1.少年時代の相棒、FUJI PET 35

このカメラの作られた年代はよくわかりませんが、おそらく昭和30年代の前半から、半ばにかけてだと思います。(調べりゃ判ると思いますが。)わたしが2番目に手にしたカメラです。当時の革ケースもそのまま残っていました。(初めてつかったカメラは残念ながら、見つかりませんでした。)

COPALのシャッター、FUJINARのレンズといったぐあいに、一通り、カメラとしての部品は備えています。シャッタースピードは200分の1秒まで。
向かって右側のレバーでシャッターをチャージし、左のレバーでシャッターを切ります。フィルムの巻き上げは上部のダイヤルを回して行います。

名前の通り、35mmフィルムを使います。でも、たしかこのカメラで撮った写真は、いつもピントが甘かったように記憶しています。
もともとは兄が使っていたカメラでしたが、兄が露出計付きのハーフカメラを手に入れたため、おさがりで手に入れました。
このカメラでは、当時の怪獣映画に刺激された私が、模型を使って、SF的な基地を作ったりして、特撮もどきの写真を撮っていた覚えがあります。レンズのボケ具合がちょうどよかったりして・・・。

彼の思いではここまで。

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