パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち | ||
第76回アカデミー賞5部門ノミネート作品
主演男優賞(ジョニー・デップ)、メイクアップ賞、音響賞、音響編集賞、視覚効果賞 主演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム (アポロシネマ) この映画はデップが出てるのでいずれ見るつもりだったのだけど、 見る事になった理由は、9月頃に映画を見に行ったとき最初は踊る大走査線を見る予定だったのが、 人が一杯だったので急遽この映画に変更したのが理由でした。(結局踊る大走査線は見てないんですけどね) デップのメイクや演技はやっぱりいいです。 凝ったストーリーでもないし、単純に18世紀のカリブ海と海賊の世界観とアクションを楽しめると思います。 特に月夜に海賊たちが骸骨になって襲うシーンは楽しめると思います。 ディズニー配給の映画だから子供受けもできそうな気がしました。 |
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ラストサムライ | ||
第76回アカデミー賞4部門ノミネート作品
最優秀助演男優賞(渡辺謙)、最優秀美術賞、最優秀衣装デザイン賞、最優秀音響賞 主演:トム・クルーズ (アポロシネマ) 人気があるということで年明けに見に行きました。 CMのように日本人でよかったとまでは思わなかったけど、微妙なトムルーズの日本語の芝居はよかったかな。 あと小雪ってどうしてあんなに悲しい顔が似合うんだろう。 私が気に入ったシーンは最初の方の竹やぶで甲冑武者が突撃してくるシーンです。映画館で見るとやっぱり迫力あります。 ただ全体的な風景とかは今の日本にはない場所だろうなぁって思うと、少し寂しい気もしました。 どうしても歴史ものは史実に合わせて考えてしまう時があるので、私的には渡辺謙が演じていた『勝元』の存在がいまいちしっくり来なかったのは残念だったかな。 ただ世間で渡辺謙の評価がすごく高いとおり、ハリウッド映画で日本人頑張ってます。 それにハリウッド映画じゃ単純に忍者・サムライを登場させる映画はいくらでもあるけど、この映画はよく日本のことを学んで表現しているのが伺えました。 とにもかくにも見て損はなかった気がします。 |
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シービスケット | ||
第76回アカデミー賞7部門ノミネート作品
最優秀作品賞、最優秀脚色賞、最優秀撮影賞、最優秀編集賞、最優秀美術賞、最優秀衣装デザイン賞、最優秀音響賞 主演:トビー・マグワイア (ブルク7) シービスケットというサラブレッドと取り巻く騎手、馬主、調教師達の実話。 競馬が好きな私にとって、この映画はすごく見たいってのがあったので見に行きました。 最初は展開が早く、平たく言うと友情?アメリカンドリーム?サクセスストーリー?って感じの映画でしたが、実話なぶん素直に感動できます。 それに迫力ある競争シーンはやっぱり見てよかったと思います。 競馬って単なるギャンブルじゃなく(それだけしか捉えない人も多々いますが)、馬と関わっている人たちのロマンはやっぱり最高!っていうのを再認識できました。 ところでシービスケットの6代末裔にあたる馬(父デヒア、母タニノマウナケア)が今年JRAでデビューします。 登録馬名は「タニノビスケット」の予定だそうです。 馬格が大きく牝馬で2歳の時点で560キロを超えていてパワーが凄いって注目されています。 脈々と受け継がれていく血の魅力を楽しむのも競馬の醍醐味の一つで、特にシービスケットの血統はマイナーでほとんど残っておらず、凄く貴重な存在ですので、興味があったら応援してあげてください。 |
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半落ち(はんおち) | ||
主演:寺尾聡
(アポロシネマ) 上映が延長されていて、1200円だったので見ました。 主人公の妻を殺す理由、その主人公を取り巻く人たちの心の変化なんかを見ていると、 自分ならどうするだろうとか少し考えさせてくれるいい映画だと思います。 単純に結論づけるのは難しい問題でもあるんで、この映画で「じゃぁ何が言いたかったの!」っていう見方をすると辛いと思います。 そういえばこの映画の影響で骨髄バンク登録が増えたそうです。(狙って作ってる?て思わない気もしましたが・・・) ただ登録するのはいいけど、いざ移植となると拒む人は多いので(プロジェクトXでやってました) 登録する場合はただ映画見て感動したから、その場の雰囲気でっていうノリではなく、自分の意思で人の役に立ちたい!命を助けたい!としっかりと考えてから登録する必要があります。 実は私は高校生になるぐらいのときに、骨髄バンクに登録しようとして断られたことがあります。 あの時なんで断られたのかよくわからなかったけど、ほんと気軽に登録しようとしてたのがイケナかったのだと最近思います。ほんとあの時は何も考えてなかったし。 |
