勇者ゆたんぽの冒険
●第78話●


 前回の更新でテンションがよみがえった毎度おなじみスベスベパーティーの、苦難の日々はまだまだ続くのであった。みんな、乗り遅れるなよー(笑)。

 前回の経験が全く活かされていない4人組は、レベルアップに励むでもなく、職業やら装備やらを見直すでもなく、光に集まる蛾の如く、吸い寄せられるように○ん○ゅ○の元へと向かうのであった。馬鹿か、こいつら

 例によって例の如く、バラモスエビルのカップルが出て来ると、まるでボス戦のような騒ぎとなっていたりする。下手をすると遊び人のどちらかが昇天してしまい、その度にザオリクやら再スクルト・再フバーハなんぞをかけたりするものだから、MPがいくらあっても足りないの。

 なるべく敵に出くわさないように最短ルートをそそくさと進み、コーナーもアウト・イン・アウトで駆け抜けようとするんだけど、やっぱり会っちゃうんだよなあ、モンスターと。その瞬間「あっ」などと思わず声に出しちゃったりして、あたしたちって何てキュート(はぁと)。

 そんなこんなで今日も今日とて○ん○ゅ○とランデヴー(死語)。

 きゃつめ、あたしたちに会いたくて会いたくて仕方がないみたい。しょうがないなあ。軽くあしらってあげちゃうおうかしらん。

 昨日の情けない戦い振りが嘘のように、今日はちょっと調子が良い。3ターン目でいやーんが他界したが、すぐさまザオリクで復活。ぷりぷり、ほしの、いやーんのメラゾーマ3連発は、見ていて惚れ惚れするほど。

 よーし、この調子で行くぞおおおお。

ほしのは ○ん○ゅ○に ながしめを おくった!
しかし ○ん○ゅ○は みていなかった!

 お前は杉良太郎か。

 かくして未来を先取りパーティーは記録を伸ばし、7ターンで全滅したのであった。あれ、2ターンしか増えてない。

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