1969年 統一世界王座決定トーナメント大会

日程 会場 対戦カード    ※世界のプロレス団体は、統一して1人の世界
1/14 遊楽園ホール トーナメント1回戦   チャンピオンを決めることに同意し、ここに
1/15 遊楽園ホール トーナメント2回戦   「統一世界ヘビー級チャンピオン」を決定する
1/16 日本武闘館 トーナメント準決勝   トーナメントが開かれることになった。
1/17       試合は60分3本勝負、レフェリーはパンサー鳥取
1/18 HUMAN DOME 統一世界ヘビー級王座決定戦   とジョー弘がつとめる。

参加レスラー:(昭和プロレス) ジャイアント馬場、アントニオ猪木、大木金太郎 (東都プロレス) ラッシャー木村
         (NWA) ジン・キニスキー、ドリー・ファンク・ジュニア (アフリカ) アブドーラ・ザ・ブッチャー
         (AWA) フリッツ・フォン・エリック、ディック・ザ・ブルーザー (メキシコ) ミル・マスカラス
         (WWF) ブルーノ・サンマルチノ、キラー・コワルスキー(WWA) ボボ・ブラジル、フレッド・ブラッシー
         (ヨーロッパ) アンドレ・ザ・ジャイアント、ビル・ロビンソン
試合結果:1月14日 ◆トーナメント1回戦60分3本勝負
              G.キニスキー ( 2−0 ) K.コワルスキー
              @ キニスキー(コブラツイスト 19分19秒)
              A キニスキー(片エビ固め 1分32秒)        ※シュミット式背骨折りからフォール
             ◆トーナメント1回戦60分3本勝負
              A.ジャイアント ( 2−0 ) F.ブラッシー
              @ アンドレ(体固め 14分34秒)           ※エルボードロップホールド決まる
              A アンドレ(体固め 10分40秒)           ※再びエルボードロップホールド
             ◆トーナメント1回戦60分3本勝負
              B.ブラジル ( 2−1 ) D.ファンク.Jr
              @ ドリー(回転足首固め 10分29秒)        ※スピニングトーホールド決まる
              A ブラジル(裸締め 15分13秒)
              B ブラジル(片エビ固め 9分36秒)          ※バックドロップからフォール
             ◆トーナメント1回戦60分3本勝負
              F.V.エリック ( 2−0 ) B.サンマルチノ
              @ エリック(片エビ固め 21分18秒)         ※消耗戦はエリックが押さえこむ
              A エリック(片エビ固め 9分40秒)          ※アトミックドロップからフォール
             ◆トーナメント1回戦60分3本勝負
              R.木村 ( 2−1 ) B.ロビンソン
              @ 木村(リングアウト 15分2秒)
              A ロビンソン(逆さ押さえこみ 8分2秒)
              B 木村(リングアウト 1分25秒)
             ◆トーナメント1回戦60分3本勝負
              A.ブッチャー ( 2−0 ) 大木金太郎
              @ ブッチャー(体固め 7分59秒)            ※エルボードロップホールド一閃
              A ブッチャー(体固め 3分46秒)          ※再びエルボードロップホールド決まる
             ◆トーナメント1回戦60分3本勝負
              D.ブルーザー ( 2−0 ) A.猪木
              @ ブルーザー(逆片エビ固め 13分11秒)             ※猪木流血、力尽く
              A ブルーザー(逆片エビ固め 6分20秒)
             ◆トーナメント1回戦60分3本勝負
              G.馬場 ( 2−0 ) M.マスカラス
              @ 馬場(片エビ固め 7分22秒)              ※脳天唐竹割りからフォール
