦45分1本勝負
             J.鶴田、天龍源一郎組 ( 1−0 ) 長州力、A.浜口組
             ◎ 鶴田(KO 30分38秒)長州              ※伝家の宝刀バックドロップがクリティカル
             ◆公式戦45分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組 ( 1−0 ) G.馬場、タイガーマスク組
             ◎ 原(カナダ式背骨折り 30分18秒)タイガー             ※タイガー長すぎたバトル
       12月4日◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、タイガーマスク組 ( 1−0 ) D.ファンク.Jr、T.ファンク組
             ◎ タイガー(エビ固め 33分18秒)ドリー              ※とどめはタイガードライバー
             ◆公式戦45分1本勝負
             S.ハンセン、B.ブロディ組 ( 1−0 ) R.木村、阿修羅・原組
             ◎ ブロディ(アバランシュホールド 30分46秒)木村        ※担いでそのまま押さえ込む
             ◆公式戦45分1本勝負
             H.ウォーリアー、A.ウォーリアー組 ( 1−0 ) 長州力、A.浜口組
             ◎ アニマル(KO 41分36秒)浜口                 ※パワースラムがクリティカル
             ◆公式戦45分1本勝負
             T.J.シン、上田馬之助組 ( 1−0 ) J.鶴田、天龍源一郎組
             ◎ シン(片エビ固め 30分54秒)鶴田               ※フォークで串刺し、鶴田流血
       12月6日◆公式戦45分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組 ( 1−0 ) H.ウォーリアー、A.ウォーリアー組
             ◎ 木村(グランドコブラ 38分48秒)ホーク            ※一瞬のスキをついてカウント3
             ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、タイガーマスク組 ( 0−0 ) T.J.シン、上田馬之助組
             ◎ (時間切れ引き分け)                  ※極悪コンビ、巧みな反則攻撃で粘り分け
             ◆公式戦45分1本勝負
             S.ハンセン、B.ブロディ組 ( 1−0 ) 長州力、A.浜口組
             ◎ ハンセン(片エビ固め 38分3秒)浜口            ※ショートレンジからラリアット2発
             ◆公式戦45分1本勝負
             J.鶴田、天龍源一郎組 ( 1−0 ) D.ファンク.Jr、T.ファンク組
             ◎ 鶴田(体固め 27分35秒)ドリー                ※大技連発、最後に押さえ込む
       12月7日◆公式戦45分1本勝負
             T.J.シン、上田馬之助組 ( 1−0 ) S.ハンセン、B.ブロディ組
             ◎ シン(アルゼンチン式背骨折り 34分17秒)ハンセン      ※火炎攻撃で体力奪ってから
             ◆公式戦45分1本勝負
             H.ウォーリアー、A.ウォーリアー組 ( 1−0 ) D.ファンク.Jr、T.ファンク組
             ◎ ホーク(片エビ固め 27分37秒)テリー
             ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、タイガーマスク組 ( 1−0 ) 長州力、A.浜口組
             ◎ タイガー(体固め 29分58秒)長州     ※コーナーポストからダイビングボディプレス決まる
             ◆公式戦45分1本勝負
             J.鶴田、天龍源一郎組 ( 0−0 ) R.木村、阿修羅・原組
             ◎ 天龍(両者リングアウト 14分8秒)木村
       12月9日◆公式戦45分1本勝負
             D.ファンク.Jr、T.ファンク組 ( 1−0 ) T.J.シン、上田馬之助組
             ◎ ドリー(回転足首固め 25分17秒)シン        ※スピニングトーホールドがクリティカル
             ◆公式戦45分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組 ( 1−0 ) 長州力、A.浜口組
             ◎ 原(逆エビ固め 31分20秒)浜口
             ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、タイガーマスク組 ( 1−0 ) H.ウォーリアー、A.ウォーリアー組
