ウィーン
1799年4月18日
ウィーン、4月18日
伯爵ナウエンドルフ将軍が13日夕、前衛部隊の一部でいくつかの攻撃を行った後にシャフハウゼンを占拠したことを、カール大公殿下が今月14日付の報告で知らせてきた。
上記の将軍は可能な限り町に影響を与えないよう、そして建築の傑作と見なされている美しい橋を壊さないように敵との交戦に入ってほしいとの殿下の命令に正確に従った。しかし敵はこの提案を拒絶して防御態勢をとったが、迅速に追い払われた。そして彼らは橋に火をかけた。橋はすぐ、近くにあった2軒の家と伴に炎の餌食となった。町の他の部分は全く無傷だった。殿下はすぐこの件についての詳細を伝えるだろう。
(後略)
google book "A Collection of State Papers Relative to the War Against France, Volume 8" London Gazette, p182
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