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いや、なんてことないんスよ…
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 1  ユルユルな食い倒れ、呑み倒れプラス若干の建築めぐり

今回はひとり旅でとある人を訪ねてみました。
中学の先輩が当時愛知県は田原に住んでましたんで、 訪ねると共に名古屋に遊びに行く事にしましたてな感じです。
つうことで田原に行くのは流石に遠いんで豊橋で待ち合わせ。今回、豊橋という街には初めて訪れたのですが、地方都市だと結構なめてました。人口的にも40万人弱(参照)なんで、街並はショボショボかと思いきや、結構な数のオサレ系ショップはあるし、飲屋街も結構な規模です。


とはいえこんなものができる所も残ってたりします。スマートボールであります。温泉街くらいにしか残存してないかと思ってましたが、こんな街中にもあるとは… ウチの実家の方じゃとっくにありゃしませんよ。
でもやってみると結構熱くなるもんで結局300円使って、チップスター2つ貰いまして、たっぷり遊んだ上にほぼ同額のお土産貰うとは中々の成績です。でも隣の親父にコツを聞かなかったら危うく負ける所でしたけどねー。

まぁ、豊橋に不意打ちを喰らったような形になった訳ですが、お腹も空いて来たんで昼飯にしましょう。


中部圏と言えばこいつ、味噌カツを喰わないかんでしょ。ここの味噌カツはドロッと味噌ソースがかかってるわけでもなくつけだれのような感じでした。味はフツー。イメージしてた味噌かつと違って軽い落胆モードであります。


ぼやいてもしょうがないのでとっとと名古屋に向かいます。乗ったのは名鉄の2200系です。1時間弱の特急で小さな旅です。


車内はごく普通です。折角エクステリアがモダーンな感じなのに、インテリアが昭和的で非常に残念な感じです。 JR九州の車輌を見慣れてしまった我が目には物足りなさすら感じさせる内装ですが、まぁ贅沢言ってもしょうがないッス。
そんなこんなで名古屋到着です。前回来たときは仕事で夜入りの翌日仕事終えたら即帰京でしたので全然名古屋がどんなところか分からなかったのですが、今回はある程度色々見て回れそうです。
で、第一印象ですが、街の雰囲気からして景気良さそうってのはありました。名古屋駅前にテナントビルが入ってるんですが、どこも客だらけ。なんとなく購買意欲の高そうなお客さんたちの目も血走ってます。


流石トヨタ城下町。何気にこんな車も展示してやがります。トヨタ2000GT。実は実車を見るのは初めてだったりします。いやぁ、実に綺麗なシルエットでありますな。でもヨタハチの方が可愛くて好きだという事は秘密です。


そして今回の最初の見学物件がこちら。モード学園が建築中の校舎ビルとなる「モード学園スパイラルタワーズ」です。「名古屋モード学園」、「HAL名古屋」、「名古屋医専」の3校が入ることになるビルですが、それにしても地上36階高さ170mは馬鹿でかいです。単純計算で1校辺り12階分使うわけですから結構な学生数ですな。名古屋が螺旋で東京が繭型ということで二つ併せるとまたもや不埒な想像が頭を駆け巡りますが、それは置いておくとしましょう


スパイラルタワーという名称の通り外壁がねじられたような形状をしてます。でもこうして近くで見ると奇抜な外観とは裏腹に内部は結構オーソドックスなオフィスビルのようです。バブル期のビルのように内部に変な吹き抜けとかなさそうですし、内部見学は思った程は楽しくなさそうな印象。
でも、こちらの建物、実は非常に手が込んでおりまして、外壁の三角形のガラスは全て大きさが異なるそうであります。綺麗な螺旋を作るためとはいえ、製作にしても施行にしても滅茶苦茶気が遠くなる作業ですな。


設計は建築業界のエリート日建設計。この写真じゃ分かりませんがこのビルの運営は三井不動産が行うことになっております。住友系と仲の良い日建設計なので、建築主が三井系というのは珍しいんじゃないですかね?(素人意見)
それとここのモード学園は東京にも同じようなビルを現在(08年8月)建築中です。そちらは「モード学園コクーンタワー」 といい、地上50階建て高さ203mの更に巨大なものになります。 この二つの建設費用だけでも軽く数百億はかかると思うんですが、モード学園は一体とれだけ儲かってんのかと。

と、幸先良く見学できまして、名古屋駅近辺を離れ、栄方面へと向かいます。
つっても今日はどっか見学する予定も無いので、いろいろ買い物したりメシ喰ったりするだけです。なのでバッサリ写真は割愛、男二人のデート姿なんて見たって楽しくないっしょ?まぁ、撮ってもないけど。
そんなこんなで手羽先喰ったり、ラーメン喰ったりしこたま呑みました。いやぁ、楽しい!


