鳳来の岩場情報/美化委員会

2003年7月21日作成


岩場美化委員会について


「岩場美化委員会」は、鳳来の岩場の使用環境を維持・管理するために活動しています。
2000年7月30日に9人のメンバーで発足して以後、現在まで30〜40人(固定メンバーでないため、正確な人数は不明)のクライマーが活動に参加してきました。
主要な活動内容は次のとおりです。

1.ビラ配りと駐車場の誘導
クライマーに必要な情報を伝えるために、またはマナー啓発のためにビラ配りをします。駐車スペースにおいて、必要に応じて誘導を行ないます。駐車マナーに違反している車には、ワイパーにビラをはさむなどの措置をとります。
2.岩場周囲の清掃、かたづけ
岩場周辺が汚れていたら清掃します。不要物(木で造った足場、椅子など)は撤去します。
3.岩場の支点整備
ボルトハンガーのチェック・交換、ボルトの打ち替え、ボルトのペインティング、終了点の交換を行ないます。
ボルトは、岩質等を考慮して、適切な強度をもつものを選んで設置します。
ペインティングについては、新たに設置するものはあらかじめペインティングします。すでに設置されているボルトについても、できるかぎりペインティングします。
終了点は原則としてボルト2本と鎖を設置し、鎖にはそれぞれカラビナをつけます。
スリング類は撤去します。
4.フィックスロープの撤去、その他
 

▲ボルト打ち替え作業

必要な用具――ボルト、ハンガー、終了点、ドリル、バッテリー、レンチ、のこぎり、スコップ、ペインティングスプレー、ゴミ袋、作業用ロープなど――の購入費用は、クライマーの皆さんから寄せられた鳳来クライミング基金があてられています。
岩場美化委員会の活動のうち、支点整備活動は、日本フリークライミング協会(JFA)の岩場整備事業の一環として位置付けられています。整備にあたってはJFA環境委員会の講習を受け、JFAと共通性の高い方法によって行なっています。また、活動資金面でもJFA岩場環境整備基金から一定の補助を受けています。
◎支点整備についての詳しい解説は、<< JFAのサイト「岩場整備」 >>を参照してください。
 

▲撤去、回収されたロープとスリング
 
▲クライマー車へのチラシ頒布
 
「岩場美化委員会」代表 若林伸一郎
発足時メンバー 池田晃久(発足時代表)、岩田聡、北嶋敏明、窪野学、小早志秀一、鈴木邦治、高橋洋祐
これまで活動に参加・協力していただいたクライマー 
阿部亮樹、池田晃久、井上大助、岩田聡、岩田道代、大岩あき子、小粥康正、金子大輔、窪野学、黒田誠、小早志秀一、斉藤修、坂井(嫁名人)、坂本正敏、杉野保、杉山克行、杉山力、鈴木克昇、鈴木邦治、高橋洋祐、田中利和、寺田博英、永禮哲生、福原信一郎、福山京子、藤田耕史、南裏健康、南裏(加藤)保恵、森脇聖児、森脇浩恵、若林伸一郎、「やくたあもにゃあ」の皆さん、「東海山岳会」の皆さん。

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