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ラブ・アクチュアリー | ||
主演:ヒュー・グラント、その他
(ブルク7) 友達が「映画を見て初めてDVDも買いたいと思った」と私に勧めるので見てきました。 最初見ているとどんどん話が展開していって、収まりつくのかなって不安になったけど、 テンポよく繋がって行くのでスムーズに見れました。 切ない部分もあるけど、ほのぼのと笑える映画だと思います。 ヒュー・グラントのお茶目な首相ぶりと、ちょい役(2シーンぐらい)のローワン・アトキンソンもツボ抑えてます。 あと見た人からよく「子役の子がすごい可愛い!」って聞きます。 ビデオなんか借りて家で見るのもいいかもしれない。 |
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レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード | ||
主演:アントニオ・バンデラス、ジョニー・デップ
(アポロシネマ) 実はこれまだ見てません。 でもデップがバンデラスと共演(かなり個性派同士!)しているので見に行きます。 見てきました。アポロシネマでは3/26で終了になっていたので、レイトショーでお安く。 レイトショーだったのもあると思うけど、ガラガラで私を入れて7人しかいなかったんで、一番最初に入って、中段よりやや上のど真ん中っていう一番見やすいとこで鑑賞^^ バンデラスとデップの共演で話題だったけど、実は撮影では1度しか一緒に撮ってなかったりするんだよねこの映画。 (予算が少なかったってのもあるだろうけど) ストーリーはまぁバンバンと打ち合いのシーンがあって、メキシコの自由の為(復讐?)にバンデラスが活躍って感じなんだけど、 でもやっぱりそのなかでの妙な悪党っぷりのデップの演技は楽しめました。 最後まで活躍した左腕の義腕とか、堂々と街中のシーンでFBIのシャツを着ていたり、死体のケ○の穴まで調べたりするとことか、目を潰された状態のデップとかね。 あくまでデップ主体で見てるんで楽しめたけど、「別にデップなんてどうでもいい」って人にはそんなにたいしたことはないかもしれない。 |
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CASSHERN | ||
主演:伊勢谷友介、麻生久美子
(アポロシネマ) ご存知だと思いますがアニメ「キャシャーン」を映画化し、監督が宇多田ヒカルの夫紀里谷利明ってことで話題になっている映画。 ほとんどその話題だけで見に行ってきました。 ある程度予想はしていましたが、序盤から「なんだろねこれ」って感覚になりつつ見ていて、 ストーリーとしてもイマイチで、感動あるいはそうそうって頷けるところもなく、最後まで自分の中では消化不良で終わってしまってました。 CGの凝り具合は凄いんだろうし、反戦?憎しみは憎しみを生むだけ??言いたいことは確かにわかるんだけどねぇ・・・ 途中実際の戦争映像を使っているのもなんかしっくりこなかった。 さらに主演を固める脇役で使っている寺尾聰や樋口可南子、唐沢寿明それにミッチーがえらい存在感があり、主役が全然映えていなかった。 はっきり言ってこの映画の題名って何??キャシャーンをもとに作ったっていうのは何の意味があるんだろう??? 宮迫をああいう配役にしているのもなんか狙い過ぎな気がしてクビをひねってましたしね。 これだけのスタッフを使っているんだから、キャシャーンにこだわらず違う演出、ストーリーを考えたらもっといい映画になるんじゃないかなぁ。 この映画は脇役の演技を楽しむために見るのがお勧めなんじゃないでしょうか。 そうそう宇多田ヒカルの曲が流れるエンドロールは誰も立ち上がっていませんでした。 これが意味してるのって、この映画が話題に上ったのは宇多田ヒカルって存在だけだったのかな。。。 |
