鳳来湖の岩場を愛するクライマーの会

更新日2000年12月13日

マスコミ取材報告》 20001111〜12日



「愛する会」では11月11日から12日にかけて、NHK、岳人、東海日日新聞のマスコミ3社から取材を受けました。
このうちNHKは、「クローズアップ現代」(12月放映予定)のための取材でした。番組の内容は、テーマを「山は誰のもの?〜揺れる国立公園行政〜(仮題)」として国立公園のあり方と法体系を考え、来るべき21世紀に向けよりよい仕組みとは何かを考えるものとなる予定です。地主の意向により2つの登山道が閉鎖された両神山の事例をもとに問題を探っていきます。 今回の当会への取材は、利用者(クライマー)側がアクションを起こしている事例として取り上げるものです。
マスコミ各社には、広報係である鈴木邦治、北嶋敏明が中心となって対応しました。

11月11日(土)


NHK(「クローズアップ現代」取材班)

午前10時15分、三河川合駅にて待ち合わせ。そこで、当日の簡単な取材スケジュールについて打ち合わせました。前日にNHKは岡崎市への取材と、岡崎市研修林への取材許可をとりつけてきていました。
「最初に岡崎市研修林、立入禁止看板と岩場を撮影したい」との申し出がありました。
日中の撮影は以下のスケジュールにもとづいて行われました。
(1)鳳来湖湖畔より女郎岩撮影 (天竜・奥三河国定公園を表現する映像)
(2)岡崎研修林内、「立入禁止看板」撮影 (鳳来湖の岩場の現状を象徴する映像)
(3)「小屋裏」撮影(鳳来湖の岩場の現状を象徴する映像)
(4)「フォービドゥンキューブ」撮影 (鳳来湖の岩場の現状を象徴する映像)
(5)宇連ダムより「女郎岩」「烏帽子岩」撮影 (天竜・奥三河国定公園を表現する映像)
(6)「ガンコ岩」にてクライミングシーンの撮影 (鳳来で行われているクライミングの紹介)
カメラマンの方にロープにぶら下がっていただき、上からの撮影も行いました。
(7)夜7時30分から、鳳来会議の様子が撮影されました。

会議は深夜12時近くまでかかりましたが、NHKは11時ごろに撮影を終了しました。


11月12日(日)


NHKに加え、地元新聞代表として東海日日新聞、雑誌関係として『岳人』から取材を受けました。

東海日日新聞社(S記者)

第2回清掃山行の取材午前〜昼頃まで、取材していただきました。(インタビューや写真撮影等)簡単なクライミングの紹介と、鳳来の岩場の説明、「愛する会」の説明を致しました。
※記事は11/14(火)掲載。内容はクライマーの清掃活動について簡単な紹介とのこと。

岳人(I記者)

第2回清掃山行の取材及び鳳来問題、当会に関する取材鳳来問題の経過と現状などについて取材していただきました。山の利用者の中でもクライマーは意識が高いが、一般の登山者は様々とのことでした。この後、岡崎市にも取材をするということで、鳳来問題についてある程度深く掘り下げると思います。
Iさんは、山岳地域の利用に関する様々な問題について著作があり、いろいろな角度から当問題についてご意見いただけると思います。

NHK(「クローズアップ現代」取材班)

鬼石での取材・撮影後、川合区の大原邸にて、クライマー側との話し合いの風景を収録しました。話し合いには、川合区側から、大原区長、山の管理関係者、催事関係者など4人がご出席していただきました。
(1)乳岩駐車場看板内容の確認。
(2)クライマー(若林、保科、北嶋)と大原さんが地図をもとに話し合っている模様を収録。
(3)川合区長・大原さんへのインタビュー(クライマーと地元の関係に関するいくつかの質問)
(4)会談終了後 若林代表の感想の収録

NHK「クローズアップ現代」は12月12日(火)19:30〜19:55に放映されました。
『岳人』2001年1月号「岳人交差点」で、今回の取材に基づき鳳来問題が報じられています。


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