2003 日本グランプリ 鈴鹿

予選RESULT
Pos. No. Driver Team Time Tire
1 2 ルーベンス・バリチェロ フェラーリ 1'31"713 BS
2 3 ファン・パブロ・モントーヤ ウィリアムズ・BMW 1'32"412 MS
3 21 クリスチアーノ・ダ・マッタ トヨタ 1'32"419 MS
4 20 オリビエ・パニス トヨタ 1'32"862 MS
5 8 フェルナンド・アロンソ ルノー 1'33"044 MS
6 8 マーク・ウェバー ジャガー・コスワース 1'33"106 MS
7 5 デビッド・クルサード マクラーレン・メルセデス 1'33"137 MS
8 6 キミ・ライコネン マクラーレン・メルセデス 1'33"272 MS
9 17 ジェンソン・バトン BAR・ホンダ 1'33"474 BS
10 15 ジャスティン・ウイルソン ジャガー・コスワース 1'33"558 MS
11 9 ニック・ハイドフェルド ザウバー・ペトロナス 1'33"632 BS
12 10 ハインツ・ハラルド・フレンツェン ザウバー・ペトロナス 1'33"896 BS
13 16 佐藤琢磨 BAR・ホンダ 1'33"924 BS
14 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ 1'34"302 BS
15 12 ラルフ・ファーマン ジョーダン・フォード 1'34"771 BS
16 11 ジャンカルロ・フィジケラ ジョーダン・フォード 1'34"912 BS
17 19 ヨス・フェルスタッペン ミナルディ・コスワース 1'34"975 BS
18 18 ニコラス・キエーサ ミナルディ・コスワース 1'37"226 BS
19 4 ラルフ・シューマッハ ウィリアムズ・BMW No Time MS
20 7 ヤルノ・トゥルーリ ルノー No Time MS

決勝RESULT
Pos. No. Driver Team Time Tire
1 2 ルーベンス・バリチェロ フェラーリ 1:25'11"740 BS
2 6 キミ・ライコネン マクラーレン・メルセデス + 0'11"085 MS
3 5 デビッド・クルサード マクラーレン・メルセデス + 0'11"614 MS
4 17 ジェンソン・バトン BAR・ホンダ + 0'33"106 BS
5 7 ヤルノ・トゥルーリ ルノー + 0'34"269 MS
6 16 佐藤琢磨 BAR・ホンダ + 0'51"692 BS
7 21 クリスチアーノ・ダ・マッタ トヨタ + 0'56"794 MS
8 1 ミハエル・シューマッハ フェラーリ + 0'59"487 BS
9 9 ニック・ハイドフェルド ザウバー・ペトロナス + 1'00"159 BS
10 20 オリビエ・パニス トヨタ + 1'01"844 MS
11 14 マ−ク・ウェバー ジャガー・コスワース + 1'11"005 MS
12 4 ラルフ・シューマッハ ウィリアムズ・BMW 1 lap MS
13 15 ジャスティン・ウイルソン ジャガー・コスワース 1 lap MS
14 12 ラルフ・ファーマン ジョーダン・フォード 1 lap BS
15 19 ヨス・フェルスタッペン ミナルディ・コスワース 2 lap BS
16 18 ニコラス・キエーサ ミナルディ・コスワース 3 lap BS
17 11 ジャンカルロ・フィジケラ ジョーダン・フォード 20 lap BS
18 8 フェルナンド・アロンソ ルノー 36 lap MS
19 10 ハインツ・ハラルド・フレンツェン ザウバー・ペトロナス 44 lap BS
20 3 ファン・パブロ・モントーヤ ウィリアムズ・BMW 44 lap MS

観戦レポ
今年からポイントのルールが改正されたことによってかなり接戦となった最終戦。
トップのミハエルと2位キミとの差は9ポイント。
キミが逆転するには優勝とミハエルがノーポイントで終わらなければならないというかなり厳しい条件でしたが。

グランプリ前の最初に飛び込んできたニュースが佐藤琢磨の緊急参戦!!
1997年の覇者ジャック・ヴィルヌーブがBARと来期契約を行わないことから急に決まったようですが、
昨年の日本グランプリを沸かした主役が見れる嬉しさと、もうヴィルヌーブが見れないという寂しさを感じました。
ヴィルヌーブはもうカナダでスキーでもエンジョイしながら余生を過ごすのかな?なんて思いながら^^

今年はホンダの駐車場付きの観戦券で、ルノーのピット前に陣取っての観戦です。
昨年1コーナー手前、一昨年2コーナー出口、3年前ヘアピン(自由席)・・・年々値段の高い場所で観戦してるような気が(笑)
でも値段の分いい席です。ピット作業も見れるし、スタートの瞬間も見れるし(あっという間ですが)。
そしてなんといっても歩くのが楽です。これすごく重要です。
2コーナーやS字、あるいはヘアピンなんかに行くにはだいぶ歩かないといけないから結構体力いるんですよ。
特に1コーナーからS字の方に行くのは辛いです。2往復すればもうヘトヘト。土日なんかは人!人!人!ですしね。
わたしは金曜日が比較的空いているので金曜のうちにヘアピンや130R、S字抜けた逆バンクとダンロップコーナーの付近で写真撮ったりしてます。
さすがにスプーンカーブまでは行ったことはないですが。
そして予選と決勝はピット前で楽々観戦。ほんと今年が一番楽に過ごせましたね。

予選1回目はトゥルーリがトップ。ルノーの好調さを見せつけていました。
そして予選2回目。これが大波乱。
1回目の上位が走りだす頃に急に雨が降ってきてろくにトライできないという面白い展開。
皇帝ミハエルは14番グリッドで琢磨の後ろだし、トゥルーリなんて予選2回目走れなくて最後方。
ラルフのタイヤを滑らせながらの意地のトライはかっこよかった。結局ノータイムだったけど。
逆にトヨタがまさか?の3、4番グリットをゲットして、私のすぐ目の前からのスタートになるとは予想もしてませんでした。
俄然盛り上がりましたよ。トヨタは鈴鹿スペシャル的なラウンチコントロールの開発をずっと行っていましたし。トヨタひょっとすると!って気になりましたからね。
そういえばスタート前にはトヨタのグリット前にトヨタのレーシングスーツぽっい服を着てレポートしている柔ちゃんがいたけど、あんまり似合ってなかったなぁ。。。
それと近くにいたアロンソを応援するスペイン人だと思うおっちゃんが、一生懸命ルノーを応援しているのは少し面白かったです。
「フェルナンドーー」って思いっきり叫んでいました。隣にいる奥さんが少し恥ずかしそうにしていたけどね。。。
番外ではFニッポンの覇者本山がジョーダンのテスト走行に参加していたのが話題になっていました。

ミハエルの優勝はまだまだわからない展開で始まった決勝。
序盤にいきなりキミには勝利の女神が微笑んでいるのかって気がする出来事が発生。
ミハエルが5周目のシケインで琢磨と接触してフロントウイングが壊れて緊急ピットインする事態で、まさかの最後方。
これでミハエルがノーポイントでバリチェロをなんとかできれば、ひょっとすると。。。
キミは最後まで諦めない走りで2位まで押しあげたけど、結局最後はいぶし銀バリチェロのポールトゥウィンで閉幕。
ミハエルも8位入賞まで持ってきて、前人未踏6度目のワールドチャンピオンとフェラーリのコンストラクターズを決めた最終戦。
今年は今までで一番波乱のあった面白いレースでした。
(去年は去年で琢磨の入賞とかで盛り上がったけど、ただただフェラーリの強さを見ただけのレースだっただけに)