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フォーチュン・クッキー | ||
主演:ジェイミー・リー・カーティス、リンゼイ・ローハン
(ブルク7) ロック調の音楽がバックに流れて、テンポよく展開されるコメディ映画。 ある反発しあっている親娘が不思議なクッキーによってお互いの体が入れ替わるというありがちな設定で、 お互い入れ替わって相手の取り巻く状況を見ることによって徐々に理解し合い最後は元に戻ってハッピーエンドのストーリー。 わたし的にはもう少しお笑い部分を強く出して欲しかったけど、なによりこの手の映画はテンポが重要。 でこの映画なんですが特に違和感なく流れについていけました。ロックが大嫌い!!って人じゃない限り大丈夫だと思います。 もちろん感動どころも抑えています。 わたしの横にいた女性は泣いていました。わたしは無理でしたが・・・別に冷めているわけじゃないですよ。いいねこういうのって思いましたよ^^ あと娘役のジェイミー・リー・カーティスは凄くシックリくる配役だと思いました。 なんていうか顔立ちとか雰囲気が役にピッタリって感じ。 普段余裕のない生活をしているような人はこういうのを見て、フッと気を少し緩めてみるのはいいんじゃないでしょうか。 |
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トロイ | ||
主演:ブラッド・ピット
(ブルク7) 私はヨーロッパの雰囲気や鎧姿なんかが大好きです。(あのスカート姿が・・・ って違う違う) だからって訳じゃないけど、見たいから見ました・・・ 『見たかったら見る』 当たり前か? ご存知の方が多いと思いますがトロイとはエーゲ海を挟んでギリシャの対岸(今のトルコ)にあった都市国家です。 CMは愛の為に戦うみたいなイメージで流れていた気がしたけど、 (正直そのへんはわたし的にはどうでもよかった。だからか今回のオーランド・ブルームの印象が薄かったりして。。。) 現実的に言うとギリシャを束ねるアガメムノンの野望の為に起こった戦争が舞台。 所謂トロイ戦争です。 最初からスケールの大きい雰囲気の映像に引き込まれて、いい感じで進んでいくストーリー。 戦闘シーンなんかは躍動感がある動きで「へ〜」って、感心するところもあったし。 凄い映像技術が使われているんだろうなぁ。どこまでがスタントでどこが映像技術なのか区別がつきにくいぐらい。 アキレスとへクトルの闘いはスタントなしのブラッド・ピットとエリック・バナが演じたとか。 ブラッドピットが演じるアキレスの戦う理由っていうのが、わたし的にはそんなに共感がなかったけどね。。。 でも全体的に凄く良かったと思います。 ブラッド・ピットはもう41歳?でも男からみてもやっぱカッコいいですわ。 映画の中での生き方ではトロイの最強の戦士ヘクトルが一番カッコいいけどね。 冷静に戦況を判断する能力。一人の戦士としてもアキレスと渡り合う力。国家と家族を思う力。 アキレスと間違って戦ったパトロクロスの胸に止めの一刺しを加えたのかもなんとなく理解できるかも。 ただこの映画で一番イマイチだったのが最後のアキレスの死に方。。。 (矢を射られて死ぬんだけど、アキレス腱の付近に見事なぐらい矢が刺さってるのがなんとも・・・) トルコは治安がイマイチ不安だけど、こんな映画を見ると遺跡を見に旅に出たくなるなぁ。 あぁ〜行きたい。だれか連れてって。。。 ところでトロイとは全く関係ないけど、深田恭子が出ている下妻物語を見たんだろうなぁってすぐ思う格好(どんな姿かはご想像できると思います。あれ系です。)をした女性2人組みとエレベーターで一緒になったけど、やっぱり違うね。 ??何がだ(笑) |
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デイ・アフター・トゥモロー | ||
主演:デニス・クエイド
(アポロシネマ) アクションパニック映画。 家族愛や高校生の恋愛も少し描いてるけど、ストーリーはそんなにインパクトとかはないです。 ストーリーを重視する人には物足りないかもしれないですね。 ただ映像はとにかく迫力ありました。 バックグラウンドの音楽と映像で常にドキドキ感を味わいながら楽しめる感じです。 急激に建物なんかが凍っていくシーンとかはほんとよく出来てますね。 自由の象徴でこういう映画によく使われる自由の女神。彼女も完全に氷に包まれていました。 今回珍しいなぁと思ったのがアメリカの危機にアメリカ人がメキシコへ川を渡って逃げ込むシーン。 アメリカの独善的な部分は結構嫌な感じがあるからね。 