              A 馬場(体固め 6分14秒)               ※一方的に攻めてエルボー決める
       1月15日 ◆タッグマッチ30分1本勝負
              A.猪木、大木金太郎組 ( 0−0 ) B.サンマルチノ、D.ファンク.Jr組
              ◎ 大木(両者リングアウト 15分51秒)サンマルチノ
             ◆トーナメント2回戦60分3本勝負
              A.ブッチャー ( 2−0 ) B.ブラジル
              @ ブッチャー(体固め 14分3秒)           ※必殺エルボードロップホールド決まる
              A ブッチャー(体固め 7分47秒)            ※とどめはエルボードロップホールド
             ◆トーナメント2回戦60分3本勝負
              A.ジャイアント ( 2−1 ) D.ブルーザー
              @ アンドレ(体固め 17分25秒)             ※エルボードロップホールド決まる
              A ブルーザー(逆片エビ固め 19分26秒)
              B アンドレ(アルゼンチン式背骨折り 9分45秒)
             ◆トーナメント2回戦60分3本勝負
              G.キニスキー ( 1−1 ) R.木村
              @ キニスキー(コブラツイスト 18分2秒)
              A 木村(リングアウト 34分23秒)
              B (時間切れ引き分け)
              延長戦時間無制限1本勝負
              G.キニスキー ( 1−0 ) R.木村
              ◎ キニスキー(逆エビ固め 7分35秒)
             ◆トーナメント2回戦60分3本勝負
              G.馬場 ( 2−0 ) F.V.エリック
              @ 馬場(KO 10分47秒)             ※ランニングネックブリーカーがクリティカル
              A 馬場(片エビ固め 5分33秒)                 ※空手チョップからフォール
      1月16日 ◆タッグマッチ30分1本勝負
              F.V.エリック、B.ブラジル組 ( 1−0 ) A.猪木、大木金太郎組
              ◎ エリック(アイアンクロー 22分15秒)大木
             ◆トーナメント準決勝60分3本勝負
              A.ジャイアント ( 2−0 ) A.ブッチャー
              @ アンドレ(体固め 16分58秒)              ※エルボードロップホールド決まる
              A アンドレ(体固め 3分23秒)               ※とどめはエルボードロップホールド
             ◆トーナメント準決勝60分3本勝負
              G.馬場 ( 2−0 ) G.キニスキー
              @ 馬場(片エビ固め 17分21秒)              ※バックエルボーからフォール
              A 馬場(逆さ押さえこみ 13分21秒)
      1月18日 ◆タッグマッチ30分1本勝負
              B.ブラジル、A.ブッチャー組 ( 1−0 ) 大木金太郎、山本小鉄組
              ◎ ブッチャー(ラクダ固め 22分55秒)山本
             ◆タッグマッチ30分1本勝負
              A.猪木、坂口征二組 ( 1−0 ) G.キニスキー、F.V.エリック組
              ◎ 坂口(リングアウト 21分11秒)エリック
             ◆統一世界ヘビー級王座決定戦60分3本勝負
              A.ジャイアント ( 2−0 ) G.馬場               ※アンドレは初代王者となる
              @ アンドレ(体固め 9分54秒)               ※エルボードロップホールド決まる
              A アンドレ(体固め 6分48秒)               ※再び必殺エルボードロップホールド

