4.KODAK インスタントカメラ EKー6

昭和50年代頭初、その場ですぐに見られる写真をポラロイド写真というように、この種のカメラはポラロイド社が独占状態でした。

このカメラはコダックと富士が共同して開発したインスタントカメラです。なんというか、どうしてこんなものを持っているのかよくわからないのですが、このカメラも先代の亭主の衝動買いで、かつ丼亭にやってきました。フィルムはフジとコダックの両方から販売されていましたが、どちらもポラロイド社のフィルムよりもよく発色しました。

ポラロイドと同様にフィルムは高いし、焼き増しも面倒だし、一般生活の中では、このカメラを必要としている場面はほとんどありませんでした。

ドラマかなにかのシーンで、彼女との別れ際に、住所も知らせずに写真だけ残して去っていくなんてシーンにでも遭遇すれば、使うチャンスもあるかもしれない。でも今の生活してたら、ぜってーにない!

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