そういうのをかなぐり捨てて、途上国へ支援を求め、お互い協力しようっていうのは好印象でした。 アメリカも本当にそういう国になっていけばいいんだけどねぇ。ただ現実は違うから・・・ あと最後のデニス・クエイドの息子に向ける笑顔が私的には良かったです。 派手なキャストは出演していないけど、見て損はない気がします。 そういえば前半に日本のシーンがありました。 家にはもう会社を出たと連絡して、一人酒を飲む冴えないサラリーマンがデカイ氷の塊の直撃食らって死んじゃうんだけど、 あれはいったい何故日本?? 日本のサラリーマンはイケテないのを表現したかったのか?企業戦士の悲しさを出したかったのかな? 家族愛でも描いてたけど、仕事ばかりして家族を省みることが少ないと後悔することを、微妙に表現したのかな? ただ日本のはずなんだろうけど、なんだかインチキ日本?中華街?っぽい映像で、監督の日本の認識違い?みたいな感じを受けました。 |
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スチームボーイ | ||
監督:大友克洋
レイ:鈴木 杏 ロイド:中村嘉葎雄 エディ:津嘉山正種 スカーレット:小西真奈美 (3番街シネマ) すっごく久しぶりにアニメ映画を観賞。 しかも8人で!! いつも映画は一人か二人でしか見たことがないから、けっこう新鮮でした^^ まぁ映画が始まれば人数はあんまり関係ないんだけどね。 席は一週間前から購入してくれていたお陰で、劇場のど真ん中の席。 映画の日でもあったのでほぼ満員だったんじゃないでしょうか。 この映画の監督は「AKIRA」で有名な大友克洋さん。 といってもほんとアキラ以外はどんな作品に携わっているのか知らなかったりする・・・スンマセン(^^;) アキラって16年も前の作品なんだよね。でも知名度は抜群だから凄い作品だったわけなんだよなぁ。 その監督さんの注目作品だということで、今回見ようと思った次第です。 お金も結構かけているらしい。 ストーリーは19世紀のロンドンでの万博を舞台に蒸気の釜(スチームボール)を廻って奪い合いが起こり、機械が大暴れします。 科学について是非を問う内容。 科学が人を幸せにするのか不幸にするのかっていう、この手の科学思想みたいなのはよく聞く。 どっちも否定はできない内容があるからだと思うけど、なかなか科学の善悪って決めれない。 そしてこれもよく聞くのが科学はそれを使う人の善悪に寄るということ。 アキラよりストーリーはしっかりしているけど、結構ベタかも。。。 わたしは見ていてキャラでいうと主人公よりもロイドおじいちゃんのほうがインパクトが強くて印象に残ちゃいました^^ あの「〜するのじゃ〜」っていうしゃべり口調とかが良かった(笑) それにしても最近のアニメは綺麗だよね。よく出来てると感心させられる。 声優さんのデキにもよるところが大きいけど、ヘタな演技見るより引き寄せられる部分もあるかもね。 そうそうおっっと思ったことが一つ。お嬢様の声を担当していた小西真奈美が以外とイケていた。 この映画を見た後に3種類の釜飯を食べたけど、美味しかったなぁ^^ |
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スパイダーマン2 | ||
主演:トビー・マグワイア
(アポロシネマ) 前作から時間的に2年が経った設定。 主人公がスパイダーマンを続けながら、普通にバイトに学校生活に恋に対してダメダメ生活を送っている。 そんな状況の中ヒーローに対して自信を無くしていく主人公。 一時はヒーローを辞め自分の私生活を取り戻してイキイキとしてくるんだけど、 街で起こる事件に対して後ろ髪を引かれる。 MJとの関係は手遅れになってしまう。 おじさんとの誓いの葛藤、あばさんへの真実の告白。 等々。 ヒーローものだから、敵がいて戦って勝つのが一般的なストーリーなんだろうけど、今作はあまり悪との闘いという感じがなかったかな。 主人公の葛藤が中心のヒューマンストーリー? 結局MJともうまくいくフィナーレだし、素直に見ればすっきり見れると思います。 オクトパスのビルを登ってくるときの体に伝わるリアルな振動なんかはやっぱり映画館じゃないと伝わらないし、 見に行ってよかったとは思うけどね。 最後は父親が前作のグリーン・ゴブリンだったことを知る主人公の親友。 これは3への伏線なんだろうけど、まだやるのかって思っちゃったりもしました^^ |
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シークレット・ウインドウ | ||
主演:ジョニー・デップ
