98年も暮れかかった12月20日に、かつ丼亭に仔猫がやってきました。猫を飼うのは何十年ぶりという亭主と、飼ったことはあるけれど仔猫の扱いなんてわからないという女将、そして、いつもは人のうちの猫を可愛がるのが専門のお嬢一号とお嬢二号。仔猫の運命やいかに・・・。
それでは登場人物の簡単な紹介を・・・。
<亭主> |
むかーしむかし、猫を飼ったことがあるが、世話をしたことはない。どうも猫語が喋れるらしい。 |
<女将> |
若かりしころ、猫を飼ったことがある。でも、大きくなってから貰ってきた猫だったので、仔猫のことはよくわからない。動物に対しては自慢のテレパシーもきかないらしい。 |
<お嬢一号> |
犬を飼いたい、犬を飼いたい、といつも言っている。今はホーリーをストラップにつないで散歩に行くことをたくらんでいる。 |
<お嬢二号> |
猫を飼いたい、猫を飼いたい、とずっと言っていた。 |
そして一年の月日が流れて・・・・・
そしてさらに一年の年月は流れた。
2002年のホーリー。