ジュールダンから陸軍大臣への手紙
1799年1月26日



[雨月7日、1月26日]

 たった今、ラシュタットにいるフランス共和国の全権公使からバイエルンにいるオーストリア軍についてのとても詳細な記録を含む報告を受け取りました。オーストリア軍は計54個歩兵大隊に上るようで、

 それぞれ1200人――6万4800人
 200人の騎兵大隊64個――1万2800人
 合計7万7600人

 ただしこの数字はバイエルン軍やロシア軍の兵、あるいは砲兵を含んでいません。ましてや輜重隊や軍隊の他の不可欠な要素も入っていません。
 完璧に正確だと信じるあらゆる理由があるこの記録をあなたに連絡するのに伴い、私は市民大臣殿に、私がこの問題についてあなたに書いてきた様々な手紙を再調査するのと同様に、これらの軍とこの地域にある我々の軍の間に存在する明白な差異について真剣に熟考するよう主張します。
 ティロル、グリゾン、そしてボヘミアにいる兵はこの明細に含まれていないことにも気づく必要があります。今や合流しているこれらの全兵力は12万人から成る軍を形成しており、2つの軍団に分かれています。うち4万人の軍団はエルヴェティー方面軍に対して機動しており、8万人の軍団はドナウ方面軍に対して行動しています。

google book "Memoir of the Operations of the Army of the Danube, Under the Command of General Jourdan" p81-82


――1799年ドイツ・スイス戦役史料集に戻る――