(アポロシネマ) スティーヴン・キング原作「秘密の窓、秘密の庭」の映画化。 作家の「モート・レイニー」(デップ)が盗作疑惑をある男からかけられ、そこからモートの周りでミステリアスな出来事が起きていくストーリー。 話しが進むにつれ徐々にオチが読めてくるし、最後は「あっやっぱりそうなん。。。」って終わり方。 まぁよくある展開? 原作とはところどころ違うらしいし、人によって違うだろうけど、もし原作を読んでから見たら、かなり面白くなかったかも・・・ で私の感想なんだけど正直、見ていてイライラするところが多かった。 私の性に合わなかった感じかな。 デップ主演の映画で私の中でのランクはかなり低いです(笑) まぁモート役をデップがやってるのは頷けるけどね。 |
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コラテラル | ||
主演:トム・クルーズ
(アポロシネマ) トム・クルーズが初めて悪役を演じるってことで注目されていた映画。 CMとかのキャッチコピーが「かつてのトムは死んだ」 どんな役柄を演じるんだろうと期待して見に行ってきました。 でも見終わってからの正直な感想はトムの悪役ってまだまだのような感じ・・・ なんていうんだろう。これまでのイメージもあるんだろうけど、スマート過ぎるって言うのかな。 もっと悪役で繰り返し出演したら良くなるかもしれないけど、初めから「悪」っていう雰囲気が出てくる訳にはいかないね。 ストーリーもサスペンス風なんだけど特にひねりとかもなかった。 一人のタクシードライバー(ジェイミー・フォックス)が殺人の現場に巻き込まれて、どんどん話しが展開していく内容。 (ちなみにコラテラルって巻きぞえっていう意味) 一晩の中で殺人が行われていく内容なので、常に夜の風景のみの展開でラストの夜明けで締め。 トムが「地下鉄で誰にも気付かれずに死ぬやつがいる」とかのセリフを言ったり、身の上をチラッと言ったりとあくまで冷徹な殺人者ではなく、 どこか寂しい感じを出すところが余計に悪役っていうのを薄くしていると思いました。 もっと悪役らしい感じが出てたらこの演出も映えてくるんだろうけど、所詮はトムがカッコいいという感じしかない。 今回の映画の中ではトムは全体の一部であるはずなのに、やっぱり知名度での宣伝効果の為だろうけど、 全面にトムが出てトムの映画っていうイメージで見てしたっまから余計に物足りなさがあったんだろうね。 |
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ターミナル | ||
主演:トム・ハンクス
(アポロシネマ) 飛行場に到着後いきなり祖国のクーデターの為に入国拒否されて、入国できるまで飛行場で生活を始めてしまう男の物語。 スティーブン・スピルバーグ監督の作品。 ニューヨークにある目的があってはるばるやってきたわけだけど、 その目的「promise(約束)」はわたし的にはそんな感動を与えてくれなかった。 でも全体的にさらっと見れて、よかったんじゃないって感じでした。 文無しのトムが最初飛行場のキャリーを回収してお金を集める方法があったけど、 地味だけどあれって稼げるんじゃないかな。 実際やってる人いたりしてね(笑) ゲート内のモノを勝手に壊してオブジェを作ったりするのはちょっとありえないって思ったけど、 あんなに起用な生活力や語学力があればどこでも生きていけそう。 恋の橋渡しや、薬の不法持ち出しを助けたりするあたりはほんといい人が似合うトム・ハンクス。 わたしはこういうトム・ハンクスの役が好きです^^ そうそう珍しく恋がハッピーに終わるんじゃなくて振られちゃうのは面白かった。 だって「運命」って言われたら引き下がるしかないもんね^^ でもわたしは不倫なり他に恋人がいる人と付き合うのは無理だなぁ。 なんだろう?そういう人と付き合うと重すぎるんだよね。話し聞いてても。。。 |
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ネバーランド | ||
主演:ジョニー・デップ
(三番街シネマ) 実在の人物ジェームズ・バリをデップが演じている映画。 ジェームズ・バリはディズニーとかでよく知られている「ピーターパン」の脚本家。 ピーターパンというと夢のあるファンタジーってすぐイメージするけど、 そのピーターパンがどういう思いから作られていったのかをこの映画は描いてるんですよね。 結構切ないストーリーでグッとくる部分があります。久しぶりに感動できました。 |
