私立代壱高等学校生徒会執行部

               第1話 いきなり



「今日からここが僕の新しい学び舎かぁ♪友達100人できるかな♪」

黒髪の大人しそうな少年が歌いながら歩いている。
そんな少年が歩いているのは私立第3高等学校の校門の辺りだ。
この高校は設備も良く、制服もカッコいいので最近人気の学校なのだ!!!!

「心機一転!今日から頑張ろう!オー!!」

黒髪の少年は何やら気合を入れている。

「貴様か、先日、ワシの可愛い舎弟を可愛がってくれたのは。」

急に後ろから野太い声がしたので少年が振り向くと
北斗の拳にしかいないような図体が矢鱈に大きく
そして眼帯をしているドレッドヘアーの学ランを着込んだ不良が立っていた。
そして体中傷だらけの子分A,Bを連れている。

「僕の名前は貴様じゃないやい!ちゃんと碇シンジって名前が有るんだからね!!」

少年はあんなのを見ても臆するどころか何かどうでもいいことで怒っている。
この言葉にカチンときた不良は

「五月蝿い!!お前はワシらが関東雑魚連合と知ってのことかぁ?」

不良はシンジをズイっと見下ろしながら聞いてみる。
するとシンジは

「そんなん知らないよ。ってか雑魚連合って名前からしてみて弱そうだね♪」

シンジは香港100万jの夜景が霞むくらいの笑顔でそう言った。
そんなことを言われた不良は当然怒る訳です。

「何ぃ!!!!!!!!」

「あっあああ兄貴ぃ!いくら兄貴でもアイツは相手にしちゃいけないっす!!!」

「そうっすよ兄貴。あいつは人間じゃないですよぉ!」

そう行って止める子分の顔は真っ青。
しかしもうすでに頭に血が上っている不良が聞くはずがない。

「子分のお礼はするからのぉ!!!」

「あ〜もう、五月蝿いなぁ!!!」

シンジは文句を言うとジャンプをした・・・・まぁマンガくらいの跳躍力で。
空高く飛び上がったシンジは

「飛び込みジャンプ大キック。」

シンジは鋭い飛び蹴りを不良に見舞うと
素早くしゃがみ

「しゃがみ大パンチ。」

今度はマイク=タイソン、いや幕ノ内一歩も吃驚のアッパーを叩きみ
そして

「キャンセル昇竜拳コマンド!!!!」

と意味不明なことを言うと

「シンジ超アッパー!!!!」

叫ぶと2発目のアッパーをキャンセルしてそれよりも
威力の高そうなジャンピングアッパーを叩き込む。
って上空4Mくらいは飛び上がっている。
上空から落下してきた不良は

「何でこんな事が・・・・・(泣き)」

すると子分は

「3発入るっす。」

「大だと炎が出るッス。」

と意味プーなことを言っている。
シンジは腕を組み不良達の方を見ると

「何でできるか知りたい?それはね♪」

「ストリートファイターだから♪」

と爽やかな笑顔を浮かべて言った。



「今日、第1高等学校2年地組に転入してきた碇シンジ。
 性格は温厚だが喧嘩っ早い。血液型はA型。
 尊敬する人 アメリカンバットアスことジ・アンダーテイカー
 ・・・・・」

「進路希望 亜米利加で武者修行かWWE団体入り!!!」

「必殺技はシンジ超アッパー!!?」

と驚きながら一人の少年が重厚な部屋・・・・・・生徒会室で叫んだ。

「そう君も出鱈目なんだね。」

少年は呟いた。銀色の髪をかきあげながら。


END


あとがき
なんか書いちゃいました。やばいなこれは続き書けるかしら。
不安です。まぁがんばべんべ。