総評:統一世界ヘビー級チャンピオンにアンドレが就く!ジャイアントどうしの決勝戦は意外にも一方的な試合となった。馬場のリベンジが待たれる。また、坂口征二が凱旋帰国、これからの活躍に期待したい。


1969年 第11回ワールド大リーグ戦

日程 会場 対戦カード      
5/8 遊楽園ホール G.馬場vsA.ブッチャー A.猪木vsT.ファンク 坂口vsデストロイヤー 大木vsD.ブルーザー
5/9 遊楽園ホール G.馬場vsデストロイヤー A.猪木vsD.ブルーザー 坂口vsK.コワルスキー 大木vsT.ファンク
5/10          
5/11 村川町体育館 G.馬場vsT.ファンク A.猪木vsK.コワルスキー 坂口vsA.ブッチャー 大木vsデストロイヤー
5/12 村川町体育館 G.馬場vsK.コワルスキー A.猪木vsデストロイヤー 坂口vsD.ブルーザー 大木vsA.ブッチャー
5/13          
5/14          
5/15 遊楽園ホール G.馬場vsD.ブルーザー A.猪木vsA.ブッチャー 坂口vsT.ファンク 大木vsK.コワルスキー
5/16 日本武闘館 優勝決定戦      

参加レスラー:ジャイアント馬場、アントニオ猪木、坂口征二、大木金太郎、山本小鉄    テリー・ファンク
         ディック・ザ・ブルーザー、アブドーラ・ザ・ブッチャー、ザ・デストロイヤー、キラー・コワルスキー
試合結果:5月8日 ◆公式戦30分1本勝負
             K.コワルスキー○(チンロック 15分34秒)●山本小鉄
             D.ブルーザー○(リングアウト 22分54秒)●大木金太郎          ※場外KO勝ち
             坂口征二○(リングアウト 17分27秒)●ザ・デストロイヤー
             A.猪木○(片エビ固め 17分38秒)●T.ファンク          ※バックドロップからフォール
             G.馬場○(逆さ押さえこみ 12分25秒)●A.ブッチャー
       5月9日 ◆公式戦30分1本勝負
             A.ブッチャー○(体固め 8分57秒)●山本小鉄        ※エルボードロップホールド決まる
             T.ファンク○(コブラツイスト 22分16秒)●大木金太郎
             坂口征二▲(両者リングアウト 15分15秒)▲K.コワルスキー
             A.猪木○(リングアウト 16分54秒)●D.ブルーザー
             G.馬場○(体固め 8分55秒)●ザ・デストロイヤー      ※ランニングネックブリーカーから
      5月11日 ◆公式戦30分1本勝負
             D.ブルーザー○(片エビ固め 6分44秒)●山本小鉄      ※パンチの連打からフォール
             大木金太郎▲(両者リングアウト 3分44秒)▲ザ・デストロイヤー
             坂口征二○(リングアウト 7分44秒)●A.ブッチャー
             K.コワルスキー○(片エビ固め 17分26秒)●A.猪木       ※ブレーンバスターから
             G.馬場○(KO 8分28秒)●T.ファンク         ※ランニングネックブリーカーがクリティカル
      5月12日 ◆公式戦30分1本勝負
             T.ファンク○(体固め 20分1秒)●山本小鉄          ※パイルドライバーからフォール
             A.ブッチャー○(体固め 14分33秒)●大木金太郎     ※エルボードロップホールド決まる
             坂口征二○(アルゼンチン式背骨折り 16分52秒)●D.ブルーザー
             A.猪木○(腕ひしぎ逆十字固め 11分28秒)●ザ・デストロイヤー
             G.馬場○(体固め 16分29秒)●K.コワルスキー      ※ヘッドロックからエルボー落とす
      5月15日 ◆公式戦30分1本勝負
             ザ・デストロイヤー○(KO 5分21秒)●山本小鉄       ※足4の字固めがクリティカル
             K.コワルスキー○(リングアウト 27分32秒)●大木金太郎
             坂口征二○(逆エビ固め 24分39秒)●T.ファンク
             A.ブッチャー○(リングアウト 12分57秒)●A.猪木
             D.ブルーザー○(片エビ固め 29分20秒)●G.馬場      ※パンチの連打からフォール
        (日本陣営は馬場、坂口が4点、外国陣営はコワルスキー、ブルーザー、ブッチャーが3点で準決勝)
      5月16日 ◆ワールド大リーグ戦決勝進出者決定戦30分1本勝負
             D.ブルーザー○(リングアウト 13分35秒)●A.ブッチャー   ※ブレーンパンチ場外KO
            ◆タッグマッチ30分1本勝負
             A.猪木、大木金太郎組 ( 1−0 ) デストロイヤー、T.ファンク組
             ◎ 猪木(原爆固め 14分56秒)デストロイヤー
            ◆ワールド大リーグ戦優勝決定戦60分3本勝負
             坂口征二 ( 2−1 ) K.コワルスキー
             @ (両者リングアウト 35分37秒)
             A 坂口(リングアウト 17分21秒)                 ※場外乱闘を坂口が制す
            ◆ワールド大リーグ戦優勝決定戦60分3本勝負
             G.馬場 ( 1−1 ) D.ブルーザー
             @ 馬場(体固め 38分57秒)                  ※死闘を辛くも馬場が押さえこむ
             A ブルーザー(片エビ固め 2分40秒)             ※ブレーンパンチからフォール
             B (時間切れ引き分け)
             ※馬場、ブルーザーが引き分けたため、コワルスキーに勝った坂口征二が優勝!

