勇者ゆたんぽの冒険
●第15話●


 珍しく3日も更新をサボっていた間も、ゆたんぽ率いるひっちゃかめっちゃかパーティーの冒険はサクサク進んでいた。今回の冒険日記はすげーぞー。情報量がハンパじゃねーぞー。しっかり読めよー。(正体不明のキャラクター登場)

 耳にタコができるほど、あるいは口が酸っぱくなるほど、一行はしつこくキャットフライ狩りを続けていたのだが、いっくら戦ってもぬいぐるみが手に入らないのですっかり飽きてしまい、退屈しのぎにグプタとタニアを助けに行くことにした(おいおい....)。

 子分たちは前にやっつけていたので、無傷のまま2人を牢屋から出すことに成功した。2人が出口に向かうのを見届け、「ああ、今ごろ2人はカンダタに捕まってんだろうなあ。あの2人も大変なことになっちゃったなあ」などと考えながら牢屋の中を探り始めた。

 グプタが入っていた牢の左上でちからのたね、タニアが捕まっていた牢の右上でふしぎなきのみを発見した。もちろん両方ともゆたんぽのものだ。

 またまたひと仕事終えたような顔をした一行は、肩で風きって出口へと向かった。いよいよ、因縁の対決である。

 遊び人のボケもそれほど炸裂することなく、戦闘は淡々と進んで行った。何度かピンチを迎えたけれど(途中であまりにも働かないいやーんを見捨てようと思ったりもしたが)、最終的には全員死なずにカンダタ一味をやっつけることができた。よしっ。

 若い恋人たちは勇者に礼の言葉を述べると、モンスターたちがうじゃうじゃ出現する洞窟を通って町へ帰って行った。お前ら、カンダタにも勝てたんじゃないの?

 ところで、今日の戦闘の中での最大の収穫はこれ。

ほしのはあたまに ふと かんがえが よぎった。
「わたしは このまま いつまでも
あそびつづけていて よいのだろうか?
「わたしにも やらなくては いけないことが
なにか あったはずだ……
「うーん……。
ほしのは なにか ぶつぶつ いっている!

 どうでも良いけど、なげーよ

 というわけで、無事にくろこしょうを手に入れた。つづく。

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