いや、なんてことないんスよ…
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 1  フランク・ロイド・ライトもお気に入り

さて、最近すっかり更新も滞り気味ですが、そんなことは気にしません。嘘です。記憶が薄れる前にドンドンupしていかんと拙いです(汗)。
ということで今回は写真多めです。というか大杉かもしれません。だって今回からさらなるカメラの泥沼へと誘う聖剣「三脚」が登場してるからです。
ということでぼさぼさしている暇はありませんレッツゴー!


今回は豪勢にナビ付きです。イトウ君ちの車がナビを付けたので今回はそれで逝きます。やっぱ楽でいいわ。


で、今日の話とは全然関係ないけど出発して程なくして車内から見つけた看板。「晩食」はねぇだろ、「晩食」って思ったんですが、どうやら晩食って言葉もあるようで、こんなところで自分の無知をさらけ出す羽目に。ぐはぁ…



そんなこんなで車をすっ飛ばしてきたのはこんなところ。切り立った壁が実に特徴的です。


そしてここはどこかと訪ねたら、そうです栃木県宇都宮市にある「大谷資料館(リンク先音出ます)」でございます。結構前から来たかったんですが、今回初見参と相成りました。大谷石はかのフランク・ロイド・ライトも心酔した石材で帝国ホテルの旧館もこの石で作られています。


現天皇も皇太子時代にいらしてます。一体何が目的だったのかと。単なる物好きに近いですなぁ…


そして入り口ロビーの椅子もこんな感じ。さっきの看板もそうですがありとあらゆるものが大谷石で作られています。ここら辺のセンスは地方の珍博物館と通じるものがあります。


で展示室の方へ降りていきます。段々室温が下がってまいりました。ホントに5月かい?


これがまず入ったところ。ここがメインのホールとなりますが、室温は年中通して11℃くらいだそうな。安定しているので食物の貯蔵にはことのほか向いているらしいです。5月でショートパンツなのに11℃は流石に辛そうではあります。




そしてこれらが中の写真。なんだかエジプト当たりの巨大遺跡のようでもありますが、なんてこたない合理的に石を掘っていったらこんな風になっていっただけの話です。


とはいえこの巨大さにはつくづく驚かされます。ここにあった石がそっくり掘り出されているわけですから、そう考えるとやっぱり凄い。


途中こんなオブジェもどきもあります。作家の名前も特にあるわけでもなく、かなり唐突感がそこら一帯に漂っていますが、ホントの意図って何なんでしょう。


空気抜きの穴もモノリスが下にあることで意味不明な荘厳感が…


写真では結構明るく見えますが、実際は結構暗めで手持ちではブレブレで全然まともに撮れません。なのでここの写真の大半は三脚使って撮ってるんですが、なにせ室温11℃、アルミの脚が恐ろしく冷たくなっています。


坑内の壁にはこんな解説もあったりします。機械堀りを否定し、手堀りを賞賛、郷愁だけでメシが喰えるかっての。こういうノスタルジズムは正直辟易します。言い過ぎ?




で、これがコンサートなどにも使われるメイン部分。この斜度だと椅子など置くのは非常に難しいと思われますが、オペレーションはどうしてんでしょ。


こっちはメインの部屋から横に入った部分。どこからか水が入ってきてます。落ちたらひとたまりもありません。


一通り巡って、流石に寒くなってきたのでそろそろ帰るとしますか、ということで順路に沿って来たときとは逆の通路からの一枚。非常に荘厳な雰囲気がエジプトのピラミッドのようです。逝ったことないけど。


ここまで来てようやく知ったんですが、大谷石は今でも採掘しているそうで、この資料館から更に地下40m下に降りたところで掘ってる模様。確かにどこで掘ってるのか不思議ではありましたが、同じところで掘ってるとはねぇ。


そして帰路へと。


いやぁ、暖かい。本気でホッとします。

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