The LIVING END / same

WARNER MUSIC JAPAN (日本盤)

前々からちょっぴり気にはなってたんですが、パッケヅに貼ってある注釈の文句がイヤ気だったので購入を躊躇っておりまンした。購入したキッカケはFAT-RECORDSのショートソングV.A収録曲を聴いたから。超早&超テクの数十秒。コレはヤヴァいと店に走ったワケなんですが、それでもやぱりパケヅッーの注釈に躊躇。だって”オーストラリアのグリーン・デイ”とか”オフスプリングやランシド好きにオススメ!”等書いてあったら絶対買いませんよ俺みてえな人は。レコ会社の人は売らんとしてそういう売れセンと結びつけたんだと思うのですがハッキリいって怠慢です。バンドのウリを上手く表現できない人間のお陰でこのような名盤が地に埋もれるような事があるのだとしたら日本のレコ会社は腐ってると思います。つうワケで名盤です。オーストラリアという地で進化したロカビリーの現在進行形。楽曲がポップなことがバンドの『売り』だったりすると割と敬遠しがちな俺ですが、このバンドを聴いてると、要は表現する側のセンス次第なのだなあと思い知らされます。加えて心地よいスピード感&スラップベチベチったらもう、あーた!買って損したら俺が責任とりましょう。レッキン!&ストンピン!イエー!ほら買え!


THE CRAMPS / ...OFF THE BONE

BEAKY RECORDS

元祖サイコビリーバンド(この場合サイコは「キチ○イ」っていう意味かなあ)クランプスのよくわかんないアルバム。恐らくシングル・コンピかなんかだと思われ。そもそもオフィシャルかどうかすら怪しいし。そんでSURFIN' BIRDが入ってます。誰がやっても同じですねこの曲は。他にLONESOME TRAIN とか LOVE MEとかなかなかオイシイ曲収録。アナログだったらDJ必携アイテムかもねぃ。(ワシのはCD) ところで最近のクランプスはEPITAPHから出してたりしますが、なんでもアリなのか?>エピタフ


GUILTY SKULLS /  TELL THE TRUTH

CIVER LEBEL (?)

ウッドベース担当はトモミちゃんという女の子ちゃんなんですが、ナメちゃいけません。光速です。最近のサイコビリーの系統っていうか進化のパターンの一つですかね。もはやウッドベース使ったハードコアというかスラッシュメタルつーかミクスチャーというか。ロカっぽさ皆無。だがそれも良し。珍しくツインボーカルが絡みますがもちろんお二方共にデス声であり、何語か不明。それもまた良し。そもそも英語だと分かったところで意味なんか分からねいしナ。ジャケのギルティ・スカルマンのフィギュア(勝手に命名)とか「ORIGINAL FAKE SOUND TRACK」という表記とかのコンセプツアルなトコが好きだなァ。あと深読みさせるアルバムタイトルとか。カブワーはBEASTIE BOYS の FIGHT FOR YOUR RIGHTとMISFITS の AMERICAN PSYCHOやってます。


MAD3 / JACK THE VIOLENCE

TIME BOMB

日本ガレーヂ界の怪人、MAD3であります。音デケエので注意。つーかデカイ音で聴くべし。真の漢(をとこ)はスピーカ割ってナンボである。ちなみに俺はビンボなんで割りません。オカマですし。(嘘)EDDIE氏のファズの効いたギターの暴力を堪能しながら、そういや数年前に「ローファイ」つう言葉が流行ったなああの頃MUMMIESとか買ったなあPHANTOM SURFERSの覆面バンドだったんだよなあでもPHANTOM SURFERS自体覆面着用なのにさらにその上に包帯グルグルでは復覆面だなあなんて事を思い出していたらEDDIE氏も覆面でした。グリーン・ホーネットのカトーみたいな。んでこのアルバムには「GREEN HORNET」という曲が収録されているんで「もしや! あのオープニングテーマをギターで?」と期待しながら聴いたら、どうやらMILK SHAKESの同名異曲のカブワーだった模様。ちょっぴり残念。


LOS CARAYOS/

発音はロス・カラヨスで良いんだろうな多分。どうやらフランスのほうのバンドらしい。persistent et signentAU PRIX OU SONT LES COURGESという2枚のアルバムが1枚のCDに入ってお買い得感ひとしお。5人編成でウッド・ベース、 アコーディオン、ほとんど生のアコギ、とここまできたらもうアレですな。「ラスティック」。いやー、ほんとに便利な言葉ができた もんですネ。人に説明するときなんか一言で済みますからね。で、このバンドですが歌がフランス語のせいか、いい意味で違和感とい うか新鮮というか。物腰やわらかで喉越しさわやか(意味不明)。トラッド(フランスの民謡?)をやってたりするのだけれども、 「ポーグス」というよりは「東京スカンクス」ですな。そこらへん好きな向きの方は買え。と命令口調になってしまうくらい強力にプ ッシュします。奇声あげちゃったりもうサイコー。なんたってメンバーの一人にものすげえデブがいる。デブフェチのボクにはもータ マリマセン。(嘘)


DAVID VANIAN and the PHANTOM CHORDS /SAME

いわずと知れたDAMNEDの元ボーカリスト(あ、現在もか)、DAVE VANIANが、確かDAMNEDと掛け持ちでやってるバンド。 音的には遅いサイコビリーというか。全体的にダークでホラーな雰囲気が漂うロカビリー寄りの音。DEAD BEATSとかに近 いかな。SCREAMIN' J HAWKINSの「FRENZY」をかなりクレイジーにカヴァーしていてかっこいいです。


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