             ◎ 馬場(逆さ押さえ込み 29分25秒)ホーク       ※ホーク、フライングラリアットかわされ
             ◆公式戦45分1本勝負
             J.鶴田、天龍源一郎組 ( 1−0 ) S.ハンセン、B.ブロディ組
             ◎ 鶴田(体固め 25分58秒)ブロディ                ※パワーボム、エルボーから
      12月11日◆公式戦45分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組 ( 1−0 ) D.ファンク.Jr、T.ファンク組
             ◎ 木村(ラクダ固め 42分3秒)テリー
             ◆公式戦45分1本勝負
             長州力、A.浜口組 ( 0−0 ) T.J.シン、上田馬之助組
             ◎ 浜口(両者リングアウト 29分13秒)上田              ※場外反則攻撃も戻れず
             ◆公式戦45分1本勝負
             S.ハンセン、B.ブロディ組 ( 1−0 ) H.ウォーリアー、A.ウォーリアー組
             ◎ ブロディ(体固め 28分20秒)アニマル             ※場外オクラホマスタンピート
             ◆公式戦45分1本勝負
             J.鶴田、天龍源一郎組 ( 1−0 ) G.馬場、タイガーマスク組
             ◎ 鶴田(KO 21分17秒)タイガー              ※鶴田渾身のバックドロップ1発KO
      12月12日◆公式戦45分1本勝負
             R.木村、阿修羅・原組(8点) ( 0−0 ) T.J.シン、上田馬之助組(5点)
             ◎ 原(両者リングアウト 33分54秒)上田
             ◆公式戦45分1本勝負
             D.ファンク.Jr、T.ファンク組(4点) ( 1−0 ) 長州力、A.浜口組(0点)
             ◎ テリー(回転足首固め 37分11秒)浜口               ※スピニングトーホールド
             ◆公式戦45分1本勝負
             J.鶴田、天龍源一郎組(10点) ( 1−0 ) H.ウォーリアー、A.ウォーリアー組(6点)
             ◎ 鶴田(岩石落とし固め 34分38秒)ホーク          ※冴えわたる鶴田のバックドロップ
             ◆公式戦45分1本勝負
             G.馬場、タイガーマスク組(9点) ( 1−0 ) S.ハンセン、B.ブロディ組(8点)
             ◎ タイガー(体固め 36分36秒)ハンセン              ※スープレックスの連発から
             ※鶴田、天龍組が10点で初優勝
       12月13日◆15分1本勝負
             阿修羅・原 △(時間切れ引き分け)△ D.ファンク.Jr
             天龍源一郎 ○(卍固め 10分4秒)● A.浜口               ※一方的な展開から
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             H.ウォーリアー、A.ウォーリアー組 ( 1−0 ) T.ファンク、タイガーマスク組
             ◎ アニマル(体固め 27分54秒)テリー
             ◆金網デスマッチ60分1本勝負
             上田馬之助 ( 1−0 ) R.木村
             ◎ 上田(コブラクロー 17分2秒)                   ※執拗な喉絞めにギブアップ
              ◆インターナショナル・ヘビー級選手権60分1本勝負
             長州力 ( 1−0 ) T.J.シン                     ※長州は6度目の防衛に成功
             ◎ 長州(サソリ固め 17分34秒)                    ※ラリアットからサソリ固め
              UNヘビー級選手権60分1本勝負
             J.鶴田 ( 1−0 ) B.ブロディ                    ※鶴田は15度目の防衛に成功
             ◎ 鶴田(KO 16分20秒)             ※鶴田、ピンチをしのぐ逆転バックドロップ1発KO
             ◆PWFヘビー級選手権60分1本勝負
             G.馬場 ( 1−0 ) S.ハンセン                   ※馬場は14度目の防衛に成功
             ◎ 馬場(逆さ押さえ込み 19分15秒)               ※ハンセン体力無くなり返せず

総評:最強タッグは、鶴田、天龍組が念願の初優勝を飾った。2戦目のシン組に不覚を取ったものの、4強戦を全勝し馬場越えを果たしての優勝となった。しかし、鶴田の喜びとは裏腹に、天龍は「やり遂げた達成感はある、しかしこのままで俺はいいのだろうか」と微妙なコメントを残した。来年、「昭和プロレス」は激動の年を迎える。