昭和50年代の或る年の夏、南越線社武生駅の風景。 南越線の社武生駅は、福武線の新武生とは国鉄を挟んで反対側にぽつんと建っていた。構内には2両のかわいらしい電車が佇んでいた。
社武生駅で発車を待つ粟田部行きの電車。
社武生を出た電車は、国鉄と並行して走り、暫くして右にカーブして鉄橋を渡る。
鉄橋の上を走る電車。 次にこの地を訪れたときは、社武生の駅は跡形もなく、鉄橋だった所へと続くバラストだけが、かつて鉄道がここにあったことを物語っていた。