ラックスキットの測定器Mシリーズです。高感度歪率計 M-4D(写真下)と、超低歪率発振器 M-5GL(写真上)のセットです。100Hz, 1kHz, 10kHzの3ポイントで、交流電圧計と組み合わせることにより歪率を測定することができます。組み合わせたときの残留歪率を測ってみたところ、100Hzで0.0029%, 1kHzで0.0029%, 10kHzで0.0033%となりました。スペックより悪くなっていますが、自作アンプの測定には十分な値だと思います。電源は006P電池2個ずつが必要です。電池の電圧が下がってくると残留雑音が大きくなります。説明書に書いてありますが、外部の15V〜18Vの電源で動かすこともできます。 また、スムーズに測定を進めるために自作の切り替えボックス(写真右)を作りましたのでこれもお付けします。
発振器は周波数3点の発振ですが±3%以上微調整できます。最大出力は開放で3Vrmsとなっています。
歪率計も周波数3点ですが微調整できます。最大許容入力は100Vrms程度ありますので、どんなアンプでも問題ありません。組み合わせる交流電圧計は1mVフルスケールのものを使うと、フルスケール0.01%の測定が可能になります。10kHzの高調波測定を考えると周波数帯域も100kHz程度欲しいところです。これだけでは測定ができないことにご注意下さい。
なお、電池の入れ替えはケースを外して行いますのでプラスドライバーが必要です。また、電池を何度も入れ外している際に配線が切れてしまうことがありますので、半田付けができる方の入札をお薦めいたします。歪率計は1986年、発振器は1989年に製作しました。定価はそれぞれ12,000円でした。それぞれのアッセンブリー・マニュアルが付属します。製作時の書き込み等があるところはお許し下さい。また、006P電池4個お付けします。購入時には、ダミーロードを作るためのパーツがあったらしいのですが、これは見つかりませんでした。