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エターナル・サンシャイン | ||
主演:ジム・キャリー
(フェスティバルホール) 最初思っていたのがすっごい泣ける切ない恋愛モノって思ってたんだけど、ちょっと違ってあれっていうのはがありました。 あと6人のスターが出演するスパイラルラブストーリーって触れ込みだったから、 いろんなストーリーがごっちゃになるのかと思ってたけど、これも違って一つのストーリーがしっかり続いてる感じ。 逆に6人という触れ込みが意味ないじゃんって思ってしまいました。 ロード・オブ・ザ・リングにも出ていたイライジャ・ウッドなんてかなりマヌケな役。 まぁちゃんとしたストーリーなのでよかったけど、やっぱり最初の先入観みたいなのがあって、 違うとあれってなってしまう時ないですか? でも総合的な感想は泣けるって感じではないけど、基本的にはありえないだろうけど、ほんとにそんな運命があったら凄いなぁとは思いました。 ネバーランドでもケイト・ウィンスレットを見て、今回も見たけどなかなかいい女優ですよね。 「タイタニック」ではそれほど何も感じなかったんだけど。。。 |
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ローレライ | ||
主演:役所孝司
(アポロシネマ) 福井晴敏さんの小説「終戦のローレライ」の映画化。 たんにフィクションだと言えばそれまでだけど、あまりに史実とかけ離れすぎていて、どうも私的には受け入れ難い。 史実に関連するものはある程度それに則って欲しいんですよね。 もちろんその中からどんな解釈をするかとかは演出家や監督の采配だと思うけど。 役所孝司なんかの役者陣はいい味出してると思うけどね。 |
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アビエイター | ||
主演:レオナルド・ディカプリオ
(アポロシネマ) 正直ハワード・ヒューズの事を知ってから見れば、もう少し違う感じで見れたのかもしれないけど、 なんというか金持ちの夢を追いつづけるだけの内容にしか感じなかった。 庶民なわたしにはどうもヒューズに惹かれる部分がなかったんだよね。 有り余るお金に、成功と挫折の繰り返しとそれにメゲナイ精神。 でも次第に精神もやられていって、病んでしまうヒューズを見せられると 天才となんとやらは紙一重ってよく言われるけど、その通りなんだろうなぁって思ったぐらい。 キャサリーン・ヘップバーンとのカラミをもっと深くしてもらえると面白かったかも。 |
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キングダム・オブ・ヘブン | ||
主演:オーランド・ブルーム
(アポロシネマ) リドリースコット監督の十字軍の時代背景を舞台にした映画。 以前この監督が作ったグラディエーターも良かったんで期待しながら見に行って来ました。 エルサレムの攻防なんかのシーンや大軍の戦闘シーンはやっぱり高揚させられます。 いいね中世の雰囲気の映画はやっぱ。 ただオーランド・ブルームはまだまだな気がする。演技に味がもっと欲しいかな。 攻城戦でみんなに呼び掛けるときなんかの表情とかも、特にグッとくることもなかった。 そこが少し残念。 前半のストーリーももう少しひねりというか、一工夫欲しかったかな。どうも単調に感じました。 まぁ戦闘シーンだけでも見てよかったかな。 |
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Shall We Dance? | ||
主演:リチャード・ギア
ジェニファー・ロペス (アポロシネマ) ご存知日本映画「Shall We Dance?」のハリウッドリメイク。 あの役所孝司の役をリチャード・ギアが演じています。 正直、竹中直人のあの個性あふれる役を外人が表現できるとは考えにくかったけど、 興味があったので見に行ってきました。 かなり日本版にあわせようとしているのはわかるんだけど、 弁護士が電車通勤。 ありえね〜! 1本のバラを持ってエスカレーターを上ってくる主人公。 ありえね〜!! 一戸建てでもスッげー広そうな家。 ちが〜う!!! 奥さんがバリバリのキャリアウーマン。 ちが〜う!!!! アメリカ風にするとこんな感じなのかもしれないけど、やぱりあの日本のサラリーマン一家とは違う設定感。 なんか違うんだよなぁ。。。 この映画はあの哀愁のある設定感から来るのがいいところでもあるし。 まぁ大筋のストーリーは全然変わっていないくて、新鮮味はなかったけど、 いろいろ日本版と比べることで、楽しめたといえば楽しめたほうかな。 ただ結論的にはやっぱり日本の方がいいね^^ |