総評:昔の日本プロレスに習い、4者による優勝決定戦をおこなったところ、なんと坂口が優勝してしまった。リングアウト勝ちが多く、実力的には今一歩だが、このシリーズで唯一ピンフォール負けをしておらず、守備力は充分ある。馬場はこのところ勝っていたブルーザーに2戦とも勝てなかったのが痛かった。


1969年 「東都プロレス」TWAワールドシリーズ

日程 会場 対戦カード   参加レスラー
5/27 遊楽園ホール R.木村vsB.ロビンソン 豊登vsD.ローデス ラッシャー木村      豊登
5/28 遊楽園ホール R.木村vs豊登 B.ロビンソンvsD.ローデス ビル・ロビンソン
5/29       ダスティ・ローデス
5/30 村川町体育館 R.木村vsD.ローデス 豊登vsB.ロビンソン カール・ゴッチ    (5/31のみ)
5/31 日本武闘館 優勝決定戦   ヒロ・マツダ      (5/31のみ)

試合結果:5月27日 ◆公式戦30分1本勝負
              豊登▲(両者リングアウト 2分55秒)▲D.ローデス
              R.木村○(逆さ押さえこみ 19分4秒)●B.ロビンソン
       5月28日 ◆公式戦30分1本勝負
              B.ロビンソン○(片エビ固め 22分24秒)●D.ローデス    ※フロントスープレックスから
              R.木村▲(両者リングアウト 11分49秒)▲豊登
       5月30日 ◆公式戦30分1本勝負
              豊登▲(両者リングアウト 11分53秒)▲B.ロビンソン
              R.木村○(片エビ固め 13分3秒)●D.ローデス         ※トーキックからフォール
              (木村2勝とロビンソン1勝が決勝進出)
       5月31日 ◆タッグマッチ60分3本勝負
              H.マツダ、豊登組 ( 2−1 ) K.ゴッチ、D.ローデス組
              @ 豊登(両者リングアウト 13分10秒)ローデス
              A マツダ(リングアウト 15分24秒)ローデス
             ◆第3回TWAワールドシリーズ優勝決定戦60分3本勝負
              B.ロビンソン ( 2−1 ) R.木村                   ※B.ロビンソンが初優勝
              @ ロビンソン(逆さ押さえこみ 17分52秒)        ※ワンハンドバックブリーカーから
              A 木村(体固め 4分49秒)                 ※ブルドッキングヘッドロックから
              B ロビンソン(KO 4分49秒)            ※ダブルアームスープレックスがクリティカル

総評:R.木村が日本人レスラー初の決勝進出を果たしたが、ロビンソンの必殺技の前に屈した。初参戦のローデスは活躍できず。


1969年 インターナショナル・チャンピオンシリーズ

日程 会場 対戦カード    
9/14 遊楽園ホール インタータッグ選手権
馬場、猪木vsB.サンマルチノ、M.マスカラス
坂口征二、大木金太郎vs
    B.ブラジル、デストロイヤー
山本小鉄vs
    F.ブラッシー
9/15        
9/16 村川町体育館 馬場、坂口vsデストロイヤー、M.マスカラス 猪木、山本vsブラジル、ブラッシー 大木vsB.サンマルチノ
9/17        
9/18 日本武闘館 インターヘビー選手権
     G.馬場vsF.ブラッシー
A.猪木、坂口征二vs
    B.サンマルチノ、デストロイヤー
大木、山本vs
ブラジル、マスカラス
9/19 日本武闘館 インターヘビー選手権
     勝者vsB.ブラジル
坂口征二vs
    B.サンマルチノ
A.猪木、大木vs
     対戦者未定

