3月19日の三宅島

東京ヘリポートより警視庁ヘリ(おおとり8号)にて.同乗者は日大大野さん. 他に警視庁関係者3名.
9:03出発.三宅島到着9:58,三宅島発10:25,神津島着10:37,神津島発11:02, 東京ヘリポート着11:55.
風は弱く,海面も波頭がほとんどない.モヤがかかっているため視程はよく ないが,カルデラ内はよく観察できた.
噴煙はほぼ垂直に上がる.噴煙量はかなり少ない.噴煙頂部は2000m程度の高さ.
薄いガスは弱い南東の風で,阿古と伊ヶ谷の間に流れるが,以前のように向こう 側が見えなかったり赤く見えることもなく,かなり濃度が低い印象.

同一アングルから撮影した3月16日と19日の火口
3月16日(山元氏撮影ビデオから)
3月19日

カルデラ内の最も活発に白色噴煙を上げていた火口からの噴煙がかなり少なくなり, それより南側のカルデラ縁に近い部分の火口から,火山灰混じりの灰白色噴煙を 連続的に噴出していた.
気象庁によると,18日午後10時30分ごろ空振を観測しており,また19日午前7時ごろ, 灰色噴煙を観測したとのこと.見た限りでは新しい噴石などは確認できなかった.

またカルデラ南壁の崩落による,岩屑がカルデラ底まで流れ下っているのも 確認できた.はっきりしないが,カルデラ縁に平行な割れ目が,カルデラ縁南にも 新たに形成されているようだ.

カルデラ縁,底の北半は,崖錐が発達しつつあるものの,特に大きな変化はない.

カルデラ内観察後,警視庁職員が一周道路の観察を行ったときに,島を一周したが, ガス臭はわずかだった.また風防にわずかに火山灰が付着した.
#火山灰量はごく少量で,採集はできなかった.

3月19日の三宅島
東から見たカルデラ内全景
サイズ:827×368
火口直上に上がる噴煙
サイズ:480×640
阿古・伊ヶ谷間に流れるガス
サイズ:640×480
地獄谷上流部
ガリで寸断された林道
サイズ:480×640
スオウ穴から見た火口
サイズ:800×600
火山灰混り噴煙
サイズ:640×480
同拡大
サイズ:800×600
カルデラ北壁
サイズ:480×640
カルデラ底水たまり
サイズ:640×480
機体に付着した火山灰
サイズ:640×480