勇者ゆたちん のほほん日記
●第1章●
いつもより余計に回しております


 ということで(いきなりか)、2000年8月26日のお昼過ぎ、我が家に「ドラクエ7」が届いた(わーわーパチパチ)。

 本当なら秒殺(誤)で封を開け、光の速さで部屋に駆け込み、加速装置をオンにしてプレステのカバーを開け、目にも止まらぬスピードでCD-ROMをセットし、クイッククイックパワーオン(意味不明)と行くところなんだけど、なぜかわざと落ち着き払って昼飯なんぞを食べ、おもむろに封を開け、まずは取扱説明書をすみからすみまで読み尽くしたりして、編集長ってば大人のじらしのテクニック炸裂なんだからー(やめれ)。

 静かにプレステの電源を入れると、超巨大テレビ(ちょっと大袈裟)の超巨大な画面(もうええ)に、青い海原の映像が映し出された。そしてスピーカーから流れて来る、めっきり耳になじんだあのメロディー。

 ああ、本当に「ドラクエ7」が出たんだなあ。思えば長い年月、ひたすら発売を待ち続けたんだなあ。

 ....って、ぜんぜん冒険日記っぽくない? (笑)

 物語の舞台は世界にひとつしかない島、エスタード島。主人公は島にある唯一の村、フィッシュベルに住む漁師の息子だ。

 序盤では小さな漁村の日常生活が、実にのんびりしたテンポで綴られていく。偉大な父と優しい母、顔なじみの人々と幼なじみの女の子マリベル。何気ない会話で状況を説明しちゃうってのは、まさに職人芸だね。いよっ、にくいよ、この。

 今までのシリーズと「ドラクエ7」の最大の違いは、何と言っても背景がすべてポリゴンで描かれていること。いったんフィールドに出ると、今まで通りの2Dマップなんだけど、町(村)とか城とかダンジョンなんかはすべてポリゴンで描かれている。「FF」というよりは「トルネコ2」に近い、実にほんわかしたグラフィックだ。

 そして、最大の変化は「視点の変化」を取り入れたこと。コントローラーのL1,R1ボタンを押すことにより、見ている景色全体がぐりぐりと回転するのだ。面白〜い(単純)。(笑)

 視点を回転させることによって、家やら壁やらの陰に隠れているアイテムや階段などを発見できる。これがこのシステムの最大の喜びなのかも(笑)。

 ところがこのシステム、特にダンジョンなんかで多用すると、ちょっと「3D酔い」に似た状態になることがある(ぼくだけ?)。最初のダンジョンとかでぐりぐりぐりぐり回してたら、ちょっぴり具合が悪くなった(爆笑)。


回し過ぎ

 冒険の方はとりあえず最初のエピソードをクリアして、「今まで無かったものが突如出現した!!」と島の人々が大騒ぎしているところ(曖昧な表現)。またこれからやらないと(実話)。

 しかし、噂には聞いてたけど、本当に読み込みスピードが速いんだよね。特に昨日まで「FF9」をやってたもんだから、その差は歴然。「待つ」ということがほとんど無いもん。さすがに戦闘が終わった直後(バトル画面からもとの画面に戻る時)は、ほんの少しだけ待たされる感じがあるけど。こういう直接ユーザーが触れる部分をチューンナップするのって、見た目には分からないけどものすごく骨の折れる仕事なんだろうね。ハートビートに感謝


 あれ? あれれ? ぜんぜん冒険日記になってない? 困ったね(他人事か)。

 てなわけで、次回もお楽しみに!!

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