参加レスラー:ジャイアント馬場、アントニオ猪木、坂口征二、大木金太郎、山本小鉄
        ボボ・ブラジル、ブルーノ・サンマルチノ、フレッド・ブラッシー、ザ・デストロイヤー、ミル・マスカラス
試合結果:9月14日 ◆30分1本勝負
              F.ブラッシー○(リングアウト 10分35秒)●山本小鉄
             ◆タッグマッチ30分1本勝負
              坂口征二、大木金太郎組 (時間切れ引き分け)B.ブラジル、デストロイヤー組
             ◆インターナショナル・タッグ選手権60分3本勝負
              G.馬場、A.猪木組 ( 1−0 ) B.サンマルチノ、M.マスカラス組 ※馬場組は8度目の防衛
              @ 馬場(片エビ固め 29分35秒)マスカラス              ※脳天唐竹割りから
              A (時間切れ引き分け)
       9月16日 ◆30分1本勝負
              B.サンマルチノ○(体固め 23分13秒)●大木金太郎       ※背中にエルボーから
             ◆タッグマッチ45分1本勝負
              B.ブラジル、F.ブラッシー組 ( 1−0 ) A.猪木、山本小鉄組
              ◎ ブラジル(片エビ固め 32分55秒)山本              ※混戦の中押さえこむ
             ◆タッグマッチ60分3本勝負
              G.馬場、坂口征二組 ( 2−1 ) デストロイヤー、M.マスカラス組
              @ デストロイヤー(リングアウト 19分0秒)坂口
              A 坂口(逆エビ固め 20分2秒)マスカラス
              B 馬場(片エビ固め 7分18秒)マスカラス              ※DDTからフォール
      9月18日 ◆タッグマッチ30分1本勝負
              B.ブラジル、M.マスカラス組 ( 1−0 ) 大木金太郎、山本小鉄組
              ◎ ブラジル(片エビ固め 25分21秒)山本             ※ヘッドバット3連打から
             ◆タッグマッチ60分3本勝負
              A.猪木、坂口征二組 ( 2−0 ) B.サンマルチノ、デストロイヤー組
              @ 猪木(片エビ固め 28分5秒)サンマルチノ            ※混戦の中押さえこむ
              A 猪木(片エビ固め 16分39秒)デストロイヤー         ※坂口のカットプレイから
             ◆インターナショナル・ヘビー級選手権60分3本勝負
              G.馬場 ( 2−0 ) F.ブラッシー              ※G.馬場は23度目の防衛に成功
              @ 馬場(体固め 16分27秒)                 ※ボディに膝蹴りからフォール
              A 馬場(体固め 3分57秒)                  ※背中にエルボーからフォール
      9月19日 ◆30分1本勝負
              M.マスカラス○(回転エビ固め 21分59秒)●山本小鉄
             ◆タッグマッチ30分1本勝負
              A.猪木、大木金太郎組 ( 1−0 ) F.ブラッシー、デストロイヤー組
              ◎ 猪木(片エビ固め 20分17秒)デストロイヤー          ※混戦の中押さえこむ
             ◆特別試合45分3本勝負
              B.サンマルチノ ( 2−1 ) 坂口征二
              @ 坂口(リングアウト 14分11秒)
              A サンマルチノ(リングアウト 10分1秒)           ※場外でクリティカルKO発生
              B サンマルチノ(カナダ式背骨折り 11分0秒)
             ◆インターナショナル・ヘビー級選手権60分3本勝負
              G.馬場 ( 2−1 ) B.ブラジル               ※G.馬場は24度目の防衛に成功
              @ 馬場(片エビ固め 16分15秒)                ※脳天唐竹割りからフォール
              A ブラジル(片エビ固め 28分33秒)            ※馬場流血!ヘッドバットに沈む
              B 馬場(片エビ固め 8分47秒)                 ※最後は空手チョップ1発

総評:馬場はブラジル戦危なかったが、辛くも防衛した。ワールド大リーグ戦では3敗している馬場だが、タイトルマッチは負けなしとインターヘビー王座を保持し続けている。坂口も先シリーズ優勝の勢いがあり、楽しみ。


1969年 ドーム3大決戦

日程 会場 対戦カード    
11/14 HUMAN DOME インタータッグ選手権
 馬場、猪木vsドリー、テリー
坂口征二vs
  F.V.エリック
大木金太郎vs
  G.キニスキー 

試合結果:11月14日 ◆特別試合60分3本勝負
               大木金太郎 ( 2−0 ) G.キニスキー
               @ 大木(片エビ固め 21分27秒)                  ※頭突きの連打から
               A 大木(片エビ固め 18分31秒)                  ※とどめは1本足頭突き
              ◆特別試合60分3本勝負
               坂口征二 ( 2−0 ) F.V.エリック
               @ 坂口(リングアウト 9分8秒)
               A 坂口(リングアウト 4分55秒)                 ※2本とも場外乱闘を制す
              ◆インターナショナル・タッグ選手権60分3本勝負
               G.馬場、A.猪木組 ( 2−0 ) D.ファンク.Jr、T.ファンク組    ※馬場組は9度目の防衛
               @ 馬場(片エビ固め 29分8秒)テリー           ※馬場、猪木のツープラトン攻撃
               A 猪木(片エビ固め 14分19秒)テリー               ※混戦の中押さえこむ

総評:大木がキニスキーに頭突きで完勝した。馬場に次ぐNO.2の座は猪木、坂口、大木の3者共実力伯仲しており、今後の動向が注目される。