●編集後記(2003年4月6日号)

●アフター・ケア

 我が家で愛用している超高級掃除機ダイソンDC05クリアの調子が、ここ数ヶ月ほど芳しくなかった。掃除をしている最中に電源が落ち、スイッチを入れても電源が入らず、コンセントを何回も何回も抜き差ししてようやく再起動、という状況。これじゃあ使い物にならない。普段は温和な愛妻※ふらんそわーずも、この体たらくにはプッチギレ

 ダイソンの掃除機は保証期間が2年と長いのがウリなんだけど、すでに我が家の愛機は購入から2年半が経過している。先週の土曜日サポートセンターに電話したら留守電だったので、名前と機種名と電話番号を吹き込んでおいた。月曜日に先方から電話があったそうだ。

 火曜日に引き取りに来て、木曜日には修理を終えて本体が我が家に帰ってきた。おかえり。

 電源コードに問題があったらしく、コードがそっくり差し替えとなったのは良いんだけど、丈夫になった代償(?)として、コードの色が「クリアブルー」から「灰色」に変わってしまった。本体が抜けるような青なのにコードだけグレーかよー。

 でも5000円の実費で我が愛機は完全復活。いっくら掃除しても電源が落ちることなく(当たり前)、購入以来の吸引力も衰え知らず。パワーがある分、音もでかいんだけどね。

●勘違いも甚だしいとはこのこと

 門あさ美という歌手の話を何回か書いているけど、この人のことをリアルタイムで知っているというのは、大体30〜40代ぐらいのおじちゃんおばちゃん連中なわけで、そんな人たちが某巨大掲示板に集って「あーでもない」「こーでもない」と情報を提供し合ってる姿は、何ともほほえましい。

 門あさ美については他にも、個人が運営している掲示板がある。そこにもおじちゃんおばちゃん連中が集まっているんだけど、巨大掲示板とは雰囲気がかなり違う。おそらくメンバーも違う人たちなんだと思う。

 巨大掲示板の書き込みは「情報」と「ネタ」が多く読んでて楽しいんだけど、もうひとつの方は個人の勝手な思い入れと妄想とが渦巻いているだけで、非常に間口が狭い。しかもくたびれたおっさんとおばはんたちが、あたかも自分は歌の世界の登場人物であるかのように錯覚・陶酔して書き込んでいるのだから、めちゃめちゃたちが悪い。

 お前は門あさ美じゃねーだろ。>おばはん

 お前は歌の中の「彼」じゃねーだろ。>おっさん

 以前どこかのサイトで映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の感想を読んだことがあるけど、そこにも同じようなことが書いてあったなあ。ちょこっと引用させていただいちゃおうかしら。こっそりと。

太ってたりヘビー・スモーカーだったりスピーチが下手だったり、仕事ができなかったりしても「そのままの君が好き」と言ってもらえるのは、存在そのものが可愛らしいルネーだからで、そこのななめ前でうっとりしてるあんた!あんたが「私は変わらなくてもいいんだわ」なんて思ったら大間違いよ!と思ったのだった。

 ルネーってのは主演のレネー・ゼルウィガーのこと。しかしこの文章には共感しちゃうなあ。自分のことを間違って認識している人が多いもんね。信じ込むことで自分を暗示にかけている人ってのもいるけど。

 おれぐらいになると、自分の器の巨大さをよーく承知しているし、こんな勘違いなんて皆無なんだけど。

●アフター・ケア(その2)

 先月「隠し砦の三悪人」のDVDを購入した。ずーっと見る暇がなくて、でも見られないのも寂しいので、同梱されている解説書だけをふんふん♪と読んでみた。

 読み進めて行く内、ある異変に気がついた。49ページに「付記」のタイトルページがあり、その次のページに見開きで写真が掲載されている。その後は52ページと53ページが続くのだが、なぜかその後に突然50ページと51ページが出現するのだ。

 乱丁ハケーン

 さっそく東宝のDVD担当宛てにmailを出すと、数日後「不良品ですのでお取替えします」という返事が来た。住所を連絡すると、またまた数日後、東宝から解説書(良品)が送られてきた。

 DVDの不良ディスクと違い、解説書は不良品と良品を交換などしないため、我が家にはその両方がある。不良品の解説書って、もしかしてレアもの? (意外とたくさんあったりして)

●小さな声で勝利宣言

 大枚はたいて、あるいは必死こいて、死に物狂いで集めている人に申し訳ないので、非常に小さな声で言わせてもらう。

 「アリスのティーパーティー2」シークレットもらっちゃった。

 ということでコンプリート♪ (フォントでかすぎ)