第11回名古屋モーターショー

　さあ、二年に一度のモーターショーです。でも、・・・・・もうこの際はっきり言いましょう。全然だめです。つまらんです。いや、そういう言い方はよくないですね。大きく方向性が変わったと言いましょう。それがとても正しく今回のショーを表現しています。今までとても派手な車の開発をしていたのですが、今回は一転して環境・エコ・燃費などなど今までの開発方針とまったく違うコンセプトを打ち出しました。これまで何十年もやってきた研究をとりあえずタンスの奥にしまって、いきなり新分野の研究成果を出そうといっても、そりゃ無理があります。結果面白くないです。もちろん、各社その分野ではとてもすばらしい開発・研究をして成果を出しているのでしょうが、いかんせん内容が難しくて・・・燃費なんて計算している人どのくらいいるのかな？・・・直感的にのみこめないのです。ホンダが出した燃料電池の車なんて、すごいと思いましたが、私は化学系なのでよく分かりますが一般の人が見てどのくらい感激してくれるかというと、それはかなり疑問です。
　今回のモーターショーはミニもハイレグもいません。あぅ〜〜〜(;_;)　楽しみ半減ん〜〜〜　コンパニオンやってる女の子は別に変わっていません。いつもの人たちがいました。でも、制服もあんまりかわいくないし、なんか・・・なんか足りないです。そのかわり、各社のメインステージでは今までの単なる車の紹介ではなくショー的な要素が入って、見ているとそれなりに楽しめました。あれはプロのダンサーなのかな？　これは良かったです。
　もうそういう時代は終わったのでしょうか？　車を見て、夢を見て、「やるぞぉ〜〜〜！」とか思っていたのは、私たちだけだったのでしょうか？　これが「終わり」ではなく、新しい方向性の始まりであると思いたいです。

撮影条件

• カメラ・・・・CONTAX T2
• フィルム・・・FUJI 「記録用カラーフィルム」って書いてあるけど、何なんだろ？？
• スキャナ・・・QuickScan35（フィルムスキャナ）