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ミリオン・ダラー・ベイビー | ||
主演:クリント・イーストウッド
ヒラリー・スワンク (アポロシネマ) アカデミー賞4部門獲得したイーストウッド監督主演のボクシングを題材にした映画。 老トレーナーと女性ボクサーの物語。 幼い頃から貧しく、さんざん苦労してきたスワンクが演じるマギー。 裏切り、挫折、後悔といった状況に苦悩するイーストウッド演じるフランク。 最初いつも通り?アメリカンドリーム的にこのまま2人で成功していくのかと思ったけど、 実はそうじゃなかったりします。 実の娘から絶縁されているフランク。 家族から疎まれてしまうマギー。 どちらも家族というものがなくて互いに家族を感じはじめる展開。 正直最後にフランクの取った行動が正しかったのかどうか判らなかったけど、 あれこそがフランクの愛だったのかもって思いました。 実際に自分があの状況になったら、同じようにできるだろうか? それを考えたけど、結論がでない・・・難しいね。 モーガンフリーマンのナレーションもなかなかよかったですよ。 |
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ダニー・ザ・ドッグ | ||
主演:ジェット・リー
(リサイタルホール) 試写会で見に行ったんだけど、リサイタルホール前にはやたらと人が並んでいて ひょっとすると並んでる?って確認するとやっぱりそうでした。 う〜んこんなに人気あるのかこの映画と思わず思ってしまった。 行く前にはジェットリーとモーガンフリーマンが出てることぐらいしか知らなくて、 内容も全然しらなかったんだよね。 子供の頃に拾われて、闘犬のように育てられてきたジェットリー演じるダニー。 首輪がはめられていて、その首輪を外し「殺せ」と命令されると相手をぶち殺すんだよね。 まさに狂犬。 そんな狂犬がモーガンフリーマンが演じる盲目の調律師サムと出会い、 さらにサムの義理の娘ヴィクトリアと通じ合って、人間らしく変わっていくダニー。 アイスを食べるシーンやサムと一緒で嬉しさを見せ可愛らしさを出すジェット・リーはなかなか微笑ましかった。 ヴィクトリアがダニーの首輪を外すシーンがあるんだけど「どうなるんだろ?」って結構ドキドキしました^^ ジェット・リーだけあってアクション要素もあるけど、 温和なサムがボコっとやってしまうシーンも面白かったし、最後のピアノを聞いているダニーの表情もグっと来るものがあったし、 どちらかというと微笑ましく感動できる映画じゃないでしょうか。 |
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宇宙戦争 | ||
主演:トム・クルーズ
(アポロシネマ) スティーヴン・スピルバーグが昔にも映画化されたSFスペクタクルを再度映画化。 トム・クルーズが演じるレイが息子と娘を必至に守ろうとする家族愛的なことが描かれているけど 正直それはあまり感動することはなかった。 でもSFもののドキドキ感が凄くよかった。 今の映像技術はやっぱり凄いわ。まぁそれだけのお金を掛けている訳だけど。 この映画は迫力ありリアルありの映像が大満足^^ ただ最後の「微生物が〜」っていうナレーションだけはどうも安っぽい感じがしたなぁ。 まぁ昔のままを表現したかったからそうしてるんだろうけど。 |
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NANA | ||
主演:中島美嘉、宮崎あおい
(メルパルクホール) |
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チャーリーとチョコレート工場 | ||
主演:ジョニー・デップ
(アポロシネマ) |
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プライドと偏見 | ||
主演:キーラ・ナイトレイ
(朝日生命ホール) |
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Mr.&Mrs.スミス | ||
主演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー
(アポロシネマ) |