そしてこいつは街中のビルにくっついた形で廻ってる観覧車。上でもなく、横というところに名古屋人の意地を垣間見る気がします(嘘)。大阪のHEP FIVE(参照)といい名古屋といい蒲田(参照)といいどこにでも調子こく人はいるもんですな。
まぁ、そんなこんなで本日のところはこんなところで打ち止め。今日の目的は名古屋に来ている小西康陽が回すイベントです。彼のVan Halen〜木村カエラ〜Avril Lavigneという流れには流石に痺れました。やっぱあの人スゲェわ。

そんなこんなで結局クラブを出たのが既に朝方5時です。で、実は今回ホテルを取ってません。これからどっか適当にビジネスホテルでも探そうかと思ってましたが、実はこの時07年セ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージ阪神vs中日の真っ最中です。大挙して訪れた阪神ファンのおかげでどこのホテルも空いてやがりません。あちこちのホテルで無碍に断られ、結局サウナに雪崩れ込みましたが、そこも阿鼻叫喚の地獄絵図。当然リクライニングシートは空いておらず、更に毛布もない状態で、結局床に雑魚寝という何だかなぁという状態で午前7時過ぎにご就寝でございます。


昨夜があんな調子ですから本日の動き出しも遅いです。既に13:00w ありえねぇww 気を取り直して残ってる見たかったものを見に行くとしましょう。


んで、最初にやってきたのが オアシス21。基本はバスターミナルで店舗も含む複合商業施設なんですが、ある意味もの凄くぶっ飛んだ建築です。 設計・施工は大林組。特に著名な建築家が設計したわけでもないのにこの唐突感はサラリーマン社会でもやればできるという見本でしょうか。


どんだけぇ〜。それだけです、すんません。近所にあったもんで…


なんかモヤモヤしてますが、その説明は後述。


全体を覆う屋根の下はイベントスペースが拡がります。高所恐怖症な方には拷問の様なアングルで撮りながら屋根の上に向かいます。


そしてこちらがオアシス21の最大のウリである「水の宇宙船」であります。奥には名古屋のテレビ塔も。


あのおっきい屋根の中心部は水深10cmほどの水が蓄えられた池があります。


僕が写真撮ってる間に先輩はおばちゃんにとっつかまって記念写真撮らされてましたw 相変わらずおばちゃん受けは抜群な模様。



池の底部はガラス(orアクリル?)です。これにより下の広場は直射日光を避けながら十分な採光を確保できます。ここは曇りガラスでも良かったはずですが、水面によって微妙に変化する日光というのは不思議と心を落ち着かせる効果もあるようです。(ホンマ?)


回りには芝生も。オアシスという名前が示すとおり、都会の中の憩いの場としての機能を持たせようとしてますな。


そして下から覗くとこんな感じ。下から見てる方が怖いわ。


ホントこんな奇抜な建築。調子に乗ってないとできませんわな。ある意味とっても素晴らしい。


そしてついでというわけじゃありませんが、名古屋テレビ塔の方にも来てみました。実はこの名古屋テレビ塔、1953(昭和28)年竣工と電波鉄塔としては日本最古と結構な歴史を誇っています。
それにしても東京タワーを見慣れた目には実に地味です。


能書きはさておいて、折角ここまで来たんですから展望台まで登ってみる事にします。行きはエレベータで楽勝であります。


流石に90mの高さのスカイデッキからは昨日見に行ったスパイラルタワーも遠くに望めます。


タワーの下は大きな100m道路で有名な久屋大通であります。


足下にはさっき見たオアシス21も。


スカイデッキの上は金網で囲まれたスカイバルコニーとなってます。下じゃそんなに風がなかったのに、結構な風が吹き抜けていて、意外にビビらせてくれます。


名古屋城。この時間からだと見に行ったりしたら帰りの新幹線に間に合いません。なので仕方なくパスです。つかもっと早く起きればいいのに。


そしてタワーにつきものと言えば「階段で降りる」というイベント。東京タワーより全然低いので楽勝でしょう。


ということで足を踏み出してみましたが、これが思いの外怖い。 風も強い。


全体を金網が覆ってるはずなんですが、所々穴が空いてたりして異様に恐怖心を煽ります。勿論、人間が通れるはずもないのは承知してるはずなんですが、「穴」という概念だけで恐れる事ができます。ヒエ~ッ。


しかもこの金網がグレーなもんだから下の方は無い様に見えて、それがめっさ恐怖心を煽ります。なんなのこれ?嫌がらせ?


そんなこんなでもの凄く長く感じたものの、実はものの5分程で下に降りてきました。もうビビリ杉。


最後はお疲れさんという事で軽くビールでもいっときますか?朝まで呑んでたのによくやるよ。自分らで感心しますわ。
で、出てきたのがこのグラス。テレビ塔の下のカフェバーということでタワーの様なこのグラスですが、これってシンガポールのラッフルズホテルのバー「ロングバー」のやつッスよねぇ?まぁ、いいけどさ。

ということで今回の名古屋はこれで終わりでやす。一体何しに来たという感じですが、わざわざ遠征して飲みに来たという事でいいんではないかと。
ではまた次回…


今度はアレ乗るぞーっ!

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