●第8話●
その炎を盾で遮るこうすけ。

こうすけが走り出した。それを援護するファン急上昇中の我らがりんご君!! 何やら呪文を唱えると、竜王の肩と顔にマグネシウムによる爆発が起こり、もやもやと怪しげな霧が竜王の顔を包み込んだ。ってえことは、マヌーサってやつですかい?(急に江戸っ子口調)
竜王の反撃。指の先から光線(笑)を発すると、おさえの周りで物凄い爆発が巻き起こる。おさえも負けてはいない。持っている杖の先から光線(笑2)を発して竜王に傷を負わせたりする。この辺、すっかりサイキック・ウォー状態。
階段を駆け上がり、さらに壁をよじ登り始めるこうすけ。お前も早く戦えよ、もたもたしてないで。
そんなこうすけを不安げに見守るりんご君とおさえ。特にこの時のりんご君の表情が良いんだよなあ。あと、あのふっくらした頬!! たまりませんなあ(すでに趣旨が違う)。
そんな2人の視線に気が付いたのか、竜王がおもむろに振り返った。そこには間抜けな顔と間抜けな姿で壁をよじ登る途中のこうすけの姿が。これはまずい。
ところで、先ほどのおさえの攻撃がかなり強烈だったらしく、竜王は左目は潰れるは首は切れるは、もう大変な騒ぎである。
んなことはともかく、こうすけの姿を捉えた竜王は、勇者の丸焼きを今晩のディナーにすべく、口を開き炎を吐く体勢に入った。ああ、こりゃ大変(ぜんぜん大変そうじゃないな)。
その時おさえが動いた。彼女は渾身の力を振り絞って杖を竜王目掛けて投げつけたのだ(当然ここはスローモーション)。青白い光を帯びる杖の先端。
ざくっ
杖が竜王の右目に突き刺さった!! 視界を失いあらぬ方向に炎を吐き散らす竜王。こいつはチャンスだ。やれやれ、やっちまえー(TVの前でボクシングを見ている時と同じ感覚)。
こうすけは壁を蹴り、何と、竜王の頭の上に飛び乗った。フルスケールモデルの竜王の頭の上で暴れるこうすけ。ここ、ちょっと羨ましいよなあ。ロトの剣を竜王の頭に突き立てようとするのだが、おっそろしいパワーで暴れる竜王は手強く、時に振り落とされそうになったりする。
「あ、危ない」ってな感じで手を差し伸べそうになるおさえがアップになるのだが、こいつはいつのまにか化粧を直してやがる。人が戦ってる時に何しとんじゃ。
そして....ついにこうすけはロトの剣を竜王の頭に突き立てた!! もがく竜王!! 轟く雷鳴と飛び交う稲妻!! 竜王の身体が大爆発を起こした!! この時こうすけはまだ竜王の頭の上にしがみついているのだが、本当だったら今の爆発で焦げてるはずだぞ。
竜王の頭から飛び降りるこうすけ。竜王が大音響と共にその場にぶっ倒れた。
崩れ始める竜王の城(お約束)。崩れ落ちる屋根や壁の残骸をかいくぐって逃げ惑う3人。りんご君は自分だけちゃっかり盾で頭を守ったりして、なかなか懸命である。
物凄い勢いで大爆発を起こす竜王の城。これも、本当なら3人とも木っ端微塵のはずなのだが、ま、直前で城を脱出したことになっているのであろう。
夜の森に逃げ込み、その場にへたり込む3人。お疲れ様でした。
次回、いよいよ感動のエンディング!!
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